JPS58147Y2 - 時計のプツシユ釦の構造 - Google Patents
時計のプツシユ釦の構造Info
- Publication number
- JPS58147Y2 JPS58147Y2 JP62478U JP62478U JPS58147Y2 JP S58147 Y2 JPS58147 Y2 JP S58147Y2 JP 62478 U JP62478 U JP 62478U JP 62478 U JP62478 U JP 62478U JP S58147 Y2 JPS58147 Y2 JP S58147Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- button
- bushing
- support member
- buttons
- button support
- Prior art date
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- Expired
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計のブツシュ釦、特に多数配置されたブツシ
ュ釦の構造に関する。
ュ釦の構造に関する。
最近特にデジタル時計の普及に伴い、従来機械時計に使
われていた龍頭のかわりに各種の修正釦、モード切替釦
、表示面を照明する点燈釦等のブツシュ釦が多数使われ
ている。
われていた龍頭のかわりに各種の修正釦、モード切替釦
、表示面を照明する点燈釦等のブツシュ釦が多数使われ
ている。
又このような一般的なものから最近は時計に計算機の機
構を組入れる傾向も出てきた。
構を組入れる傾向も出てきた。
然し乍ら2〜3ケの少数のブツシュ釦なら一般的構造で
もまかなえるが、数十個のブツシュ釦となると、組立上
防水上又コストの点で種々の難点を有していた。
もまかなえるが、数十個のブツシュ釦となると、組立上
防水上又コストの点で種々の難点を有していた。
本考案は上記の点に鑑み、改良したものである。
以下図面にしたがって実施例を説明する。
尚、第1図〜第4図は本案実施例である。
第1図〜第4図において、1は上胴、2はブツシュ釦、
3はブツシュ釦支持部材、4は押え部材、5は導電ゴム
、6は内側固定リング、7は外側固定リング、8は風防
ガラスのパツキン、9はビニールシート、10は風防ガ
ラス、11は中胴、12は中胴パツキン、13は裏蓋、
14は裏蓋パツキンである。
3はブツシュ釦支持部材、4は押え部材、5は導電ゴム
、6は内側固定リング、7は外側固定リング、8は風防
ガラスのパツキン、9はビニールシート、10は風防ガ
ラス、11は中胴、12は中胴パツキン、13は裏蓋、
14は裏蓋パツキンである。
第1図は時計ケースにブツシュ釦を取付けた時の部分拡
大断面図、第2図はその斜視図である。
大断面図、第2図はその斜視図である。
先ず主要部品であるブツシュ釦支持部材3及び該部材3
を押える押え部材4を説明する。
を押える押え部材4を説明する。
第3図はブツシュ釦支持部材3の斜視図で一部にその断
面を示す。
面を示す。
図に示す如くゴム製のリング状のブツシュ釦支持部材3
の上面には複数個の逆すり体型の凸起3aが、又各凸起
3aの中央にはブツシュ釦2を挿入する挿入孔3bが各
々設けられている。
の上面には複数個の逆すり体型の凸起3aが、又各凸起
3aの中央にはブツシュ釦2を挿入する挿入孔3bが各
々設けられている。
又内縁部3C及び外縁部3dは上胴1の周状の段部1a
、lbと押えリング4の圧接部4 a 、4 bとの間
に挾持される部分である。
、lbと押えリング4の圧接部4 a 、4 bとの間
に挾持される部分である。
ブツシュ釦支持部材3の下面の各ブツシュ釦の真下に相
当する部分の先端には導電ゴム5が一体成型加工で、一
体に取付けられている。
当する部分の先端には導電ゴム5が一体成型加工で、一
体に取付けられている。
次に第4図は押え部材4の斜視図で、一部にその断面を
示す。
示す。
この押え部材4はリング形状を有し、合成樹脂製で、図
に示す如く円周状に前記凸起3aが挿通できるように複
数個の孔4Cが設置され、上面に圧接部4a、4b、下
面に固定面4d、4eを有している。
に示す如く円周状に前記凸起3aが挿通できるように複
数個の孔4Cが設置され、上面に圧接部4a、4b、下
面に固定面4d、4eを有している。
次に、前に戻って第1図、第2図により全体の構成作用
を説明する。
を説明する。
上胴1にはビニールシート9及びパツキン8を介して風
防ガラス10が圧入により装置され、該上胴1はパツキ
ン12を介して中胴11に圧入固着されている。
防ガラス10が圧入により装置され、該上胴1はパツキ
ン12を介して中胴11に圧入固着されている。
尚、上記ビニールシート9はガラス下面に見切板に替る
塗装面を施した場合、上胴に直接接触した場合に印刷面
の剥離を防止するために設けられたものである。
塗装面を施した場合、上胴に直接接触した場合に印刷面
の剥離を防止するために設けられたものである。
次に本要旨であるブツシュ釦部の組立順序を説明する。
先ず前段において詳細に説明したブツシュ釦支持部材3
の上面に設けられた複数個の挿入孔3bに、複数個の鍔
付ブツシュ釦2を圧入固定する。
の上面に設けられた複数個の挿入孔3bに、複数個の鍔
付ブツシュ釦2を圧入固定する。
このブツシュ釦付のリング状のブツシュ釦支持部材3を
上胴1の内側より、上胴1に設けられている複数個の孔
1Cに適合させるように外側に向って装着する。
上胴1の内側より、上胴1に設けられている複数個の孔
1Cに適合させるように外側に向って装着する。
この際各々のブツシュ釦2には鍔2aがついているので
、上胴1の7LICの裏側にひっかかって通過できず、
鍔2aの上面の位置で停止する。
、上胴1の7LICの裏側にひっかかって通過できず、
鍔2aの上面の位置で停止する。
又ブツシュ釦支持部材3の内縁部3C及び外線部3dは
上胴1の周状の段部1a、lbと内側より嵌入された押
えリング4との間に挾持され、内側固定リング6及び外
側固定リング7の圧入により固定される。
上胴1の周状の段部1a、lbと内側より嵌入された押
えリング4との間に挾持され、内側固定リング6及び外
側固定リング7の圧入により固定される。
尚、押えリング4の嵌入に際しては、上胴1に段部1d
を設けであるので、ブツシュ釦支持部材3の内縁部3C
1外縁部3dに対する圧縮圧を一定に保つことができる
ようになっている。
を設けであるので、ブツシュ釦支持部材3の内縁部3C
1外縁部3dに対する圧縮圧を一定に保つことができる
ようになっている。
次に作用を説明する。
上記の構成であるので、定位置においてはブツシュ釦2
は該釦と一体に固着されているブツシュ釦支持部材3の
伸縮圧により、常に上部に押圧されブツシュ釦2の鍔部
2aにより定位置が保たれている。
は該釦と一体に固着されているブツシュ釦支持部材3の
伸縮圧により、常に上部に押圧されブツシュ釦2の鍔部
2aにより定位置が保たれている。
ブツシュ釦2を押すとブツシュ釦支持部材3の傾斜部3
eは全周的に撓んで先端に取付けられた導電ゴムが各導
線を短絡させる。
eは全周的に撓んで先端に取付けられた導電ゴムが各導
線を短絡させる。
押した釦より手を離せば同じく傾斜部3eが伸張して定
位置に復元する。
位置に復元する。
上述の如く本考案は時計の多ボタン構造において、各ス
イッチ釦に対応する導電ゴムを設けたリング状のブツシ
ュ釦支持部材に、複数個の挿入孔を設け、該挿入孔に複
数個のブツシュ釦の下端ボスを嵌入してブロック化し、
このブツシュ釦付のブツシュ釦支持部材を上胴に取付け
、押え部材で仮固定した後、二個の固定リングの圧入に
より確実に固定する構造にしたので、総体的に組立て易
く、合成樹脂製の押え部材が一体で形成されているので
、パツキンの圧縮が容易で防水性も良く、又ブツシュ釦
の下端ボスがブツシュ釦支持部材に保持されているので
、位置ズレを防止し、ブツシュ釦の倒れを少なくシ、ブ
ツシュ釦を押した際ブツシュ釦支持部材との追従性をよ
くすることができる。
イッチ釦に対応する導電ゴムを設けたリング状のブツシ
ュ釦支持部材に、複数個の挿入孔を設け、該挿入孔に複
数個のブツシュ釦の下端ボスを嵌入してブロック化し、
このブツシュ釦付のブツシュ釦支持部材を上胴に取付け
、押え部材で仮固定した後、二個の固定リングの圧入に
より確実に固定する構造にしたので、総体的に組立て易
く、合成樹脂製の押え部材が一体で形成されているので
、パツキンの圧縮が容易で防水性も良く、又ブツシュ釦
の下端ボスがブツシュ釦支持部材に保持されているので
、位置ズレを防止し、ブツシュ釦の倒れを少なくシ、ブ
ツシュ釦を押した際ブツシュ釦支持部材との追従性をよ
くすることができる。
その他、ブツシュ釦、ブツシュ釦支持部材等の交換も容
易なのでアフターサービスもやりやすい等、実用上多大
の効果を奏するものである。
易なのでアフターサービスもやりやすい等、実用上多大
の効果を奏するものである。
第1図〜第4図は共に本考案の実施例を示すもので、第
1図はブツシュ釦を上胴に組込んだ時の部分拡大断面図
、第2図は一部切欠斜視図、第3図はブツシュ釦支持部
材の一部切欠斜視図、第4図は押え部材の一部切欠斜視
図である。 1・・・・・・上胴、1 a、1 b、1 d・・・・
・・段部、1C・・・・・・貫通孔、2・・・・・・ブ
ツシュ釦、3・・・・・・ブツシュ釦支持部材、3a・
・・・・・傾斜部、3b・・・・・・挿入孔、4・・・
・・・押え部材、5・・・・・・導電ゴム、6,7・・
・・・・固定リング。
1図はブツシュ釦を上胴に組込んだ時の部分拡大断面図
、第2図は一部切欠斜視図、第3図はブツシュ釦支持部
材の一部切欠斜視図、第4図は押え部材の一部切欠斜視
図である。 1・・・・・・上胴、1 a、1 b、1 d・・・・
・・段部、1C・・・・・・貫通孔、2・・・・・・ブ
ツシュ釦、3・・・・・・ブツシュ釦支持部材、3a・
・・・・・傾斜部、3b・・・・・・挿入孔、4・・・
・・・押え部材、5・・・・・・導電ゴム、6,7・・
・・・・固定リング。
Claims (1)
- ケース上胴の上面に、ブツシュ釦挿入用の複数個の貫通
孔、内面にブツシュ釦支持部材を挟持する段部、及び押
え部材と固定リングとを圧入する段部を設け、ゴム等の
弾性部材で形成した前記ブツシュ釦支持部材の上面に、
上下に弾性をもたせ且つ中央に前記ブツシュ釦を挿入す
る孔を有する複数個の突起を設け、下面に各ブツシュ釦
に対応する位置に導電ゴムを一体に設け、前記ブツシュ
釦支持部材に設けられた複数個の孔にブツシュ釦をそれ
ぞれ嵌入して一体化し、前記ブツシュ釦支持部材を前記
ケース上胴の内面側より上胴貫通孔に適合するように嵌
入し、−前記押え部材にて仮固定すると共に前記押え部
材を固定リングで上胴に圧入固定することを特徴とする
時計のブツシュ釦の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62478U JPS58147Y2 (ja) | 1978-01-07 | 1978-01-07 | 時計のプツシユ釦の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62478U JPS58147Y2 (ja) | 1978-01-07 | 1978-01-07 | 時計のプツシユ釦の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112073U JPS54112073U (ja) | 1979-08-07 |
JPS58147Y2 true JPS58147Y2 (ja) | 1983-01-05 |
Family
ID=28802046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62478U Expired JPS58147Y2 (ja) | 1978-01-07 | 1978-01-07 | 時計のプツシユ釦の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58147Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753231Y2 (ja) * | 1989-12-21 | 1995-12-06 | リコーエレメックス株式会社 | ハンディロ口腔衛生器のスイッチ構造 |
-
1978
- 1978-01-07 JP JP62478U patent/JPS58147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112073U (ja) | 1979-08-07 |
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