JPS6029747Y2 - 携帯用腕時計のガラス部の構造 - Google Patents

携帯用腕時計のガラス部の構造

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Publication number
JPS6029747Y2
JPS6029747Y2 JP640780U JP640780U JPS6029747Y2 JP S6029747 Y2 JPS6029747 Y2 JP S6029747Y2 JP 640780 U JP640780 U JP 640780U JP 640780 U JP640780 U JP 640780U JP S6029747 Y2 JPS6029747 Y2 JP S6029747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner diameter
outer diameter
decorative laminate
glass
decorative board
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Expired
Application number
JP640780U
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English (en)
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JPS56109076U (ja
Inventor
昭二 磯野
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯用腕時計の市場の多様化に対応するため
に考案されたものであって、時計デザイン幅を広げると
ともに、安定化された防水性能を維持するとともに、低
コストにて実現できるととを目的としたものである。
近年腕時計の市場にあっては消費者のし好も多様化しつ
つあり、豊富なデザインの中から選ぶ傾向を強め、従来
の時計にみられるように時計のガラス内面方向に備える
文字板に加えて一部ケースの外面に金属やプラスチック
のプレートを接着等で取付け、そのプレートに着色した
り、商品のペットネーム等を表現しデザインバラエティ
をもたしたものが増加しつつある。
本考案はこうした時代に対応し、デザインの幅を広げる
べく環状化粧板をケース外面に配し、前記環状化粧板に
時計体に設けられたスピーカの放音穴やボタン穴を設け
、低コストにて重水構造が実現できる携帯用腕時計のガ
ラス部の構造を提供するものである。
以下本考案の実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例を示した携帯用腕時計の平面図
を示し、第1図のA−A’断面を第2図に示す。
化粧板1はアルミ、ステンレス、黄銅材等の薄板部材で
なり、環状の平面形状を有する。
化粧板1の上面にはアルミ材であれば染色しカラー化を
、またステンレス板では薄板平板状のため簡便にエツチ
ング染色が可能となる等である。
化粧板1の内径1aとガラス2の外径2aとは相似形状
を有し、かつ、胴3の内径3aと化粧板1の外径1bと
は同様に相似形状を有する。
それは、ガラス1の外径1aと胴3の内径3aとは必ず
しも相似である必要はない。
すなわち、化粧板保持板4はポリカーボネイト、テフロ
ン、ウレタンゴム等の高弾性の合成樹脂でなりガラス2
の外径2aと化粧板1の内径1aの間に突出する内周環
状凸起4aはそれぞれの内外径に締代がつき、圧入され
ており、その摩擦力により防水保持される。
特に、ガラス2の外径2a部のハメアイ面の仕上面の管
理が必要でその部分にて防水保持されるものである。
また胴3の内径3aと化粧板1の外径1bの間に突出す
る化粧板保持板の外周環状凸起4bも同様にそれぞれの
内外径に締代がつき圧入されており、その摩擦力により
防水保持される。
しかも、胴3の内径3aのハメアイ部の仕上面の管理が
必要であり、その部分にて防水保持されるものである。
しかるにアルミ、ステンレス、黄銅材にてなる薄板の化
粧板1、無機ガラス等でなるガラス2、アルミ、黄銅等
である胴3の間に挟持されるそれぞれの内周環状凸起4
a、外周環状凸起4bは高弾性部材のポリカーボネイト
、テフロン、ウレタンゴム等の合成樹脂の部材の化粧板
保持板4でありその圧入挟持された凸起部分が圧縮変形
されるものであり、ガラス1の外径2aと胴3の内径3
aとは必ずしも相似でなくても充分その圧縮変形作用に
より取付固定されるとともに、防水保持されるものであ
る。
また、化粧板1の平面部には、モジュール本体5のスピ
ーカ5aの放音穴1cが、ボタン6のボタン穴1dが備
えられる。
スピーカ5a上部に化粧板保持板4のスピーカ穴4cが
穴明されOリングのスピーカパツキン7が径方向に締代
をもって装着され防水保持される。
また、ボタン6の設置下方向には化粧板保持板4のボタ
ン装着ニゲ穴4dが設けられ、ボタン6の押圧操作によ
り薄肉部4fが変形し、ダボ4gの下方向にモジュール
本体5上のスイッチ部を押圧されスイッチ機構を構成せ
しめるものである。
次に以下、組立手順について説明を加える。
化粧板1のボタン穴1d内にボタン6をセットする。
化粧板1の表面部を下面にボタン6をセットし、化粧板
保持板4を上方向よりかぶせる。
化粧板1の内径1aおよび外径1bのハメアイはスキマ
バマ嵌合であり手作業である。
次に化粧板1、ボタン6、化粧板保持板4のセット状態
のまま表裏逆転し、ガラス2を防水締具等で圧入する。
この状態は化粧板保持板4の内径環状トチ4aの圧縮に
より、化粧板1、ボタン6、化粧板保持板4、ガラス2
が連結結合されたケースの半組立セット部品となる。
次に前記セット部品を胴3の内径3aに圧入するよう防
水締付具で圧入される。
しかるに化粧板1の外径1bおよび胴3の内径3aとの
間に設けられた化粧板保持板4の外周環状トチ4bが圧
縮され、胴3に結合固定されるものである。
かくしてなる構造にあって、化粧板1の表面部には各種
の金属材料の特徴を生かした材料を用いて多様の表面処
理が可能により、時計デザインバラエティが可能となる
また、化粧板保持板4は合成樹脂により射出成形が容易
で大量生産が可能であり、しかも従来の時計にみられる
ケース内面部に備えかつ別体の化粧板をケース外面に接
着固定する等の方法はとらないため、部品数その組立作
業等を比較すると工数は大幅に低減化され、低コストに
て当考案の構造は実現できるものであり、かつ、ガラス
部の構造シール部には高弾性を有する合成樹脂でなる化
粧板保持板4にて構成するものであり、その長期的安定
性のある防水構造が提供できるものであり、その効果は
絶大であり、しかもボタン6の配置は化粧板1の平面部
どこても自在に、またスピーカ5aの設置場所も化粧板
1の平面部自在に設置可能でその用途は大でありその有
用性は絶大のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す時計の平面図。 第2図は第1図のA−A’の断面図。 1・・・・・・化粧板、2・・・・・・ガラス、3・・
・・・・胴、4・・・・・・化粧板保持板、5・・・・
・・モジュール本体、6・・・・・・ボタン、7・・・
・・・スピーカパツキン、8・・・・・・ウラブタ、9
・・・・・・ウラブタパツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミ、ステンレス、黄銅材等の薄板環状化粧板の内径
    部にガラスを配し、かつ、前記薄板環状化粧板の外径部
    に胴内径を設ける携帯用腕時計にあって、前記のガラス
    外径と環状化粧板内径、環状化粧板外径と胴内径の間に
    それぞれ均一隙間を設けるとともに、ポリカーボネイト
    、テフロン、ウレタンゴム等の高弾性の合成樹脂にてな
    る化粧板保持部材の外径部および内径部に備える均一な
    る環状トチが前記のそれぞれの隙間部に配され径方向に
    圧縮され、かつその摩擦力により防水保持するとともに
    、前記環状化粧板にスピーカの放音穴、ボタン穴を設け
    たことを特徴とする携帯用腕時計のガラス部の構造。
JP640780U 1980-01-22 1980-01-22 携帯用腕時計のガラス部の構造 Expired JPS6029747Y2 (ja)

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JP640780U JPS6029747Y2 (ja) 1980-01-22 1980-01-22 携帯用腕時計のガラス部の構造

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JPS56109076U JPS56109076U (ja) 1981-08-24
JPS6029747Y2 true JPS6029747Y2 (ja) 1985-09-07

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