JPH0743886Y2 - 押しボタンスイツチ - Google Patents

押しボタンスイツチ

Info

Publication number
JPH0743886Y2
JPH0743886Y2 JP1985203956U JP20395685U JPH0743886Y2 JP H0743886 Y2 JPH0743886 Y2 JP H0743886Y2 JP 1985203956 U JP1985203956 U JP 1985203956U JP 20395685 U JP20395685 U JP 20395685U JP H0743886 Y2 JPH0743886 Y2 JP H0743886Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
push button
contact
movable contact
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985203956U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62111138U (ja
Inventor
政 高田
秀明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP1985203956U priority Critical patent/JPH0743886Y2/ja
Publication of JPS62111138U publication Critical patent/JPS62111138U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743886Y2 publication Critical patent/JPH0743886Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、押ボタンをばねに抗して押圧することにより
スイツチ接点が閉成するようになつているスロータイプ
の押しボタンスイツチに関する。
ロ 従来技術 従来第3図に示すごとき押しボタンスイツチが提供され
ている。これはリード脚8に続く固定片11に板状可動片
12の一端を支点支持し、自由端下面に可動接点6をかし
め付け、中間下面をコイルばね1で押上げて、押しボタ
ン9の押圧に際して下降する可動接点6が別のリード脚
3上端の固定接点7に電気的接触を行うものである。し
かし、この例はコイルばね1と可動片12がバラバラであ
り、したがつて組立に際してコイルばねと可動片を組合
せる等の手数を要した。このためコイルばねの上端に直
接可動接点を取り付け、この可動接点を押ボタンで押下
げするようにしたスイッチが提案されている(実開昭57
−155630号)。しかしこの構成では押ボタンを押下げす
る力は直接可動接点に加わり、可動接点を介して固定接
点に及ぶので、接点間およびスイッチ構造体そのものに
過大な力が作用し、接点を傷めスイッチの取り付けをぐ
らつかせると云うような危険がある。
ハ 考案が解決しようとする課題点 本考案は前記従来例の問題点に着目してなされたもの
で、組立が容易で部品面でも点数が少なく、コスト安と
なると共に押ボタンを押すときスイッチに過大な力を加
えてしまうおそれのない押しボタンスイツチを得ること
を目的とする。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するための手段として、第1
図に示すように、スイッチの一方のリード脚の上端上に
コイルばねの下端を当接させ、コイルばねの上端部をコ
イルばねの上端から更に内方に延長してこの延長部に可
動接点部材を保持させ、押ボタンは上記コイルばねの上
端の外周部分つまり上記延長部分でない部分に当接し、
可動接点には当接させないようにして、押しボタン9の
押圧によるコイルばね1の圧縮に際して、下降する接点
部材5によつて接点が閉成するようにして押しボタンス
イツチを構成した。
ホ 作用 押しボタン9をコイルばね1の弾力に抗して押圧すると
可動接点部材5がコイルばねと軸心一致状態で下降し可
動接点6が固定接点7に接して接点が閉じる。この場
合、コイルばね1が導電性で下部がリード脚3の上端の
導電面3aに接し、同ばねの上端に可動接点部材5が固定
されているので、可動、固定両接点5,6の閉成はコイル
ばね1の導電性を介して行われる。そしてこのとき可動
接点は押ボタンによって直接押下げされるのではなく、
コイルばねの上端が押ボタンにより押下げされて、押下
げされたコイルばねの上端から内方に延長された部分を
介して可動接点が固定接点に弾性的に押圧されるので、
押ボタンと可動接点間には押下げ力に対する緩和機構が
設けられたことになり、スイッチに無理な力が加わるお
それが解消される。
ヘ 実施例 本考案の実施例1を第1図によつて詳述する。図中、1
は有底の筒状本体2内に緩嵌した導電性のコイルばね
で、下端は底部内面に露出したリード脚3上端の導電面
4に接している。5はコイルばね1の上端にばね材を内
向きに延長形成した渦巻きばね部1aの中央に嵌着した可
動接点部材で、中間のくびれ部5aに前記渦巻きばね部1a
の中央リングが巻付いている。6は可動接点である。7
はリード脚8の上端に形成した固定接点で、筒状本体2
の底部内面にあつて可動接点6の下に位置している。9
は押しボタンで、筒状本体2の上端に固定した筒付き蓋
体10より突出し、その下端には前記コイルばね1の上端
周囲が弾接し、押ボタンの下面中央部は可動接点部材5
が当たらないように凹ましてある。このため押ボタンを
押下げすると、コイルばねの上端が押下げされ、それに
伴って可動接点も押下げされるが、可動接点が固定接点
に当接した後も押ボタンを押下げすると、コイルばねの
上端部のみ押下げされ、可動接点はコイルばねの上端の
内向き延長部の撓みによって固定接点に弾性的に押圧さ
れ、接点圧が過大になるのが防がれる。
ト 考案の効果 本考案は以上のごときもので、コイルばねの上端に可動
接点部材を固定したから、組立に際してコイルばねと可
動接点部材とを一々組合せる必要がなく、全く一部品同
様に取扱えるので組立て能率が向上する。また可動接点
を保持しているコイルばね上端からの内向き延長部の撓
みによって接点接触時の接点圧即ちスイッチに加わる外
力が過大になるのが防がれ、押ボタンの過大な押圧力に
よる接点の損傷とかスイッチ取り付け部のゆるみ等を招
来するおそれが解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例1の正断面図、第2図は従来例
の正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ本体内においてコイルばねの下端
    をスイッチの一方のリード脚の上端に当接させ、コイル
    ばねの上端から内方にコイルばねのばね材を延長して、
    その延長部に可動接点を保持させ、押ボタン下端面を上
    記コイルばねの上端外周部分のみに当接させてなる押ボ
    タンスイッチ。
JP1985203956U 1985-12-30 1985-12-30 押しボタンスイツチ Expired - Lifetime JPH0743886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985203956U JPH0743886Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30 押しボタンスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985203956U JPH0743886Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30 押しボタンスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111138U JPS62111138U (ja) 1987-07-15
JPH0743886Y2 true JPH0743886Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=31169772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985203956U Expired - Lifetime JPH0743886Y2 (ja) 1985-12-30 1985-12-30 押しボタンスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743886Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6336583Y2 (ja) * 1981-03-26 1988-09-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62111138U (ja) 1987-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0334020Y2 (ja)
MY124657A (en) Push-on switch
JPH0743886Y2 (ja) 押しボタンスイツチ
JPH0351047B2 (ja)
JPS6321906Y2 (ja)
JPS61184285U (ja)
JP2510107Y2 (ja) プッシュスイッチ
JP2002093262A (ja) 金属キャップ付き操作部材
JP2590789Y2 (ja) 押釦スイッチの構造
JPS5926991Y2 (ja) 導電性エラストマ−形キ−スイツチ
JPS63105746U (ja)
JPH0187254U (ja)
JPS63105744U (ja)
JPS5821464Y2 (ja) スイツチ
JPS5819787Y2 (ja) 開閉器の消弧筒
JPS59158232U (ja) 照光式押ボタンスイツチ
JPH03124435U (ja)
JPS62191183U (ja)
JPS6357357A (ja) ステアリングホ−ンスイツチ
JPH0615232U (ja) 押釦スイッチ
JPS62104336U (ja)
JPS6289728U (ja)
JPH0431226U (ja)
JPH0369840U (ja)
JPS61173136U (ja)