JPS6033310Y2 - 内燃機関のシリンダヘツド - Google Patents

内燃機関のシリンダヘツド

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JPS6033310Y2
JPS6033310Y2 JP5865078U JP5865078U JPS6033310Y2 JP S6033310 Y2 JPS6033310 Y2 JP S6033310Y2 JP 5865078 U JP5865078 U JP 5865078U JP 5865078 U JP5865078 U JP 5865078U JP S6033310 Y2 JPS6033310 Y2 JP S6033310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder head
rib
exhaust port
internal combustion
intake port
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Expired
Application number
JP5865078U
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English (en)
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JPS54161408U (ja
Inventor
忠士 山本
良一 大橋
善裕 余米
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 近年内燃機関は、軽量、高出力化の傾向にあり、シリン
ダヘッドも軽量で、しかも耐久性に富んだものという相
反する品質のものが要求されるようになった。
内燃機関用シリンダヘッドは、燃焼ガスをその下面で直
接受けるものであり、熱的、応力的に非常にシビアーな
状態で、しかも耐久性を要求される部品である。
従来のシリンダヘッドには第1,2図の様に、燃料弁挿
入部の燃料弁スリーブ12がシリンダヘッドと一体のも
の「ドライ形式ヨと称す)と、第3,4図の様に、燃料
弁スリーブ13がシリンダヘッドと別体の構造(rウェ
ット形式ヨと称す)ものがある。
前者のドライ形式のものは、燃焼による爆発圧力をシリ
ンダヘッドが受けた場合の機械的応力には強いが、欠点
として、燃料弁14の冷却が悪く燃料弁の耐久性が劣る
また、吸気ポート7、排気ポート3、燃料弁スリーブ1
2が、各々、シリンダ中心に接近した構造であるので、
冷却水の通路16がせまく冷却が十分でないために、熱
応力が増大して、耐久性が低下する。
また、シリンダヘッドの鋳造も非常に困難である。
また後者のウェット形式のシリンダヘッドは、熱負荷、
熱応力に対しては強いが、欠点として、燃料弁14をシ
リンダヘッドに装着するためにボルト15で締付けた場
合や、シリンダヘッドを機関本体(シリンダブロック)
にボルトで締付けた場合や、機関運転中の爆発圧力をシ
リンダヘッドが受けることによって、吸気ポート7と排
気ポート3の機械的応力が増大し、耐久性の面で好まし
くない。
その応力を低減するために、シリンダヘッド各部の、例
えば燃焼面側壁4の肉厚tを増すと、吸排気弁間の熱応
力が増大し、燃料弁14の温度が上昇し、耐久性が低下
するという欠点がある。
なお、図中符号5はシリンダヘッド上面壁9は排気弁中
心、10は吸気弁中心、17はシリンダヘッド締付は用
のボルト穴を示す。
本考案はこのような欠点を解消した内燃機関のシリンダ
ヘッドの提供を目的とするもので、本考案は、吸気ポー
トと排気ポートがクランク軸中心線に対してそれぞれ反
対方向に配置されているいわゆるクロスフロー形式の機
関において、排気ポート近くの場所における、燃焼面側
壁と上面壁と排気ポートとを連結するリブを設け、さら
に、燃焼面側壁の冷却水ジャケット側に、前述のリブと
吸気ポートとを連結する第2のリブを設け、そして、吸
気ポート、排気ポート、リブ、第2のリブの4者によっ
て囲まれた場所に、燃料弁取付部又は、シリンダヘッド
とは別体の燃焼室の取付部を設けた点を特長とするもの
である。
次に本考案の実施例を第5〜7図により説明する。
符号1はリブで、該リブ1は燃焼面側壁4と上面壁5と
排気ポート3を連結するように設けられていて、排気ポ
ート3の応力を低減する役目をもつ。
ところが、リブ1のみを有する構造の場合は、排気ポー
ト3の応力は低下するが、それに代って、吸気ポート7
の応力が逆に増大することになる。
したがって、応力のバランスをとる手段を設ける必要が
ある。
そのため、第2のリブ2を設ける。
該リブ2は、リブ1と吸気ポート7を連結する構造にし
である。
そして、排気弁中心9と吸気弁中心10とリブ1、第2
のリブ2によって囲まれた中に燃料弁取付部11を設け
た構造とすることにより、前述の各種荷重によって生ず
るシリンダヘッドの応力が平均化され、低減されて、し
かも、熱負荷、熱応力に対しても有利なシリンダヘッド
をうろことができる。
なお8は弁間槽で該弁間槽8は、冷却水の流れ方を良好
にする役目の他に、吸気ポート7と排気ポート3の連結
をより強くするものであるので、リブ1、第2のりブ2
と併用するときは構造的にもシリンダヘッドの応力低減
に効果的である。
以上の構造は、第7図の第2実施例における吸気ポート
と排気ポートが逆に配置されたものの場合も同様である
また、吸排気弁数が2弁、3弁、4弁式の場合において
も同様の構造の採用により同様の効果を奏するものであ
ることは容易に理解できるものと信する。
このように、本考案によれば、燃料弁スリーブがシリン
ダヘッドと別体の構造のシリンダヘッドにおいて、軽量
でしかも強度の大なシリンダヘッドをうろことができ、
その実用上の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は従来例を示し、第1図は燃料弁スリーブが
シリンダヘッドと一体構造のシリンダヘッドの平面断面
図、第2図は第1図のI−I線断面図、第3図は燃料弁
スリーブがシリンダヘッドと別体のシリンダヘッドの平
面断面図、第4図は第3図の■−■線断面図、第5〜7
図は本考案の実施例を示すもので、第5図はシリンダヘ
ッドの平面断面図、第6図は第5図の■−■線断面図、
第7図は他の実施例のシリンダヘッドの平面断面図であ
る。 1・・・・・・リブ、2・・・・・・第2のリブ、3・
・・・・・排気ポート、4・・・・・・シリンダヘッド
燃焼室側壁、5・・・・・・シリンダヘッド上面壁、7
・・・・・・吸気ポート、9・・・・・・排気弁中心、
10・・・・・・吸気弁中心、11・・・・・・燃料弁
取付部、14・・・・・・燃料弁、16・・・・・・冷
却水通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気ポートと排気ポートとがクランク軸中心線に対して
    それぞれ反対方向に配置されている機関において、排気
    ポート近くの場所における燃焼面側壁と上面壁と排気ポ
    ートの三者を連結するリブを設け、燃焼面側壁の冷却水
    ジャケット側に前述のリブと吸気ポートとを連結する第
    2のリブを設け、吸気ポートと排気ポートとリブと第2
    のリブの囲者により囲まれる個所に、燃料弁取付部また
    はシリンダヘッドとは別体の燃焼室の取付部を設けた内
    燃機関のシリンダヘッド。
JP5865078U 1978-04-28 1978-04-28 内燃機関のシリンダヘツド Expired JPS6033310Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54161408U JPS54161408U (ja) 1979-11-12
JPS6033310Y2 true JPS6033310Y2 (ja) 1985-10-04

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