JP2019127058A - 階段降下機 - Google Patents

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正紀 河井
智哉 宮坂
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智哉 宮坂
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Abstract

【課題】市場に多く出回っている車椅子の駆動輪の径の制約を受けることがなく、自力歩行困難者等の搭乗者が搭乗した車椅子を迅速に搭載させることが可能な階段降下機を提供することを目的とする。【解決手段】階段降下機は、操作部が、車椅子における左右一対のティッピングレバーをそれぞれ挿通可能であって車椅子のティッピングレバーに接続された後部支柱フレームを支持可能なガイドフレームと、車椅子の後部支柱フレームがガイドフレームに支持された車椅子における左右一対の背部フレームを固定可能な車体固定フレームとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、搭乗者が搭乗した車椅子を搭載して階段を降下することが可能な階段降下機に関する。
従来より、多くの高層建築物には、階段と共にエレベータが設置されている。このため、負傷者、老人等の自力歩行が困難な者(自力歩行困難者)であっても、車椅子、担架等を用いてエレベータを利用することで、上層階から下層階へと移動することが可能である。しかしながら、地震、火災等の緊急時には、停電、故障等によりエレベータの使用が不可能となることが多い。
そのため、このような緊急時には、複数の介助者が、自力歩行困難者が搭乗した車椅子を持ち上げ、階段を使用して避難しなければならない。そのため、自力歩行困難者を短時間で避難させることは極めて困難である。その上、階段が、複数の介助者でスペースを塞ぎ、非常に危険である、といった問題が生じていた。
そこで、緊急時に、自力歩行困難者を、短時間で且つ安全に移動させるための手段が要求されている。このような手段として、例えば特許文献1には、車椅子を搭載可能であってベルトクローラによって階段を降下することが可能な階段昇降機が開示されている(特許文献1を参照)。
特開昭56−39963号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている階段昇降機は、自立歩行困難者等が搭乗した車椅子を搭載する際、その作業が非常に複雑であり、多くの時間を要するものであった。そのため、緊急時に、階段において、短時間で車椅子に搭乗した搭乗者を降下させることが困難であった。
また、特許文献1に開示されている階段昇降機では、車椅子の駆動輪(車輪71)の径がその階段昇降機に適した大きさでないと適用できなかった。そのため、例えば、駆動輪の径が小さい車椅子では、階段昇降機にアタッチメント等の別部品を取り付ける必要があった。このように、特許文献1の階段昇降機では、車椅子の駆動輪の径による制約を受けるので、特に非常時の緊急性の高い状況においては、使い勝手の悪いものであった。
そこで、本発明は、市場に多く出回っている車椅子の駆動輪の径の制約を受けることがなく、自力歩行困難者等の搭乗者が搭乗した車椅子を迅速に搭載させることが可能な階段降下機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本願請求項1に係る発明の階段降下機は、搭乗者が搭乗した車椅子を搭載して階段を降下可能な階段降下機であって、前記階段の2段以上の段鼻に同時に接触可能なベルトクローラと、前記ベルトクローラの軌道を画定する軌道フレームとをそれぞれ左右一対に有し、前記階段を走行可能な走行部と、前記走行部の走行を指示するための左右一対の操作ハンドルを有する操作部と、を備え、前記操作部は、前記車椅子における左右一対のティッピングレバーをそれぞれ挿通可能であって前記車椅子のティッピングレバーに接続された後部支柱フレームを支持可能なガイドフレームと、前記車椅子の後部支柱フレームが前記ガイドフレームに支持された前記車椅子における左右一対の背部フレームを固定可能な車体固定フレームと、を有することを特徴とする。
また、上述の目的を達成するため、本願請求項2に係る発明の階段降下機は、請求項1に記載の階段降下機において、前記ガイドフレームは、前記車椅子のティッピングレバーの先端部が接触可能なガイドプレートと、前記車椅子の後部支柱フレームを支持する補助フレームと、を有し、前記ガイドプレートと前記補助フレームとによって空間部が形成されており、前記車椅子のティッピングレバーの先端部が前記ガイドプレートに接触しながら前記空間部に挿通され、前記走行部に対して前記操作部を回転させることによって、前記車椅子のティッピングレバーと接続された前記車椅子の後部支柱フレームが前記補助フレームに支持されることを特徴とする。
本発明の階段降下機によれば、市場に多く出回っている車椅子の駆動輪の径の制約を受けることがなく、自力歩行困難者等の搭乗者が搭乗した車椅子を迅速に搭載させることが可能となる。
本実施の形態における階段降下機の斜視図である。 本実施の形態における階段降下機のガイドフレームについて説明するための図である。 本実施の形態における階段降下機の背面図である。 本実施の形態において、車椅子が傾斜状態で搭載されている階段降下機の側面図である。 本実施の形態における階段降下機の操作例について説明するための図である。 本実施の形態における階段降下機の操作例について説明するための図である。 本実施の形態における階段降下機の操作例について説明するための図である。 本実施の形態における階段降下機の操作例について説明するための図である。
以下、本発明の階段降下機の実施形態(以下、「本実施の形態」ともいう。)について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下の説明では、「前後左右」という相対的な方向を示す用語は、特に断りが無い限り、本実施の形態における階段降下機に設置した車椅子に搭乗する人(搭乗者)が着座して正面を向いた状態を基準にした際に定まる方向を示すものとする。「前」、「前方」とは、この着座した搭乗者の正面方向を指し、「後」、「後方」とは、この搭乗者の背面方向を指し、「左」、「左側」とは、この搭乗者の左手方向を指し、「右」、「右側」とは、この搭乗者の右手方向を指す。
また、以下の説明において、図1〜図8(a)は、本実施の形態における階段降下機が平坦地(水平面)上に載置されている状態を示しており、図8(b)は、この階段降下機が階段を走行している状態を示している。
図1は、本実施の形態における階段降下機1の全体を示す斜視図である。階段降下機1は、走行動作を行う走行部2と、階段降下機1の操作者(介助者)が走行部2の走行及び停止を操作するための操作部3とを備える。
先ず、階段降下機1における走行部2について説明する。走行部2は、階段の2段以上の段鼻(角部)に同時に接触可能な長さを有する左右一対のベルトクローラ21a,21bを有する。そして、ベルトクローラ21aは軌道フレーム22aによって、ベルトクローラ21bは軌道フレーム22bによって、それぞれ軌道が画定されている。
軌道フレーム22a,22bの前方側においては、回転軸である前転輪連結軸25に前転輪23a,23bが接続されており、この前転輪連結軸25を回転中心として回転する。また、軌道フレーム22a,22bの後方側においては、回転軸である後転輪連結軸26に後転輪24a,24bが接続されており、この後転輪連結軸26を回転中心として回転する。
前転輪23a、軌道フレーム22a、及び後転輪24aの各一部で構成される周囲にはベルトクローラ21aが巻装されている。また、前転輪23b、軌道フレーム22b、及び後転輪24bの各一部で構成される周囲にはベルトクローラ21bが巻装されている。
ベルトクローラ21aは、前転輪23a及び後転輪24aの回転に応じて回転する。また、ベルトクローラ21bは、前転輪23b及び後転輪24bの回転に応じて回転する。階段降下機1は、ベルトクローラ21a,21bが回転することで、階段の2段以上の段鼻に同時に接触しながら階段を移動する。
階段降下機1は、平坦地を前進する場合には、中央走行車輪27a,27b、及び、後方走行車輪28a,29a,28b,29bが前方に回転する。一方、階段降下機1は、平坦地を後進する場合には、これらの車輪が後方に回転する。
軌道フレーム22aは、軌道フレーム22bと対向する側の面に、後述の可動フレーム35の一方の先端部が接触しながら滑動することが可能な案内レール30aが形成されている。同様に、軌道フレーム22bは、軌道フレーム22aと対向する側の面に、後述の可動フレーム35の他方の先端部が接触しながら滑動することが可能な案内レール30bが形成されている。
次に、階段降下機1における操作部3について説明する。操作部3は、走行部2の案内レール30a,30bにその両端が接触している可動フレーム35と、この可動フレーム35に接続された支持フレーム36a〜36cと、この支持フレーム36a〜36cに接続されたガイドフレーム37とを備える。
また、操作部3は、支持フレーム36aに接続されたハンドルフレーム31a、及び、支持フレーム36bに接続されたハンドルフレーム31bと、階段降下機1の操作者(すなわち、車椅子40の介助者)が把持可能な操作ハンドル及びブレーキ解除レバーであって、ハンドルフレーム31aに接続された操作ハンドル32a及びブレーキ解除レバー32c(図3(a)参照)と、ハンドルフレーム31bに接続された操作ハンドル32b及びブレーキ解除レバー32d(図3(a)参照)とを備える。
ガイドフレーム37は、車椅子40(図2(c)、図4参照)の後部に設けられた左右一対のティッピングレバー41a,41b(図2(c)、図3(b)、図4参照)を挿通可能であり、ティッピングレバー41a,41bに接続された車椅子40の後部支柱フレーム42a,42b(図3(b)、図4参照)を支持可能なフレームである。
また、操作部3は、ハンドル固定フレーム34を備える。ハンドル固定フレーム34は、一方の先端部がハンドルフレーム31a,31bに接続されるとともに、他方の先端部が走行部2の軌道フレーム22a,22bに接続されて、ハンドルフレーム31a,31bを固定する。ハンドル固定フレーム34は、ハンドルフレーム31a,31bが後述するように回転されて、平坦地(水平面)に対して略垂直状態または傾斜状態とされる場合に、その回転後の位置を固定するフレームである。
ハンドル固定フレーム34は、上位フレーム34aと、下位フレーム34bと、ロックフレーム34cとを有する。下位フレーム34bは、上位フレーム34aを挿通可能な構造を有している。上位フレーム34aは、一方の先端部がハンドルフレーム31a(或いはハンドルフレーム31b)に接続されており、もう一方の先端部が何れにも接続されておらず、下位フレーム34b内を挿通している。ロックフレーム34cは、上位フレーム34aと下位フレーム34bとを固定させる。
上位フレーム34aと下位フレーム34bとによるフレーム全体の長さは、ハンドルフレーム31a,31bが回転されることによって変化する傾斜角度によって変化する。ロックフレーム34cに対してロック(固定)操作が行われることにより、上位フレーム34aと下位フレーム34bとが固定されるとともに、上位フレーム34a及び下位フレーム34bの傾斜位置が固定される。このようにロックフレーム34cによって固定された上位フレーム34a及び下位フレーム34bにより、ハンドルフレーム31a,31bが支持される。これにより、ハンドルフレーム31a,31bの垂直状態または傾斜状態が維持されることになる。
ロックフレーム34cに対するロック操作は、特に限定されない。例えば、ロックフレーム34cは、操作者の足等で、下方向に傾斜させることでロックが解除され、上方向に起立させることでロックされるような構成であってもよい。
ハンドルフレーム31a,31bには、後述するように、車椅子40の左右一対の背部フレーム43a,43b(図4参照)を固定可能な固定部33が接続されている。
操作部3において、操作部3のブレーキ解除レバー32c,32dは、操作者が握らないときには、走行部2のベルトクローラ21a,21bに対してブレーキが作動し、ベルトクローラ21a,21bは動作しない。これにより、階段降下機1は、ベルトクローラ21a,21bによる走行は不可能である。
一方、操作者がブレーキ解除レバー32c,32dを握っているときには、走行部2のベルトクローラ21a,21bに対してブレーキが作動せず、ベルトクローラ21a,21bは動作する。これにより、階段降下機1は、ベルトクローラ21a,21bによる走行は可能となる。
ここで、ガイドフレーム37について、図2(a)〜(d)を用いて説明する。
図2(a)に示す階段降下機1は、ハンドルフレーム31a,31bが平坦地に対して傾斜した状態にあるものである。なお、ハンドルフレーム31a,31bは、階段降下機1が階段を降下する際に、走行部2に対して操作部3を回転させ、階段降下機1に搭載されている車椅子40に搭乗する搭乗者(例えば、自立歩行困難者)が、平坦地(水平面)に対する略垂直方向よりも僅かに後傾姿勢となるような所定の傾斜角度(以下、これを「適正傾斜角度」ともいう。)で傾斜される。なお、ハンドルフレーム31a,31bは、略垂直状態から「適正傾斜角度」の傾斜状態となった際に、ロックフレーム34cが有するバネ(図示せず)のスプリング力により、自動でロックが掛かる。
この図2(a)に示すように、可動フレーム35は、その両端が案内レール30a,30bに接触して滑動することが可能である。この可動フレーム35には、支持フレーム36a〜36cが接続されている。そして、この支持フレーム36a〜36cには、ガイドフレーム37が接続されている。
ガイドフレーム37は、ガイド片371a,371bを有するガイドプレート371と、補助フレーム372とが左右一対の接続フレーム373a,373bに接続されて構成される。そして、ガイドプレート371と、補助フレーム372と、接続フレーム373a,373bとによって空間部374が形成されている。ガイド片371a,371bには、車椅子40の後部に設けられた左右一対のティッピングレバー41a,41b(図2(c)参照)それぞれの先端部が接触(当接)可能である。
階段降下機1の操作者(すなわち、車椅子40の介助者)が、左右一対のハンドルフレーム31a,31bに接続されている操作ハンドル32a,32bを操作して、図2(a)に示すような平坦地(水平面)に対して「適正傾斜角度」の傾斜状態にあるハンドルフレーム31a,31bを、図2(b)に示すような平坦地に対して略垂直状態となるように起立させるとする。
この場合、可動フレーム35に接続されている支持フレーム36a〜36cは、可動フレーム35を支点として回転する。支持フレーム36a〜36cの回転に伴い、支持フレーム36a〜36cに接続されているガイドプレート371及び補助フレーム372と、ガイドプレート371及び補助フレーム372に接続されている接続フレーム373a,373bとも回転する。
また、支持フレーム36a,36bの回転に伴い、支持フレーム36a,36bそれぞれに接続されているハンドルフレーム31a,31bも回転する。これにより、階段降下機1の操作者は、操作ハンドル32a,32bを操作して、ハンドルフレーム31a,31bを回転させ、ハンドルフレーム31a,31bを平坦地(水平面)に対する略垂直状態にしたり、傾斜状態にすることができる。そして、ハンドルフレーム31a,31bの略垂直状態または傾斜状態は、上述したようにハンドル固定フレーム34によって固定されて維持される。
次に、平坦地に対してハンドルフレーム31a,31bが略垂直状態にある階段降下機1に、階段降下機1の操作者(すなわち、車椅子40の介助者)が、車椅子40を搭載させるとする。この場合、操作者が階段降下機1の前方にある車椅子40を後進させると、図2(c)に示すように、車椅子40のティッピングレバー41aの先端部がガイドプレート371のガイド片371aに接触(当接)し、もう一方のティッピングレバー41b(図3(b)参照)の先端部がもう一方のガイド片371bに接触(当接)する。
ガイド片371aに接触(当接)したティッピングレバー41a、ガイド片371bに接触(当接)したティッピングレバー41bは、ガイドプレート371によって空間部374へと誘導され、このガイドプレート371に沿って空間部374に挿通される。操作者が車椅子40をさらに後進させると、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42b(図3(b)参照)は、ガイドフレーム37の補助フレーム372に接触して停止する。
その後、操作者が、操作ハンドル32a,32bを操作し、平坦地(水平面)に対して略垂直状態にあるハンドルフレーム31a,31bを、図2(d)に示すように、平坦地に対して元の「適正傾斜角度」の傾斜状態となるように傾斜させるとする。
このような傾斜状態とした階段降下機1では、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42bと補助フレーム372とが接触する部位において、後部支柱フレーム42a,42bの荷重が補助フレーム372に付加される。これにより、後部支柱フレーム42a,42bが補助フレーム372に支持される。また、このような傾斜状態とした階段降下機1では、ティッピングレバー41a,41bの荷重がガイドプレート371に付加される。これにより、ティッピングレバー41a,41bがガイドプレート371に支持される。
このようにして、後部支柱フレーム42aとティッピングレバー41aとは、互いに略垂直に接続されている接続部位において、また、後部支柱フレーム42bとティッピングレバー41bとは、互いに略垂直に接続されている接続部位において、それぞれガイドフレーム37のガイドプレート371と補助フレーム372とに支持されることになる。
また、固定部33について、図3(a),(b)の階段降下機1の背面図を用いて説明する。
図3(a)に示すように、階段降下機1において、固定部33は、下部フレーム331と、左右一対の位置特定フレーム332a,332bと、左右一対の車体固定フレーム333a,333bと、位置特定フレーム固定用ベルト334とを備える。
この図3(a)に示すように、階段降下機1のハンドルフレーム31a,31bには、接続部材(図示せず)を介して固定部33の下部フレーム331が接続されている。下部フレーム331には、左右一対の位置特定フレーム332a,332bが、下部フレーム331上を移動可能な状態で取り付けられている。
位置特定フレーム332aには、コの字型の固定部位333a−1を有する車体固定フレーム333aが接続されている。また、位置特定フレーム332bには、コの字型の固定部位333b−1を有する車体固定フレーム333bが接続されている。
コの字型の固定部位333a−1は、位置特定フレーム332aにより近い位置にある支持片333a−11と、位置特定フレーム332aにより遠い位置にある支持片333a−12とを有する。同様に、コの字型の固定部位333b−1は、位置特定フレーム332bにより近い位置にある支持片333b−11と、位置特定フレーム332bにより遠い位置にある支持片333b−12とを有する。
下部フレーム331上での位置特定フレーム332a及び位置特定フレーム332bの位置は、車椅子40を階段降下機1に搭載する際の後部支柱フレーム42a,42bの位置に応じて特定される。また、位置特定フレーム固定用ベルト334によって位置特定フレーム332a,332b間の距離が特定される。
平坦地に対してハンドルフレーム31a,31bが先の図2(c)に示すような略垂直方向にある階段降下機1に、操作者(すなわち、車椅子40の介助者)の操作によって車椅子40を搭載する場合、車椅子40を階段降下機1へと後進させる。すると、図3(b)に示すように、車椅子40のティッピングレバー41a,41bがガイドプレート371のガイド片371a,371bに接触(当接)しガイドプレート371によって空間部374に誘導され、このガイドプレート371に沿って空間部374に挿通されるようになる。その後、操作者が、さらに車椅子40を後進させることで、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42bが補助フレーム372に接触し、これにより、車椅子40が停止される。
そして、操作者は、階段降下機1の固定部33における下部フレーム331上で位置特定フレーム332a,332bを車椅子40の背部フレーム43a,43bに向けて移動させる。そして、位置特定フレーム332aに接続されている車体固定フレーム333aのコの字型の固定部位333a−1に、車椅子40の背部フレーム43aを嵌合させる。また、位置特定フレーム332bに接続されている車体固定フレーム333bのコの字型の固定部位333b−1に、車椅子40の背部フレーム43bを嵌合させる。
このように、車椅子の背部フレーム43a,43bが固定部33の固定部位333a−1,333b−1に嵌合された状態で、位置特定フレーム固定用ベルト334によって、位置特定フレーム332a,332bを下部フレーム331に固定する。位置特定フレーム332a,332bを下部フレーム331に固定するための構成は、これに限定されない。例えばネジによって位置特定フレーム332a,332bと下部フレーム331とを固定してもよい。
或いは、例えば、下部フレーム331に、位置特定フレーム332a,332bを嵌合して固定することが可能な複数段階の嵌合溝を設けてもよい。その場合、嵌合溝に位置特定フレーム332a,332bを嵌合させることによって位置特定フレーム332a,332bと下部フレーム331とを固定させることが可能である。
その後、操作者が階段降下機1の操作ハンドル32a,32bを操作することによって、ハンドルフレーム31a,31bが平坦地(水平面)に対して先の図2(d)に示すような「適正傾斜角度」の傾斜状態となるようにハンドルフレーム31a,31bを傾斜させ、ハンドル固定フレーム34によってその傾斜されたハンドルフレーム31a,31bの傾斜位置を固定させるとする。
すると、車体固定フレーム333aの固定部位333a−1の支持片333a−11に、車椅子40の背部フレーム43aの荷重が付加される。これにより、背部フレーム43aが車体固定フレーム333aによって固定される。また、車体固定フレーム333bの固定部位333b−1の支持片333b−11に、車椅子40の背部フレーム43bの荷重が付加される。これにより、背部フレーム43bが車体固定フレーム333bによって固定される。
図4は、車椅子40が傾斜状態で搭載されている階段降下機1の側面図である。図4に示すように、車椅子40は、グリップ44aとブレーキ45aとが接続された背部フレーム43aと、側部フレーム46aと、前部フレーム47aと、座面フレーム50aとを有する。また、前部フレーム47aを前部支柱フレーム48aが支持するとともに、背部フレーム43aを後部支柱フレーム42aが支持している。また、前部支柱フレーム48aには、キャスタ49aが接続され、後部支柱フレーム42aの車輪用穴51aには駆動輪52aが接続されている。
また、車椅子40は、このグリップ44a、ブレーキ45a、背部フレーム43a、側部フレーム46a、前部フレーム47a、座面フレーム50a、前部支柱フレーム48a、後部支柱フレーム42a、キャスタ49a、車輪用穴51a、駆動輪52aそれぞれと対の構成として、図示しない、グリップ44b、ブレーキ45b、背部フレーム43b、側部フレーム46b、前部フレーム47b、座面フレーム50b、前部支柱フレーム48b、後部支柱フレーム42b、キャスタ49b、車輪用穴51b、駆動輪52bを備えている。
このような車椅子40が階段降下機1に搭載されて傾斜された状態である場合、上述したように、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42bとティッピングレバー41a,41bとは、ガイドフレーム37に支持されている。また、車椅子40の背部フレーム43a,43bは、車体固定フレーム333a,333bに固定されている。
次に、階段降下機1の操作例について、図5(a)〜図8(b)を用いて説明する。
図5(a)に示すように、階段降下機1は、非使用時、収納ケース或いは収納スペースから取り出した際、折り畳まれた状態で平坦地(水平面)上に載置されている。この際、操作部3のハンドルフレーム31a,31bは、平坦地と略平行となる方向に傾斜された状態にある。この際、支持フレーム36a〜36cに接続される可動フレーム35は、案内レール30a,30bの前方側に位置し、これにより、ハンドルフレーム31a,31bがこのような傾斜された状態となる。階段降下機1は、非使用時では、この図5(a)に示すように、収納しやすいコンパクトな形態とすることができる。
一方、階段降下機1の操作者Sは、階段降下機1の使用時、例えば地震、火災等の緊急時に、車椅子に搭乗した負傷者、老人等の自力歩行困難者を緊急に階段で避難させる際には、階段降下機1の操作ハンドル32a,32bを把持し、案内レール30a,30bに接する可動フレーム35が操作者Sのより手前側に移動するように、操作ハンドル32a,32bを引き上げる操作を行う。
操作者Sのこのような操作により、図5(b)に示すように、可動フレーム35が案内レール30a,30bのより中央に近い位置にまで移動すると、ハンドルフレーム31a,31bは、図5(a)の傾斜状態よりも起立した状態となる。
その後、図6(a)に示すように、操作者Sが操作ハンドル32a,32bを起こす操作を行うと、可動フレーム35が案内レール30a,30bにおける最も操作者S側(手前側)に位置するようになる。この際、ハンドルフレーム31a,31bは、図5(b)に示す状態よりもさらに起立し、平坦地(水平面)に対して上述の「適正傾斜角度」で傾斜された状態となる。操作者Sは、この状態で、可動フレーム35に対してロックの操作を行う。このロックの操作により、ハンドルフレーム31a,31bの「適正傾斜角度」の傾斜状態が固定、維持される。
そして、図6(b)に示すように、操作者Sは、ロックフレーム34cのロックを解除する操作を行った後、可動フレーム35が図6(a)に示す位置と同じ位置にある状態で、操作ハンドル32a,32bを操作してハンドルフレーム31a,31bを平坦地(水平面)に対して略垂直となるように起立させる。そして、この状態で、操作者Sが、ハンドル固定フレーム34のロックフレーム34cに対してロックの操作を行うことで、ハンドルフレーム31a,31bが略垂直状態に固定、維持される。
次に、図7(a)に示すように、操作者Sは、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40におけるグリップ44a(及び図示しないもう一方のグリップ44b)を把持して車椅子40を階段降下機1の方向へと後進させる。
そして、図7(b)に示すように、操作者Sは、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を後進させた後に停止させて階段降下機1に搭載させる。階段降下機1に搭載する際の第1段階の操作として、操作者Sは、階段降下機1に向けて車椅子40を後進させながら、車椅子40のティッピングレバー41a,41bを階段降下機1のガイドフレーム37のガイドプレート371のガイド片371a,371bに接触(当接)させる。これにより、ティッピングレバー41a,41bは、ガイドプレート371によって空間部374へと誘導され、このガイドプレート371に沿って空間部374に挿通される。
その後、操作者Sは、第2段階の操作として、車体固定フレーム333aが車椅子40の背部フレーム43aを、車体固定フレーム333bが車椅子40の背部フレーム43bをそれぞれ嵌合するように、階段降下機1の固定部33の位置特定フレーム332a,332bを車椅子40の背部フレーム43a,43bに向けて移動させ、位置特定フレーム固定用ベルト334をロックすることにて位置を固定する。これにより、車椅子40の背部フレーム43aが車体固定フレーム333aによって固定され、背部フレーム43bが車体固定フレーム333bによって固定される。
その後、第3の操作として、操作者Sは、ロックフレーム34cのロックを解除する操作を行った後、図8(a)に示すように、操作ハンドル32a,32bを手前側(操作者S側)に引き下ろし、ハンドルフレーム31a,31bを平坦地(水平面)に対する略垂直状態から、上述の「適正傾斜角度」の傾斜状態へと傾斜させる。上述したように、ハンドルフレーム31a,31bは、この略垂直状態からこの「適正傾斜角度」の傾斜状態となった際、ロックフレーム34cによって自動でロックが掛かる。これにより、ハンドルフレーム31a,31bは、「適正傾斜角度」での傾斜状態が固定、維持される。
そして、階段降下機1を「適正傾斜角度」の傾斜状態とすることで、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42b及びティッピングレバー41a,41bがガイドフレーム37によって安定的に維持される。また、階段降下機1によれば、このように、車椅子40の駆動輪52a,52bの径とは無関係に、車椅子40の後部支柱フレーム42a,42b及びティッピングレバー41a,41bをガイドフレーム37に支持させるように搭載すればよい。このため、階段降下機1は、市場に多く出回っている車椅子の駆動輪の径の制約を受けることがなく、自力歩行困難者等の搭乗者が搭乗した車椅子を迅速に搭載することが可能である。
このように、階段降下機1によれば、操作者Sがそれほど体力を有しない女性であっても、大きな力を要しない簡易な3段階の操作のみで、迅速に、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を階段降下機1に搭載することができる。これにより、緊急時に、階段において、短時間に車椅子40に搭乗している搭乗者を降下させることができる。
また、使用時における階段降下機1は、図3(b)に示すように車椅子40の駆動輪52aと駆動輪52bとの間に走行部2が設置されるように、車椅子40が階段降下機1に搭載される。これにより、緊急時に階段において車椅子40を搭載した階段降下機1を用いて避難を行う場合であっても、車椅子40以上に幅を要しないことから、他の避難者が避難するための避難路を塞ぐような問題が生じ難い。
操作者Sは、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を「適正傾斜角度」の傾斜状態で階段降下機1に搭載した後、階段降下機1の操作ハンドル32a,32bを把持してブレーキ解除レバー32c,32dを握り前方に押すようにする。このように、ブレーキ解除レバー32c,32dが握られることによって、中央走行車輪27a,27bは、ベルトクローラ21a,21bを平坦地(水平面)から浮き上がらせ、後方走行車輪28a,29a,28b,29bとともに、前方に回転する。これにより、階段降下機1は、前進する。このように、平坦地において、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40が傾斜した状態で搭載されている階段降下機1は、前進する。
そして、図8(b)に示すように、操作者Sは、階段80において、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40が傾斜した状態で搭載されている階段降下機1を降下させる。この場合、操作者Sが、ブレーキ解除レバー32c,32dを握ることで、走行部2のベルトクローラ21a,21bに対するブレーキが解除される。
これにより、走行部2における前転輪23a,23b、及び、後転輪24a,24bが、階段降下機1が前方方向に進行するように回転する。これに応じてベルトクローラ21a,21bが、階段80の2段以上(図8(b)では3段)の段鼻に同時に接触しながら回転する。
このようにして、操作者Sは、階段80において、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を搭載した階段降下機1を降下させることができる。階段降下機1が階段80を降下する際、車椅子40は、「適正傾斜角度」の傾斜状態が維持されていることから、自力歩行困難者Tは、平坦地に対する略垂直方向よりも僅かに後傾姿勢、といった安定した状態で車椅子40に搭乗している。このため、自力歩行困難者T及び操作者Sは、安心して階段80を降下することができる。
なお、上述の実施の形態における階段降下機1に搭載可能な車椅子40は、背部フレーム43aに後部支柱フレーム42aが接続されており、背部フレーム43bに後部支柱フレーム42bが接続されている構成であるが、これに限定されない。例えば、背部フレーム43aと後部支柱フレーム42aとが、また、背部フレーム43bと後部支柱フレーム42bとが、それぞれ互いに接続されない別々の位置に設けられるようにしてもよい。
また、本実施の形態の階段降下機1は、モータを搭載しない構成であるが、これに限定されず、モータを搭載した構成としてもよい。
この場合、階段降下機1は、モータによってベルトクローラ21a,21bを駆動することから、階段において、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を搭載させた状態で、操作者Sの操作に基づいて、モータ駆動による上昇をさせることができる。モータを有する階段降下機1によれば、人力による大きな力を要することなく、階段において、自力歩行困難者Tが搭乗した車椅子40を搭載させた状態で、下降だけでなく上昇もすることが可能な、いわゆる階段昇降機として機能する。
1 階段降下機
2 走行部
3 操作部
21a,21b ベルトクローラ
22a,22b 軌道フレーム
23a,23b 前転輪
24a,24b 後転輪
25 前転輪連結軸
26 後転輪連結軸
27a,27b 中央走行車輪
28a,28b,29a,29b 後方走行車輪
30a,30b 案内レール
31a,31b ハンドルフレーム
32a,32b 操作ハンドル
32c,32d ブレーキ解除レバー
33 固定部
34 ハンドル固定フレーム
34a 上位フレーム
34b 下位フレーム
34c ロックフレーム
35 可動フレーム
36a〜36c 支持フレーム
37 ガイドフレーム
40 車椅子
41a,41b ティッピングレバー
42a,42b 後部支柱フレーム
43a,43b 背部フレーム
44a,44b グリップ
45a,45b ブレーキ
46a,46b 側部フレーム
47a,47b 前部フレーム
48a,48b 前部支柱フレーム
49a,49b キャスタ
50a,50b 座面フレーム
51a,51b 車輪用穴
52a,52b 駆動輪
80 階段
331 下部フレーム
332a,332b 位置特定フレーム
333a,333b 車体固定フレーム
333a−1,333b−1 固定部位
333a−11,333b−11,333a−12,333b−12 支持片
334 位置特定フレーム固定用ベルト
371 ガイドプレート
371a,371b ガイド片
372 補助フレーム
373a,373b 接続フレーム
374 空間部
S 操作者
T 自力歩行困難者

Claims (2)

  1. 搭乗者が搭乗した車椅子を搭載して階段を降下可能な階段降下機であって、
    前記階段の2段以上の段鼻に同時に接触可能なベルトクローラと、前記ベルトクローラの軌道を画定する軌道フレームとをそれぞれ左右一対に有し、前記階段を走行可能な走行部と、
    前記走行部の走行を指示するための左右一対の操作ハンドルを有する操作部と、を備え、
    前記操作部は、
    前記車椅子における左右一対のティッピングレバーをそれぞれ挿通可能であって前記車椅子のティッピングレバーに接続された後部支柱フレームを支持可能なガイドフレームと、
    前記車椅子の後部支柱フレームが前記ガイドフレームに支持された前記車椅子における左右一対の背部フレームを固定可能な車体固定フレームと、を有することを特徴とする階段降下機。
  2. 前記ガイドフレームは、
    前記車椅子のティッピングレバーの先端部が接触可能なガイドプレートと、
    前記車椅子の後部支柱フレームを支持する補助フレームと、を有し、
    前記ガイドプレートと前記補助フレームとによって空間部が形成されており、
    前記車椅子のティッピングレバーの先端部が前記ガイドプレートに接触しながら前記空間部に挿通され、
    前記走行部に対して前記操作部を回転させることによって、前記車椅子のティッピングレバーと接続された前記車椅子の後部支柱フレームが前記補助フレームに支持される
    ことを特徴とする請求項1に記載の階段降下機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7033357B1 (ja) * 2021-08-31 2022-03-10 宣之 嘉来 運搬器具
KR102409240B1 (ko) * 2021-11-16 2022-06-14 박근우 계단 등반형 이송로봇

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