JPS603290Y2 - ２サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents
２サイクルエンジンの潤滑装置Info
- Publication number
- JPS603290Y2 JPS603290Y2 JP13370879U JP13370879U JPS603290Y2 JP S603290 Y2 JPS603290 Y2 JP S603290Y2 JP 13370879 U JP13370879 U JP 13370879U JP 13370879 U JP13370879 U JP 13370879U JP S603290 Y2 JPS603290 Y2 JP S603290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- lubricating oil
- crankcase
- lubrication system
- cycle engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、２サイクルエンジンの潤滑装置の改良に関
する。
する。
最近の２サイクルエンジンはエンジンの回転数やスロッ
トルバルブの開度に合せてポンプで潤滑油を供給し、燃
料に潤滑油を混合する手間を省くと共に潤滑油の消費の
低減を計っている。
トルバルブの開度に合せてポンプで潤滑油を供給し、燃
料に潤滑油を混合する手間を省くと共に潤滑油の消費の
低減を計っている。
大型のエンジンでは多口吐出ポンプを設けて吸気管やク
ランクベアリング部分等に吐出させ、各部に潤滑油がゆ
きわたるようにしている。
ランクベアリング部分等に吐出させ、各部に潤滑油がゆ
きわたるようにしている。
ところが多口吐出ポンプは製造コストが高価につくので
小型エンジンには適さない。
小型エンジンには適さない。
それで小型エンジンでは一口吐出ポンプで吸気管等に吐
出させて吸気に潤滑油を乗せて各部を潤滑するようにし
ているが、クランクベアリングには潤滑油が入り難く潤
滑が不足ぎみになる。
出させて吸気に潤滑油を乗せて各部を潤滑するようにし
ているが、クランクベアリングには潤滑油が入り難く潤
滑が不足ぎみになる。
この考案はかかる点に鑑み改善したもので、以下図面に
示す本考案の実施例について説明する。
示す本考案の実施例について説明する。
クランクケース１の上部−側に凹部２を設けて棚３を形
威させる。
威させる。
そして棚３上にポンプによって供給される潤滑油の吐出
口４を位置させる。
口４を位置させる。
又、棚３とクランク軸５を支承するクランクベアリング
６を連結する小孔７をクランクケース１に突設する。
６を連結する小孔７をクランクケース１に突設する。
クランクケース１の上部にはリード弁８で開閉される吸
気管９が設けである。
気管９が設けである。
１０はオイルシール、１１はコネクチングロッド、１２
はピストン、１３はシリンダである。
はピストン、１３はシリンダである。
作用について説明する。
エンジンを運転すると潤滑油のポンプが連動し、エンジ
ン回転やスロットル開度に合った量の潤滑油が吐出口４
から吐出される。
ン回転やスロットル開度に合った量の潤滑油が吐出口４
から吐出される。
この潤滑油は棚３上に落下し、一部が側方に流れて小孔
７を通ってクランクベアリング６に達し、クランクベア
リング６を潤滑する。
７を通ってクランクベアリング６に達し、クランクベア
リング６を潤滑する。
又、その他の潤滑油は棚３を前方に流れ、吸気管９から
流入する燃料と空気の混合気に乗ってコネクチングロッ
ド１１やピストン１２を潤滑する。
流入する燃料と空気の混合気に乗ってコネクチングロッ
ド１１やピストン１２を潤滑する。
以上説明したように、この考案はクランクケースの上部
−側に凹部を設けて棚を形威し、棚上にポンプによって
供給される潤滑油の吐出口を設け、クランクケースに棚
からクランクベアリングに通じる小孔を設けたので、棚
上に落下した潤滑油の一部を小孔を通してクランクベア
リングに導いてクランクベアリングを潤滑できる。
−側に凹部を設けて棚を形威し、棚上にポンプによって
供給される潤滑油の吐出口を設け、クランクケースに棚
からクランクベアリングに通じる小孔を設けたので、棚
上に落下した潤滑油の一部を小孔を通してクランクベア
リングに導いてクランクベアリングを潤滑できる。
そして棚を前方に進んだ潤滑油は燃料混合気に乗ってコ
ネクチングロッドやピストンを潤滑する。
ネクチングロッドやピストンを潤滑する。
こうして−口吐出ポンプで棚上で分流させることによっ
て、クランクベアリングも十分に潤滑でき、エンジンの
耐久性を向上できる。
て、クランクベアリングも十分に潤滑でき、エンジンの
耐久性を向上できる。
そして−口吐出ポンプであるので、安価にできる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は縦断面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ矢視検断面図である。 １・・・・・・クランクケース、２・・・・・・凹部、
３・・・・・・棚、４・・・・・・吐出口、６・・・・
・・クランクベアリング、７・・・・・・小孔。
図は第１図Ａ−Ａ矢視検断面図である。 １・・・・・・クランクケース、２・・・・・・凹部、
３・・・・・・棚、４・・・・・・吐出口、６・・・・
・・クランクベアリング、７・・・・・・小孔。
Claims (1)
- クランクケースの上部−側に凹部を設けて棚を形威し、
棚上にポンプによって供給される潤滑油の吐出口を設け
、クランクケースに棚からクランクベアリングに通じる
小孔を設けたことを特徴とする２サイクルエンジンの潤
滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13370879U JPS603290Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | ２サイクルエンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13370879U JPS603290Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | ２サイクルエンジンの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650710U JPS5650710U (ja) | 1981-05-06 |
| JPS603290Y2 true JPS603290Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29365295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13370879U Expired JPS603290Y2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | ２サイクルエンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603290Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618018Y2 (ja) * | 1986-10-17 | 1994-05-11 | スズキ株式会社 | ２サイクルエンジンのクランク軸受潤滑装置 |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP13370879U patent/JPS603290Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650710U (ja) | 1981-05-06 |
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