JPH05126966A - 腕時計のベゼル装置 - Google Patents

腕時計のベゼル装置

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Publication number
JPH05126966A
JPH05126966A JP31159191A JP31159191A JPH05126966A JP H05126966 A JPH05126966 A JP H05126966A JP 31159191 A JP31159191 A JP 31159191A JP 31159191 A JP31159191 A JP 31159191A JP H05126966 A JPH05126966 A JP H05126966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bezel
bezel member
watch
wristwatch case
members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31159191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Hanagata
茂 花形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP31159191A priority Critical patent/JPH05126966A/ja
Publication of JPH05126966A publication Critical patent/JPH05126966A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 腕時計のベゼルを簡単な構造でデザインが向
上したものとする。 [構成] 下側の第1のベゼル部材11と上側の第2の
ベゼル部材12とによってベゼルを構成する。第1のベ
ゼル部材11を樹脂製とし、第2のベゼル部材12を金
属製または樹脂製とする。第1のベゼル部材11に凸部
13を形成し第2のベゼル部材12に凹部16を形成
し、凸部13を凹部16に挿入してベゼル部材11,1
2を組み付け、腕時計ケースに取り付ける。ベゼルを2
部材とし、簡単な構造にもかかわらず、趣味性のあるデ
ザイン性を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は装飾等の目的で腕時計ケ
ースに取り付けられるベゼル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のベゼル取付構造を示し、腕
時計ケース51の上部にベゼル61が取り付けられてい
る。腕時計ケース51は外周側53に比べて内周側54
が段状に高く立ち上がっており、外周側53の上面に凹
部55が形成される一方、内周側54の側面に溝部56
が形成されている。
【0003】また、この腕時計ケース51の内周側の他
の側面には時計ガラス57が載置される支持部58が形
成されている。一方、ベゼル61は腕時計ケース51の
外周側53および内周側54を覆う形状に成形されてい
る。このベゼル61は外周側53の凹部55に挿入され
る凸部62と、内周側54の溝部56に挿入される突条
63とを有することにより腕時計ケース51の上面に回
転自在に取り付けられる。この場合、腕時計ケース51
の溝部56内には樹脂からなるOリング65が嵌め込ま
れており、このOリング65がベゼル61の突条63に
接触することにより、ベゼル61の不用意な回転を抑制
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のベ
ゼルは腕時計ケースとの内部対向面を含め全体形状が複
雑な構造となっているため、その成形が面倒となってい
る。また、内部が複雑な形状にもかかわらず、デザイン
的には単調となっており、趣味性の低いものとなってい
る。従ってデザインを向上させるにはベゼルにピン形
状、ボタン形状などの趣味性を有した装飾用部材を取り
付ける必要があり、製造が煩雑化するばかりでなく、外
観が大型化する問題があった。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、簡単な構造にもかかわらず、良好なデザインを
有した趣味性の高い腕時計のベゼル装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の腕時計のベゼル
装置は、上面にベゼル取付け用凹部が形成された腕時計
ケースと、複数の凸部を有し前記腕時計ケースのベゼル
取付け用凹部に配置される樹脂製の第1のベゼル部材
と、この第1のベゼル部材の凸部が配置される凹部が形
成された第2のベゼル部材とを備えていることを要旨と
する。
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例が適用さ
れた腕時計1を示し、バンド取付部3を両端部分に有し
た腕時計ケース2と、腕時計ケース2の上面外周側に取
り付けられたベゼル10とを備えている。
【0008】腕時計ケース2は図3および図4に示すよ
うにベゼル取付け用凹部5を上面に備えると共に、その
内周面には時計ガラス6を接着等によって取り付ける支
持部7が形成されている。また、腕時計ケース2におけ
るベゼル取付け用凹部5の外側部分は所定の勾配で低く
なるテーパ面8となっている。さらに腕時計ケース2の
内周側は段状に高くなっており、この高くなった内周側
の側面には溝部9が形成されている。
【0009】前記ベゼル10はかかる腕時計ケース2の
ベゼル取付け用凹部5に取り付けられる。図5はベゼル
10の構造を示し、下側の第1のベゼル部材11と、上
側の第2のベゼル部材12との2部材からなっている。
以下、図3および図4をも参照して各ベゼル部材11,
12の構成を説明する。これらベゼル部材11,12は
いずれも円環形状に成形されて、時計ガラス6との干渉
が防止されている。第1のベゼル部材11は偏平な円環
形状となっており、その円周方向には所定の離隔角度
(図示例では90度)毎に立ち上がる複数の凸部13が
一体的に形成されている。また、凸部13とは別個にピ
ン突起14が適宜部位に形成されている。このような構
造の第1のベゼル部材11は軟質プラスチックなどの樹
脂により成形され、腕時計ケース2に対し回転し易いも
のとなっている。
【0010】第2のベゼル部材12は第1のベゼル部材
11の上側に設けられるものであり、その上面は腕時計
ケース2の上面のテーパ面8と同一勾配で傾斜するテー
パ面15となっている。このように腕時計ケース2の上
面および第2のベゼル部材12の上面を同一勾配で傾斜
させることにより、外観上、これらが一体化し、違和感
を生じることがなくなる。また、第2のベゼル部材12
には第1のベゼル部材11の凸部13が挿入される凹部
16が外周部分に形成されると共に、第1のベゼル部材
11のピン突起14が嵌入するピン孔17が下面に形成
されており、ピン突起14とピン孔17との嵌合により
第1および第2のベゼル部材11,12の位置ずれのな
い状態で一体的に回転することができる。さらに、第2
のベゼル部材12の内周面には腕時計ケース2の溝部9
に挿入されて、その外れ止めを行う突条18が形成され
ている。このような構造の第2のベゼル部材12は硬質
プラスチックあるいは金属により形成されるものであ
る。なお、本実施例において、この第2のベゼル部材1
2に対し、その凹部16内に挿入された第1のベゼル部
材11の凸部13は図3に示すように、第2のベゼル部
材12のテーパ面15よりも高くなるように抜き出てい
る。このように構成することにより、ベゼル10の全体
形状に変化が付与されるため、趣味性の大きなデザイン
とすることができる。また、この抜き出ている第1のベ
ゼル部材11の凸部13を手懸りとして、ベゼル10を
回転させることができ、その操作性も向上する。
【0011】図3ないし図5において、20はレンズ形
状のシートであり、腕時計ケース2のベゼル取付け用凹
部5内に設けられて、腕時計ケース2と第1のベゼル部
材11との間に介在するようになっている。このシート
20は第1のベゼル部材11と腕時計ケース2との間の
摩擦抵抗を低減させるように作用する。
【0012】上記構成において、ベゼル10は第1のベ
ゼル部材11の凸部13が第2のベゼル部材12の凹部
16を抜け出た状態となって腕時計ケース2上面に取り
付けられる。このように第1および第2のベゼル部材1
1,12の2部材によりベゼル10を構成することによ
り、構造が簡単であるにもかかわらず、趣味性のあるデ
ザインとすることができる。また、第1および第2のベ
ゼル部材11,12の材質を異ならせることにより、変
化のあるデザインとすることができ、単調性をなくすこ
とができる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、種々の変更が可能であり、例えば第1のベゼ
ル部材11と第2のベゼル部材12とを接着剤、両面接
着テープなどにより一体化しても良く、シート20に替
えて腕時計ケース2のベゼル取付け用凹部5に潤滑油を
塗布しても良い。また、回転しないベゼルの場合にはシ
ート20は省略し得るものである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は凹部と凸部
とが相互に組み合わせられる第1および第2のベゼル部
材によってベゼルを構成したため、構造が簡単であって
も、デザイン性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図。
【図2】本発明の一実施例の側面図。
【図3】図1のIII−III線断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】ベゼルの分解斜視図。
【図6】従来構造の断面図。
【符号の説明】
2 機器ケース 5 ベゼル取付け用凹部 11 第1のベゼル部材 12 第2のベゼル部材 13 凸部 16 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にベゼル取付け用凹部が形成された
    腕時計ケースと、複数の凸部を有し前記腕時計ケースの
    ベゼル取付け用凹部に配置される樹脂製の第1のベゼル
    部材と、この第1のベゼル部材の凸部が配置される凹部
    が形成された第2のベゼル部材とを備えていることを特
    徴とする腕時計のベゼル装置。
JP31159191A 1991-10-30 1991-10-30 腕時計のベゼル装置 Pending JPH05126966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31159191A JPH05126966A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 腕時計のベゼル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31159191A JPH05126966A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 腕時計のベゼル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05126966A true JPH05126966A (ja) 1993-05-25

Family

ID=18019089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31159191A Pending JPH05126966A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 腕時計のベゼル装置

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JP (1) JPH05126966A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063486A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Casio Comput Co Ltd ベゼル部材の位置決め装置
JP2015230167A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 カシオ計算機株式会社 ケース構造および時計ケース
JP2017517738A (ja) * 2014-08-12 2017-06-29 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 外部要素を備える腕時計ケース

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