JP2010058939A - エレベータの非常救出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、老若男女、体の不自由さや非力であるかに関わらず利用でき、また脱出に際して介助が容易な、エレベータの非常救出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】エレベータ1の非常救出装置10は、乗籠5の天井51に設けられる救出口511へ乗客を導くものであって、複数のパネル11と支柱12とロック機構13とを備える。パネル11は、収納状態P1で乗籠5の側板53の一部を形成し、利用状態P2で踏板となる。支柱12は、上端12A側が乗籠5の側板53に沿って鉛直方向へ摺動可能に連結され、下端12B側が乗籠5の内側に引き出し可能に設けられ、複数のパネル11がそれぞれ回動可能に取り付けられる。ロック機構13は、利用状態P2でパネル11を平坦な姿勢に固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】エレベータ1の非常救出装置10は、乗籠5の天井51に設けられる救出口511へ乗客を導くものであって、複数のパネル11と支柱12とロック機構13とを備える。パネル11は、収納状態P1で乗籠5の側板53の一部を形成し、利用状態P2で踏板となる。支柱12は、上端12A側が乗籠5の側板53に沿って鉛直方向へ摺動可能に連結され、下端12B側が乗籠5の内側に引き出し可能に設けられ、複数のパネル11がそれぞれ回動可能に取り付けられる。ロック機構13は、利用状態P2でパネル11を平坦な姿勢に固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エレベータの籠室内の乗客を籠室の外に脱出させるための手段を籠室の側板に備えるエレベータの非常救出装置に関する。
エレベータは、異常が発生して乗客が籠室の中に閉じ込められたときやその他の非常時に、籠室内の乗客が外部へ脱出できるようにするための救出口を籠室の天井に備えている。籠室の外へ救出口から脱出する際、用意された縄梯子を使用する、または、乗客や救助者の協力により、脱出することとなる。
特許文献1に記載されたエレベータ乗籠の非常脱出装置は、天井部に設けられた救出口と、奥側正面に縦割りの単位側板と、この単位側板の裏面に組み込まれた梯子とを備える。単位側板は、その下端付近を中心軸として上端側を乗籠の室内側へ傾倒できるように設けられており、救出口に対して梯子の傾斜角度が適当となるようにレバーで保持される。
実開平6−37257号公報
しかし、特許文献1の構造の非常脱出装置である場合、避難する乗客は、単位側板の裏側に回り込んで梯子を登ることとなる。籠内に閉じ込められた乗客に老人や体が不自由な者などが含まれる場合、垂直梯子や縄梯子はもとより、登坂角度の急な梯子を登ることは、当事者にとって非常に困難である。また、梯子を籠室内の壁に対してつなぎとめているレバーが邪魔になるため、迅速な脱出に不向きである。
そこで、本発明は、老若男女、多少の体の不自由さや非力であるかにかかわらず利用でき、また脱出に際して介助が容易な、エレベータの非常救出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る一形態のエレベータの非常救出装置は、乗籠の天井に設けられる救出口へ乗客を導くものであって、複数のパネルと支柱とロック機構とを備える。パネルは、収納状態で乗籠の側板の一部を形成し、利用状態で踏板となる。支柱は、上端側が乗籠の側板に沿って鉛直方向へ摺動可能に連結され、下端側が乗籠の内側に引き出し可能に設けられ、複数のパネルがそれぞれ回動可能に取り付けられる。ロック機構は、利用状態でパネルを平坦な姿勢に固定する。
この明細書中で「収納状態」とは、非常救出装置が乗籠の側板へ一体的に収納された状態を言う。また「利用状態」とは、エレベータが緊急停止されて乗籠の乗客を天井側へ脱出させるために非常救出装置が階段状に変形された状態を言う。
この場合、パネルは、収納状態で乗籠の内表面となる意匠面が利用状態で踏板の底面となる。また、支柱の上端は、収納状態で乗籠の外部から固定されている。支柱の下端は、乗籠の床面に沿って転動するローラを備える。そして、ローラを案内するレール溝を乗籠の床面に備える。また、支柱の下端を利用状態で乗籠の床面に固定するストッパーを備えることも好ましい。
パネルの複数は、連結バーによって互いにリンクされており、収納状態から利用状態へ支柱に対して同時に開かれるようにする。各パネルは、収納状態で下になる側が支柱に回動可能に連結され、上になる側が連結バーに回動可能に連結される。
本発明のエレベータの非常救出装置は、非常時、籠室の側板の下端が籠室内に迫り出すように変形し踏板を有した階段になる。乗客は、救出口から避難する際にも足元がしっかりと安定し、安心して登ることができるため、籠室内に老人や子供、体の不自由な者、非力な者などが含まれていても、容易に利用することができる。
また、救出口までの登坂経路が階段であるとともにその経路の途中を邪魔するものがないので、利用者が無理な姿勢になることなく、籠室の天井に設けられた救出口から迅速に脱出することができる。
非常救出装置は、収納状態における奥行き寸法が小さいので、エレベータの乗籠の側板に対して一体的に収納することができる。したがって、非常救出装置を備えるための収納部が昇降路側に張り出すこともなく、また、乗籠の内部を極端に狭くすることもない。
本発明に係る第1の実施形態の非常救出装置10は、図1〜図7を参照して説明する。非常救出装置10を備えるエレベータ1を図1に示す。エレベータ1は、昇降路2の上部に巻上機3が設置されている。巻上機3のシーブにはメインロープ4が巻き掛けられ、乗籠5と釣合錘6とが吊り下げられている。乗籠5および釣合錘6は、巻上機3が駆動されると、昇降路2に敷設されたガイドレール7に沿って移動する。また、エレベータ1は、設定された速度よりも速く乗籠5が移動した場合に非常停止装置を作動させるガバナー8を備えている。ガバナー8は、ガバナロープ8aで乗籠5と連結されている。
乗籠5は、天井51、床板52、側板53、籠ドア54で箱状に組み立てられて籠室500を形成しており、籠枠5aの内側に固定されている。天井51は、籠ドア54に対して乗籠5の奥側に救出口511を有している。救出口511の近傍には、この救出口511を塞ぐハッチ512が回動可能に取り付けられている。床板52は、重量を支えるために、複数の梁521を有している(図4および図5参照)。籠室500の内壁は、互いに連結された複数枚の側板53によって形成されている。乗籠5は、このほかに照明装置、制御装置、非常停止装置などを備えている。
非常救出装置10は、収納状態P1において図2に示すように救出口511に近い側板53Aに一体的に設けられている。この非常救出装置10は、エレベータ1が非常停止した場合など、利用状態P2において図1に示すように天井51に設けられた救出口511へ乗客を導く階段状のものであり、乗籠5に閉じ込められた乗客を救出口511から脱出させるための手段の1つである。
非常救出装置10は、図3に示すように、複数のパネル11と、支柱12と、ロック機構13と、ガイドピン14と、固定ボルト15とを備えている。パネル11は、収納状態P1において下になる側が支柱12に対して連結されており、上に位置する側を手前に開くように回動させることができる。パネル11は、収納状態P1において乗籠5の内壁の一部を形成し利用状態P2において踏板となる。
パネル11は、収納状態P1において乗籠5の内表面となる意匠面111と、利用状態P2において踏板となった場合に上側になる踏面112とを背中合わせに有している。意匠面111は、利用状態P2において踏板の底面になる。収納状態P1において上に位置するパネル11の回動端を手前に開くとそれぞれ踏面112が現れ、個々のパネル11は、階段の踏板となる。
支柱12は、図3に示すように、複数のパネル11の右と左の側面に一対に配置されている。図3〜図5に示すように、支柱12の上端12Aは互いに上プレート121で連結され、下端12Bは下プレート122で連結されている。上プレート121は、螺子孔123を有している。螺子孔123には図4に示すように収納状態P1において天井51の上から固定ボルト15が螺合される。つまり、支柱12の上端12Aは、収納状態P1において乗籠5の外部から固定されている。支柱12が外部から固定されていればよいので、固定手段は固定ボルト15に限らない。下プレート122は、図2や図4に示すように、収納状態P1で乗籠5の内表面を形成しており、幅木が取り付けられている。また、支柱12は、籠室500の内側に向かって下がる小判型のピン孔16Aを有している。
側板53Aは、図3〜図5に示すように非常救出装置10が装着される分だけ、隣り合う側板53よりも薄く形成されている。側板53Aは、図3に示すように両側面のフランジの上端寄りの部分に縦に長いスリット孔16Bを有している。支柱12は、側板53Aに対して横から挟むように装着される。
側板53Aは、支柱12の厚み分だけ隙間を設けるために、図3に示すように、間にフラットプレート53Bを挿んで隣り合う側板53と連結される。ガイドピン14は、ピン孔16Aとスリット孔16Bに通され、支柱12を側板53Aに連結する。
なお、フラットプレート53Bの代わりに、側板53および側板53Aのフランジのボルト孔の位置に適合するようにスタッドボルトが取り付けられた専用の連結プレートが用いられてもよい。連結プレートを用いれば、側板53を取り替えることによって、既存のエレベータの乗籠にも非常救出装置10を後から装備することができる。
ロック機構13は、図5〜図7に示すように、個々のパネル11と支柱12との間に設けられ、パネル11を利用状態P2にした場合に踏板として平坦な姿勢となる位置に保持固定する。また、図6に示すように収納状態P1において各パネル11の意匠面111が面一になるように、各パネル11に対応して当止めとなる係止突起130が支柱12に取り付けられている。本実施形態では、図6に示すようにロック機構13もまた、係止突起130としての機能を兼ね備えている。
以上のように構成された非常救出装置10は、エレベータ1が通常に運行されている間、図2や図4に示すように、側板53Aに一体的に重ねあわされて、隣り合う側板53と面一になる収納状態P1である。エレベータ1が、何らかの要因により、非常停止されて乗客が乗籠5の中に閉じ込められてしまった場合、救出口511を通して乗客を乗籠5から外に脱出させる必要が生じることもある。このような場合には、保守員または管理人が乗籠5の外部から固定ボルト15を解除することによって、非常救出装置10は利用状態P2に変形させることができるようになる。
固定ボルト15が取り外されると、非常救出装置10は、支柱12の下端12Bを籠室500の内側に向かって引き出すことができるようになる。支柱12の下端12Bを手前に引き出すにつれて、支柱12の上部はガイドピン14で案内され、スライドに沿って下方に移動する。この結果、非常救出装置10は、乗籠5の内壁に斜めに立てかけられたような姿勢になる。支柱12の下端12Bは、図5に示すように利用状態において、床板52の梁521の上に位置することが好ましい。
次に、支柱12の間に取り付けられている複数のパネル11は、上端をそれぞれ手前に開くように、ロック機構13が機能するまで回動される。パネル11は、ロック機構13によって係止され、踏面112が平坦になる姿勢で固定される。
以上の操作の結果、利用状態P2となった非常救出装置10は、各パネル11が踏板へと変形した階段となる。パネル11の意匠面111は、踏板となったパネル11の底面になる。したがって、利用状態P2において意匠面111に傷がつかない。また、非常救出装置10を収納状態P1から利用状態P2へ変形させる操作は、救出に向かった保守員や管理人の指導を受ければ、誰でも容易に行えるものである。
なお、籠室500側から押すと引っ込む蓋が取り付けられた引き手部を支柱12の下プレート122に設けておくと、非常救出装置10を利用状態P2にするときに、操作性が向上する。
非常救出装置10は、籠室500の内壁に設置されており、利用状態P2に変形させることで、籠室500の中から天井51の救出口511に向かう階段となる。したがって、非力な者、例えば老人や子供あるいは四肢の一部に障害を有する者、であっても、階段を登ることができるものであれば、誰でも不安を感ずることなく、速やかに救出口511を通って乗籠5の外に脱出することができる。また、非常救出装置10は、階段状であるため、特別な技術を要しなくとも、階段を上ることが困難な者を介助することができる。
この非常救出装置10は、乗籠5の側板53とほぼ同じ厚みで装備することができ、昇降路2側に出っ張らない。また、収納状態P1であれば、籠室500側においても他の側板53と面一になっているため、エレベータ1の通常運行において支障をきたさない。さらに、非常救出装置10は、乗籠5の外部から固定ボルト15を介助しない限り変形操作をすることができないため、エレベータ1が非常停止した際に乗籠5の外の状況が分からない乗客が不用意に外に出てしまうことを防ぐことができる。
以下、他の実施形態において、第1の実施形態と同じ機能を有する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、図示されない箇所は、第1の実施形態に係る図面およびその説明を参照することとする。
本発明に係る第2の実施形態の非常救出装置10は、図8〜図10を参照して説明する。この非常救出装置10は、各図に示すように、パネル11の厚みと支柱12の厚みが同じである。この実施形態の非常救出装置10は、第1の実施形態に比べて非常救出装置10の収納状態P1における厚みが小さいので、乗籠5の側板の一部として組み込み易い。
パネル11は、収納状態P1および利用状態P2においてロック機構13と嵌合する凹部13A,13Bを備えている。凹部13A,13Bは、図8に示すようにいずれもパネル11の踏面112側に設けられているので、収納状態P1において籠室500側から見えない。ロック機構13は、収納状態P1において凹部13Aと嵌合し、利用状態P2において凹部13Bと嵌合する。つまり凹部13Aに嵌合するとき、ロック機構13は係止突起130として機能する。上記以外の構造は第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本発明に係る第3の実施形態の非常救出装置10は、図11および図12を参照して説明する。この非常救出装置10は、支柱12の下端12B、籠室500から見て下プレート122の背面にローラ17を備えている。非常救出装置10は、籠室500の床面に沿って転動するローラ17を備えていることによって、支柱12の下端12Bを籠室500の内側に容易に引き出せる。非力な者であっても、非常救出装置10を収納状態P1から利用状態P2へ容易に操作することができる。上記以外の構造は第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本発明に係る第4の実施形態の非常救出装置10は、図13〜図15を参照して説明する。この非常救出装置10は、第3の実施形態に加えて、ローラ17を案内するレール溝18が籠室500の床板52に凹設されている。ローラ17は、このレール溝18に沿って走行する。また、レール溝18は、非常救出装置10が利用状態のときに支柱12の下端12Bを籠室500の床面に対して固定するように、ローラ17がちょうど突き当たるように形成されており、ストッパー19の機能も兼ね備えている。
この実施形態において、レール溝18は、ローラ17が埋没するように形成されている。レール溝18は、ローラ17が所望する方向へ案内される機能を有していればよいので、V字型の浅い溝であってもよい。また、ストッパー19は、籠室500の床面に差し込まれる閂のようなものであってもよい。
レール溝18を設けて支柱12の下端12Bが移動する範囲を制限することによって、非常救出装置10を階段として一定の角度に保つことができるとともに、安定させることができる。上記以外の構造は第1の実施形態と同じであるので説明を省略する。
本発明に係る第5の実施形態の非常救出装置10は、図16および図17を参照して説明する。この非常救出装置10のパネル11は、収納状態において上になる側、つまりパネル11の回動端が、連結バー20にピン21を介してつながれている。連結バー20は、籠室500の内側から見て支柱12と同じ幅を有している。収納状態P1において連結バー20と支柱12とは互いに重なり合っており、利用状態P2において互いに離れる。
パネル11は、収納状態P1において上になる側が尖った楔形に形成されており、パネル11の意匠面111は、隣り合う側板53と面一になる。
この実施形態では、すべてのパネル11が連結バー20につながっているので、どれかひとつのパネル11を操作することによって、すべてのパネル11を同時に回動させることができる。そのため、利用者は、非常救出装置10を収納状態P1から利用状態P2に変形させる操作を迅速に行える。個々のパネル11が隣り合うパネル11と連結バー20で連結されているので、踏段としてパネル11が強固に固定される。また、連結バー20が手摺としても機能するため、非常救出装置10の傾斜角度が急な場合も、被救出者は安心して登ることができる。
本発明の非常救出装置は、エレベータの乗籠の側板の一部として常設され、非常時にエレベータの乗籠に閉じ込められた乗客を籠室の外に脱出させるために使用されるほか、収納状態における奥行き寸法が小さいので、収納状態で目立たないように建造物の側壁に埋設され必要なときに引き出して利用される収納式の階段としても利用することができる。
1…エレベータ、5…乗籠、10…非常救出装置、11…パネル、12…支柱、12A…(支柱の)上端、12B…(支柱の)下端、13…ロック機構、15…固定ボルト、17…ローラ、18…レール溝、19…ストッパー、20…連結バー、51…天井、52…床板、53,53A…側板、111…意匠面、112…踏面、511…救出口、P1…収納状態、P2…利用状態。
Claims (8)
- 乗籠の天井に設けられる救出口へ乗客を導くエレベータの非常救出装置であって、
収納状態で前記乗籠の内壁の一部を形成し利用状態で踏板となる複数のパネルと、
上端側が前記乗籠の側板に沿って鉛直方向へ摺動可能に連結され下端側が前記乗籠の内側へ引き出し可能に設けられ複数の前記パネルがそれぞれ回動可能に取り付けられた支柱と、
利用状態で前記パネルを平坦な姿勢に固定するロック機構と
を備えることを特徴とするエレベータの非常救出装置。 - 前記パネルは、収納状態で前記乗籠の内表面となる意匠面と、利用状態で踏板となった場合に上側になる踏面とを背中合わせに有していることを特徴とする請求項1に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記支柱の上端は、収納状態で乗籠の外部から固定されていることを特徴とする請求項1に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記支柱の下端は、前記乗籠の床板に沿って転動するローラを備えていることを特徴とする請求項1に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記ローラを案内するレール溝を前記乗籠の床板に備えることを特徴とする請求項4に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記支柱の下端を利用状態で前記乗籠の床板に固定するストッパーを備えることを特徴とする請求項1に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記パネルの複数は、連結バーによって互いにリンクされており、収納状態から利用状態へ前記支柱に対して同時に開かれることを特徴とする請求項1に記載されたエレベータの非常救出装置。
- 前記パネルは、収納状態で下になる側が前記支柱に回動可能に連結され上になる側が連結バーに回動可能に連結されていることを特徴とする請求項7に記載されたエレベータの非常救出装置。
Priority Applications (1)
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JP2008228280A JP2010058939A (ja) | 2008-09-05 | 2008-09-05 | エレベータの非常救出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2010058939A true JP2010058939A (ja) | 2010-03-18 |
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Cited By (2)
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JP2012056726A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの乗りかご |
CN107697773A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-16 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种具备逃生功能的建筑施工电梯轿厢 |
-
2008
- 2008-09-05 JP JP2008228280A patent/JP2010058939A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012056726A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの乗りかご |
CN107697773A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-16 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种具备逃生功能的建筑施工电梯轿厢 |
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