JPS6031228Y2 - トランス - Google Patents

トランス

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JPS6031228Y2
JPS6031228Y2 JP16614681U JP16614681U JPS6031228Y2 JP S6031228 Y2 JPS6031228 Y2 JP S6031228Y2 JP 16614681 U JP16614681 U JP 16614681U JP 16614681 U JP16614681 U JP 16614681U JP S6031228 Y2 JPS6031228 Y2 JP S6031228Y2
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JP
Japan
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fuse
bobbin
lead wire
flanges
groove
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Expired
Application number
JP16614681U
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English (en)
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JPS5869925U (ja
Inventor
智 上田
洋行 浜本
佐登志 梅原
明男 角川
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は安全対策として温度ヒユーズを組込んで構成さ
れるトランスに関するものである。
従来におけるこの種のトランスとしては、第1図〜第5
図に示すように構成されていた。
1は角筒状の巻芯部2の両端に鍔3,4を設けて構成さ
れる内側ボビンであり、この一方の鍔3には、リード線
引出用の切込み5が、複数個形成されている。
6は角筒状の巻芯部7の両端に鍔8.9を設けて構成さ
れる外側ボビンであり、この一方の鍔9にはリード線を
引出す切込み10が設けられている。
しかも巻芯部7の方形状の中心孔11は、上記内側ボビ
ン1の鍔3,4がはまり合う大きさに形成され、この中
心孔11の1つの角部には、温度ヒユーズ12を挿入す
る肉薄の挿入袋13が設けられている。
この挿入袋13に挿入される温度ヒユーズ12は、一方
向にリード線14を引出す構成となっており内側ボビン
1を外側ボビン6に収納すると第2図に示すように鍔3
の2つの切込み5から2本のリード線14が位置規制さ
れて引出されるように構成されていた。
そして、15はコの字状のピン端子板で両端に一次巻線
16の引出し線17の巻付用と二次側巻線18の引出し
線19の巻付用の1字状ピン20.21がそれぞれ設け
られ、又、1字状ピン20.21の下部には、外側ボビ
ン6に嵌合し、一次巻線16の引出線17のクロスオー
バー絶縁をする突片22が設けられていた。
第4図は、内側ボビン1、外側ボビン6、ピン端子板1
5を組合せた完戒図で一次巻線16、二次巻線18を巻
線し、リード線引出用の切込み5.10から引出し線1
7.19をそれぞれ引出し外側ボビン6と内側ボビン1
を嵌合した後、ピン端子板15を嵌合し引出し線17.
19を1字状ピン20.21にそれぞれ巻付けて構成さ
れていた。
しかし、上記の構造では外側ボビン6と、内側ボビン1
とを嵌合させないと一次巻線16と温度ヒユーズ12が
、結線できず、又、ピン端子板15を嵌合させないとリ
ード線14、引出線17゜19を1字状ピン20.21
に巻付けできないという欠点と、第3図に示すように一
次巻線16の巻高さAのバラツキによって一次巻線16
と温度ヒユーズ12のリード線14の絶縁距離Bが不安
定なものとなり、そして、第5図A、Bに示すように一
次巻線16と巻始めリード線17との距離Cもリード線
17のたるみによって不安定になるものであった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、確実な絶縁が計れ、作業能率の向上とコストの低減化
を計ったトランスを提供することを目的とするものであ
る。
上記目的を遠戚するために本考案は、内側ボビンの外周
部に内側コイルの引出し線の絶縁と温度ヒユーズを組込
めるヒユーズホルダーを組込んだものを外側ボビン内に
組込む構成としたものである。
以下本考案の実施例を図面第6図〜第9図により説明す
る。
23は角筒状の巻芯部24の両端に鍔25,26を設け
て構成される内側ボビンであり、この一方の鍔25には
リード線引出用の引出溝27が、複数個形成され、又、
後記するヒユーズホルダー28に設けられている引出線
絶縁のための突片29が嵌合できる溝部30が形成され
ている。
そして鍔部25の引出溝27にはそれぞれ隣接してコイ
ル引出線巻付用の端子31が複数個植設されている。
さらに鍔25.26には、後記するヒユーズホルダー2
8の突起37と嵌合し固定するための結合孔32が数個
ずつ設けられている。
28は、合成樹脂よりなるケース状のヒユーズホルダー
であり、図に示すように温度ヒユーズ33が、ちょうど
はまり込む凹部34が設けられ、温度ヒユーズ33のヒ
ユーズリード線35.36がそれぞれ引出され固定され
る溝38.39が設けられ、又、その下部には、内側ボ
ビン23の引出し溝27と溝部30にはまり合い、ヒユ
ーズリード線35.36と線輪端面との絶縁を十分に行
うための下方に突出した突片29が設けられて構成され
ている。
又この突片29とその反対側の上方への立上がり片40
の側面には、内側ボビン23の鍔25.26のそれぞれ
に数個ずつ設けである結合孔32に嵌合される突起37
が数個ずつ設けられている。
41は角筒状の巻芯部42の両端に鍔43,44を設け
てなる外側ボビンであり、上記一方の鍔44には外側コ
イル45の引出し線46を引出す溝47が数個あり、そ
の溝47に隣接して引出し線46を巻付けるための端子
48も数個設けられている。
巻芯部42の方形状の中心孔49は上記内側ボビン23
の鍔26がはまり合う大きさに形成されている。
このような構造において第7図、第8図に示すように内
側ボビン23とヒユーズホルダー28を嵌合することで
内側コイル引出線36が引出溝27内で、ぐらつくこと
なく確実に固定でき、内側コイル50と温度ヒユーズ3
3が結線できて端子板が不用で、第8図に示すように内
側コイル50の巻高さA′が変動しても内側コイル50
とリード線36の絶縁距離は突片29により確保でき又
ヒユーズリード線35.36間も溝38.39により確
保できて第7図のように温度ヒユーズ33の固定も確実
で、作業性、安全性に富んだものとすることができる。
なお、ヒユーズホルダ28を組込んだ内側ボビン23を
外側ボビン41に組込んだ後、EI形のラミネート鉄心
などの鉄心51を組込むことで第9図に示すようなトラ
ンスとすることができる。
以上のように本考案のトランスは温度ヒユーズと各コイ
ルとの絶縁、およびヒユーズリード線とコイルの引出線
の絶縁が確実に行なえ、組立ての作業性も計れて生産性
の向上が計れてコスト面でも有利となり、信頼性、安全
性に富んだものとすることができる効果をもち、実用的
価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来トランスの主要部の分解斜視図、第2図は
同要部の嵌合状態を示す側面図、第3図は同要部の断面
図、第4図は同主要部の組立てた状態の斜視図、第5図
A、 Bは同要部の断面図、第6図は本考案のトランス
の一実施例を示す主要部の分解斜視図、第7図は同要部
の嵌合状態を示す斜視図、第8図は同要部の断面図、第
9図は同トランス全体の斜視図である。 23・・・・・・内側ボビン、24・・・・・・巻芯部
、25゜26・・・・・・鍔、27・・・・・・引出溝
、28・・・・・・ヒユーズホルダー、29・・・・・
・突片、30・・・・・・溝部、31・・・・・・端子
、32・・・・・・結合孔、33・・・・・・温度ヒュ
ーズ、34・・・・・・凹部、35,36・・・・・・
ヒユーズリード線、37・・・・・・突起、38,39
・・・・・・溝、40・・・・・・立上がり片、41・
・・・・・外側ボビン、42・・・・・・巻芯部、43
,44・・・・・・鍔、45・・・・・・外側コイル、
46・・・・・・引出し線、 47・・・・・・溝、 48・・・・・・端子、 49・・・・・・中心孔、 50・・・・・・内側コイル、 51・・・・・・ 鉄心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内側コイルを巻装した内側ボビンの両端に鍔を設け、こ
    の一方の鍔に引出し線用の引出溝と端子を設けるととも
    にヒユーズホルダー嵌合溝部を設け、この内側ボビンの
    鍔部に、上記嵌合溝にはまりこむ舌片を下方に突出させ
    、湿度ヒユーズを収納し、ヒユーズリード線を引出す溝
    を有するヒユーズホルダーを上記鍔間に結合して組込み
    、このヒユーズホルダーを組込んだ内側ボビンを外側コ
    イルを巻装した外側ボビンの中心孔に組込み、これに鉄
    心を組込んで構成してなるトランス。
JP16614681U 1981-11-06 1981-11-06 トランス Expired JPS6031228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16614681U JPS6031228Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 トランス

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JP16614681U JPS6031228Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 トランス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869925U JPS5869925U (ja) 1983-05-12
JPS6031228Y2 true JPS6031228Y2 (ja) 1985-09-18

Family

ID=29958312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16614681U Expired JPS6031228Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 トランス

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JPS5869925U (ja) 1983-05-12

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