JPS6032439B2 - モータ速度制御回路 - Google Patents

モータ速度制御回路

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JPS6032439B2
JPS6032439B2 JP52103687A JP10368777A JPS6032439B2 JP S6032439 B2 JPS6032439 B2 JP S6032439B2 JP 52103687 A JP52103687 A JP 52103687A JP 10368777 A JP10368777 A JP 10368777A JP S6032439 B2 JPS6032439 B2 JP S6032439B2
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JP
Japan
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circuit
output
motor
voltage
rotational speed
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良平 嵯峨
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Ome Electronic Co Ltd
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パルス制御方式のモータ速度制御回路に関
する。
従来のパルス制御方式のモータ速度制御回路は第4図に
示すように、モータ7の回転速度をタコジェネレータ1
で検出し、この発電波形をシュミットトリガ回路2で矩
形波に変換し、単安定マルチパイプレータ3のトリガパ
ルスとして用いる。
この単安定マルチパイプレータ3の出力に、モータの回
転速度に対応したパルス幅信号を得るとともに、これを
積分回路4で積分し、この積分出力と、所定の基準電圧
Vrefとを電圧比較回路5で比較し、モーター7への
電源供給を制御するスイッチングトランジスタをバッフ
ァアンプ6を介した上記電圧比較出力でオン、オフさせ
て速度制御を行なうものである。この速度制御方式にお
いて、積分回路4の出力は回転速度に対応した直流レベ
ルを含む三角波となる。
この三角波と基準電圧との比較信号が比較回路5から出
力される。比較出力がモータへの電力供給期間を決める
ので、基準電圧Vrefの値とタコジェネレータからの
周波数信号によりモータへの電源供給期間が制御される
。その結果、モータの速度制御が行なわれる。このため
、回転安定度を高めるためには、積分回路4の時定数を
大きくする必要があるが、反面ハンチング現象を生じ易
くなる。
時定数を小さくすると、ハンチング現象は防止できるが
、反面回転安定性に欠けるとともに、減電圧特性や負荷
特性が悪化する。この発明は、上記問題を解決するため
なされたもので、回転安定度を高めつつ、ハンチングを
防止したモータ速度制御回路を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、モー夕7の回転速度を検出する手段1と、こ
の検出手段1の電気信号を回転速度に対応するパルス幅
信号に変換する手段2,3と、このパルス幅信号を入力
とする第1の積分回路4と、その一方の入力端子にこの
第1の積分回路4の出力が印加されその他方の入力端子
に基準電圧Vrefが印加された電圧比較回路5と、そ
の入力がこの電圧比較回路5の出力により駆動されその
出力により上記モータ7を駆動するバッファアンプ6と
、このバッファアンプ6の出力と上記電圧比較回路5の
上記他方の入力端子との間に接続された第2の積分回路
8とを具備し、この第2の積分回路8は二重積分回路R
6,C4;R5,C3により構成されたことを特徴とす
る。
以下、実施例により、この発明を具体的に説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図である
1は、タコジェネレータであり、モータ7の回転速度を
発電周波数として電気的に検出するものである。
この発電信号aをシュミットトリガ回路2で矩形波bに
変換して、単安定マルチパイプレータ3のトリガパルス
として用いる。
この単安定マルチパイプレータ3は、例えば上記トリガ
パルスの立ち上り部分(ポジティブエッヂ)で反転する
一定パルス幅のパルス信号を形成するものであり、これ
によりモーターの回転速度をパルス幅信号として検出す
るものである。すなわち、パルスのデューティ(dut
y)が回転速度に対応して変化することとなる。4は、
積分回路であり、上記単安定マルチパイプレータ3の出
力パルスcを入力とするもので、三角波状の積分出力d
を形成する。
5は、電圧比較回路であり、所定の基準電圧Vrefと
、上記積分出力dとを入力として、モ−夕7を所定の回
転速度とするべく、その駆動期間、言い換えれば通電期
間を検出するものである。
6は、上記電圧比較出力を増幅するバッファアンプであ
る。
この実施例において、安定した回転速度を得るとともに
、ハンチングを防止するため、上記電圧比較出力である
バッファアンプ6の出力を直流化するための積分回路8
を説けるとともに、この積分出力を電圧比較回路5の入
力側に正帰還せしめる。
その一例として、基準電圧(Vref)を上記積分出力
に応じて変化させることにより、若しくは、同図破線で
示すように、単安定マルチパイプレータ3のパルス幅を
制御すること、又は、その両者の組み合せにより、正帰
還動作を行なわせる。また、この積分回路8は第3図に
示すように二重積分回路R6,C4:R5,C3により
構成されている。
なお、9は、起動時のモータの立ち上り時間を短縮する
ため設けられた起動回路であり、電源投入後一定期間電
圧比較入力をモー夕に通電を行なうよう固定するもので
ある。
以下、第2図に示す動作波形図を参照して、この回路の
動作を説明する。
タコジェネレータ1の発電波形aをシュミットトリガで
パルス信号bに波形変換する。
このパルスbの立ち上り(ポジティブエッジ)をトリガ
として、一定期間反転(立ち下る)するパルス信号cを
単安定マルチパイプレータ3で形成する。
そして、積分回路4で、三角波信号dに形成する。
上記パルス信号cは、反転期間が一定であるので、モー
タの回路が遠くなると、ロウレベル期間ばに対する/・
ィレベル期間8が小さくなり、逆に遅くなると、上記期
間3が大きくなる。したがって、その積分出力である三
角波cの直流レベルが前者は下がり、後者は高くなる。
このため、基準電圧(Vref)と上記三角波cとを比
較する電圧比較器の出力eの/・ィレベル期間は、回転
速度が下るに従い、大きくなりモータに通電する時間を
大きくして回転速度を高めようとするとともに、その電
圧比較出力を積分回路6で直流化して、上記基準電圧V
refを下げるよう正帰還をかけることにより、上記回
転速度の調整を速やかにする。回転速度が上りすぎると
、逆に作用して、一定の回転速度を得る。このように、
電圧比較回路5の出力端子からその一方の入力端子との
間に配置されたタコジェネレータ1,シュミットトリガ
回路2,単安定マルチパイプレータ3及び積分回路4は
フィードバック制御系の負帰還ループを構成する。
かかるフィードバック制御系において、積分回路4の出
力電圧と基準電圧Vrefとが合致するように、モータ
7の回転速度が設定される。一方、フィードバック制御
系において、その開ループ伝達利得(その負帰還ループ
を開放としたときの伝達利得)が二次遅れ以上(一18
0午0以上)の位相回転を有する場合、そのまま負帰還
を施すとフィードバック制御系は不安定となり、ィンパ
ルス応答でハンチング現象が生じることになる。
これに対して、この実施例においては、二重積分回路R
6,C4:R5,C3により構成された第2の積分回路
8がバッファアンプ6の出力と電圧比較回路5の他方の
入力端子との間に接続されているため、以下に説明する
理由により、フィードバック制御系の負帰還ループを介
して位相回転の大きな高周波信号成分の帰還を相殺する
ことができる。
すなわち、タコジエネレータ1,シュミットトリガ回路
2,単安定マルチパイプレータ3及び積分回路4はフィ
ードバック制御系の負帰還ループを構成し、かかる負帰
還ループは高周波において二次遅れ以上(一180qo
以上)の位相回転を生じるため、このままでは正帰還と
なって系は不安定となる。
一方、二重積分回路R6,C4;R5,C3により構成
された第2の積分回路8の出力より高周波において二次
遅れ(一180q0)の位相回転を有する信号が基準電
圧Vrefに重畳されて電圧比較回路5の他方の入力端
子に印加されるため、この電圧比較回路5の一方の入力
端子と他方の入力端子とは高周波信号によって同相で駆
動されるため、最終的にこの電圧比較回路5の出力は高
周波信号に対して非応答となり、フィードバック制御系
は安定化され、ハンチング現象を防止することができる
。すなわち、二重積分回路の抵抗R6,コンデンサC4
は高周波において−900の位相回転を生じ、抵抗R5
,コンデンサC3も高周波において−90oの位相回転
を生じるため、二重積分回路R6,C4;R5,C3全
体で二次遅れ(一1800)の位相回転を生じるため、
上述のように高周波信号が相殺されるものとなる。第3
図は、この発明の一実施例である菱部の具体的な回路図
を示すものである。
単安定マルチパイプレータ3は、フリツプフロップを構
成するトランジスタQ数〜Q23と、このフリップフロ
ップを反転させた後、一定期間経過後に再び反転させる
信号として、抵打五8とコンデンサちとによる充電時間
を検出する電圧比較回路(トランジQ25,Q26)を
用いるものである。
この単安定マルチパイプレータは、上記電圧比較回路の
トランジスタQ蜜の基準電圧を調整することにより、前
記パルス幅Qを制御でき、前記電圧比較回路5の出力を
直流化した信号で単安定マルチパイプレータを制作する
ために構成するものである。積分回路4は、その時定数
をC2とR4とで決定するものである。
電圧比較回路5は、差動トランジスタQ6,Q7とその
出力トランジスタQ,.,Q,2とで構成される。
この電圧比較回路の基準電圧Vrefが印加されたトラ
ンジスタQ7のベースには、電圧比較出力をバッファア
ンプ6を介してトランジスタQ,9で反転した信号を抵
抗R6とコンデンサC4及び抵抗R5とコンデンサC3
により二重積分した出力をも印加するものであるため、
正帰還がかけられるものとなる。
またこの積分出力で、単安定マルチパイプレータも同様
に制御するものである。起動回路9は、電源投入時にお
いて、コンデンサC,と抵抗R,とで、一定期間強制的
に電圧比較回路の負荷トランジスタQのコレクタ、ベー
ス電流をトランジスタQ,で吸い込み出力をハィベルと
してモータの立ち上りを早くするものである。
なお、10は、安定化電源回路であり、上記各回路ブロ
ックの動作を安定化するものである。
この発明は、前記実施例に限定されず、例えば単安定マ
ルチパイプレータの入力に微分回路を設けて、この微分
出力をトリガパルスとして用いるものであってもよい。
各回路ブロックの具体的回路は何んであってもよい。こ
の発明は、パルス制御方式のモータ速度制御回路として
広く利用でき、例えば、8助力メラテーブレコーダ等の
モー夕速度制御回路等に適したものとなろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図、第3
図はその具体的回路図、第2図は、その動作波形図、第
4図は、従来技術の一例を示すブロック図である。 1…タコジエネレータ、2…シュミットトリガ回路、3
・・・単安定マルチパイプレータ、4,8・・・積分回
路、5・・・電圧比較回路、6・・・バッファアンプ、
7・・・モータ、9・・・起動回路、10・・・安定化
電源。 衆1図 充Z図 衆3図 濁4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータの回転速度を検出する手段と、この検出手段
    の電気信号を回転速度に対応するパルス幅信号に変換す
    る手段と、このパルス幅信号を入力する第1の積分回路
    と、その一方の入力端子にこの第1の積分回路の出力が
    印加されその他方の入力端子に基準電圧が印加された電
    圧比較回路と、その入力がこの電圧比較回路の出力によ
    り駆動されその出力により上記モータを駆動するバツフ
    アアンプと、このバツフアアンプの出力と上記電圧比較
    回路の上記他方の入力端子との間に接続された第2の積
    分回路とを具備し、この第2の積分回路は二重積分回路
    により構成されたことを特徴とするモータ速度制御回路
JP52103687A 1977-08-31 1977-08-31 モータ速度制御回路 Expired JPS6032439B2 (ja)

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JP52103687A JPS6032439B2 (ja) 1977-08-31 1977-08-31 モータ速度制御回路

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JPS5437211A JPS5437211A (en) 1979-03-19
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