JPS6033170Y2 - マンホ−ル蓋の蝶番部構造 - Google Patents

マンホ−ル蓋の蝶番部構造

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JPS6033170Y2
JPS6033170Y2 JP6314082U JP6314082U JPS6033170Y2 JP S6033170 Y2 JPS6033170 Y2 JP S6033170Y2 JP 6314082 U JP6314082 U JP 6314082U JP 6314082 U JP6314082 U JP 6314082U JP S6033170 Y2 JPS6033170 Y2 JP S6033170Y2
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JP
Japan
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connector
lid
spherical
shelf
side plates
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Application number
JP6314082U
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JPS58171942U (ja
Inventor
武治 安部
Original Assignee
日豊金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はマンホール蓋の蝶番の連結具に関する。
□ ・従来のマンホール蓋の蝶番に
於ては、連結具が蓋部に枢着されていた。
その為に連結具が軸方向を中心として回転してしまうこ
とはなかった。
しかし、連結具が蓋部に回転及び摺動自在に配設されて
いる場合には、連結具が受枠の棚部の長孔内で回転して
しまい連結具の配設位置が自在に変化してしまうので蓋
部の開閉に支障を生じる欠点が存在した。
そこで本考案は前述の欠点を解消したマンホール蓋の蝶
番の連結具を提供することを目的とする。
、 、この考案の実施例につき図面に
基づいて説明する。
まず最初に第1図に基づいて述べると、受枠10の内周
面には傾斜部11が形成され、この傾斜部11の下端内
周に棚部12が突設され、この棚部12には長孔13が
穿設されている。
また蓋部20の下面外周には受枠、10の傾斜部11と
嵌合する傾斜嵌合部21が配設され、この傾斜嵌合部2
1の1ケ所に切欠部22が配設され、この切欠部22の
両端には蓋部20の裏面に側板23゜24が相対向して
隔設され、この側板23,24の相対向する面には円弧
状の凹部25,26が配設され、この円弧状の凹部25
,26の先端は傾斜嵌合部21付近まで配設され、この
先端も円弧状に配設され、また側板23.24の中央左
方の蓋部20の裏面には突起27が突設されている。
また側板23.24の円弧状の凹部25,26内には連
結具30の先端に配設された円球部31が回動自在に配
設され、この円球部31の側部には。
直径位置で溝部32が配設され、また円球部31には溝
部32と同じ直径位置で連結棒33が連結され、この連
結棒33の上部は断面楕円形部の楕円形部34が配設さ
れ、下部は断面円形状の円形部35がくの字状に配設さ
れ、連結棒33の最下端の両側には突起36.37が突
設して配設されている。
次に第2図に基づいて蓋部20ど連結具30について述
べると、蓋部20の裏面に相対向して配設された側板2
3,24の円弧状の凹部25,26内には連結具30の
円球部31が回動自在に配設され、この円球部31は蓋
部20の裏面に突設された突起27に係止されるので側
板23,24内より離脱することがない。
また円球部31に配設された溝部32は側板24の円弧
状の凹部26内に縦方向に位置して配設されているので
、円球部31が側板23,24内で回動するのに障害と
なることはない。
次に第3図及び第4図に基づいて連結具30とと、受枠
10との関係について述べると、蓋部20が受枠10内
に配設されているときは、連結具30の連結棒33は上
部には断面楕円形部34が配設されているので、この断
面楕円形部34が受枠10の棚部12の長孔部13に遊
嵌され、連結棒33は長孔部13内で回動することがで
きない。
その為に連結棒33が円球部31を中心として自由に回
動してしまうことはない。
次に蓋部20は受枠10より開かれるときには、連結具
30は蓋部10と共に上方に持上げられるので、連結棒
33の下部くの字状部の断面円形部35が受枠10に配
設された棚部12の長孔13に位置し、この断面円形部
35の下端には左右に突起36.37が突設されている
ので、この突起36.37が棚部12に係止して、連結
棒33が棚部12より係脱することがないし、連結具3
0は360’回転することができる。
次に第5図に基づいて蓋部20を開いた状態について述
べると、蓋部20が上方に回動されると連結具30の円
球部31を中心として、蓋部20の裏面に配設された側
板23,24が回動し、且つ連結具30の円球部31は
上方に引上げられ、連結棒33の下端に配設された突起
36.37が受枠10の棚部12に係止して、連結具3
0は受枠10と連結されている。
次に第6図及び第7図に基づいて、連結具30を受枠1
0と蓋部20に配設するときの方法について述べると、
まず最初に第6図に示された蓋部20を連結具30を配
設する場合には連結具30の円球部31の溝部32を上
部に位置するように配設し、この状態で蓋部20の裏面
に突設された突起27を溝部32に嵌合し、円球部31
を側板23.24の円弧状の凹部25,26に挿入し、
円球部31を側板23,24内に配設されたときに連結
棒33を下方に位置せしめると、連結具30の円球部3
1は側板23,24より係脱することがなくなる。
また第7図は連結具30と受枠10との連結方法を示す
もので、連結棒33の下端の突起36.37を90°回
転させると、受枠10の棚部12の長孔13に突起36
,37が平行に配設されるので、連結棒33を長孔13
に挿入し、その後に連結棒33を90°回転させると突
起36.37が棚部12に係止して、連結棒33と受枠
10が連結される。
この考案は以上述べた如く、連結金係30の上半部は断
面楕円形状部34に形成され上半部に一体に連設された
くの字形に折り曲げられた下半部は断面円形部35に形
成されているために、蓋部20を閉じた時のその蓋部2
0と受部10との関係位置は長孔13と断面楕円形状部
34とにて制御されて回転せず常に同じ関係位置を保持
し、閉蓋した蓋部20の上面を重量車輌が通過しても蓋
部21.0が回動して飛び上る危険はない。
また、蓋部を開く時、連結金具30の下半部がくの字状
に曲がっているために閉蓋操作が円滑に行われると共に
連結金具30の下半部が断面円形状部34となっている
ために、連結金具30は長孔13を中心として所要の方
向に自由に回転して蓋部2oを円滑軽快に開くことがで
きる。
しかも連結金具30の断面楕円形状部34の上端に円球
状部31が設けられており、この円球状部31が受部1
0の円弧状部25と26の間に無軸回転運動するように
嵌合されているために棚部12の長孔13内における連
結具30の断面楕円形状部34と断面円形部35の前記
作用とが有機的に結合作用して蓋部20のすり合わせを
行うために連結具30に働く曲げ応力を若しくは軽減す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は蝶番部分の断面図、第2図は蓋部の一部断面の
平面図、第3図及び第4図は棚部と連結棒の一部断面の
平面図、第5図は蓋部を開いた状態の蝶番部分の断面図
、第6図は蓋部ど連結具の組立状態を示す一部断面図、
第7図は受枠ど連結具の組立状態を示す一部断面の平面
図を表わす。 10・・・・・・受枠、11・・・・・・傾斜部、12
・・・・・・棚部、13・・・・・・長孔、20・・・
・・・蓋部、21・・・・・・傾斜嵌合部、22・・・
・・・切欠部、23.24・・・・・・側板、25.2
6・・・・・・円弧状の凹部、27・・・・・・突起、
30・・・・・・連結具、31・・・・・・円球部、3
2・・・・・・溝部、33・・・・・・連結棒、34・
・・・・・楕円形部、35・・・・・・円形部、36,
37・・・・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周面に蓋部20の傾斜嵌合部21を嵌合する傾斜面1
    1が形成され、傾斜面11の下端内周に長孔13をあけ
    た棚部12が突設された受枠10と、下面外周に受枠1
    0の傾斜面11と嵌合する傾斜嵌合部21が形成され、
    傾斜嵌合部の1ケ所に切欠部22が設けられ、切欠部2
    2において蓋部20の裏面に相対向する面に円弧状の凹
    部25.26が形成された側板23.24が設けられ、
    側板23と24の間において裏面に突起27が突設され
    た蓋部20、側板23,24の円弧状の凹部25,26
    内に回動自在に配設され、かつ突起27にて案内される
    溝部32を有する円球部31が形成され、上端に前記円
    球部31が設けられた断面楕円形部34が形成され、断
    面楕円形部34の下部にくの字形に屈曲して一体に設け
    られ下端部に突起36.37が形成された断面円形部3
    5を有する連結棒33からなる連結具30とよりなり、
    蓋部20を開くと連結具30の円球部31を中心として
    側板23,24が回動しかつ連結具30の円球部31は
    上方に引上げられ突起36.37が受枠10の棚部12
    に係止し、連結具30の円球部31の溝部3゛2に突起
    27を嵌合し、円球部31を側板23.24の円弧状の
    凹部25.26に挿入し円球部31が側板23,24内
    に嵌合して蓋部20を球状部31を中心として多方向に
    向けて開き、かつ、連結具30の円形部35を棚部12
    の長孔13の内周面に係合して360°回転させるよう
    にすると共に蓋部20を開じたとぎ連結具30の楕円形
    部34を棚部12の長孔13に嵌合して蓋部20を自由
    回動させないように構成したことを特徴とするマンホー
    ル蓋の蝶番部構造。
JP6314082U 1982-05-01 1982-05-01 マンホ−ル蓋の蝶番部構造 Expired JPS6033170Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS58171942U JPS58171942U (ja) 1983-11-17
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ID=30073253

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