JPS6031638B2 - 中空成形体の切断方法 - Google Patents

中空成形体の切断方法

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JPS6031638B2
JPS6031638B2 JP20670682A JP20670682A JPS6031638B2 JP S6031638 B2 JPS6031638 B2 JP S6031638B2 JP 20670682 A JP20670682 A JP 20670682A JP 20670682 A JP20670682 A JP 20670682A JP S6031638 B2 JPS6031638 B2 JP S6031638B2
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JP
Japan
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hollow molded
cutting
molded body
blade
connecting portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP20670682A
Other languages
English (en)
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JPS5997900A (ja
Inventor
昌利 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性樹脂からなる比較的薄肉の柔軟な中空
成形体の切断方法に関し、詳しくは切断時の抵抗を少な
くして成形体の変形を阻止して精度よく中空成形体の切
断する方法に関する。
従来、例えば吹込成形された中空成形体を切断するよう
な場合には切断箇所に刃物又は回転刃を押し当てること
により切断することが一般に行なわれていたが、特に欧
質塩ビ等の薄肉の中空成形体においては刃物はその切断
面に大きな抵抗を与えて成形体を変形せしめ、狙いの位
置を精度よく切断することを極めて困難なものにしてい
た。そこで、これを解決するため一方において加熱した
刃物を使用する方法が提案されたが、この方法は1肋以
下の比較的薄い中空成形体を切断する場合に刃物の加熱
温度あるいは切断速度の条件を設定しないと切断時の抵
抗が大きくなって正確な切断が出来ないという問題を残
していた。本発明は叙上の如き従来の問題に対処し、こ
れを改善し、厚さ0.5〜1.5肌の比較的薄肉の柔軟
な熱可塑性樹脂からなる中空成形体を確実に精度よく切
断する方法を提供することを目的とするものである。
即ち、かかる目的を達成する本発明の特徴とするところ
は上記厚さ0.5〜1.5肋の比較的薄肉の柔軟な熱可
塑性樹脂からなる中空成形体を支持型に設置して安定に
保持し、しかる後切断領域を緊張させ、次いでこの緊張
を保持した状態で加熱刃を移動せしめて中空成形体を抵
抗の小さい状態で切断する点にある。
以下本発明方法を自動車用アームレストの外皮切断を例
にとり添付図面を参照しつつ具体的に説明する。
第1図は敏質塩化ピニルなどの熱可塑樹脂を使用し吹込
成形によって得られた中空成形体1であり、この成形体
1は金型から取り出したとき図示のように2つのアーム
レスト外皮2が連結部3を介して左右対称に位置する連
続中空成形体となっており、上記連結部3とアームレス
ト外皮2の境界部4は段差のある側壁部5を有している
しかして、かかる中空成形体1は切断に際し、上記側壁
部5に沿って切断されるが、この切断実施の態様として
は第2図に図示するように、まず前記中空成形体1をア
ームレスト外皮2のみを保持する支持型6,6に設置す
る。そして続いて連結部3の内側および外側に夫々一対
の可動板7,7を上記側壁部5に当援せしめて配置する
と共に、図中矢印方向へ移動させることによって切断領
域である上記の連結部3に緊張を与える。次いでその後
連結部3の中に対応する間隔をもって設けられた加熱刃
8を前記可動板7,7に接する状態で図中矢印方向に一
定速度で設定された軌道上を移動させて連結部3を押し
当てながら中空体1を切断し、分割する。そして、分割
、切断が終った後は加熱刃8は元の位置に戻す。この場
合、上記切断に用いる加熱刃8の好ましい態様として第
3図にその1例を図示しているが、一定の間隔をもち、
かつ優斜した一対の刃9,9が対向する一部切欠コ字状
の導電性フレーム10,10の各開放端を閉鎖連結する
ようにして両導電性フレーム10.10間に亘着された
上下の非導電性棒11,11によって固定されており、
前記導電性フレーム10,101こ電流を通すことによ
って刃9,9を加熱するように構成されている。
なお、上記の如き通電による加熱刃8を使用するとき‘
こは、加熱刃8の刃9,9と可動板7,7が接すると、
刃9,9に電流が流れて漏電を起すことにより作業者に
危険を与えるところから、叢常、加熱刃8を移動させる
と同時に通電を切ることが望ましい。又上述の如く加熱
刃8の刃9を可動板7に接する状態で成形体1を切断す
ると、不必要な箇所をすべて切断できる利点を有する。
しかし勿論、上記加熱刃8の加熱機構は、これに限るも
のではなく、適宜他の公知の加熱機構を採用することが
できることは云うまでもない。
ところで、上記加熱刃においてその刃9を傾斜させてい
るが、これは、切断領域との接触面積を小さくして切断
時の接触抵抗を低減し、成形体の変形を阻止している。
次に上記加熱刃において、更に、その温度は切断時の抵
抗を少なくする上で重要な要件をなすが、これは成形体
1の素材とか、肉厚等によって左右され、一概に決定さ
れるものではない。
例えば塩化ビニル、A茂樹脂あるいはポリプロピレン樹
脂を素材とする肉厚0.5〜1.5柳の柔軟な中空成形
体においては、通常、加熱刃8の温度を200〜220
℃とするのが最適であり、またその他の熱可塑性樹脂を
素材とする成形体においても夫々に応じて加熱刃の温度
が適宜選定される。一方、切断に際し、切断領域に緊張
を与えることは切断時の抵抗を少なくする上で頗る有効
であり、かかる緊張時張力は切断領域が弾性変形する範
囲内であればよい。
なかでも切断領域に緊張張力を与える手段は前記の如き
可動板に限定されるものではなく、むしろ切断領域の形
状に左右されるものであるのでその形状に応じた手段を
講じることが出来る。しかもこの手段として可動板7,
7を使用せず、支持型6,6を移動せしめる方法も適用
可能である。また、本発明における中空成形体の形状は
前述の如きアームレスト外皮の形状に限定されるもので
はなく、他の形状も本発明方法の適用は可能であるが、
特にアームレストあるいはヘッドレスト等の表皮として
使用される比較的薄肉例えば0.5〜1.5側厚で硬度
45o〜750程度の中空成形体の場合においてはその
効果が十分に発揮される。
かくして、本発明は、特に0.5〜1.5側の比較的薄
肉の柔軟な熱可塑性樹脂製中空成形体を切断するにおい
て切断時の抵抗を少なくする2つの要件、即ち加熱刃を
用いること、そして切断領域に張力を与えることの両要
件を具有すると共に、更に切断領域に緊張を与えてこの
部分に加熱刃を押し当てつつ切断することによって従来
の切断方法に比較し、成形体切断箇所の局部的な変形を
なくして正確にかつ確実に切断することができるもので
あり、そお操作の簡単さと相挨つて実用的効果の頗る大
なる方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は吹込成形によって得られた連続中空成形体の1
例を示す斜視図、第2図は本発明切断方法の実施態様を
示す菱部斜視図、第3図は本発明で使用する加熱刃の1
例を示す斜視図である。 1・・・・・・中空成形体、2・・・・・・アームレス
ト外皮、3・・・・・・連結部(切断領域)、6・・・
・・・支持型、7・・・・・・可動板、8・・・・・・
加熱刃、9・・・・・・刃。 オー図バ2図 穴3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連結部を介して左右一対の中空成形部材が配され、
    該連結部と中空成形部材の境界部に段差をもつ側壁部を
    有する厚さ0.5〜1.5mmの熱可塑性樹脂からなる
    連続中空成形体を切断し、分割する方法であつて、上記
    連続中空成形体を支持型に設置し、次いで可動板を上記
    側壁部に当接せしめ、かつ移動せしめることによつて上
    記連結部のみを局部的に緊張せしめ、次いでこの緊張を
    保持した状態で該連結部に対して加熱刃を移動せしめて
    連続した中空成形体を切断することを特徴とする中空成
    形体の切断方法。 2 加熱刃が切断領域との接触時に切断領域を変形させ
    ないように切断領域に対して傾斜状態に配置されている
    特許請求の範囲第1項記載の中空成形体の切断方法。
JP20670682A 1982-11-24 1982-11-24 中空成形体の切断方法 Expired JPS6031638B2 (ja)

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JPS5997900A JPS5997900A (ja) 1984-06-05
JPS6031638B2 true JPS6031638B2 (ja) 1985-07-23

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