JPS6031406Y2 - 軸方向空隙型電動機の回転子 - Google Patents
軸方向空隙型電動機の回転子Info
- Publication number
- JPS6031406Y2 JPS6031406Y2 JP17741380U JP17741380U JPS6031406Y2 JP S6031406 Y2 JPS6031406 Y2 JP S6031406Y2 JP 17741380 U JP17741380 U JP 17741380U JP 17741380 U JP17741380 U JP 17741380U JP S6031406 Y2 JPS6031406 Y2 JP S6031406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- punched
- electric motor
- type electric
- iron plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸方向空隙型電動機の回転子に係り、単一の打
抜鉄板により回転子を造る様にして材料費の削減及び製
造方法の簡略化を図ることを目的とする。
抜鉄板により回転子を造る様にして材料費の削減及び製
造方法の簡略化を図ることを目的とする。
従来の軸方向空隙型電動機の回転子は第１〜３図に示く
如く帯板に所定の間隔をおいてスロット部１０１とスロ
ット開口部１０２を打抜き、歯部１０３と継鉄部１０４
を形成し、この歯部１０３と継鉄部１０４を形成した帯
板を巻き、２次導体となるアルミダイカスト１０５を施
して回転子を構成していた。
如く帯板に所定の間隔をおいてスロット部１０１とスロ
ット開口部１０２を打抜き、歯部１０３と継鉄部１０４
を形成し、この歯部１０３と継鉄部１０４を形成した帯
板を巻き、２次導体となるアルミダイカスト１０５を施
して回転子を構成していた。
この様な方法では巻装した後のスロット開口部１０２の
位置をあらかじめ計算してスロット位置を設計せねばな
らない上、連続的にスロット１０１を打抜く際、スロッ
ト１０１のピッチが順次変わり一定でないため打抜き加
工も難かしかった。
位置をあらかじめ計算してスロット位置を設計せねばな
らない上、連続的にスロット１０１を打抜く際、スロッ
ト１０１のピッチが順次変わり一定でないため打抜き加
工も難かしかった。
又ダイカスト装置の他、打抜きプレス装置も高精度なも
のが不可欠で、製造設備として大規模なものが必要とな
り電動機の低コスト化が困難であるという欠点があった
。
のが不可欠で、製造設備として大規模なものが必要とな
り電動機の低コスト化が困難であるという欠点があった
。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以下にその
実施例を第４〜５図にもとづいて説明する。
実施例を第４〜５図にもとづいて説明する。
図において、１は中央部にシャフト圧入用孔２を設けた
円盤状の単一打抜鉄板（或いはその他の強磁性材料）で
ある。
円盤状の単一打抜鉄板（或いはその他の強磁性材料）で
ある。
３は導電性金属の打抜板で、中央にはシャフト嵌挿用孔
４が設けられ、その周辺には扇形の貫通孔５が複数設け
られ、周辺は前記単一打抜鉄板１に外周に嵌挿する折り
曲げ部が形成され、前記単一打抜鉄板１に固定されてい
る。
４が設けられ、その周辺には扇形の貫通孔５が複数設け
られ、周辺は前記単一打抜鉄板１に外周に嵌挿する折り
曲げ部が形成され、前記単一打抜鉄板１に固定されてい
る。
上記の様に構成された回転子においては、導電性金属の
打抜板３のシャフト嵌挿用孔４の周辺部３′と外周部３
″は通常の回転子のエンドリング部分に相当し、シャフ
ト嵌挿用孔４の周辺部３′と外周部３″間の連結部３′
″はアルミダイカストのスロット内導体に相当し、扇形
の貫通孔５により露出されている単一打抜鉄板１部分は
回転子鉄芯歯部に相当するので、固定子で発生した磁束
が導電性金属の打抜板３の二次導体を切った後、回転子
鉄芯となる単一打抜鉄板１に入る。
打抜板３のシャフト嵌挿用孔４の周辺部３′と外周部３
″は通常の回転子のエンドリング部分に相当し、シャフ
ト嵌挿用孔４の周辺部３′と外周部３″間の連結部３′
″はアルミダイカストのスロット内導体に相当し、扇形
の貫通孔５により露出されている単一打抜鉄板１部分は
回転子鉄芯歯部に相当するので、固定子で発生した磁束
が導電性金属の打抜板３の二次導体を切った後、回転子
鉄芯となる単一打抜鉄板１に入る。
従って通常の軸方向空隙型電動機と同等の作用で回転力
が得られる。
が得られる。
このように本考案によれば、回転子鉄芯に相当する単−
打抜鉄板及び二次導体となる導電性金属の打抜板を金属
の打抜きプレス品のみで簡単に製作することが出来るの
で、極めて低コストの回転子が得られる実用的効果が発
揮されるものである。
打抜鉄板及び二次導体となる導電性金属の打抜板を金属
の打抜きプレス品のみで簡単に製作することが出来るの
で、極めて低コストの回転子が得られる実用的効果が発
揮されるものである。
第１図は従来の回転子鉄芯の打抜状態を示す断面図、第
２図は同回転子の正面図、第３図は同断面図、第４図は
本考案の一実施例における回転子の断面図、第５図は導
電性金属の打抜板の正面図である。 １・・・・・・単一打抜鉄板、２・・・・・・シャフト
圧入用孔、３・・・・・・導電性金属の打抜板。
２図は同回転子の正面図、第３図は同断面図、第４図は
本考案の一実施例における回転子の断面図、第５図は導
電性金属の打抜板の正面図である。 １・・・・・・単一打抜鉄板、２・・・・・・シャフト
圧入用孔、３・・・・・・導電性金属の打抜板。
Claims (1)
- 中央にシャフト圧入用孔を設け、円盤状に形成された単
一打抜鉄板と、中央にシャフト嵌挿孔を有し、その周辺
外方に扇形の貫通孔を方斜状に所定間隙をあけて複数設
け、外周には前記単一打抜鉄板の外周を覆う折曲部を設
けた導電性金属の打抜板とからなり、単一打抜鉄板に導
電性金属の打抜板を固定して回転子を構成したことを特
徴とする軸方向空隙型電動機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17741380U JPS6031406Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | 軸方向空隙型電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17741380U JPS6031406Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | 軸方向空隙型電動機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57101552U JPS57101552U (ja) | 1982-06-22 |
| JPS6031406Y2 true JPS6031406Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=29971270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17741380U Expired JPS6031406Y2 (ja) | 1980-12-10 | 1980-12-10 | 軸方向空隙型電動機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005455A (ja) * | 2007-06-20 | 2009-01-08 | Emaajii:Kk | 誘導モータ |
-
1980
- 1980-12-10 JP JP17741380U patent/JPS6031406Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57101552U (ja) | 1982-06-22 |
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