JPS603127Y2 - 高欄用支柱の固定構造 - Google Patents
高欄用支柱の固定構造Info
- Publication number
- JPS603127Y2 JPS603127Y2 JP12623379U JP12623379U JPS603127Y2 JP S603127 Y2 JPS603127 Y2 JP S603127Y2 JP 12623379 U JP12623379 U JP 12623379U JP 12623379 U JP12623379 U JP 12623379U JP S603127 Y2 JPS603127 Y2 JP S603127Y2
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- Japan
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- column
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンクリート内に鉄筋(主筋、あばら筋等)を
内蔵した地覆への高欄用支柱の固定構造に関する。
内蔵した地覆への高欄用支柱の固定構造に関する。
従来高欄用支柱は第5図イ9口に示す如くコンクリート
地覆に埋め込まれたアンカーボルトにナツトにて緊締固
定されていた。
地覆に埋め込まれたアンカーボルトにナツトにて緊締固
定されていた。
併し乍ら従来法では地覆の設置状況が十分の寸法、即ぢ
地覆の高さ又は道路側より見て地覆の奥行寸法が十分に
とれぬ時は長期の使用、特にトラック等の衝突に対して
十分では無かった。
地覆の高さ又は道路側より見て地覆の奥行寸法が十分に
とれぬ時は長期の使用、特にトラック等の衝突に対して
十分では無かった。
本案は制限ある立地条件に最も適する確実な固定構造を
提供するものである。
提供するものである。
従来構造では支柱は地覆コンクリートの上表面にボルド
ーナツト等にて固定されるものであるが本案の特徴は必
ずベースアングルに対して密着して場合によっては間隔
を保持して支柱底部の取付座はナツトにより固定される
ものである。
ーナツト等にて固定されるものであるが本案の特徴は必
ずベースアングルに対して密着して場合によっては間隔
を保持して支柱底部の取付座はナツトにより固定される
ものである。
以下図面を参照しながらその詳細を説明する。
第1図は支柱の手前にて地覆を縦断した側面図である。
道路中央に面する側を正面と称する。
(以下同じ)第2図イ9口は異なる実施例、第3図イ9
口も異なる実施例の側面図及び正面図である。
口も異なる実施例の側面図及び正面図である。
第4図は第3図の説明用斜視図である。
第5図は従来の構造図である。
図に於て1は道路にして車道又は歩道を示し、2はコン
クリート地覆にして2aは地覆上表面である。
クリート地覆にして2aは地覆上表面である。
3は地覆内部の鉄筋にして方形に組まれた鉄筋はあばら
筋3aであり、道路(高欄)と平行方向の鉄筋は主筋で
ある。
筋3aであり、道路(高欄)と平行方向の鉄筋は主筋で
ある。
4は立設固定された支柱にして5は支柱底部の取付座で
ある。
ある。
6はベースアングルにして本実施例では山形鋼にして、
6aは基板、6bは垂下片である。
6aは基板、6bは垂下片である。
7は山形鋼にスミ肉溶接されて一体となった添板鋼であ
る。
る。
8は従来例のアンカーボルトであるが、道路側のアンカ
ーボルトは図示例の如く長尺アンカーボルトで無くても
十分である。
ーボルトは図示例の如く長尺アンカーボルトで無くても
十分である。
9は緊締固定用のナツトである。
主として第1図に於て複数個の方形アバラ鉄3aはベー
スアングルの垂下片にフレアに形グループ溶接され、長
尺アンカーボルト8とも継足し筋を介して溶着すること
により安定する。
スアングルの垂下片にフレアに形グループ溶接され、長
尺アンカーボルト8とも継足し筋を介して溶着すること
により安定する。
この場合溶接は支柱4の位置固定がなされるならば、点
状の部分溶接でも良いし、或いはワイヤーを巻き締めし
ても良い。
状の部分溶接でも良いし、或いはワイヤーを巻き締めし
ても良い。
尚、一点鎖線で示すあばら筋は先方は重なっているので
図示には見えて無い。
図示には見えて無い。
此の状態に於て支柱の下端取付座5は長短各2本のアン
カーボルトが差し込まれ、ナツト9にて緊締固定される
。
カーボルトが差し込まれ、ナツト9にて緊締固定される
。
同様手段にて高欄長手方向所定間隔にて支柱は固定され
るが心出しを行い、必要により仮止めしてコンクリート
が流し込まれ、地覆表面2aは本例の場合は支柱下端の
一部が埋没した状態を示したものである。
るが心出しを行い、必要により仮止めしてコンクリート
が流し込まれ、地覆表面2aは本例の場合は支柱下端の
一部が埋没した状態を示したものである。
以上説明したとおりの構造に於ては支柱はベースアング
ル鋼6の基板6a上に設置されているので、車道より自
動車等が激突してもベースアングル即ち山形鋼の垂下片
6bは、此の場合少くも一対以上のあばら筋3aと強固
に溶接されているので支柱の固定は車道方向よりの外力
に対しては従来法に比して極めて大なる耐力を有し、あ
ばら筋の方形を小径とすればそれに応じて其の側断面少
なるコンクリート地覆にて目的を遠戚することが出来る
。
ル鋼6の基板6a上に設置されているので、車道より自
動車等が激突してもベースアングル即ち山形鋼の垂下片
6bは、此の場合少くも一対以上のあばら筋3aと強固
に溶接されているので支柱の固定は車道方向よりの外力
に対しては従来法に比して極めて大なる耐力を有し、あ
ばら筋の方形を小径とすればそれに応じて其の側断面少
なるコンクリート地覆にて目的を遠戚することが出来る
。
第2図イは同じく異なる実施例にして、その差違はベー
スアングルと取付座を対面せしめて密着させず適当間隔
を明けて長尺アンカーボルトにてナツト9にて緊締固定
したものである。
スアングルと取付座を対面せしめて密着させず適当間隔
を明けて長尺アンカーボルトにてナツト9にて緊締固定
したものである。
なお此の場合はあばら筋3aに対しては山形鋼の基板6
a及び垂下片6bの両板に点状の部分溶接することが良
い。
a及び垂下片6bの両板に点状の部分溶接することが良
い。
本実施例は支柱取付座5はコンクリートに埋没して無い
ので、支柱を取付固定することなく、所定位置までコン
クリート打をした後、アンカーボルト8に取付座5の孔
を通してナツト9にて固定することが出来る。
ので、支柱を取付固定することなく、所定位置までコン
クリート打をした後、アンカーボルト8に取付座5の孔
を通してナツト9にて固定することが出来る。
第2図口は山形鋼6をあばら筋の外側に載置して部分的
に溶接した状態を示したものである。
に溶接した状態を示したものである。
第3図も異なる実施例にしてイは側面図にして口は正面
図である。
図である。
本実施例に於ては山形鋼6の垂下片6bに対して添板鋼
7を現場にて隅肉溶接をしてベースアングルとして一体
としその他端をあばら筋にフレアに形グループ溶接を行
い更に該他端の略中夫に設けられた切欠6c内に主筋を
通して交差部を互に溶接固着したものである。
7を現場にて隅肉溶接をしてベースアングルとして一体
としその他端をあばら筋にフレアに形グループ溶接を行
い更に該他端の略中夫に設けられた切欠6c内に主筋を
通して交差部を互に溶接固着したものである。
第4図イは本例の斜視図にして、同じく口は添板鋼切矢
部の拡大図である。
部の拡大図である。
なお付記すれば10はバラスター、11はボトムレール
である。
である。
以上詳細に述べた如く本考案によれば、地覆の鉄筋(主
筋、あばら筋)に支柱が正確に固定出来工事の迅速化に
も寄与する。
筋、あばら筋)に支柱が正確に固定出来工事の迅速化に
も寄与する。
又本考案の目的とする地覆を大とすることが制限される
橋梁の添加橋等に応用して最適である。
橋梁の添加橋等に応用して最適である。
即ちベースアングルの存在により地覆の高さを小として
十分の強度を得ることが出来る。
十分の強度を得ることが出来る。
又ベースアングル自体又はそれに添板を付して道路側の
鉄筋と溶接するので、支柱を最大限外方に位置させ得て
車道、歩道の有効幅員を大とすることが出来る。
鉄筋と溶接するので、支柱を最大限外方に位置させ得て
車道、歩道の有効幅員を大とすることが出来る。
第1図は本考案構造の側面図、第2図イ9口は同じく異
なる実施例、第3図も異なる実施例にしてイは側面図、
口は正面図第4図イ9口は此の斜視図である。 第5図イ9口は従来構造を示す。2・・・・・・コンク
リート地覆、5・・・・・・取付座、2a・・・・・・
地覆上表面、6・・・・・・ベースアングル、3・・・
・・・鉄筋、7・・・・・・添板、3a・・・・・・あ
ばら筋、8・・・・・・アンカーボルト、3b・・・・
・・主筋、9・・・・・・ナツト、4・・・・・・支柱
、W・・・・・・溶接。
なる実施例、第3図も異なる実施例にしてイは側面図、
口は正面図第4図イ9口は此の斜視図である。 第5図イ9口は従来構造を示す。2・・・・・・コンク
リート地覆、5・・・・・・取付座、2a・・・・・・
地覆上表面、6・・・・・・ベースアングル、3・・・
・・・鉄筋、7・・・・・・添板、3a・・・・・・あ
ばら筋、8・・・・・・アンカーボルト、3b・・・・
・・主筋、9・・・・・・ナツト、4・・・・・・支柱
、W・・・・・・溶接。
Claims (5)
- (1) コンクリート地覆に鉄筋が内蔵され、支柱の
取付座はベースアングルにアンカーボルト及びナツトに
て固定され、該ベースアングルは直接又は添板を介して
地覆内の道路側に面する鉄筋に溶接やワイヤーを巻き締
め等の手段により固着されたる高欄用支柱の固定構造。 - (2)支柱底部の取付座がベースアングルに密着して固
定され、該ベースアングルが地覆内の鉄筋に直接溶接さ
れたる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高欄用
支柱の固定構造。 - (3)支柱底部の取付座がベースアングルと間隔を保持
し対面して固定され、該対面空間は地覆コンクリートが
充満したる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高
欄用支柱の固定構造。 - (4)支柱底部の取付座がベースアングルと密着して固
定され、該ベースアングルは添板を介して地覆内鉄筋に
溶着されたる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
高欄用支柱の固定構造。 - (5) 高欄用支柱の下端部がコンクリート地覆内に
埋没したる実用新案登録請求の範囲第(2)項又は第(
4)項記載の高欄用支柱の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12623379U JPS603127Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高欄用支柱の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12623379U JPS603127Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高欄用支柱の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646612U JPS5646612U (ja) | 1981-04-25 |
JPS603127Y2 true JPS603127Y2 (ja) | 1985-01-29 |
Family
ID=29358123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12623379U Expired JPS603127Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 高欄用支柱の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603127Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6158121U (ja) * | 1985-05-15 | 1986-04-18 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12623379U patent/JPS603127Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646612U (ja) | 1981-04-25 |
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