JPS6032048Y2 - エレベ−タの非常救出装置 - Google Patents

エレベ−タの非常救出装置

Info

Publication number
JPS6032048Y2
JPS6032048Y2 JP10213678U JP10213678U JPS6032048Y2 JP S6032048 Y2 JPS6032048 Y2 JP S6032048Y2 JP 10213678 U JP10213678 U JP 10213678U JP 10213678 U JP10213678 U JP 10213678U JP S6032048 Y2 JPS6032048 Y2 JP S6032048Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
car
emergency rescue
passengers
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10213678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5520349U (ja
Inventor
友治 久保田
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP10213678U priority Critical patent/JPS6032048Y2/ja
Publication of JPS5520349U publication Critical patent/JPS5520349U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6032048Y2 publication Critical patent/JPS6032048Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエレベータにおいて非常の際に乗客をかご外部
へ脱出させるための非常救出装置に関するものである。
従来のエレベータにおける乗客の非常救出方法を第1図
および第2図により述べると、かご室11の天井12に
設けた非常救出口13の蓋14を開き、次いで非常救出
口13からはしごやなわばしご或いはロープ等15を降
して乗客をかご11から脱出させる方式があった。
この他かご室11の側板16ないし18或いは21の何
れかの裏面の足掛は用の孔24を上下にわたって複数個
設け、この孔24に乗客が足を掛けて登るようにしたも
のもある。
なお19と20および23は何れも側板であり、また2
4と25は入口柱であり、26は山水、27は床である
前者の方式は非常救出口13の蓋14に伸縮自在のはし
ご等15を設けたものであり、機構が複雑でコストも高
い、また長尺のはしご等の場合は天井12の上面に設置
しておくことも考えられるが、天井12のスペース上困
難である。
さらにはしご等15を各階床毎に設置することも考えら
れるが、この場合非常救出時に時間がかかり乗客に不安
を与えるので好ましくない。
後者の方式は意匠上の美観を余り問題にしない荷物用エ
レベータには良いが、一般乗客用に対しては美観を損う
ので実施が困難である。
本考案はかかる観点から威されたもので、はしご或いは
足掛はステップを裏面に設けた回動可能な側板を平時は
その表面が他の側板と面一状態となる開成位置に施錠機
構によりロック保持して、かご室内の乗客は他の側板と
全く変わらないように見え、かご室内の意匠性を損うこ
と無く、また該施錠機構のロック操作部がかご室外上部
にあって、かご室内の乗客には一切操作できず、該側板
が乗客のいたずら或いは荷物等が引掛かったりして回動
してしまうような心配が無く、特に子供等の乗客が遊び
心で勝手に側板を開いてステップを登って天井救出口か
ら外に出てしまうような非常に危険な事態を完全に防止
でき、更に万一の乗客の非常救出時は、救助員がかご室
上部に乗り、そこで天井の非常救出口の蓋を開いてから
、施錠機構のロック操作部を操作してロック解除するこ
とで該側板が回動でき、しかもその側板裏面の梯子或は
足掛はステップがかご室内側に現われた位置で該側板の
回動が固定手段により規制されてみだりに遊動しなくな
り、乗客を容易且つ安全にしかも不安を与えずに迅速に
かご室天井の救出口から誘導して救出できる非常に安全
性大なるエレベータの非常救出装置を提供することを目
的とする。
以下本考案の詳細を一実施例である第3図ないし第8図
について説明する。
なお従来例である第1図および第2図と同等部材は同一
符号を付して詳しい説明を省略し異なる部分についての
み説明する。
戻入口側の側板は3枚の側板31ないし33により構成
され、中央の側板32はその一側の上下に設けたヒンジ
34により天井12と山水26に回動自在に支持された
おり、その裏面にははしご或いか足掛ステップ等35お
よび施錠機構36が設けである。
また側板31および33の一側は延長して落下防止用カ
バ37が構成され、側板32を回動したとき乗客が昇降
路(図示せず)へ落下する危険を防いでいる。
側板32は常時は第3図に実線で示した位置に側板31
および33と並んでいるが、非常時には2点鎖線で示す
ように略90°回動される。
この回動時に乗客が側板32のはしご等35を登るとき
に側板32を固定するために、第5図に示したように固
定用ステー38および38Aが側板32と落下防止用カ
バ37のそれぞれの下部に回動自在に取付けられ、常時
は側板32と落下防止用カバ37との間に収納されてい
る。
側板32を回動したときは両ステー38および38Aは
2点鎖線で示したように一直線となり、この際固定用ス
テー38の先端部には図示していないが、スプリングに
より押圧されるボールがありこのボールは固定用ステー
38Aの孔に入り込み両ステー38と38Aの一直線状
態を保持し、側板32を固定する。
次に施錠機構を第6図ないし第8図について説明する。
天井12は案内管39が取付けてありこの案内管39内
には連動棒40が上下方向に摺動自在に挿入されており
、ロック41によりその位置を規制されている。
また連動棒40の下端には第8図に示すようにコ字状の
運動伝達板42が固着され、運動伝達板42の内部には
第6図および第7図に示すよに、その回転中心となる回
転軸43を連動棒40の軸線から外れた位置において側
板32に設けた回転板44が挿入されている。
回転板44にはリンク45を介して上下に伸びるロッド
46および47が取付けてあり、第6図に示した施錠時
は上側のロッド46は天井12を、そして下側のロッド
47は山水26を貫通している。
ロック41を外して連動棒40を第7図に示すように上
方に移動させ再びロック41によりロックさせると、回
転板44は運動伝達板42により時計方向に回動される
この結果ロッド46および47は天井12および山水2
6から外れ側板32の回動が可能となる。
かかる施錠機構36が設けであるので、乗客がかご11
内部からみだりに側板32を回動させることは不可能に
なっている。
第9図および第10図は本考案の他の実施例を示したも
ので、先の例では側板32を略900回動させる方式で
あったが、この例では側板32の上下の中央部にヒンジ
34を設けることにより、側板32を非常時には半回転
させるようにしたもので特に狭いかご11の場合に有利
である。
本考案におけるエレベータの非常救出装置は上述したよ
うに構成したので、非常のときには先ず非常救出口13
の蓋14を開き、次いでロック41を外して連動棒40
を上昇させれば側板32の施錠機構36は開放される。
ここで側板32を略90°或いか180°回動させれば
、側板32の裏側のはしご等35は乗客に向うので、乗
客はこのはしご等35を登って非常救出口13からかご
11外部へ脱出するものである。
従って本考案によれば、乗客の非常救出のときに安全か
つ容易に救出が可能となると共に、救出時間も短いので
乗客が不安になることもない。
また側板表面には手を加えていないので美観を損うこと
もなく、コストも低い、。
さらに救援者の作業も天井上面において、非常救出口の
開口と側板の開錠ができるので安全である等の利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は平面図、
第2図は第1図の2−2線矢視断面図、第3図ないし第
8図は本考案の一実施例を示し、第3図は平面図、第4
図は第3図の4−4線矢視断面図、第5図は第4図の5
−5線矢視の一部拡大平面図、第6図および第7図はそ
れぞれ第3図の6−6線矢視における異なる状態の一部
拡大断面図、第8図は第6図の8−8線矢視による側面
図、第9図および第10図は本考案の他の実施例を示し
、第9図は平面図、第10図は第9図の10−10線矢
視断面図で救出時を示したものである。 11・・・・・・かご、31ないし33・・・・・・側
板、34・・・・・・ヒンジ、35はしご。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. かご室の天井に非常救出口を有するエレベータにおいて
    、前記かご室を構成する多数の側板のうちの1枚を上下
    に設けたヒンジにより回動可能に支持し、この回動可能
    な側板の裏面に固定してはしご或いは足掛はステップを
    設けると共に、この回動可能な側板を平時は隣接する他
    の側板と表面が面一となる閉成位置に不動の状態にロッ
    ク保持し且つかご室外上部にロック操作部を有して非常
    救出時には該かご室外上部からのみ救助員の操作によっ
    てロック解除できて該側板の回動を許容する施錠機構を
    設け、更に該側板の回動をこの裏面のはしご或いは足掛
    はステップがかご室内側に現われた位置で規制する固定
    手段を設けて構成したことを特徴とするエレベータの非
    常救出装置。
JP10213678U 1978-07-25 1978-07-25 エレベ−タの非常救出装置 Expired JPS6032048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213678U JPS6032048Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 エレベ−タの非常救出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213678U JPS6032048Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 エレベ−タの非常救出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520349U JPS5520349U (ja) 1980-02-08
JPS6032048Y2 true JPS6032048Y2 (ja) 1985-09-25

Family

ID=29041428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10213678U Expired JPS6032048Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 エレベ−タの非常救出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6032048Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01109346U (ja) * 1988-01-19 1989-07-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5520349U (ja) 1980-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0459187B2 (ja)
WO2018230837A1 (ko) 건축물에서의 화재·재난 피난 시설
US20040118635A1 (en) Apparatus for evacuating people from a high building in emergency
EP0218764A1 (en) Apparatus for assisting escape from a high building
JPS6032048Y2 (ja) エレベ−タの非常救出装置
KR100613880B1 (ko) 발코니의 난간을 이용한 비상 대피장치
FI82530B (fi) Hopfaellbar brandstege.
KR200357968Y1 (ko) 피난용 난간
KR101648354B1 (ko) 완강기능을 겸비한 공동주택용 접이식 난간
KR101008161B1 (ko) 비상용 사다리 장치
JPH0971371A (ja) エレベータの救出装置
JPH07509382A (ja) 緊急避難装置
JP2010058939A (ja) エレベータの非常救出装置
JP2502722B2 (ja) ホ―ムエレベ―タを備えた住宅設備
WO2021201067A1 (ja) 開口装置
WO2021201068A1 (ja) 開口装置
JPH0720818B2 (ja) エレベータの乗客避難装置
JPS6111181Y2 (ja)
JPH0332375Y2 (ja)
JPH05186150A (ja) トランク付エレベータかごの非常救出装置
JPS6242040Y2 (ja)
JPS6242039Y2 (ja)
KR100425400B1 (ko) 방범창살겸 비상사다리
JPH01122894A (ja) エスカレータ装置における進入防止機構
JPH055978B2 (ja)