JPS6032322B2 - 高圧用可変抵抗器 - Google Patents

高圧用可変抵抗器

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Publication number
JPS6032322B2
JPS6032322B2 JP10782484A JP10782484A JPS6032322B2 JP S6032322 B2 JPS6032322 B2 JP S6032322B2 JP 10782484 A JP10782484 A JP 10782484A JP 10782484 A JP10782484 A JP 10782484A JP S6032322 B2 JPS6032322 B2 JP S6032322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable resistor
holding plate
lead wire
resistor
insulating case
Prior art date
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Expired
Application number
JP10782484A
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English (en)
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JPS60712A (ja
Inventor
俊英 岡田
清典 早見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10782484A priority Critical patent/JPS6032322B2/ja
Publication of JPS60712A publication Critical patent/JPS60712A/ja
Publication of JPS6032322B2 publication Critical patent/JPS6032322B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フライバックトランスとともにモールド樹脂
によって一体化しフオーカス電圧等の調整用に用いる高
圧用可変抵抗器の構成に関し、耐湿性に優れ、かつ製造
性が良く、しかも低コストに製造できるものを提供する
ことを目的とするものである。
テレビジョン受像機における陰極線管用高圧電源回路の
においては、フライバックトランスをモールドする樹脂
を用いてフオーカス電圧調整用の可変抵抗器もフライバ
ックトランスと一体に組み立てるものが用いられている
そのような装置の従来の一例を第1図に示す。ここで、
1は可変抵抗器用の絶縁ケース、2はこれに挿通したつ
まみ、3はつまみ2の先端に固着した接触電極、4はそ
の接触電極3と接触する抵抗体5を蒸着あるいは塗布等
によって表面に形成した絶縁基板である。この絶魚霧基
板4は、可変抵抗器部分をシールするためのシリコンゴ
ム等のシール部材6を介在させて図示しない絶縁ケース
ーのボスに取り付け融着固定する。そして、絶縁ケース
ーにフレキシブルな樹脂7を充填して絶系該基板4の上
を覆い、この状態でフライバックトランスのケース8に
仮固定し、フライバックトランスをモールドするモール
ド樹脂9によりフライバックトランスと一体化する。そ
の後、抵抗体5の引き出し線10をフライバックトラン
ス等と接続して完成品としている。ところがこのような
従来のものにおいては、抵抗体5を設ける絶系漆基板4
とフライバックトランスのモールド樹脂9との熱膨ヒ張
率が大幅に異なるために絶寮該基板4とモールド樹脂9
とを直接接触させておくと両者の間に位置のずれを生じ
引き出し線10が切断されるおそれがあり、そのために
、両者の間にフルキシブルな樹脂7を予め充填しておく
必要があるという欠点があった。
このような樹脂7は高価なものであり、またその充填工
程も面倒で、どうしてもコスト高になるものであった。
しかも、この樹脂7が吸湿性を有するために耐湿性に欠
ける問題もあった。また、このもので用いるシール部材
6も高価なもので、また、その介在のための工程も必要
であった。そこで、本発明はかかる従来の欠点を解消し
たフライバックトランスと一体化する高圧用可変抵抗器
を提供することを目的とするものであり、以下、その一
実施例を第2〜4図に示して説明する。
図において、11は可変抵抗器用のつまみ12を挿通し
た絶縁ケース、13はそのつまみ12の先端に取り付け
た接触電極である。
14は第4図に示すように接触電極13と接触する可変
抵抗器用の低抗体16およびその他の固定抵抗16や固
定端子17等を一方の面のみに蒸着、ペイント塗布等の
手段により設けた絶縁基板で、それから接続用の引き出
し線18を半田付けや溶接により接続して引き出してい
る。
この絶縁基板14は保持板19にぴったりと嫉め合わせ
、保持板19には引き出し線18を挿通させるためにそ
れよりもわずかに径の大きい透孔20を設けている。そ
して、この保持板19と絶縁ケース1 1に鉄め合わせ
、上下から超音波振動を加えることにより両者の接触部
分に摩擦熱を発生させ、可変抵抗器を形成すべき部分の
周囲全周にわたって図中に波線で示したように熱触着さ
せて両者を固着する。これにより可変抵抗器部分の周辺
はほとんど問題なくシールされるが、念のために、保持
板19と絶縁ケース11との間、および保持板19と引
き出し線18との間にシール用の樹脂21を付着させる
。このとき、シール樹脂20として硬化前には粘度が小
さいものを用いれば、上記の各部分への充填を容易にす
ることができる。その後、乾燥あるいは必要に応じて少
し加熱することによりシール用の樹脂を硬化(最終状態
が柔軟な特性のものを含む)させる。この状態で可変抵
抗器部が完成し、これをフライバックトランスのケース
22に仮固定し、フライバックトランス用のモールド樹
脂23によりともにモールドすることによってフライバ
ックトランスと一体化する。以上のような構成によれば
、抵抗体15等を形成した絶縁基板14を保持板19に
俵め合わせ、かっこの保持板19を絶縁ケース11に熱
融着し、その周囲と引出線の部分的な所にのみシール用
の樹脂を付着させるようにしたので、従来のものに比し
てフレキシブルな樹脂を多く用いる必要がなくなり、か
つ、簡単な作業のみで製造することができるので、製造
性が大幅に向上し、低コストに製造することができるも
のである。
また、吸湿性のあるフレキシブルな樹脂を用いる必要か
ないので耐湿性に優れた特性の良いものを得ることがで
きるものである。さらに、絶窓譲基板14を保持板19
に鉄め合わせて保持するようにし引き出し線18も小さ
い透孔20で保持板19に支持するようにしたので、フ
ライバックトランスのモールド樹脂23との熱願諺張率
が異っていても引き出し線18が切断されるおそれがな
くなり、可変抵抗器部の接続の信頼性も充分に確保でき
るものである。以上詳述した通り、本発明によれば、製
造性が良くてかつ低コストにでき、ざらに耐湿性や信頼
性も優れた高圧用の可変抵抗器を得ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧用可変抵抗器の断面図、第2図は本
発明の一実施例における高圧用可変抵抗器の断面図、第
3図はその要部の拡大断面図、第4図は用し、る給黍殿
基板の正面図である。 11・・・・・・絶縁ケース、12・・・・・・つまみ
、13・・・・・・接触電極、14・・・・・・絶縁基
板、15,16・・・・・・抵抗体、17・・…・固定
電極、18・・・・・・引き出し線、19・・・・・・
保持板、20・・・・・・透孔、27……シール用の樹
脂、22……フライバックトランスのケース、23……
同モールド樹脂。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変抵抗器用のつまみを挿通した絶縁ケースを設け
    、上記つまみの接触電極と接触する抵抗体を一面に形成
    した絶縁基板を保持板の一面に嵌め合わせかつこの保持
    板を上記絶縁ケースに嵌め合わせ、上記保持板と絶縁ケ
    ースとの接触部分を熱融着させて両者を固着し、上記保
    持板に上記絶縁基板の抵抗体からの引き出し線を挿通す
    る当該引き出し線よりもわずかに大きい透孔を設け、上
    記保持板と上記絶縁ケースとの間および上記保持板と引
    き出し線との間にそれぞれシール用の樹脂を設け、上記
    保持板の他面をフライバツクトランスとともにモールド
    樹脂でモールドしてなる高圧用可変抵抗器。
JP10782484A 1984-05-28 1984-05-28 高圧用可変抵抗器 Expired JPS6032322B2 (ja)

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JP10782484A JPS6032322B2 (ja) 1984-05-28 1984-05-28 高圧用可変抵抗器

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JPS60712A JPS60712A (ja) 1985-01-05
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JPH0634236B2 (ja) * 1985-11-02 1994-05-02 日本放送協会 階層型情報処理方法
JP3190197B2 (ja) * 1994-03-01 2001-07-23 株式会社日立製作所 スクロール圧縮機
JP4208485B2 (ja) 2001-05-31 2009-01-14 キヤノン株式会社 パルス信号処理回路、並列処理回路、パターン認識装置、及び画像入力装置
US7007002B2 (en) 2001-05-31 2006-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Signal processing circuit involving local synchronous behavior

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JPS60712A (ja) 1985-01-05

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