JPS6032702B2 - 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 - Google Patents
延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS6032702B2 JPS6032702B2 JP1952379A JP1952379A JPS6032702B2 JP S6032702 B2 JPS6032702 B2 JP S6032702B2 JP 1952379 A JP1952379 A JP 1952379A JP 1952379 A JP1952379 A JP 1952379A JP S6032702 B2 JPS6032702 B2 JP S6032702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- impact
- excellent ductility
- present
- impact extrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は延性のすぐれた衝撃押出(インパクト)用アル
ミニウム合金に関するものである。
ミニウム合金に関するものである。
従来衝撃押出用アルミニウム用材料としては、通常99
.5%〜99.8%の純アルミニウムが使用されている
が、問題点として競鈍後のチューブが、とくに酸化物な
と爽雑物を混入しているような場合でなくとも、使用時
折曲げ頻度が多い場合まれに破れて内容物が漏洩する点
があげられこれの改善が要望されている。本発明者らは
上記の欠点を解決すべ〈鋭意研究を行なった結果、アル
ミニゥ.ムに必須成分としてニッケルを添加した合金が
インパクトチューブ製品にすぐれた延性を与えることを
見し、出し、本発明を完成するに至った。
.5%〜99.8%の純アルミニウムが使用されている
が、問題点として競鈍後のチューブが、とくに酸化物な
と爽雑物を混入しているような場合でなくとも、使用時
折曲げ頻度が多い場合まれに破れて内容物が漏洩する点
があげられこれの改善が要望されている。本発明者らは
上記の欠点を解決すべ〈鋭意研究を行なった結果、アル
ミニゥ.ムに必須成分としてニッケルを添加した合金が
インパクトチューブ製品にすぐれた延性を与えることを
見し、出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明はNiを0.2〜2.0重量%必須成分
として含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物
からなる延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金を
提供するものである。以下に本発明をさらに詳細に説明
する。
として含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物
からなる延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金を
提供するものである。以下に本発明をさらに詳細に説明
する。
本発明の衛蓬押出用アルミニウム合金はNiを必須成分
として含有するものであり、その添加量は0.2〜2.
の重量%、好ましくは0.3〜1.5重量%である。
として含有するものであり、その添加量は0.2〜2.
の重量%、好ましくは0.3〜1.5重量%である。
Niが0.2%未満では十分な延在改善が達成されず、
また2.0%を越えて添加しても添加量に相応する効果
が期待されず、かつインパクト加工素材のスラグを硬く
する。
また2.0%を越えて添加しても添加量に相応する効果
が期待されず、かつインパクト加工素材のスラグを硬く
する。
ベースとなるアルミニウムの純度については特に制限を
受けないが、市販の99.5%以上の純アルミニウムを
使用すれば本発明の効果、目的は十分に達成される。
受けないが、市販の99.5%以上の純アルミニウムを
使用すれば本発明の効果、目的は十分に達成される。
衝撃押出チューブの製造方法としては常用の衝撃押出加
工、いわゆるインパクト加工がそのまま採用される。
工、いわゆるインパクト加工がそのまま採用される。
すなわち、目的とする製品の形状にかなった本発明のア
ルミニウム合金製スラグを衝撃押出し、次いで焼鎚加工
軟化させる。本発明のアルミニウム合金製スラグを衝撃
押出した後、暁錨加工軟化処理することが、本発明の合
金の特性を発揮せしめるうえにおいて必須の要件であり
、焼鈍条件についは、製品の大きさ、形状によりことな
るが一般には約250〜6000○で約1〜3粉ご程度
処理するのが適当である。
ルミニウム合金製スラグを衝撃押出し、次いで焼鎚加工
軟化させる。本発明のアルミニウム合金製スラグを衝撃
押出した後、暁錨加工軟化処理することが、本発明の合
金の特性を発揮せしめるうえにおいて必須の要件であり
、焼鈍条件についは、製品の大きさ、形状によりことな
るが一般には約250〜6000○で約1〜3粉ご程度
処理するのが適当である。
以上により本発明のアルミニウム合金を用いて衝撃押出
し、次いで燐鈍して得たインパクトチューブは延性に富
み、従来品に〈らべ破れにくい製品を提供することがで
きる。
し、次いで燐鈍して得たインパクトチューブは延性に富
み、従来品に〈らべ破れにくい製品を提供することがで
きる。
以下本発明を実施例によって説明するが本発明はこれに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例 1
純アルミニウム、AI−10%Ni母合金を用いて、第
1表に示すM−Ni合金を藩製した。
1表に示すM−Ni合金を藩製した。
1表
この合金を鋳造圧延加工し6脈厚の板をつくり、外径1
甥帆のスラグを打ち抜いた。
甥帆のスラグを打ち抜いた。
次いでこのスラグを38000で1幼時間焼鈍し、衝撃
押出して肉厚120仏のチューブをつくった。
押出して肉厚120仏のチューブをつくった。
衝撃押出したままのチューブの機械的性質並びにこのチ
ューブを45び0でIQ分間暁錨加工軟化をした後のチ
ューブの機械的性質を各々従来法による普通品と比較し
て第2表に示す。第2 以上のように本発明合金による衝撃押出アルミニウム合
金チューブは延性にすぐれ、かつ破れにくく、従釆の純
アルミニウムチューブに較べて箸るしく特性が改善され
ている。
ューブを45び0でIQ分間暁錨加工軟化をした後のチ
ューブの機械的性質を各々従来法による普通品と比較し
て第2表に示す。第2 以上のように本発明合金による衝撃押出アルミニウム合
金チューブは延性にすぐれ、かつ破れにくく、従釆の純
アルミニウムチューブに較べて箸るしく特性が改善され
ている。
Claims (1)
- 1 Niを0.2〜2.0重量%必須成分として含有し
、残部がアルミニウム及び不可避的不純物からなる延性
のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1952379A JPS6032702B2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 |
US06/058,661 US4243438A (en) | 1978-07-21 | 1979-07-18 | Production of aluminum impact extrusions |
DE19792929288 DE2929288A1 (de) | 1978-07-21 | 1979-07-19 | Verfahren zur herstellung von schlagstrangpress-erzeugnissen aus aluminium |
AU49591/79A AU516881B2 (en) | 1978-07-21 | 1979-08-06 | Aluminium base alloy impact extrusions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1952379A JPS6032702B2 (ja) | 1979-02-21 | 1979-02-21 | 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55113854A JPS55113854A (en) | 1980-09-02 |
JPS6032702B2 true JPS6032702B2 (ja) | 1985-07-30 |
Family
ID=12001696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1952379A Expired JPS6032702B2 (ja) | 1978-07-21 | 1979-02-21 | 延性のすぐれた衝撃押出用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032702B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6311640A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 | Showa Alum Corp | ヒ−トロ−ラ−用アルミニウム合金 |
CN109576616B (zh) * | 2018-12-11 | 2020-07-14 | 广东省材料与加工研究所 | 一种铝合金管材尺寸回弹控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5153500Y2 (ja) * | 1973-03-13 | 1976-12-21 | ||
JPS5325247Y2 (ja) * | 1973-06-05 | 1978-06-28 | ||
JPS52112563U (ja) * | 1976-02-24 | 1977-08-26 |
-
1979
- 1979-02-21 JP JP1952379A patent/JPS6032702B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55113854A (en) | 1980-09-02 |
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