JPS6032215Y2 - 連設土砂止めブロツク - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は新規な構成を有する連設土砂止めブロックを提供
しようとするものである。

以下図面を参照しながら、本案のｌ実施例の詳細を説明
する。

１は本案の連設土砂止めブロックである。

そして、その構成は、横長の角柱状ブロック体２Ａの上
面に柱体２Ｂを左右に配して植設し、上記柱体２Ｂの上
端には横架体２Ｃを横架せしめ、上記横架体の両端には
係合用切欠き２ｃ’、２ｃ″を刻設すると共に、上記切
欠き２ｃ’、 ２ｃ“にはボルト穴２Ｄが穿設されてい
る。

１′は他の実施例の連設土砂止めブロックである。

そして、その構成は、上記土砂止め用ブロック１にわい
て、上記横架体の上面にはフェンス用支柱３を植設する
縦穴２Ｅが形成されている。

図中、２Ａ’は上記ブロック体２Ａの上面に連設された
縦壁、２Ｂ’は補強部、３Ａはフェンス用横枠である。

本案のものは上述の如く構成されているから、第９図の
如く土留を所望する傾斜面などに設置する。

この場合、横方向への連設は切欠きを係合してボルトＢ
で固定することができる。

降雨などによりなだれ現象が発生した場合は、流下する
土砂は本願のブロック１で受けとめられるが、一部は横
架体２Ｃと柱体２Ｂで形成された開口部２Ｆなどより下
方へ抜ける。

この点従来提供されているこの種のものは、流下する土
砂を全面的に受は止めようとするため、ブロック全体が
倒伏して結局は土留め作用を営むことが困難であったが
、本願のものでは１部の土砂を所謂逃がすので、それだ
けショックをやわらげ、結果として土留作用を営むこと
ができる。

以上のような土留用のほかに、フェンス、へいなどとし
て使用することができることは当然である。

【図面の簡単な説明】 図面は本案の１実施例を示すもので、第１図は正面図、
第２図は右側面図、第３図は平面図、第４図は第３図の
Ａ−Ａ線断面図、第５図は第３図のＢ−Ｂ線断面図、第
６図は他の実施例の平面図、第７図は同上のＣ−Ｃ線断
面図、第８図は使用状態の正面図、第９図は同上の縦断
面図、第１０図は他の実施例の使用状態を示す正面図で
ある。 １．１′・・・・・・連設土砂止めブロック、２Ａ・・
・・・・角柱状ブロック体、２Ｂ・・・・・・柱状、２
Ｃ・・曲横架体、 ２０′。 ２０″・・・・・・切欠き、 ２Ｄ・・・・・・ボルト ｒふフ ッ＼１ ２Ｅ・・・・・・縦穴。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）横長の角柱状ブロック体２Ａの上面に柱体２Ｂを
   左右に配して植設し、上記柱体２Ｂの上端には横架体２
   Ｃを横架せしめ、上記横架体の両端には係合用切欠き２
   ｃ’、 ２ｃ″を刻設すると共に、上記切欠き２０′
   、２Ｃ“にはボルト穴２Ｄが突設されていることを特徴
   とする連設土砂止めブロック。
2. （２） 実用新案登録請求の範囲第（１）項記載した
   土砂止め用ブロックにおいて、上記横架体の上面にはフ
   ェンス用支柱３を植設する縦穴２Ｅが形成されているこ
   と。