JPS6341138Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6341138Y2
JPS6341138Y2 JP6454984U JP6454984U JPS6341138Y2 JP S6341138 Y2 JPS6341138 Y2 JP S6341138Y2 JP 6454984 U JP6454984 U JP 6454984U JP 6454984 U JP6454984 U JP 6454984U JP S6341138 Y2 JPS6341138 Y2 JP S6341138Y2
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JP
Japan
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insert
rubber
cavity surface
mold
molded product
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JP6454984U
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JPS60175616U (ja
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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、ゴム成形品の表側及び裏側をそれ
ぞれ付形する表側キヤビテイ面と裏側キヤビテイ
面とに挟まれた偏平空間において、材料流れ終端
部の手前に端末が位置するようにインサートが配
設されるゴム成形用金型に関する。特に、
NBR/PVCポリブレンドのように、ゴムにプラ
スチツクがブレンドされ材料流れが従来のゴムに
比して良好なゴム材料の成形品に適する金型であ
る。
(従来技術) ここでは、第5〜8図に示すような自動車のサ
ツシユレスドアに装着されるドアミラー取付け体
を例に採り説明する。ドアミラー取付け体1は、
ドア閉時のドア体上縁11aとフロントピラー1
3との間の挟角部を占有する外形を有するミラー
取付け部2と、ドア体11に固着される取付け脚
部9とからなる。ミラー取付け部2は、フロント
ピラー13当り側を底部とするガラス収納溝3を
有し、ガラス収納溝3における前記挟角部に対向
して位置する開口端縁にグラスラン部4を有する
構成である。上記ミラー取付け部2の形成は、U
字形インサート6をゴム材料7で被覆成形して行
なう。このとき、ガラス14との干渉をさけるた
め、インサート6はミラー取付け部2の頂部2a
まで延設されていない。そして、通常その頂部2
aは、第4図に示すように材料流れ終端部Eとな
るように金型設計されている。ここで、金型の構
成を説明する。ドアミラー取付け部(ゴム成形
品)2の表側は、可動型21の第1表側キヤビテ
イ面21aと固定型22の第2表側キヤビテイ面
22aとで付形され、裏側(即ちガラス収納溝
3)は、可動型21と固定型22との挟まれて位
置する中子23の裏側キヤビテイ面23aで付形
されている。。上記第1・2表側キヤビテイ面2
1a,22aと裏側キヤビテイ面23aとで形成
されるキヤビテイ(偏平空間)Cにおいて、イン
サート6はそのU字形で中子23を挟むようにし
て、かつ材料流れ終端部Eの手前に端末6aが位
置するようにして配設されている。
この金型のキヤビテイCに材料をゲート(第6
図G参照)から注入した場合、インサート6の材
料流れ方向における端末6a直後位置で、急激な
流れ断面の拡大によりキヤビテイシヨンが発生し
やすく、空気が巻き込まれたまま成形され、いわ
ゆるエア疵による外観不良が発生する。この傾向
は、NBR/PVCポリブレンドのように、ゴムプ
ラスチツクがブレンドされ材料流れが従来のゴム
に比して良好なゴム材料の場合、特に顕著であ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のようにインサートが配設さ
れるゴム成形用金型において、成形品にエア疵を
発生させないようにすることを目的とする。
(考案の要旨) この考案のゴム成形用金型は、ゴム成形品の表
側及び裏側をそれぞれ付形する表側キヤビテイ面
と裏側キヤビテイ面との挟まれる偏平空間におい
て、材料流れ終端部の手前に端末が位置するよう
にインサートが配設されるものにおいて、前記イ
ンサートの端末の直後に位置して裏側キヤビテイ
面に凸起を形成したことに特徴を有する。
(実施例) この考案の一実施例を、第1〜2図に基づいて
説明する。
第1〜2図に示す実施例の金型の構成は、第4
図に示す従来のものと略同様であるが、インサー
ト6の材料流れ終端部Eに向う端末の直後に位置
して中子23で形成された裏側キヤビテイ面23
aに、即ち中子23の両面に凸起25,25が形
成されている。この凸起25は通常半円球状と
し、その大きさは、流れ断面の急激な変化を低減
する作用を奏すればよく、材料流れの程度により
設定する。
(作用) この金型のCに材料をゲート(図示せず)から
注入した場合、インサート6と第1・2表側キヤ
ビテイ面21a,22aとに挟まれて流れてきた
材料はインサート6の端末6aを超えても、凸起
25,25の存在により急激な流れ断面の拡大と
はならないので、該部位においてキヤビテイシヨ
ンが発生せず、材料はエアをパーテイング面P,
Lから逃がすようにして流れ、材料流れ終端部E
を充填し成形を完了する。こうして得られたゴム
成形品(ドアミラー取付け体)1Aは、第3図に
示すようにガラス収納溝3に凹部8,8を有する
が外観上見えない部分であり、問題はない。
尚ここでは、中空部(ガラス収納溝)を有する
ゴム成形品を例に採つたが、この考案は、中空部
を有しない、単純な表側及び裏側からなる偏平状
態のゴム成形品の場合にも勿論適用可能である。
(考案の効果) この考案のゴム成形用金型は、インサートの端
末の直後に位置して裏側キヤビテイ面に凸起を形
成したので、キヤビテイに注入された材料が、イ
ンサート端末直後部位でキヤビテイシヨンを発生
することがない。従つて、成形品にエア疵等の外
観不良が発生するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のゴム成形用金型の一例を示
す端面図、第2図は第1図の−線矢視図、第
3図は第1図の金型を用いて成形したゴム成形品
(ドアミラー取付け体)の断面図、第4図は従来
のゴム成形用金型の一例を示す端面図、第5図は
第4図の金型を用いて成形したゴム成形品(ドア
ミラー取付け体)の端面図、第6図は第5図の
−線矢視図、第7図はドアミラー取付け体の取
付け態様図、第8図は第5図の−線端面図で
ある。 1,1A……ドアミラー取付け体(ゴム成形
品)、2……ミラー取付け部、3……ガラス収納
溝、6……(U字形)インサート、6a……イン
サート端末、7……ゴム材料、9……取付け脚
部、21……固定型、21a……第1表側キヤビ
テイ面、22……可動型、22a……第2表側キ
ヤビテイ面、23……中子、23a……裏側キヤ
ビテイ面、25……凸起、C……キヤビテイ、E
……材料流れ終端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム成形品の表側及び裏側をそれぞれ付形する
    表側キヤビテイ面と裏側キヤビテイ面とに挟まれ
    る偏平空間において、材料流れ終端部の手前に端
    末が位置するようにインサートが配設されるゴム
    成形用金型において、 前記インサートの前記端末の直後に位置して裏
    側キヤビテイ面に凸起が形成されていることを特
    徴とするゴム成形用金型。
JP6454984U 1984-04-30 1984-04-30 ゴム成形用金型 Granted JPS60175616U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6454984U JPS60175616U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 ゴム成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6454984U JPS60175616U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 ゴム成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175616U JPS60175616U (ja) 1985-11-21
JPS6341138Y2 true JPS6341138Y2 (ja) 1988-10-27

Family

ID=30595738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6454984U Granted JPS60175616U (ja) 1984-04-30 1984-04-30 ゴム成形用金型

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JP (1) JPS60175616U (ja)

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JPS60175616U (ja) 1985-11-21

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