JPH0132400B2 - - Google Patents
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- JPH0132400B2 JPH0132400B2 JP55094006A JP9400680A JPH0132400B2 JP H0132400 B2 JPH0132400 B2 JP H0132400B2 JP 55094006 A JP55094006 A JP 55094006A JP 9400680 A JP9400680 A JP 9400680A JP H0132400 B2 JPH0132400 B2 JP H0132400B2
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- JP
- Japan
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- crank
- wall
- lubricating oil
- crankcase
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims abstract description 34
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims abstract description 12
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 9
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/06—Dip or splash lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/14—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means
- F16N7/16—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means the oil being carried up by a lifting device
- F16N7/18—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the lubricant being conveyed from the reservoir by mechanical means the oil being carried up by a lifting device with one or more feed members fixed on a shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/06—Lubricating systems characterised by the provision therein of crankshafts or connecting rods with lubricant passageways, e.g. bores
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M3/00—Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C9/00—Bearings for crankshafts or connecting-rods; Attachment of connecting-rods
- F16C9/02—Crankshaft bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はシリンダヘツド側を前傾させた2サイ
クルエンジンにおける潤滑性能を改良したクラン
ク軸受潤滑装置に関する。
クルエンジンにおける潤滑性能を改良したクラン
ク軸受潤滑装置に関する。
2サイクルエンジンの潤滑は、燃料と潤滑油と
を霧状の混合気にしてクランクケース、シリンダ
等に流すことにより行われる。このうち、クラン
ク軸受に対する潤滑は、クランクケース内に浮遊
する霧状の潤滑油が直接付着するのに加えて、掃
気通路壁に付着した潤滑油が壁面に沿つて流下す
るものによつて行われる。
を霧状の混合気にしてクランクケース、シリンダ
等に流すことにより行われる。このうち、クラン
ク軸受に対する潤滑は、クランクケース内に浮遊
する霧状の潤滑油が直接付着するのに加えて、掃
気通路壁に付着した潤滑油が壁面に沿つて流下す
るものによつて行われる。
しかし、自動二輪車に搭載された2サイクルエ
ンジンのようにシリンダヘツド側が大きく前傾し
たエンジンの場合は、クランク軸の位置が上記掃
気通路からの潤滑油流下位置から横方向へずれ込
んだ状態になるため、この掃気通路からの潤滑油
を潤滑のために利用することができなくなる。特
に、シリンダヘツド側が下向きに前傾した2サイ
クルエンジンの場合には、ほとんど利用が不可能
になつてしまう。
ンジンのようにシリンダヘツド側が大きく前傾し
たエンジンの場合は、クランク軸の位置が上記掃
気通路からの潤滑油流下位置から横方向へずれ込
んだ状態になるため、この掃気通路からの潤滑油
を潤滑のために利用することができなくなる。特
に、シリンダヘツド側が下向きに前傾した2サイ
クルエンジンの場合には、ほとんど利用が不可能
になつてしまう。
また、上述のように混合気中の潤滑油を潤滑に
利用する2サイクルエンジンでは、クランクケー
ス内に十分な量の潤滑油を絶えず供給するように
することが好ましく、このためには吸気孔をクラ
ンクケースに直接開口させるようにしたものが有
利である。しかし、潤滑油の量があまり多くなり
すぎると、クランクウエブ外周から飛沫になつて
飛散した潤滑油が吸気孔のリード弁に付着し、そ
のリード弁の作動を不円滑にするという問題があ
る。特にエンジンが高速回転する時の作動を不円
滑にしてしまうという問題がある。
利用する2サイクルエンジンでは、クランクケー
ス内に十分な量の潤滑油を絶えず供給するように
することが好ましく、このためには吸気孔をクラ
ンクケースに直接開口させるようにしたものが有
利である。しかし、潤滑油の量があまり多くなり
すぎると、クランクウエブ外周から飛沫になつて
飛散した潤滑油が吸気孔のリード弁に付着し、そ
のリード弁の作動を不円滑にするという問題があ
る。特にエンジンが高速回転する時の作動を不円
滑にしてしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述のような従来の問題を解
消し、シリンダヘツド側が前傾することによつて
掃気通路から流下する潤滑油を利用できないエン
ジン構造であつても、クランク軸受に対する十分
な潤滑油の供給を可能にし、またクランクケース
に吸気孔を直接開口させることによつて十分な潤
滑油をクランクケース内に供給可能にしたもので
あつても、リード弁の作動を不円滑にすることが
ないようにした2サイクルエンジンのクランク軸
受潤滑装置を供給することにある。
消し、シリンダヘツド側が前傾することによつて
掃気通路から流下する潤滑油を利用できないエン
ジン構造であつても、クランク軸受に対する十分
な潤滑油の供給を可能にし、またクランクケース
に吸気孔を直接開口させることによつて十分な潤
滑油をクランクケース内に供給可能にしたもので
あつても、リード弁の作動を不円滑にすることが
ないようにした2サイクルエンジンのクランク軸
受潤滑装置を供給することにある。
上記目的を達成する本発明は、シリンダヘツド
側を前傾させた2サイクルエンジンにおいて、ク
ランクウエブをその外周面および側周面をクラン
クケース内壁に小〓間を介して近接させるように
クランクケースに挿入し、該クランクケースの内
壁上部にリード弁付きの吸気孔と凹溝とを並べて
開口させると共に、前記吸気孔の中心部を前記ク
ランクウエブの回転方向に対して前記凹溝よりも
後方に配置し、かつ前記凹溝の開口部内壁を前記
クランクウエブの回転方向と交差するように配置
すると共に前記クランク軸受に連通させ、該開口
部内壁で前記小〓間から収集した潤滑油を前記ク
ランク軸受へ導く構成にしたことを特徴とするも
のである。
側を前傾させた2サイクルエンジンにおいて、ク
ランクウエブをその外周面および側周面をクラン
クケース内壁に小〓間を介して近接させるように
クランクケースに挿入し、該クランクケースの内
壁上部にリード弁付きの吸気孔と凹溝とを並べて
開口させると共に、前記吸気孔の中心部を前記ク
ランクウエブの回転方向に対して前記凹溝よりも
後方に配置し、かつ前記凹溝の開口部内壁を前記
クランクウエブの回転方向と交差するように配置
すると共に前記クランク軸受に連通させ、該開口
部内壁で前記小〓間から収集した潤滑油を前記ク
ランク軸受へ導く構成にしたことを特徴とするも
のである。
第1図および第2図に示す本発明の実施例から
なる2サイクルエンジンにおいて、シリンダ1は
シリンダヘツド2側を下向きにし、その軸線を水
平線Hに対し角度αだけ傾斜するようにしてい
る。3は点火栓、4は掃気通路、5は排気通路で
ある。シリンダ1にはピストン6が挿入され、ピ
ストン6はコネクテイングロツド7を介してクラ
ンク軸9に一体に取付けられたクランクウエブ8
に連結されている。クランクウエブ8は外周面お
よび側周面を小〓間を介してクランクケース10
の内壁面に近接し、その状態で回転するようにな
つている。このようなクランクケース10の内壁
面に凹溝11が設けられ、その凹溝11の開口部
内壁はクランクウエブ8の回転方向と略直行する
ような方向に向けられている。凹溝11の両端は
連通孔12に開口しており、さらに連通孔12は
クランク軸受13に連通している。
なる2サイクルエンジンにおいて、シリンダ1は
シリンダヘツド2側を下向きにし、その軸線を水
平線Hに対し角度αだけ傾斜するようにしてい
る。3は点火栓、4は掃気通路、5は排気通路で
ある。シリンダ1にはピストン6が挿入され、ピ
ストン6はコネクテイングロツド7を介してクラ
ンク軸9に一体に取付けられたクランクウエブ8
に連結されている。クランクウエブ8は外周面お
よび側周面を小〓間を介してクランクケース10
の内壁面に近接し、その状態で回転するようにな
つている。このようなクランクケース10の内壁
面に凹溝11が設けられ、その凹溝11の開口部
内壁はクランクウエブ8の回転方向と略直行する
ような方向に向けられている。凹溝11の両端は
連通孔12に開口しており、さらに連通孔12は
クランク軸受13に連通している。
14は気化器、15は吸気通路、16は吸気孔
である。この吸気孔16はクランクケース10の
内壁上部に上記凹溝11と周方向に並んで設けら
れ、かつクランクウエブ8の回転方向に対して凹
溝11の後方側に位置するように配置されてい
る。この吸気孔16にはリード弁17が設けられ
ており、このリード弁17はクランクケース10
内が加圧されるとき閉弁すると共に、負圧になる
とき開弁することによつて吸気通路15から燃料
と潤滑油との混合気をクランクケース10内に供
給するようにする。18はリード弁17のストツ
パーである。
である。この吸気孔16はクランクケース10の
内壁上部に上記凹溝11と周方向に並んで設けら
れ、かつクランクウエブ8の回転方向に対して凹
溝11の後方側に位置するように配置されてい
る。この吸気孔16にはリード弁17が設けられ
ており、このリード弁17はクランクケース10
内が加圧されるとき閉弁すると共に、負圧になる
とき開弁することによつて吸気通路15から燃料
と潤滑油との混合気をクランクケース10内に供
給するようにする。18はリード弁17のストツ
パーである。
上述した2サイクルエンジンにおいて、吸気通
路15から吸気孔16を介してクランクケース1
0内へ導入された混合気中の潤滑油の一部は、ク
ランクケース10の内壁面に付着し下方へ流下
し、底部に溜まる。この底部に溜まつた潤滑油は
クランクウエブ8が回転するとき、その外周面と
側周面とに油膜状になつて連れ回られ、かつ遠心
力によつて半径方向外側に膨らもうとする。この
ような挙動のため、クランクウエブ8とクランク
ケース内壁との間の小〓間には多量の潤滑油が取
り込まれ、その油は凹溝11の開口部内壁に掻き
取られて凹溝内に収集される。凹溝11へ収集さ
れた潤滑油は矢印のように連通溝12に向かつて
流れ、この連通溝12からクランク軸受13に流
れて潤滑を行う。したがつて、シリンダヘツド2
側が前傾していることによつて掃気通路からの流
下潤滑油をクランク軸受13の潤滑に利用できな
くても、上述のようにクランクウエブ8から凹溝
11に収集された潤滑油によりクランク軸受13
は常時適正に潤滑されることになる。
路15から吸気孔16を介してクランクケース1
0内へ導入された混合気中の潤滑油の一部は、ク
ランクケース10の内壁面に付着し下方へ流下
し、底部に溜まる。この底部に溜まつた潤滑油は
クランクウエブ8が回転するとき、その外周面と
側周面とに油膜状になつて連れ回られ、かつ遠心
力によつて半径方向外側に膨らもうとする。この
ような挙動のため、クランクウエブ8とクランク
ケース内壁との間の小〓間には多量の潤滑油が取
り込まれ、その油は凹溝11の開口部内壁に掻き
取られて凹溝内に収集される。凹溝11へ収集さ
れた潤滑油は矢印のように連通溝12に向かつて
流れ、この連通溝12からクランク軸受13に流
れて潤滑を行う。したがつて、シリンダヘツド2
側が前傾していることによつて掃気通路からの流
下潤滑油をクランク軸受13の潤滑に利用できな
くても、上述のようにクランクウエブ8から凹溝
11に収集された潤滑油によりクランク軸受13
は常時適正に潤滑されることになる。
また、上記2サイクルエンジンでは、吸気孔1
6をクランクケース10内壁に直接開口させてい
るから、クランクケース内には混合気と共に十分
な量の潤滑油が送り込まれる。このうちクランク
ケース内壁に付着して流下した潤滑油が、上述し
たようにクランクウエブ8の外周面および側周面
に連れ回られてクランクケース10内壁との間の
小〓間に多量に取り込まれることになる。しか
し、クランクウエブ8の回転方向に対し、上記吸
気孔16は上記凹溝11の後方に位置しているの
で、クランクウエブ8に連れ回られた潤滑油が吸
気孔16に達する前に凹溝11によつて収集され
る。したがつて、多量の潤滑油が飛沫状になつて
吸気孔16に向けて飛ぶことはない。また、潤滑
油の飛沫がリード弁17に付着して、その作動を
不円滑にすることが抑制される。
6をクランクケース10内壁に直接開口させてい
るから、クランクケース内には混合気と共に十分
な量の潤滑油が送り込まれる。このうちクランク
ケース内壁に付着して流下した潤滑油が、上述し
たようにクランクウエブ8の外周面および側周面
に連れ回られてクランクケース10内壁との間の
小〓間に多量に取り込まれることになる。しか
し、クランクウエブ8の回転方向に対し、上記吸
気孔16は上記凹溝11の後方に位置しているの
で、クランクウエブ8に連れ回られた潤滑油が吸
気孔16に達する前に凹溝11によつて収集され
る。したがつて、多量の潤滑油が飛沫状になつて
吸気孔16に向けて飛ぶことはない。また、潤滑
油の飛沫がリード弁17に付着して、その作動を
不円滑にすることが抑制される。
また、上記2サイクルエンジンでは、クランク
ウエブ8の外周面および側周面とクランクケース
10内壁との間を小〓間にしているので、クラン
クケースの内容積を小さくし、それよつて2サイ
クルエンジンに必要な掃気の際の圧力を確保しや
すくする。
ウエブ8の外周面および側周面とクランクケース
10内壁との間を小〓間にしているので、クラン
クケースの内容積を小さくし、それよつて2サイ
クルエンジンに必要な掃気の際の圧力を確保しや
すくする。
上述したように本発明のクランク軸受潤滑装置
は、シリンダヘツド側を前傾させた2サイクルエ
ンジンにおいて、クランクウエブをその外周面お
よび側周面をクランクケース内壁に小〓間を介し
て近接させるようにクランクケースに挿入し、該
クランクケースの内壁上部にリード弁付きの吸気
孔と凹溝とを並べて開口させると共に、前記吸気
孔の中心部を前記クランクウエブの回転方向に対
して前記凹溝よりも後方に配置し、かつ前記凹溝
の開口部内壁を前記クランクウエブの回転方向と
交差するように配置すると共に前記クランク軸受
に連通させ、該開口部内壁で前記小〓間から収集
した潤滑油を前記クランク軸受へ導く構成にした
ものである。
は、シリンダヘツド側を前傾させた2サイクルエ
ンジンにおいて、クランクウエブをその外周面お
よび側周面をクランクケース内壁に小〓間を介し
て近接させるようにクランクケースに挿入し、該
クランクケースの内壁上部にリード弁付きの吸気
孔と凹溝とを並べて開口させると共に、前記吸気
孔の中心部を前記クランクウエブの回転方向に対
して前記凹溝よりも後方に配置し、かつ前記凹溝
の開口部内壁を前記クランクウエブの回転方向と
交差するように配置すると共に前記クランク軸受
に連通させ、該開口部内壁で前記小〓間から収集
した潤滑油を前記クランク軸受へ導く構成にした
ものである。
したがつて、クランクウエブがその外周面およ
び側周面に潤滑油を連れ回してクランクケース内
壁との間の小〓間に多量に取り込むことを可能に
し、これをクランク軸受に導くようにするから、
シリンダヘツド側が前傾していることによつて掃
気通路からの流下潤滑油を直接クランク軸受に供
給できなくても、常に十分な潤滑油でクランク軸
受を潤滑することができる。
び側周面に潤滑油を連れ回してクランクケース内
壁との間の小〓間に多量に取り込むことを可能に
し、これをクランク軸受に導くようにするから、
シリンダヘツド側が前傾していることによつて掃
気通路からの流下潤滑油を直接クランク軸受に供
給できなくても、常に十分な潤滑油でクランク軸
受を潤滑することができる。
また、クランクケースに吸気孔を直接開口する
ことによつて多量の潤滑油がクランクケース内に
供給され、それがクランクウエブの外周面および
側周面に連れ回られる構成になつているが、その
潤滑油が吸気孔に達する前に凹溝によつて収集さ
れ、クランク軸受の潤滑に使用されるため、吸気
孔側に飛沫になつて飛ぶことによつてリード弁の
動作を不円滑にすることがなくなる。
ことによつて多量の潤滑油がクランクケース内に
供給され、それがクランクウエブの外周面および
側周面に連れ回られる構成になつているが、その
潤滑油が吸気孔に達する前に凹溝によつて収集さ
れ、クランク軸受の潤滑に使用されるため、吸気
孔側に飛沫になつて飛ぶことによつてリード弁の
動作を不円滑にすることがなくなる。
第1図は本発明のクランク軸受潤滑装置を装備
した2サイクルエンジンの縦断面図、第2図は第
1図の−断面図である。 1……シリンダ、2……シリンダヘツド、4…
…掃気通路、6……ピストン、8……クランクウ
エブ、9……クランク軸、10……クランクケー
ス、11……凹溝、12……連通溝、13……ク
ランク軸受、16……吸気孔、17……リード
弁。
した2サイクルエンジンの縦断面図、第2図は第
1図の−断面図である。 1……シリンダ、2……シリンダヘツド、4…
…掃気通路、6……ピストン、8……クランクウ
エブ、9……クランク軸、10……クランクケー
ス、11……凹溝、12……連通溝、13……ク
ランク軸受、16……吸気孔、17……リード
弁。
Claims (1)
- 1 シリンダヘツド側を前傾させた2サイクルエ
ンジンにおいて、クランクウエブをその外周面お
よび側周面をクランクケース内壁に小〓間を介し
て近接させるようにクランクケースに挿入し、該
クランクケースの内壁上部にリード弁付きの吸気
孔と凹溝とを並べて開口させると共に、前記吸気
孔の中心部を前記クランクウエブの回転方向に対
して前記凹溝よりも後方に配置し、かつ前記凹溝
の開口部内壁を前記クランクウエブの回転方向と
交差するように配置すると共に前記クランク軸受
に連通させ、該開口部内壁で前記小〓間から収集
した潤滑油を前記クランク軸受へ導く構成にした
2サイクルエンジンのクランク軸受潤滑装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9400680A JPS5722498A (en) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 2-cycle engine crank shaft bearing lubrication system |
KR1019810000896A KR830005465A (ko) | 1980-07-11 | 1981-03-18 | 2싸이클 엔진의 크랭크 베어링 윤활장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9400680A JPS5722498A (en) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 2-cycle engine crank shaft bearing lubrication system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5722498A JPS5722498A (en) | 1982-02-05 |
JPH0132400B2 true JPH0132400B2 (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=14098339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9400680A Granted JPS5722498A (en) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 2-cycle engine crank shaft bearing lubrication system |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5722498A (ja) |
KR (1) | KR830005465A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0238090Y2 (ja) * | 1984-11-21 | 1990-10-15 | ||
JPH0618018Y2 (ja) * | 1986-10-17 | 1994-05-11 | スズキ株式会社 | 2サイクルエンジンのクランク軸受潤滑装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912494U (ja) * | 1972-05-08 | 1974-02-01 |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP9400680A patent/JPS5722498A/ja active Granted
-
1981
- 1981-03-18 KR KR1019810000896A patent/KR830005465A/ko unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4912494U (ja) * | 1972-05-08 | 1974-02-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5722498A (en) | 1982-02-05 |
KR830005465A (ko) | 1983-08-13 |
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