JPS6032970Y2 - コンクリ−ト表面に凹凸模様を形成するための弾性板 - Google Patents
コンクリ−ト表面に凹凸模様を形成するための弾性板Info
- Publication number
- JPS6032970Y2 JPS6032970Y2 JP17013680U JP17013680U JPS6032970Y2 JP S6032970 Y2 JPS6032970 Y2 JP S6032970Y2 JP 17013680 U JP17013680 U JP 17013680U JP 17013680 U JP17013680 U JP 17013680U JP S6032970 Y2 JPS6032970 Y2 JP S6032970Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- uneven pattern
- fiber
- thin film
- concrete surface
- Prior art date
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- Expired
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- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばコンクリート建築物における外壁、柱
、あるいは内壁等の表面に各種の凹凸状の浮き出し模様
を付けるため、合板や鉄板の表面に接着固定して用いら
れるコンクリート表面に凹凸模様を形成するための弾性
板(以下単に弾性板と称する)に関するものである。
、あるいは内壁等の表面に各種の凹凸状の浮き出し模様
を付けるため、合板や鉄板の表面に接着固定して用いら
れるコンクリート表面に凹凸模様を形成するための弾性
板(以下単に弾性板と称する)に関するものである。
従来、かかる弾性板として第1図に示す如く、ベース板
部11とベース板部11の表面に形成した凹凸模様部1
2とよりなる弾性板13は公知である。
部11とベース板部11の表面に形成した凹凸模様部1
2とよりなる弾性板13は公知である。
ところが従来のかかる弾性板13ば、ベース板部11と
その表面に形成した凹凸模様部12との一体の成型葡で
あった。
その表面に形成した凹凸模様部12との一体の成型葡で
あった。
この構造のためベース板部11と凹凸模様部12の間に
肉厚の差があると、製造時においてこの肉厚の差が熱収
縮の差となって弾性板13に反りを生じたり、寸法精度
が出ない欠点を招くため、ベース板部11の肉厚が厚く
且つ凹凸模様部12はベース板部11の肉厚より小さい
山の高さを有する凹凸模様であった。
肉厚の差があると、製造時においてこの肉厚の差が熱収
縮の差となって弾性板13に反りを生じたり、寸法精度
が出ない欠点を招くため、ベース板部11の肉厚が厚く
且つ凹凸模様部12はベース板部11の肉厚より小さい
山の高さを有する凹凸模様であった。
これがため弾性板の重量は重く、コスト高につくばかり
か、曲げにくく、曲げ半径の大きな曲面を仕上げる弾性
板にしか供し得ない欠点があった。
か、曲げにくく、曲げ半径の大きな曲面を仕上げる弾性
板にしか供し得ない欠点があった。
本考案はかかる点に鑑み考案したものであって、上記従
来の欠点を除去するため、ベース板部11と凹凸模様部
を切り離し、凹凸模様部は高さ、大きさの異なる突起物
を同一平面上にそれぞれ独立して並らべて形成し、この
独立した凹凸模様部を表面に弾性薄膜を形成した繊維補
強布にて接着せしめて弾性板を形成したことにある。
来の欠点を除去するため、ベース板部11と凹凸模様部
を切り離し、凹凸模様部は高さ、大きさの異なる突起物
を同一平面上にそれぞれ独立して並らべて形成し、この
独立した凹凸模様部を表面に弾性薄膜を形成した繊維補
強布にて接着せしめて弾性板を形成したことにある。
以下、本考案を実施例に基づく図面に従って説明する。
図において、2at zb、2cg 2dは底面が平担
で且つ高さ、大きさが異なる、例えばウレタンゴム等で
形成した突起物で、これらの突起物2a、 2bt 2
c、 2d・・・・・・を同一平面上に適宜の間隔を設
けて独立して多数敷き並べて凹凸模様部2が形成されて
いる。
で且つ高さ、大きさが異なる、例えばウレタンゴム等で
形成した突起物で、これらの突起物2a、 2bt 2
c、 2d・・・・・・を同一平面上に適宜の間隔を設
けて独立して多数敷き並べて凹凸模様部2が形成されて
いる。
4は表面に弾性薄膜5を形成せしめた、例えばポリエ、
ステル繊維等熱や水によって伸び縮みの少ない平担な繊
維補強布であって、上記凹凸模様部2はかかる弾性薄膜
5を介して繊維補強布4上に接着せしめられて弾性板3
が形成されている。
ステル繊維等熱や水によって伸び縮みの少ない平担な繊
維補強布であって、上記凹凸模様部2はかかる弾性薄膜
5を介して繊維補強布4上に接着せしめられて弾性板3
が形成されている。
尚、繊維補強布4の表面に形成せしめる弾性薄膜5とし
ては、突起物と同一材料あるいは他の弾性材料が用いら
れ、突起物と突起物との間に繊維補強布が露出しない程
度の厚さに形成するよく、形成方法もあらかじめ繊維補
強布4の表面に塗布してもよく、あるいは製造過程にお
いて薄いフィルム状として滲み出させて形成したもので
あってもよい。
ては、突起物と同一材料あるいは他の弾性材料が用いら
れ、突起物と突起物との間に繊維補強布が露出しない程
度の厚さに形成するよく、形成方法もあらかじめ繊維補
強布4の表面に塗布してもよく、あるいは製造過程にお
いて薄いフィルム状として滲み出させて形成したもので
あってもよい。
以上説明した如き構成の本考案の弾性板によれば、底面
が平担で且つ高さ、大きさの異なる突起物を各々独立し
て敷き並べ凹凸模様部を形成しており、凹凸模様部が繊
維補強布に弾性薄膜を介して接着されて弾性板が形成し
であるので、弾性板の総肉厚は非常に薄くなり軽量で、
保管、運搬が便利なうえ材料が安くてすみ、安価な弾性
板が得られる。
が平担で且つ高さ、大きさの異なる突起物を各々独立し
て敷き並べ凹凸模様部を形成しており、凹凸模様部が繊
維補強布に弾性薄膜を介して接着されて弾性板が形成し
であるので、弾性板の総肉厚は非常に薄くなり軽量で、
保管、運搬が便利なうえ材料が安くてすみ、安価な弾性
板が得られる。
また、凹凸模様部の突起物が各々独立して形成しである
ので、製造上の厚みの差による熱収縮差の問題がなく、
山の高さの高い突起物を有する弾性板を提供できる。
ので、製造上の厚みの差による熱収縮差の問題がなく、
山の高さの高い突起物を有する弾性板を提供できる。
また、高い突起物を有する弾性板であっても突起物との
間が繊維補強布とその表面に形成した弾性薄膜だけであ
り、曲がり易く小さな半径を有する曲面に深みのある凹
凸模様を仕上げる弾性板に供し得ることができる。
間が繊維補強布とその表面に形成した弾性薄膜だけであ
り、曲がり易く小さな半径を有する曲面に深みのある凹
凸模様を仕上げる弾性板に供し得ることができる。
さらに、弾性板の裏面側は繊維補強布を露出させておけ
ば、合板や鉄板との接着性をより効果的に行うこともで
きる。
ば、合板や鉄板との接着性をより効果的に行うこともで
きる。
第1図は従来の弾性板の側断面図であり、第2図は本考
案による弾性板の凹凸模様部を説明するための部分側断
面図、第3図は本考案の弾性板の一実施例を示す側断面
図である。 2・・・・・・凹凸模様部、2at 2be 2ct
2d・・・・・・突起物、3・・・・・・弾性板、4・
・・・・・繊維補強布、5・・・・・・弾性薄膜。
案による弾性板の凹凸模様部を説明するための部分側断
面図、第3図は本考案の弾性板の一実施例を示す側断面
図である。 2・・・・・・凹凸模様部、2at 2be 2ct
2d・・・・・・突起物、3・・・・・・弾性板、4・
・・・・・繊維補強布、5・・・・・・弾性薄膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 底面が平担で且つ高さ、大きさが異なる複数の突起物を
同一平面上に独立して多数敷き並べて形成した凹凸模様
部と、 表面に弾性薄膜を形成せしめた繊維補強布とからなり、 凹凸模様部を上記弾性薄膜を介して繊維補強布上に接着
せしめてなることを特徴とするコンクリート表面に凹凸
模様を形成するための弾性板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17013680U JPS6032970Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | コンクリ−ト表面に凹凸模様を形成するための弾性板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17013680U JPS6032970Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | コンクリ−ト表面に凹凸模様を形成するための弾性板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793411U JPS5793411U (ja) | 1982-06-09 |
JPS6032970Y2 true JPS6032970Y2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=29528595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17013680U Expired JPS6032970Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | コンクリ−ト表面に凹凸模様を形成するための弾性板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032970Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595313U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | 東海ゴム工業株式会社 | コンクリ−ト成形用化粧型枠 |
JPS595314U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | 東海ゴム工業株式会社 | コンクリ−ト成形用化粧マツト |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP17013680U patent/JPS6032970Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793411U (ja) | 1982-06-09 |
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