JPS6033018Y2 - 自動押印機 - Google Patents

自動押印機

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Publication number
JPS6033018Y2
JPS6033018Y2 JP9516279U JP9516279U JPS6033018Y2 JP S6033018 Y2 JPS6033018 Y2 JP S6033018Y2 JP 9516279 U JP9516279 U JP 9516279U JP 9516279 U JP9516279 U JP 9516279U JP S6033018 Y2 JPS6033018 Y2 JP S6033018Y2
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JP
Japan
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drum
arm
motor
locking groove
switch
Prior art date
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Application number
JP9516279U
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JPS5614058U (ja
Inventor
幸男 吉田
Original Assignee
株式会社オ−トスタンプ研究所
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Publication date
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Priority to JP9516279U priority Critical patent/JPS6033018Y2/ja
Publication of JPS5614058U publication Critical patent/JPS5614058U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、手形、小切手等の署名捺印、書式納付印、訂
正中等を行なう自動押印機に関するものである。
その目的とするところは、手形、小切手等の紙片に適確
且つ押印することができ、また、印版及びインクパッド
を着脱自在として印版交換やインクの供給をワンタッチ
で行なえるようにした自動押印機を提供するにある。
また、他の目的の一つは、押印作動の制御を構成簡素に
してしかも確実に行なうようにすることにある。
そこで、かかる目的を達成すべくこの考案は、機枠に水
平にドラムシャフトを軸架し、このドラムシャフトには
ドラムを連設し、このドラムには適数個の印版を着脱自
在に係止固定し、ドラム下方にはプラテンを配設すると
共に、ドラム近傍には各印版に対向して接触回転する適
数個のインクパッドを着脱自在に配設して威る押印機構
と、待機接点あるいは作動接点との間で切換えられる作
動スイッチにてドラムシャフトを一回転するよう駆動す
る駆動機構とで樹皮し、駆動機構はドラムシャフトに円
板カムを固着し、この円板カムと一体的に一回転するス
プロケットとドラムシャフトに付設し、このスプロケッ
トはモータに連繋し、前記円板カム周縁にはアーム係止
溝を形成し、このアーム係止溝に係止するストッパーを
有したスイッチングアームをストッパーがアーム係止溝
へ出入自在となるよう揺動自在に設け、スイッチングア
ームには前記ストッパーが常にアーム係止溝に係止する
よう保持するコイルスプリングと、アーム係止溝からス
トッパーを解放すべくスイッチングアーム自体を揺動さ
せるソレノイドとを設け、更に、このソレノイド及び前
記モータを作動する作動回路を設け、作動回路は、作動
前では待機接点かりに作動スイッチが導通さていること
でコンデンサを充電させ、作動スイッチの作動接点がわ
への導通に伴ないコンデンサに蓄積された電荷によりソ
レノイドを励磁するようにし、このソレノイド励磁によ
ってON動作するモータスイッチでモータを回転させる
と同時に、スイッチングアームを揺動させるよう樹皮し
たことを特徴とするものである。
以下、図面に従って本考案の一実施例を詳細に説明する
先ず、第9図に基いて本考案における駆動系を作動させ
るための作動回路の概略を説明する。
同図において、プラグ150にはメインスイッチ151
、ヒユーズ152、パイロットランプ153が後続し、
更に、交流電源は整流回路154に導かれる。
該整流回路154の入力端にはモータスイッチ21を介
してモータ4及び押印カウンタ6が夫々並列に接続され
ている。
また、整流回路154の正側の出力側にはコンデンサ5
充電用の待機接点155があり、これに導通接触する切
替式のブツシュスイッチの如き作動スイッチ156の基
端には、コンデンサ5を介して整流回路154の負側に
接続される。
作動スイッチ156が切替え導通される接続先である作
動接点157と整流回路154の負側との間には、前記
モータスイッチ21に機械的に連繋して該モータスイッ
チ21をON動作させるソレノイド16及びサージ吸収
用のダイオード158が並列に接続されている。
この作動を簡単に述べると、先ず、メインスイッチ15
1のON動作により待機接点155がわに導通している
作動スイッチ156によってコンデンサ5が充電され、
次に作動スイッチ156の作動接点157がわへの導通
切替えによってソレノイド16に通電励磁されその吸引
動作によりモータスイッチ21がON動作してモータ回
路が閉成されてモータ4が回転し、以って後述する印版
50.76を付設して成るドラム38を回転させ、手形
、小切手等の紙片Pに押印するものである。
次にその具体的構造を詳述する。
本押印機は大別すると、作動スイッチ156に応動して
ドラム38を回転させる駆動機構Aと、′ドラム38の
回転により、印版50.76にインクが供給され、且つ
手形等の紙片Pに押印する押印機構Bとから樹皮される
駆動機構Aにおいて、第2図に示すように、略方形のフ
レーム基板1上に立設されたフレーム側板2,3間にモ
ータ4が固定され、進相用コンデンサ4a及び押印カウ
ンタ6等がフレーム側板3に固定される。
第3図に示すように、モータ4の出力軸7はフレーム側
板2の外側に突出してこれにスプロケット8が固定され
、該スプロケット8に巻掛される巻掛伝動節としてのチ
ェーン9は、フレーム側板2と同一平面上に配設された
端板31から突設されたスプロケット10に巻掛されて
いる。
該スプロケット10は、相対峙した端板31.34等を
構枠して成る機枠においての、その一方の端板31から
突出したドラムシャフト30に連設されており、また、
スプロケット10の内側にはこのスプロケット10と一
体に回転する円板カム11が付設されている。
この円板カム11とスプロケット10との一体回転は、
図示しないコイルバネ等で両者を弾撥的に押圧し、この
押圧により発生する摩擦力で連繋して行なうようにして
も良い。
そして、この円板カム11の周縁には第1図に示すよう
にアーム係止溝12が形成されており、該アーム係止溝
12には第3図に示すように、前記フレーム側板2に突
設されたアーム枢軸13にて揺動自在に軸支されたスイ
ッチングアーム14端部のストッパー15が係止するも
のである。
該スイッチングアーム14の他端は、同じくフレーム側
板2に固定されたソレノイド16のプランジャ17に連
設され、且つ一端を固定されたコイルスプリング18に
て上方に弾撥付勢されている。
即ち、スイッチングアーム14の下方に取付けられたソ
レノイド16の吸引動作によりスイッチングアーム14
の一端はコイルスプリング18の弾撥復原力に抗して下
降し、一方、スイッチングアーム14の他端は前記アー
ム枢軸13を介して上方へ揺動し円板カム11のアーム
係止溝12からストッパー15が外れるので、円板カム
11及びスプロケット10はその制止を解除されて回転
可能な状態となるのである。
更に、前記端板31の上部には、ソレノイド16の吸引
動作に伴なって揺動するスイッチングアーム14のアー
ム基片19により、自身のアクチュエータ20が押圧作
動されるように臨設したマイクロスイッチの如きモータ
スイッチ21がある。
次に、紙片Pの定位置に押印する押印機構Bにおいて、
前記スプロケット10及び円板カム11を端部に連設し
て成るドラムシャフト30は、第1図に示すように、端
板31を有し且つ長尺の箱状であるドラム収納部32内
部を貫通している。
このドラム収納部32は前記フレーム側板2,3にその
長手方向が直交するようにして配設されるものであり、
該長手方向の距離を略二分する位置には仕切板33が立
設され、該仕切板33と他方の端板34及び側板35,
36とによってドラム室37が形威される。
ドラム室37において、ドラムシャフト30に固定され
るドラム38は、第2図に示すように、その軸方向に二
ケ所の印版固定部即ち、第一印版固定部40及び第二印
版固定部70を有する。
第一印版固定部40は、端部に位置するドラム円板41
及びドラム38の軸方向略中夫に位置するドラム円板4
2の夫々の対向面にそれらに比し小径にして配設され、
周縁の一部にピン係止溝43を有する2枚の支持円板4
4,45、及び該支持円板44.45双方の間に介在し
ドラムシャフト30に平行な係止ロッド46から威る。
かかる第一印版固定部40に取付けられる印版50、例
えば署名、捺印用のそれを第5図、第6図及び第8図に
示す。
この印版50は、ドラム円板41.42外周の曲率に適
合した曲率を有してドラム円板41.42周縁に当接す
る湾曲状の印版台51、該印版台51の長方向両端部裏
面で前記ドラム円板41.42肉厚分だけ両端縁から離
れた位置近傍に立設された支持側板52,53、両支持
側板52.53を貫通して設けられ、前記ピン係止溝4
3に嵌入されるようにしである係止ピン54、両支持側
板52.53間に枢軸55にて取付けられ枢軸55に巻
装されたねじり状のコイルスプリング55aの弾撥復原
力に抗して拡開状に揺動自在な係止折曲板56、及び印
版台51表面にネジ止めされる署名中、捺印等の印版本
体57.58から戊る。
また、係止折曲板56は、第一印版固定部40の係止ロ
ッド46に係止される係止突片59、この係止突片59
に隣接されて係止ピン54に衝接する衝接突片60及び
手指による押圧操作にて係止折曲板56全体を枢軸55
周囲に揺動可能とするレバー片61を有する。
この印版50を取付けるには、第8図に示すように、先
ず、レバー片61を印版本体57.58方向へ手指にて
押圧して係止折曲板56を揺動させ、係止突片59と係
止ピン54との間に十分な空間を形威し、該空気内に第
一印版固定部40の係止ロッド46が装入されるように
して同時に係止ピン54両端部を前記ピン係止溝43に
嵌入係止させ、その後、レバー片61の押圧を解除して
係止折曲板56を揺動復帰させ、以って、係止突片59
を係止ロッド46に係止させると共に、印版台51両端
部裏面を支持円板44.45周縁に当接させるのである
(第6図参照)。
こうすることで、印版50は第一印版固定部40に対し
て、そのドラム円板41.42の内周方向では係止ピン
54がピン係止溝43に嵌入するから、また、径方向で
は印版台51両端部裏面が支持円板44.45周縁に当
接し、且つコイルスプリング55aの弾撥力にて印版台
51自体が係止ロッド46がわへ牽引されているから、
がたつくことなくしっかりと固定されるものであり、逆
に、取外す場合にはレバー片61を押圧して係止ロッド
46との係止状態を解放して行なえばよいものである。
なお、図中符号58aは日付用ゴム印版であり印版台5
1に凹設した凹所内に交換、着脱自在にして嵌入されれ
る。
次に、第二印版固定部70は、前記したドラム円板42
、ドラム38他端のドラム円板71、これらのドラム円
板42.71に連設されその外周と曲率の等しい取付板
72、両ドラム円板42゜71間に懸架されドラムシャ
フト30に平行な取付ステー73、該取付ステー73に
固定される弾撥性材料から戊る把持片74、及び取付板
72表面に突設されて印版76の端縁を係止させる係止
ボス75から構成される。
第7図に示すように、納付印等の印版76は取付板72
に重畳されてその下端縁を係止ボス75に係止し、且つ
上端縁を取付ステー73に固定された把持片74端部に
把持され、取付けられるものである。
これらの印版50.76の固定位置は手形等の紙片Pの
押印箇所に応じて決定される。
また、ドラム収納部32の仕切板33と端板31とに固
定され、ドラム室37上方に隣設されるコ字形のパッド
取付枠80は、第4図に示すように、前記各印版50.
76にインクを供給するインクパッド100,120を
取付けるためのものである。
このパッドは取付枠80には、各インクパッド100,
120を着脱自在に取付けるインクパッドアーム81.
91が固定されている。
仕切板33寄りに取付けられるインクパッドアーム81
はパッド支持片82を有し、このパッド支持片82の対
向面には、インクパッド100を係止させ係止凹部83
が設けられている。
該インクパッド100は、インクが含浸され且つ相互に
隣設されたローラー状のパッド本体101.102を貫
通するパッド枢軸103を、コ字状に連設されたパッド
ホルダー104にて枢支している。
パッドホルダー104は、ホルダー基片105及びホル
ダー側片106を有し、ホルダー側片106にはホルダ
ー基片105に近接して枢軸107が支持されている。
また、この枢軸107の略中夫にはコイルスプリング1
08が巻装され、その両端に、前記パッド支持片82の
係止凹部83に係止するべくホルダー側片106から出
没する出没端109を備えたL形の操作片110が配設
される。
該操作片110の他端はホルダー基片105から突設さ
えて操作端111をなし、この操作端111双方を引寄
せることにより、操作片110を枢軸107の弾撥復原
力に抗して接近させ、以って出没端109を没入させて
インクパッド100を着脱するものである。
尚、パッド取付枠80を介して反対側に且つドラム収納
部32の端板34寄りに取付けられる他方のインクパッ
ドアーム91、及びこのインクパッドアーム91に取付
けられるインクパッド120は、パッド本体121の大
きさの相違により前記インクパッドアーム81、インク
パッド100と形状のみが異なり、構造は同一であるた
め、共通する部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。
更に、ドラム38の下方には、プラテン130が軸支、
配設されており、その上部局面はドラム室37直下に固
定されたガイドプレート170より若干突出している。
ドラム収納部32の端部には前記作動スイッチ156、
通電状態を示すパイロットランプ153が固定され、ま
た仕切板33にはメインスイッチ151が取付けられる
更に、メインスイッチ151近傍には、前記押印カウン
タ6の計数値を精算するための精算ボタン159があり
、この押圧により精算リンク160を介して押圧カウン
タ6の精算突起161が押圧され、押圧カウンタ6の数
値はゼロに復帰する。
第10図に示すように、ガイドプレート170には、手
形、小切手等の押印しようとする紙片Pを定位置の係止
されるための段部171が形成され、かかるガイドプレ
ート170はフレーム基板1、モータ4等を内蔵した箱
状のケーシング172の上端縁に固定される。
押印位置を一定に保つため、前記段部171はドラムシ
ャフト30に略平行として紙片Pの位置決めを容易にす
るものである。
またフレーム側板2,3及びドラム収納部32等を覆う
カバー173は、ドラム収納部32等に適宜螺着固定さ
れるが、このカバー173には、前記メインスイッチ1
51を使用時にのみ露出させるようにしたスイッチカバ
ー174が錠止されると共に、押印カウンタ6の計数値
を表示する表示窓175が形成されている。
次にこの作用を説明する。
先ず、スイッチカバー174を開けてメインスイッチ1
51をON動作し、手形等の紙片Pをガイドプレート1
70上の適位置に載置する。
次いで、カバ−173外部に突出した作動スイッチ15
6を押圧する。
この押圧により作動前は、第9図に示すように整流回路
154側の待機接点155に接触しコンデンサ5を充電
している作動スイッチ156が切替り、作動接点157
に接触するためコンデンサ5に充電された電荷によりソ
レノイド16は励磁される。
このソレノイド16の励磁により、第3図に示すように
プランジャ17を介しスイッチングアーム14は揺動さ
れ、このスイッチングアーム14の揺動でモータスイッ
チ21のアクチュエータ20が押圧されてON動作し、
モータ回路が閉放されてモータ4を駆動する。
この時、スイッチングアーム14のストッパー15は円
板カム11のアーム係止溝12から既に外れているため
、該円板カム11に連設されたスプロケット10は回転
可能となる。
従って、モータ4の出力軸7の回転はスプロケット8、
巻掛伝動節としてのチェーン9、スプロケット10を経
てドラムシャフト30に伝わり、よってドラム38は第
6図及び第7図に示すように反時計方向に一回転し、印
版50.76にてガイドプレート170上の紙片Pに押
印される。
このドラム38回転に際しては、紙片P押印前に印版本
体57,58及び印版76の夫々に前記インクパッド1
00.120のパッド本体101.102,121が対
向接触して回転しインクを供給する。
一方、前記スプロケット10に連設された円板カム11
は、一回転によって再びそのアーム係止溝12が上方に
回帰してくるため、コイルスプリング18にて他端を上
方に引上げるように付勢されたスイッチングアーム14
は、自身のストッパー15を円板カム11のアーム係止
溝12に没入係止させるべく揺動する。
これに伴なって、アーム基片19によるモータスイッチ
21のアクチュエータ20の押圧が解除され、壬−夕4
が停止して一回の押印動作が終了することとなる。
押印された紙片Pはドラム38の回転に従って、ガイド
プレート170の段部171の反対側へ押出されるので
ある。
尚、円板カム11とスプロケット10とを一体的に回動
する手段として、それらの間に摩擦力を介在させこの摩
擦力で円板カム11とスプロケット10とが一体的に連
繋することで、ストッパー15がアーム係止溝12に没
入係止する際のモータ及びモータ4に内蔵する減速機等
の回動慣性による停止衝撃を吸収できるものとなる。
即ち、例えば、ドラムシャフト30に円板カム11を固
着すると共に、このドラムシャフト30にスプロケット
10を回動自在として円板カム11に並設し、ドラムシ
ャフト30の軸端に設けた、ナツトやコイルバネ等によ
る押圧手段でスプロケット10を円板カム11に押圧し
てこれらスプロケット10と円板カム11とを摩擦力で
連繋して一体的に回転させ、摩擦力以上の回転負荷がか
かるとき、即ち、ストッパー15がアーム係止溝12に
没入係止し、スプロケット10に摩擦力以上の回転負荷
がかかるときに円板カム11上でスプロケット10を空
転させることで前記停止衝撃を緩和吸収できるようにな
る。
実施例にて述べたように、カバー173には、メインス
イッチ151を使用時にのみ露出させるようにしたスイ
ッチカバー174を錠止し、更に、押印カウンタ6の精
算ボタン159もメインスイッチ151に近接してカバ
ー173に内蔵スることにより、鍵の管理者以外の者に
よる手形小切手等の不正発行、盗用、悪用を防止するこ
とができ管理対策上も有効である。
本考案は如上のように構威し、待機接点155あるいは
作動接点157との間で切替えられる作動スイッチ15
6にてドラムシャフト30を一回転するよう駆動する駆
動機構Aで構威し、駆動機構Aはドラムシャフト30に
円板カム11を固着し、この円板カム11と一体的に回
転するスプロケット10をドラムシャフト30に付設し
、このスプロケット10はモータ44に連繋し、前記円
板カム11周縁にはアーム係止溝12を形威し、このア
ーム係止溝12に係止するストッパー15を有したスイ
ッチングアーム14をストッパー15がアーム係止溝1
2へ出入自在となるよう揺動自在に設け、スイッチング
アーム14には前記ストッパー15が常にアーム係止溝
12に係止するよう保持するコイルスプリング18と、
アーム係止溝12からストッパー15を解放すべくスイ
ッチングアーム14自体を揺動させるソレノイド16と
を設け、更に、このソレノイド16及び前記モータ4を
作動する作動回路を設け、作動回路は、作動前では待機
接点155がわに作動スイッチ156が導通されている
ことでコンデンサ5を充電させ、作動スイッチ156の
作動接点157がわへの導通に伴ないコンデンサ5に蓄
積された電荷によりソレノイド16を励磁するようにし
、このソレノイド16励磁によってON動作するモータ
スイッチ21でモータ4を回転させると同時に、スイッ
チングアーム14を揺動させるよう構成したから、ドラ
ムシャフト30の一回転制御を簡素な回路構成と機構構
成とにより実現できるものである。
即ち、ソレノイド16を励磁することで、スイッチング
アーム14を揺動し、この揺動によりドラムシャフト3
0の回動規制を解放すると共に、モータ4をモータスイ
ッチ21を介し回転させ、またモータ4回転中はスイッ
チングアーム14の揺動が円板カム11により保持され
るから、モータスイッチ21のON動作によるモータ回
路の閉成を保持してモータ4の回動を続行する。
そして、ドラムシャフト30が一回転すると、円板カム
11のアーム係止溝12にストッパー15が没入係止す
るためスイッチングアーム14を元位置に復帰させ、そ
の結果、モータスイッチ21をOFF動作させモータ回
路を開成してモータ4の回転を停止すると共に、円板カ
ム11の回転をも停止するものである。
従って、通常はリレー等を介してモータの自己保持回路
を形成するものであるが、そのような自己保持回路を設
ける必要もなく簡素な構成とできる。
更には、円板カム11のアーム係止溝12からストッパ
ー15が外れるよう揺動した後に、モータ4が回転する
ものであるから、モータ4に過負荷がかかることなく機
構的に無理がなく、このような簡素で確実なドラムシャ
フト30の一回転制御が行なえるのである。
加えて、作動回路は、待機接点155あるいは作動接点
157との間で切替えられる作動スイッチ156が作動
前では待機接点155がわに導通されていることで充電
されるコンデンサ5が、作動スイッチ156の切替りに
よりその畜積された電荷によりソレノイド16を励磁す
るよう構成したから、一度、コンデンサ5の充電が完了
すると回路には電流はほとんど流れなくなり、従って、
僅かな消費電力で常に作動待機状態とできるのである。
そのために、省電力型の自動押印機を構成できるもので
ある。
併せて、各印版50.76を着脱自在に形成したので、
印版50.76の交換に便利であり、至って、汎用性に
富むものである。
特に、実施例で説明したように、印版50にあっては、
揺動自在な係止折曲板56を付設して第一印版固定部4
0にワンタッチで装着できるようにし、また、印版76
にあっては、第二印版固定部70に取付ステー73、把
持片74、係止ボス75等を形成してこれら?3,74
.75により係止させるものとすれば各印版50.76
の着脱が短時間で簡便に行なえ、操作性を大幅に向上さ
せることができる。
また、インクパッド100,120を着脱自在[として
から、インクの供給、パッド本体101゜102.12
1の交換や清掃が容易である。
以上述べたように、本考案は、作動スイッチにすみやか
に応動する駆動機構と、これに連動し、着脱自在な印版
、インクパッドをドラムに備えた7押印機構とにより構
成したものであり、手形、小切手等の紙片に著名、捺印
、書式納付印、訂正中等を適確、鮮明に押印することが
でき、印版等の交換を容易にし、操作性、実用性に富む
等積々の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は内
部の平面図、第2図は同正面図、第3図は同左側面図、
第4図はインクパッド及び印版の一部を取外した状態に
おける同正面図、第5図は「印版の背面図、第6図及び
第7図は各印版の取付状態を示すドラムの断面図、第8
図は印版と第一印版固定部との着脱を表わす一部切欠斜
視図、第9図は作動回路図、第10図は全体の斜視図で
ある。 A・・・・・・駆動機構、B・・・・・・押印機構、P
・・・・・・紙片、1・・・・・・フレーム基板、2・
・・・・・フレーム側板、3・・・・・・フレーム側板
、4・・・・・・モータ、4a・・・・・・コンデンサ
、5・・・・・・コンデンサ、6・・・・・・押印カウ
ンタ、7・・・・・・出力軸、訃・・・・・スプロケッ
ト、9・・・・・・□チェーン、10・・・・・・スプ
ロケット、11・・・・・・円板カム、12・・・・・
・アーム係止溝、13・・・・・・アーム枢軸、14・
・・・・・スイッチングアーム、15・・・・・・スト
ッパー 16 messesソレノイド、17・・・・
・・プランジャ、18・・・・・・コイルスプリング、
19・・・・・・アーム基片、20・・・・・・アクチ
ュエータ、21・・・・・・モータスイッチ、30・・
・・・・ドラムシャフト、31・・・・・・端板、32
・・・・・・ドラム収納部、33・・・・・・仕切板、
34・・・・・・端板、35・・・・・・側板、36・
・・・・・側板、37・・・・・・ドラム室、38・・
・・・・ドラム、40・・・・・・第−印版固定部、4
1・・・・・・ドラム円板、42・・・・・・ドラム円
板、43・・・・・ゼン係止溝、44・・・・・・支持
円板、45・・・・・・支持円板、46・・・・・・係
止ロッド、50・・・・・・印版、51・・・・・・印
版台、52・・・・・・支持側板、53・・・・・・支
持側板、54・・・・・・係止ピン、55・・・・・・
枢軸、55a・・・・・・コイルスプリング、56・・
・・・・係止折曲板、57・・・・・・印版本体、58
・・・・・・印版本体、58a・・・・・山付用ゴム印
版、59・・・・・・係止突片、60・・・・・・衝接
突片、61・・・・・・レバー片、70・・・・・・第
二印版固定部、71・・・・・・ドラム円板、72・・
・・・・取付板、73・・・・・・取付ステー、74・
・・・・・把持片、75・・・・・・係止ボス、76・
・・・・・印版、80・・・・・・パッド取付枠、81
・・・・・・インクパッドアーム、82・・・・・・パ
ッド支持片、83・・・・・・係止凹部、91・・・・
・・インクパッドアーム、100・・・・・・インクパ
ッド、101・・・・・・パッド本体、102・・・・
・・パッド本体、103・・・・・・パッド枢軸、10
4・・・・・・パッドホルダー、105・・・・・・ホ
ルダー基片、106・・・・・・ホルダー側片、107
・・・・・・枢軸、108・・・・・・コイルスプリン
グ、109・・・・・・出没端、110・・・・・・操
作片、111・・・・・・操作端、120・・曲インク
パッド、121・・・・・・パッド本体、130・・・
・・・プラテン、150・・・・・・プラグ、151・
・・・・・メインスイッチ、152・・・・・・ヒユー
ズ、153・・・・・パイロットランプ、154・・・
・・・整流回路、155・・・・・待機接点、156・
・・・・・作動スイッチ、157・開作動接点、158
・・・・・・ダイオード、159・・・・・精算ボタン
、160・・・・・・精算リンク、161・・・・・精
算突起、170・・・・・・ガイドプレート、171・
・・・・段部、172・・・・・・ケーシング、173
・・・・・・カバー、174・・・・・・スイッチカバ
ー、175・・・・・・表示窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠に水平にドラムシャフトを軸架し、このドラムシャ
    フトにはドラムを連設し、このドラムには適数個の印版
    を着脱自在に係止固定し、ドラム下方にはプラテンを配
    設すると共に、ドラム近傍には各印版に対向して接触回
    転する適数個のインクパッドを着脱自在に配設して成る
    押印機構と、待機接点あるいは作動接点との間で切替え
    られる作動スイッチにてドラムシャフトを一回転するよ
    う駆動する駆動機構とで構成し、駆動機構はドラムシャ
    フトに円板カムを固着し、この円板カムを一体的に回転
    するスプロケットをドラムシャフトに付設し、このスプ
    ロケットはモータに連繋し、前記円板カム周縁にはアー
    ム係止溝を形威し、このアーム係止溝に係止するストッ
    パーを有したスイッチングアームストッパーがアーム係
    止溝へ出入自在となるよう揺動自在に設け、スイッチン
    グアームには前記ストッパーが常にアーム係止溝に係止
    するよう保持するコイルスプリングと、アーム係止溝か
    らストッパーを解放すべくスイッチングアーム自体を揺
    動させるソレノイドとを設け、更に、このソレノイド及
    び前記モータを作動する作動回路を設け、作動回路は、
    作動前では待機接点がわりに作動スイッチが導通されて
    いることでコンデンサを充電させ、作動スイッチの作動
    接点がわへの導通に伴ないコンデンサに蓄積された電荷
    によりソレノイドを励磁するようにし、このソレノイド
    励磁によってON動作するモータスイッチでモータを回
    転させると同時−に、スイッチングアームを揺動させる
    よう構成したことを特徴とする自動押印機。
JP9516279U 1979-07-11 1979-07-11 自動押印機 Expired JPS6033018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9516279U JPS6033018Y2 (ja) 1979-07-11 1979-07-11 自動押印機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9516279U JPS6033018Y2 (ja) 1979-07-11 1979-07-11 自動押印機

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Publication Number Publication Date
JPS5614058U JPS5614058U (ja) 1981-02-06
JPS6033018Y2 true JPS6033018Y2 (ja) 1985-10-02

Family

ID=29328023

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JP9516279U Expired JPS6033018Y2 (ja) 1979-07-11 1979-07-11 自動押印機

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JPH01156125U (ja) * 1988-04-16 1989-10-26

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JPS5614058U (ja) 1981-02-06

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