JPS6032615Y2 - 携帯時計側の中枠構造 - Google Patents

携帯時計側の中枠構造

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Publication number
JPS6032615Y2
JPS6032615Y2 JP4671780U JP4671780U JPS6032615Y2 JP S6032615 Y2 JPS6032615 Y2 JP S6032615Y2 JP 4671780 U JP4671780 U JP 4671780U JP 4671780 U JP4671780 U JP 4671780U JP S6032615 Y2 JPS6032615 Y2 JP S6032615Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
inner frame
watch
middle frame
frame structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP4671780U
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JPS56148682U (ja
Inventor
保孝 樽沢
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
Priority to JP4671780U priority Critical patent/JPS6032615Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案の主目的は従来構造に比べて大巾な部品の減少を
行い大巾なコストダウンを図ろうとするものであり、中
枠1つにより時計機械体機械体及び電子回路を有したモ
ジュールを含む時計体を側に固定すると、ともに裏ブタ
パツキン及びガラスの固定の役目も兼ねようとする中枠
構造に関するものである。
図面により説明すると、第1図は従来の側、文字板固定
構造の断面図であり、1は側の一部品である胴、2は文
字板体であり、2aは文字板体に設けられた足である。
8は文字板固定用の文字板止めネジである。
3は文字板受リング、4は中枠、5は機械固定バネ、6
は裏ブタ、7は時計機械体、10は裏ブタパツキン、1
1はガラス、12は防水リングである。
従来の固定構造は文字板体2に設けられた足2aを時計
機械体7に挿入し、この足を文字板止めネジ8により、
時計機械体のネジ部との間にてネジ固定している。
又時計機械体と側との固定は時計機械体の外周ツバ部7
aの下面に中枠4の上面を当て、更に中枠と裏ブタ6の
間に文字板受リング3と胴の当る面1aから裏ブタ上面
6a間のバラツキを吸収し、上方へ押し上げる役目をも
った機械固定バネ5を設けている。
文字板受リング3は時計機械体と文字板の間に組込まれ
ており、時計機械体の一部品である日車9との間隔を決
めると、ともに胴の面1aに当り、機械固定バネにより
押し上げられている中枠、時計機械体を受けることによ
り、側に時計機械体が固定される構造になっている。
裏ブタ6と胴1の間には裏ブタパツキン10が組込まれ
ており、ネジ締メにより軸方向に弾圧され外部からの水
、汗、ゴミの侵入を防いでいる。
又、ガラス11の固定は、胴1の内周へプラスチック材
よりなる防水リング12を設け、ガラスを押し込む。
防水リングの径方向の弾圧より生じる摩擦力により、胴
とガラスは固定され、外部からの水、ゴミ等の侵入を防
いでいる。
この構造においては文字板に足を必要とし、かつ文字板
止めネジも必要となる。
又文字板受リング、中枠、機械固定バネ、裏ブタパツキ
ン、防水リングと多くの部品を必要とするため部品コス
ト高と、文字板を時計機械体へ固定する組立、文字板受
リング、中枠、機械固定バネ、裏ブタパツキン、防水リ
ングを組立てることによる組立てに時間を要し組立コス
ト高になる。
又文字板に足をロー付又は溶接するため一般に文字板は
黄銅、洋白材を使用でいるが、外観上文字板として使用
したい、石、貴石、紙、アルミニウム、プラスチック等
はロー付又は溶接が出来ないため使用出来ず、外観上の
バラエティも制約されている。
以上説明した様に現構造においては、部品のコスト高、
組立コスト高、外観の制約等、大きな欠点がある。
本考案はこの欠点を除こうとするものであり、文字板受
リング、中枠、機械固定バネ、裏ブタパツキン、防水リ
ングを一体化した中枠を設け、この中枠と文字板体を文
字板部なしで固定し、中枠を時計機械体に位置決め固定
し、かつ側に固定することにより大巾コスト低減と文字
板材の制約をなくそうとするものである。
図面により説明すると、第2図は本考案の側、文字板部
の縦断面図であり、21が側の一部品である胴、22は
文字板体であり、23は中枠、27は時計機械体、26
は裏ブタである。
文字板体22は中枠23と文字板体外周下面と中枠上面
との間にて接着により固定される。
回転方向、上下、左右の位置決めは、双方の接合時に双
方の部材のセット治具による案内で行ってもよいし、個
々のに凸、凹部を設けて行ってもよい。
中枠はポリアセタール、ポリカーボネート、フッ化エチ
レン、ABS樹脂、Uポリマー(商品名)などのプラス
チック材料で製造されており弾性を有する。
時計機械体と文字板の固定は時計機械体の外周ツバ部2
7aへ中枠を文字板側から押し込むことにより行なうが
、この時中枠の組込み案内面23aが時計機械体ツバ部
上面に当り、中枠の下方部23bがプラスチック材料の
ため弾性により外周部へ広がり、中枠の溝23cに係合
される。
時計機械体と係合された中枠を胴下方より組込み、裏ブ
タ26を押し込む。
中枠の外周突部23hは弾性を有しているため胴と裏ブ
タの間にて径方向に圧縮され、反発力と摩擦力により胴
と中枠と裏ブタは固定されると、ともに外部からの水、
汗、ゴミの侵入を防ぐことが出来る。
中枠の高さ方向の位置決めは、中枠肩部が胴上方壁21
aに当りかつ中枠の外周突部23hの下面が裏ブタの外
周段部26aに当り位置決めされ、上下ガタのないもの
となる。
無機ガラスからなるガラス31は中枠上部23dの内側
へ押し込むと、中枠上段部23eにより止まり、上下方
向の位置が決まると、そもに中枠がプラスチック材料の
為、胴とガラスにより弾圧し固定され、外部からの水、
ゴミの侵入を防ぐ。
胴と裏ブタの中枠弾圧部は、抜けにくくするために図に
示す様に胴に溝、裏ブタに凸を出して中枠外周突部を変
形弾圧する方法もある。
胴側を凸、裏ブタ側が溝でもよい。
裏ブタの外し方は、胴下面と裏ブタ外周部とにスキ間を
設け、ここをこじ開けることにより外すことが出来る。
ガラスの外し方は中枠より裏ブタを外し後、胴より中枠
を下方向へ押して外し、中枠上部23dの弾圧力を低下
させた後、ガラス上面を成板により吸い上げて中枠より
外すことが出来る。
又、時計機械体と中枠の外し方か、中枠の下方部23d
を外周に広げてやることにより、簡単に外すことが出来
る。
但し側に組立てた後は、中枠下方部23dと裏ブタ内壁
部26bとのスキ間が少なく設定されているため広がり
が少なく時計機械体が外れることはない。
この場合、上記中枠下方部23bの外周と裏ブタ内壁部
2bの内周を当接させると、時計機械体は更に確実に固
定される。
中枠23の溝23Cの全周に設けてもよいし、外しやす
くするために部分的であってもよい。
以上述べた様に文字板体と中枠とは接着により固定し、
中枠と時計機械体は溝部とツバ部の係合により固定し、
中枠外周部により胴と裏ブタの間に高さ方向を位置決め
をし、胴と裏ブタにより中枠外周突部を弾圧し固定し、
かつ胴とガラスにより中枠上部を弾圧し、固定される。
文字板体と中枠の固定も、接着による方法だけでなく、
例えば文字板外周部へ中枠を設は文字板体上面まで中枠
の肉が乗る様に、熱を加えカシメることにより固定して
もよいし、他の固定構造であってもよい。
又プラスチック材の中枠の特性を生かし、文字板体から
部分的に凸を下方へ出して、中枠とインサートにより固
定することも可能である。
更に文字板体と中枠とをプラスチック材で一体に成形し
たものにすることも可能であり、文字板体として使用す
る材質から生じる外観の制限があるが、接合に比べ更に
安く製造することが出来る。
又文字板体と中枠の汎用性を持たせる必要がある場合に
は双方を固定せず、文字板体には従来構造と同様に足を
設は時計機械体に案内穴を設は位置決めし、文字板止め
ネジ等で固定してもよく、この方法でも他の部品が減少
出来て、コスト的に効果がある。
更に文字板外周部と中枠内壁とのスキ間を見えなくし外
観の向上を図る方法として、第3図に示す様に文字板4
2の外周部と中枠上段部43の上に乗るリング53を設
け、ガラス51と中枠上段部43eの間ではさみ固定す
る方法をそれば文字板外周部のスキ間が見えなくなると
、ともにリングの色を種々採用することにより外観上、
パライテイーを豊富にすることが出来る。
この様な構造にすることにより、従来構成していた、文
字板受リング、機械固定バネ、裏ブタパツキン、防水リ
ング、文字板止メネジが不要になり、プラスチック材を
使い射出成形により、安く出来る中枠により、従来機能
を満足できるため部品コストが安くなると、ともに文字
板の足なしによる文字板のコスト安及び文字板を時計機
械体に組込むネジ締めから押し込み組立による組立工数
の減少、機械固定バネ、文字板受リング、裏ブタパツキ
ン、防水リング不要による組立工数の低減を図ることが
できる。
又文字板に足を必要としないため、従来使用ができなか
った、石、貴石、紙、アルミニウム、プラスチック等の
材料が使用できて文字板の外観バラエティも豊富なもの
とすることができる。
以上述べてきた様に本考案により非常に安い部品代と少
ない組立工数による大巾なコストダウンを可能とした中
枠構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造の部分縦断面図、第2図は本考案の
一実施例を示す部分縦断面図である。 第3図は他の実施例を示す部分縦断面図である。 1.21・・・・・・胴、2,22,42・・・・・・
文字板体、3・・・・・・文字板受リング、4,23.
43・・・・・・中枠、5・・・・・・機械固定バネ、
6,26・・・・・・裏ブタ、7,27・・・・・・時
計機械体、8・・・・・・文字板止メネジ、10・・・
・・・裏ブタパツキン、11,31.51・・・・・・
ガラス、12・・・・・・防水リング、53・・曲リン
グ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 時計機械体上面に設けられた文字板体を支持する文
    字板支持部と、時計機械体の外周ツバ部と係合する係合
    部と、裏ブタ外周段部と胴上方壁との間に設けられ、か
    つ胴と裏ブタにより径方向に弾圧される弾圧部と胴とガ
    ラスにより径方向に弾圧される弾圧部を中枠に構成した
    ことを特徴とする携帯時計側の中枠構造。 2 中枠の文字板受部と文字板体を固定した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の携帯時計側の中枠構造。 3 中枠と文字板体とを一体とした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の携帯時計側の中枠構造。 4 文字板体より足部を突設させ該足部を時計機械体の
    案内穴に挿入して文字板の位置決め及び固定をなすと、
    ともに中枠にて文字板外周下面を支持するように構成し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の携帯時計側の中
    枠構造。
JP4671780U 1980-04-07 1980-04-07 携帯時計側の中枠構造 Expired JPS6032615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4671780U JPS6032615Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 携帯時計側の中枠構造

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JP4671780U JPS6032615Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 携帯時計側の中枠構造

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Publication Number Publication Date
JPS56148682U JPS56148682U (ja) 1981-11-09
JPS6032615Y2 true JPS6032615Y2 (ja) 1985-09-28

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ID=29641734

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JP4671780U Expired JPS6032615Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 携帯時計側の中枠構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH655422GA3 (ja) * 1984-01-26 1986-04-30
JPS60263882A (ja) * 1984-06-07 1985-12-27 ゲブリユ−デル、ユングハンス、ゲゼルシヤフト、ミツト ベシユレンクテル、ハフツング 腕時計
CH676772B5 (ja) * 1989-05-29 1991-09-13 Ebauchesfabrik Eta Ag

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JPS56148682U (ja) 1981-11-09

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