JPS58148Y2 - 携帯時計用キ−ボ−ド部の防水構造 - Google Patents

携帯時計用キ−ボ−ド部の防水構造

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Publication number
JPS58148Y2
JPS58148Y2 JP5411978U JP5411978U JPS58148Y2 JP S58148 Y2 JPS58148 Y2 JP S58148Y2 JP 5411978 U JP5411978 U JP 5411978U JP 5411978 U JP5411978 U JP 5411978U JP S58148 Y2 JPS58148 Y2 JP S58148Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
packing
glass
keyboard
waterproof structure
Prior art date
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Expired
Application number
JP5411978U
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English (en)
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JPS54156560U (ja
Inventor
昭二 磯野
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、時計の顔面に多数個のボタンを有する計算
機付等の携帯用デジタル時計のキーボード部の防水構造
に関するものである。
従来、この種の時計のキーボード部の構造は、それぞれ
多数個のボタン頭部の押圧操作によるスイッチ機構を構
成せしめるために、ケースやモジュール本体にコイルバ
ネや板バネを取付固定しそのバネ力による方法でスイッ
チ機構を構成させるのが一般的であった。
また、キーボード部の防水性確保のために、ケースに穴
明けした穴内壁面とボタン軸外径部に配したOIJング
の圧縮によって防水保持する方法がとられていた。
以上のような従来の方法は多数個のボタンの設置数の部
品が必要で構造が複雑化しかつ部品点数が多く必要で部
品製造のコスト高や組立費の増大につながる欠点があっ
た。
本考案はかかる欠点を一掃し、簡便にして安価なキーボ
ード部の構造を提供するものである。
以下、本考案の詳細について説明する。
図は本考案の実施例を示す携帯用デジタル時計のキーボ
ード部の組立断面図である。
合成樹脂等の透明弾性部材でなるガラス1のボタン2の
設置部にボタン穴2aがボタン2の設置数が設けられて
いる。
またボタン2の設置部にはガラス1の上面部にキーボー
ドの化粧板3が搭載されボタン2の頭部が突出しかつ化
粧板3の下面とボタン2のツバ部2aとで位置ギメされ
しかも、ガラス1と化粧板3とは化粧板3の外周「型段
付部3aとガラス1の外径段部1bとで締代をもって圧
入固定される。
さらに、ガラス1の下面部とパツキン受板4との間に合
成ゴム等の導電性弾性部材でなるパツキン5が配置され
パツキン5の圧縮によって多数個のボタン部の防水性が
確保されると同時にガラス1の外径と胴6の内径とが締
代をもって圧入されその摩擦力によってガラス1と胴6
が固定されかつ防水保持されるものである。
またパツキン5は、ボタン2の設置位置下部にスイッチ
端子5aが設けられ、パツキン受板4にはスイッチ端子
5aのニゲ穴4aを通りモジュール本体7の上面部に接
近されて、いる。
ボタン2の頭部押圧によって弾性部材であるパツキン5
の伸縮性によりスイッチ端子5aが伸長し、モジュール
本体7の上面部に配線された正負のプリント電極板に押
圧接触し、パツキン5の導電性によって通電されスイッ
チ機構を構成されるものである。
組立方法にあっては、ガラス1と化粧板3とを圧入取付
し、多数個のボタンをガラス1のボタンニゲ穴1aに挿
入する。
次にパツキン5をガラス1の下面およびボタン2の下面
に載せかつパツキン受板4の外径とガラス1の内径とを
締代をもって圧入固定する。
かくして、ガラス1.ボタン2.化粧板3.パツキン受
板4.パツキン5の5部品が一体化組立される。
それらの一体化組立された5部品を胴に圧入するもので
ある。
以上のごとく構成したキーボード部の構造にあっては、
従来の方法にみられるコイルバネまたは板バネを使用さ
れずかつそれらのバネをケースやモジュール本体に取付
するための部品が不要でありかつ防水性確保のために有
するOリングをボタンやケースに多数個を一個一個取付
する等が不要となり、部品数が少なく簡便を構造であっ
てしかも簡単な組立方法のキーボード部の防水構造が提
供できるもので、従来の方法に比べて大幅なコストダウ
ンが可能なものでありその効果は絶大なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すキーボード部、組立断面図。 1・・・・・・ガラス、1a・・・・・・ニゲ穴、1b
・・・・・・外径段部、2・・・・・・ボタン、2a・
・・・・・ツバ、3・・・・・・化粧板、3a・・・・
・・外周「型段付部、4・・・・・・パツキン受板、4
a・・・・・・ニゲ穴、5・・・・・・パツキン、6・
・・・・・胴、7・・・・・・モジュール本体、8・・
・・・・ウラブタ、9・・・・・・中枠、10・・・・
・・ウラブタパツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂等の透明弾性部材でなるガラスの外径と金属材
    でなる胴の内径とで締代をもって圧入固定し防水保持す
    るとともに、前記ガラスの下面とパツキン受板上面とに
    配した合成ゴム等の導電性弾性部材でなるパツキンを圧
    縮しボタン部の防水性を保持し、かつ前記ボタン頭部の
    押圧操作によるボタン下面に備えるパツキンの伸長によ
    り、モジュール上面に設けた電極に接続しスイッチ機構
    を構成したことを特徴とする携帯時計用キーボード部の
    防水構造。
JP5411978U 1978-04-21 1978-04-21 携帯時計用キ−ボ−ド部の防水構造 Expired JPS58148Y2 (ja)

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JPS54156560U JPS54156560U (ja) 1979-10-31
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