JPH0619609Y2 - 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置 - Google Patents

歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置

Info

Publication number
JPH0619609Y2
JPH0619609Y2 JP824989U JP824989U JPH0619609Y2 JP H0619609 Y2 JPH0619609 Y2 JP H0619609Y2 JP 824989 U JP824989 U JP 824989U JP 824989 U JP824989 U JP 824989U JP H0619609 Y2 JPH0619609 Y2 JP H0619609Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sidewalk
fence
girder
fixed
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP824989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02101814U (ja
Inventor
雅臣 井上
博明 松永
Original Assignee
日鉄建材工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日鉄建材工業株式会社 filed Critical 日鉄建材工業株式会社
Priority to JP824989U priority Critical patent/JPH0619609Y2/ja
Publication of JPH02101814U publication Critical patent/JPH02101814U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0619609Y2 publication Critical patent/JPH0619609Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車道の側方に張り出された歩道の側部に設
置する防護柵の柵支柱取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車道の側方に張り出された歩道の側部に設置する
防護柵の柵支柱取付装置としては、実公昭51-5249号公
報により公表されているように、歩道巾方向に延長する
桁材を歩道長手方向に間隔をおいて配置すると共に、各
桁材の中間部を支柱により支持し、側板を有する鋼板製
スラブ型枠を各桁材にわたって載置すると共に、そのス
ラブ型枠の上に歩道用スラブコンクリートを打設し、前
記各桁材の先端部に、防護柵の柵支柱の下端部を嵌挿固
定する柵支柱受筒を固着した支柱取付装置が知られてい
る。
一方、実際に施工されている歩道においては、前記桁材
の間隔が3mに設定され、したがって、桁材に固着され
た柵支柱受筒に嵌挿固定される柵支柱間隔も3mに設定
されている。
しかしながら、積雪地方においては、防護柵に積雪によ
る水平荷重が作用するので、3mという大きな柵支柱間
隔では、その水平荷重により柵支柱が折れ曲がる恐れが
ある。そのため積雪地方においては、柵支柱間隔を小さ
くする(例えば約2m)必要がある。
新設の張り出し歩道においては、柵支柱間隔を小さくす
るために、桁材の間隔を小さくする(例えば約2m)こ
とが考えられるが、この場合は、大断面である桁材およ
び支柱の使用量が多くなると共に、支柱を支持する基礎
の施工量も多くなるので、不経済であると共に工期が長
くかかるという問題がある。
また既設の張り出し歩道においては、柵支柱間隔を小さ
くするために、柵支柱受筒を鋼板製スラブ型枠における
側板に対し溶接により固着することが考えられる。しか
し、前記スラブ型枠の側板は薄肉で強度が弱いので、防
護柵が不安定になり、さらに防護柵に大きな積雪荷重が
作用したとき、前記側板が変形して防護柵が傾斜あるい
は傾倒する恐れがある。
この考案は、張り出し施工された歩道における桁材の間
隔に関係なく、防護柵の柵支柱を任意間隔で強固に取付
けることができる歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置を
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の歩道側部用防護
柵の柵支柱取付装置においては、歩道巾方向に延長する
歩道用鋼製桁材1が歩道長手方向に間隔をおいて配置さ
れ、各桁材1の中間部が鋼製支柱2により支持され、各
桁材1の上部にわたって歩道用路盤3が架設されている
張り出し歩道において、歩道長手方向に延長する角鋼管
製梁材4が、隣り合う桁材1の先端部下面にわたって延
長するように配置され、梁材4における桁材中間側に溶
接により固着された取付金具5が桁材1の下面に重合さ
れてボルト6により固定され、前記梁材4は桁材1の下
面に重合されてボルト7により固定され、前記梁材4に
おける桁材先端面側の側面に柵支柱受筒8が溶接により
固着され、その柵支柱受筒8に防護柵の柵支柱9が嵌挿
固定されている。
〔作用〕
歩道長手方向に延長する角鋼管製梁材4が桁材1により
強固に支持され、防護柵における柵支柱9を嵌挿固定し
た柵支柱受筒8は、前記梁材4により強固に支持され
る。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、H形鋼
からなる多数の歩道用鋼製桁材1が、歩道巾方向に延長
するように配置されると共に、歩道長手方向に間隔をお
いて配置され、各桁材1の一端部すなわち基端部は車道
側の地盤に設けられたコンクリート基礎10に固定さ
れ、かつ前記桁材1の中間下部に固定されたブラケット
11に、H形鋼からなる支柱2の上端部がボルト12に
より連結され、その支柱2の下端部はコンクリート基礎
13に埋込固定されている。
車道に向かって開口するコ字状断面の鋼板製側部型枠1
4は、各桁材1の他端部すなわち先端部の上面にわたっ
て延長するように載置されて、溶接により固定され、か
つデッキプレートからなる鋼板製波形スラブ型枠15
は、各桁材1にわたって載置されると共に、前記側部型
枠14の下部フランジに載置され、さらに前記波形スラ
ブ型枠15の上に歩道用スラブコンクリート16が打設
され、そのスラブコンクリート16と波形スラブ型枠1
5と側部型枠14とにより歩道用路盤3が構成されてい
る。
角鋼管製梁材4は隣り合う桁材1の先端部下面にわたっ
て延長するように配置され、かつ歩道長手方向に隣り合
う梁材4の端面は、梁材4の巾方向の中央部を通る垂直
面付近に配置され、さらに梁材4における桁材中間側の
側面に、桁材1の下部に位置するように配置される逆L
字状の鋼製取付金具5における縦板が、予め溶接により
固着され、その取付金具5の横板は、桁材1における下
部フランジの下面に重合されて、ボルト6により固定さ
れ、また前記梁材4は、桁材1における下部フランジの
下面に重合されて、ボルト7により固定されている。
角鋼管からなる多数の柵支柱受筒8は、梁材4における
桁材先端面側の側面に沿って間隔をおいて配置されると
共に、垂直状態で配置され、かつ前記柵支柱受筒8は、
梁材4における前記側面に重合されて溶接により固着さ
れ、連続した防護柵17における各柵支柱9の下部は柵
支柱受筒8内に嵌挿され、その柵支柱受筒8と柵支柱9
の下部とにわたって歩道長手方向に延長する連結用ボル
ト18が挿通され、さらに前記柵支柱受筒8における歩
道用路盤3と反対側の部分に固着されたナット19に締
付用ボルト20が螺合され、その締付用ボルト20が柵
支柱9に圧接されることにより、柵支柱受筒8内での柵
支柱9のがたつきが防止される。
この考案を実施する場合、柵支柱9としては角鋼管また
は丸鋼管の何れを使用してもよい。また1本の梁材4を
3本以上の桁材1にわたって配置してもよく、この場合
は、梁材4の中間部をもボルト7により桁材1に固定す
ると共に、梁材4の中間部に固着された取付金具5を桁
材1に対しボルト6により固定する。
さらにまた、この考案は、多数の門形防護柵を歩道の側
部に沿って小間隔をおいて取付ける場合にも実施するこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
歩道長手方向に延長する梁材4における桁材中間側に溶
接により固着された取付金具5が、歩道用鋼製桁材1の
下面に重合されてボルト6により固定され、かつ前記梁
材4が桁材1の下面に重合されてボルト7により固定さ
れているので、強度の大きい角鋼管製梁材4を前記桁材
1に対し強固に固定することができ、さらに防護柵17
における柵支柱9を嵌挿固定する柵支柱受筒8が、前記
梁材4における桁材先端面側の側面に溶接により固着さ
れているので、前記柵支柱受筒8を歩道長手方向に任意
間隔で強固に固定することができ、また大断面である桁
材1および支柱2の使用量ならびに支柱2を支持する基
礎の施工量を多くする必要がないので、経済的であると
共に工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例を示すものであって、第1図
はこの考案の柵支柱取付装置により取付けられた歩道側
部用防護柵を示す縦断正面図、第2図はその側面図、第
3図は支柱により支持された桁材に対する梁材の端部の
取付状態を示す側面図、第4図は第3図のA−A線断面
図、第5図は梁材に取付けられた柵支柱受筒に対する柵
支柱の取付状態を示す側面図、第6図は第5図のB−B
線断面図である。 図において、1は歩道用鋼製桁材、2は鋼製支柱、3は
歩道用路盤、4は角鋼管製梁材、5は取付金具、6およ
び7はボルト、8は柵支柱受筒、9は柵支柱、14は鋼
板製側部型枠、15は鋼板製波形スラブ型枠、16は歩
道用スラブコンクリート、17は防護柵、18は連結用
ボルト、19はナット、20は締付用ボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歩道巾方向に延長する歩道用鋼製桁材1が
    歩道長手方向に間隔をおいて配置され、各桁材1の中間
    部が鋼製支柱2により支持され、各桁材1の上部にわた
    って歩道用路盤3が架設されている張り出し歩道におい
    て、歩道長手方向に延長する角鋼管製梁材4が、隣り合
    う桁材1の先端部下面にわたって延長するように配置さ
    れ、梁材4における桁材中間側に溶接により固着された
    取付金具5が桁材1の下面に重合されてボルト6により
    固定され、前記梁材4は桁材1の下面に重合されてボル
    ト7により固定され、前記梁材4における桁材先端面側
    の側面に柵支柱受筒8が溶接により固着され、その柵支
    柱受筒8に防護柵の柵支柱9が嵌挿固定されている歩道
    側部用防護柵の柵支柱取付装置。
JP824989U 1989-01-30 1989-01-30 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置 Expired - Lifetime JPH0619609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP824989U JPH0619609Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP824989U JPH0619609Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02101814U JPH02101814U (ja) 1990-08-14
JPH0619609Y2 true JPH0619609Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31213958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP824989U Expired - Lifetime JPH0619609Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619609Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02101814U (ja) 1990-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102067254B1 (ko) 거더와 가로보의 연계를 이용한 부모멘트부 보강 구조물 및 이 시공 방법
KR101684438B1 (ko) 교량 구조 및 그 시공 방법
JP4669464B2 (ja) 歩道用上部構造および歩道用上部構造の構築方法
JP3708074B2 (ja) 道路用幅員拡張材とその設置方法
JPS627344B2 (ja)
JPH0619609Y2 (ja) 歩道側部用防護柵の柵支柱取付装置
CN216379170U (zh) 一种现浇混凝土梁支架上跨施工安全装置
JP3328626B2 (ja) 仮設ガードレール部品
KR102630598B1 (ko) 파형강판 합성라멘교 및 그 시공방법
KR20130067696A (ko) 지상정거장 및 교각기둥의 코핑 구조물 철재 거푸집 및 설치 방법
US5335386A (en) Bridge structure
JPH11209999A (ja) H形鋼支柱のコンクリート床版への取付構造
KR101054741B1 (ko) 횡지지부 및 바닥판의 2점 지지를 이용한 자전거도로 시공방법
KR200222611Y1 (ko) 피씨빔 공법 또는 스틸 박스 공법에 적용되는 슬라브콘크리트 타설용 거푸집
KR101124348B1 (ko) 법면용 확장 보도
KR100402095B1 (ko) 가설작업용 브래킷
EP0685018B1 (en) Bridge structure
JP2734985B2 (ja) 片持式シェッドとその施工方法
CN221094825U (zh) 一种大悬臂人行天桥及框架桥墩
CN113981832B (zh) 一种现浇混凝土梁支架上跨施工安全装置及其施工方法
KR200201039Y1 (ko) 가설작업용 브래킷
CN220598191U (zh) 一种支撑机构及桥墩施工平台
KR101486954B1 (ko) 수직지주와 수평지주의 강성을 보강한 확장인도 구조물 및 그 시공방법
JP4122409B2 (ja) アンカーボルト固定構造及びアンカーボルト固定方法
JPH11117226A (ja) 橋脚頭部の張り出し部分成形用型枠装置