JPS6033294B2 - ノイズフイルタ - Google Patents

ノイズフイルタ

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Publication number
JPS6033294B2
JPS6033294B2 JP14744578A JP14744578A JPS6033294B2 JP S6033294 B2 JPS6033294 B2 JP S6033294B2 JP 14744578 A JP14744578 A JP 14744578A JP 14744578 A JP14744578 A JP 14744578A JP S6033294 B2 JPS6033294 B2 JP S6033294B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
noise filter
metal foil
lead wire
reactance component
Prior art date
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Expired
Application number
JP14744578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5574119A (en
Inventor
正範 中野
宗雄 西村
恒次 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14744578A priority Critical patent/JPS6033294B2/ja
Publication of JPS5574119A publication Critical patent/JPS5574119A/ja
Publication of JPS6033294B2 publication Critical patent/JPS6033294B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2枚あるいは3枚の金属箔と誘電率の高い絶縁
体シートを介して巻回し、金属箔を通電用コイルとし、
かつ金属箔間でコンデンサを構成し、LCよりなるノイ
ズフィル夕において、各コイル用金属箔のィンピ−ダン
スのアンバランスを補正して不平衡障害電波に対する防
止効果の向上を計ろうとするものである。
一般にノイズフィル夕としては、2個のコイルと3個の
コンデンサによって構成されているが、構成部品が多く
コスト面で不利になるとともに配線に手間を要し組立て
工程も複雑で生産性に乏しく、さらに大形化するという
欠点があった。
このようなことから、最近では2枚のアルミニウムなど
のコイル用金属箔あるいは2枚のコイル用金属箔と1枚
のアース用の金属箔の合計3枚の金属箔を誘電率の高い
ポリプロピレン、ポリエステルなどの絶縁体シートを介
て巻回したものに磁心を組込んでノイズフィル夕とする
ものが開発されつつある。すなわち、第1図において1
はコ字状のフェライトコアを2個突合せてロ字状に構成
した磁心であり、2はこの磁心の1磁脚に装着された金
属箔、絶縁体シートの巻回体よりなるコイル部であり、
このコイル部2のコイル用金属箔の巻始めおよび巻終り
からはリード線3〜6、アース用電極からもリード線7
が引出されている。
このような構成のノイズフィル夕の等価回路は第2図に
示すようになり、8,9はコイル用金属箔によるコイル
、10はアース用金属箔で、C,はコイル用金属箔8,
9間の静電容量、C2,C3はコイル用金属箔8,9と
アース用金属箔10間の静電容量、Cs,,Cs2はコ
イル用金属箔8,9内部の浮遊静電容量である。
この浮遊静電容量Cs,,Cs2相互に差が発生してお
り、この差が不平衡障害波に対する防止効果を減少して
いる。
ここで2枚のコイル用金属箔8,9を巻回した場合に浮
遊静電容量Cs,,Cs2相互に差が出る理由を以下に
説明する。
この場合、浮遊静電容量の分布を集中定数化して表わす
と第3図に示すようになる。ここで外側に巻回されるコ
イル用金属箔8の両端のリード線3〜4、および内側に
巻回されるコイル用金属箔9の両端のリード線5〜6間
の浮遊静電容量の近似値は、C3〜C4はC,,C2,
C3,C4,C5′の直列容量、C5〜6はC,′,C
2,C3,C4,C5の直列容量、ここでC,′,C5
′はC,あるいはC5と1ターン分のィンダクタンスと
の直列回路からなる等価容量である。
故にリアクタンスは Xc.<Xc,′ XC5XCC; となり、 XC3〜4<XC5〜6 となる。
したがって、リード線3〜4とりード線5〜6との間に
リアクタンスの差が生じて第7図の不平衡障害波の特性
図において実線で示すように2MHZ付近に10〜1&
旧の大きなディップが発生していた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去するものである
以下、本発明の実施例を図面第4図〜第6図により説明
する。
ノイズフィル夕としての構成は上述のものと同一である
ため、異なる部分についてのみ説明する。
まず、第4図に示すものは、外側に巻回されるコイル用
金属箔の巻始めと巻終りのりード線3,4のいずれか一
方にリング状のコア11をはめこんでリアクタンスを増
加し、Z3〜 4〜−Z5〜6 したものである。
実験によると内径6側、外径12肋、厚さ2.5肋のり
ング状コア11をリード線3にはめこむことにより、第
7図の不平衡障害波特性の防止効果を破線で示すように
補正でき、従来の2MHZ附近の10〜19旧のディッ
プを無くすことができた。
なお、他の実施例としては、第5図に示すようにリード
線3を数回巻回してィンダクタンス部12を構成しても
同様の効果が得られる。また、このィンダクタンス部1
2に棒状コアを挿入することもできる。さらに他の実施
例としては、第6図に示すようにリード線3の中間部に
コイル部品あるいはコンデンサなどの部品13を接続し
ても同様の効果が得られる。
すなわち、本発明において、コイル部の外側に巻回され
るコイル用金属箔の巻始め、巻終りから引出されるリー
ド線にコイル部を構成するコイル用金属箔のインピーダ
ンスのアンバランスを補正するためのIJアクタンス成
分を付加すれば、目的を達成することができる。
以上のように本発明のノイズフィル夕は構成されるため
、コイル用金属箔のインピーダンスのアンバランスが完
全に補正できて不平衡障害波に対する防止効果の優れた
ものとすることができ、その構成も簡単で安価となり工
業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は最近開発されつつあるノイズフィル夕の斜視図
、第2図は同等価回路図、第3図は同ノイズフィル夕の
浮遊静電容量のアンバランスを示す説明図、第4図〜第
6図は本発明のノイズフィル夕の実施例を示す斜視図、
第7図はリード線にリアクタンス成分を付加した本発明
と付加しないノイズフィルタの不平衡障害波特性図であ
る。 1……磁心、2……コイル部、3〜6……リード線、7
・・・…リード線、8,9・・・・・・コイル用金属箔
、11……リング状コア、12……ィンダクタンス部、
13・・・・・・コイル部品またはコンデンサ。 第1図第2図第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁心に、少なくとも2枚の金属箔を誘電率の高い絶
    縁体シートを介して巻回したコイル部を装着し、上記コ
    イル用の金属箔の巻始め、巻終りにリード線を接続して
    なるノイズフイルタにおいて、上記コイル部の外側巻回
    されるコイル用金属箔の巻始め、巻終りのリード線の少
    なくともいずれか一方にリアクタンス成分を付加したこ
    とを特徴とするノイズフイルタ。 2 リアクタンス成分としてリング状のコアをリード線
    にかめこんだことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のノイズフイルタ。 3 リアクタンス成分としてリード線を数回巻回してイ
    ンダクタンス部としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載ノイズフイルタ。 4 リアクタンス成分としてリード線の中間部にコイル
    部品を接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のノイズフイルタ。 5 リアクタンス成分としてリード線の中間部にコンデ
    ンサを接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のノイズフイルタ。
JP14744578A 1978-11-28 1978-11-28 ノイズフイルタ Expired JPS6033294B2 (ja)

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JP14744578A JPS6033294B2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 ノイズフイルタ

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JP14744578A JPS6033294B2 (ja) 1978-11-28 1978-11-28 ノイズフイルタ

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JPS5574119A JPS5574119A (en) 1980-06-04
JPS6033294B2 true JPS6033294B2 (ja) 1985-08-02

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