JPS6031144A - 感光体およびこれを用いた電子写真装置 - Google Patents
感光体およびこれを用いた電子写真装置Info
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- JPS6031144A JPS6031144A JP13939983A JP13939983A JPS6031144A JP S6031144 A JPS6031144 A JP S6031144A JP 13939983 A JP13939983 A JP 13939983A JP 13939983 A JP13939983 A JP 13939983A JP S6031144 A JPS6031144 A JP S6031144A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、いわゆる電子写真などに用いられる光導電性
を有する感光体に係り、とくに無定形ケイ素(いわゆる
アモルファスシリコン、以下a−81と略称する)を用
いた感光体およびこの感光体を用いた電子写真装置に関
するものである。
を有する感光体に係り、とくに無定形ケイ素(いわゆる
アモルファスシリコン、以下a−81と略称する)を用
いた感光体およびこの感光体を用いた電子写真装置に関
するものである。
従来、電子写真印刷機として普及している複写機、レー
ザープリンタなどに用いられている光導電性を有する感
光体の材料としては、一般にはセレン(8@)、硫化カ
ドミウム(CdS)、酸化亜鉛(ZnO)或いは有機光
導電性材料などがある。そして通常これらの感光体は、
所定の形状、例えば円筒状の金属基板上に薄層として形
成されている。
ザープリンタなどに用いられている光導電性を有する感
光体の材料としては、一般にはセレン(8@)、硫化カ
ドミウム(CdS)、酸化亜鉛(ZnO)或いは有機光
導電性材料などがある。そして通常これらの感光体は、
所定の形状、例えば円筒状の金属基板上に薄層として形
成されている。
これに対し、上□記の感光材料に比し優れた緒特性を有
するものとして、近時a−81膜が注目され、電子写真
用感光体として開発が始まっている。この感光体として
のa−8i膜は、通常誘導結合または容量結合を用いた
高周波によりシラン(SiH4)などが含まれるガス内
でグロー放電を起こさせるいわゆるプラズマCVD法で
得られ、感光体として有用な特性を有するための製作条
件などは特開昭57−37352号公報および同特開昭
57−58546号公報等に述べられている。
するものとして、近時a−81膜が注目され、電子写真
用感光体として開発が始まっている。この感光体として
のa−8i膜は、通常誘導結合または容量結合を用いた
高周波によりシラン(SiH4)などが含まれるガス内
でグロー放電を起こさせるいわゆるプラズマCVD法で
得られ、感光体として有用な特性を有するための製作条
件などは特開昭57−37352号公報および同特開昭
57−58546号公報等に述べられている。
このa−8t悪感光は、従来のS・やCdSなどの感光
体に比し耐熱性、化学安定性に優れ硬度も高く長寿命で
あることが考えられているが、開発の端緒についた段階
であり実用化が近いとはいえ、その構造、製作方法は未
だ完全には確立されていない状況にある。
体に比し耐熱性、化学安定性に優れ硬度も高く長寿命で
あることが考えられているが、開発の端緒についた段階
であり実用化が近いとはいえ、その構造、製作方法は未
だ完全には確立されていない状況にある。
a−81膜を電子写真用感光体として用いる場合、通常
はアルミニウム(At)などの金属(従って導電性)基
板の表面を鏡面仕上げして、この基板上に上述したプラ
ズマCVD法でa−81膜を約20μm以上の厚みで成
膜するのである。a−81は非常に硬度が高くビッカー
ス硬度で800 ky/−以上の値をもつとされ、また
成膜温度もStの融点より遥かに低い300C前後で行
われるので成膜時の流動性もない。従って基板形状に対
する緩和作用がなく、基板形状に沿った形状で膜形成が
なされるのである。このことは基板表面粗さが、そのま
ま感光体表面粗さとなることを意味し、基板表面が粗い
と次のような問題点を生ずる。すなわち、a−si膜表
面が粗ければ、使用後表面をクリーニングしようとして
もクリーニング性が低下することになり、しかもクリー
ニングのために用いられるクリーニングブレードが著し
く摩耗することになる。
はアルミニウム(At)などの金属(従って導電性)基
板の表面を鏡面仕上げして、この基板上に上述したプラ
ズマCVD法でa−81膜を約20μm以上の厚みで成
膜するのである。a−81は非常に硬度が高くビッカー
ス硬度で800 ky/−以上の値をもつとされ、また
成膜温度もStの融点より遥かに低い300C前後で行
われるので成膜時の流動性もない。従って基板形状に対
する緩和作用がなく、基板形状に沿った形状で膜形成が
なされるのである。このことは基板表面粗さが、そのま
ま感光体表面粗さとなることを意味し、基板表面が粗い
と次のような問題点を生ずる。すなわち、a−si膜表
面が粗ければ、使用後表面をクリーニングしようとして
もクリーニング性が低下することになり、しかもクリー
ニングのために用いられるクリーニングブレードが著し
く摩耗することになる。
またa−81膜内には通常大きな歪が残存している(例
えば円筒状基板の場合には圧縮応力となる)ので、基板
表面粗さが18以上、すなわち1μm以上の溝などが基
板表面にある場合には、凹凸のある場所に応力が集中し
て構造的な滑り面をそれらの場所に発生させることが多
い。これはそれらの場所においてa−81膜の電気的特
性を変化させることとなり1結朱として電子写真の画質
を低下させることになる。従ってa−8l膜を感光体と
して用いる場合には、基板表面は可能な限り平滑な鏡面
に仕上げられていることが不可欠な条件で、基板表面粗
さは0.028〜IS程度が良<: 0.02 S以下
がより好ましいとされていた。
えば円筒状基板の場合には圧縮応力となる)ので、基板
表面粗さが18以上、すなわち1μm以上の溝などが基
板表面にある場合には、凹凸のある場所に応力が集中し
て構造的な滑り面をそれらの場所に発生させることが多
い。これはそれらの場所においてa−81膜の電気的特
性を変化させることとなり1結朱として電子写真の画質
を低下させることになる。従ってa−8l膜を感光体と
して用いる場合には、基板表面は可能な限り平滑な鏡面
に仕上げられていることが不可欠な条件で、基板表面粗
さは0.028〜IS程度が良<: 0.02 S以下
がより好ましいとされていた。
さて、a−8i感光体を複写機やHe−Noレーザーに
よるプリンタなど、可視領域に波長を有する光を光源と
する電子写真に用いる場合には、上述した特開昭57−
37352号公報および特開昭57−78546号公報
に記載の技術で得られるa−8t悪感光は充分に優れた
特性を有し実用化するに際し決定的な問題点がないこと
が判った。しかしながら最近において光源の波長領域を
拡げて電子写真装置の機能や特性を向上させようとする
場合、従来見られなかった新たな問題が生じてきた。た
とえば電子写真方式によるプリンタは従来He −N。
よるプリンタなど、可視領域に波長を有する光を光源と
する電子写真に用いる場合には、上述した特開昭57−
37352号公報および特開昭57−78546号公報
に記載の技術で得られるa−8t悪感光は充分に優れた
特性を有し実用化するに際し決定的な問題点がないこと
が判った。しかしながら最近において光源の波長領域を
拡げて電子写真装置の機能や特性を向上させようとする
場合、従来見られなかった新たな問題が生じてきた。た
とえば電子写真方式によるプリンタは従来He −N。
レーザーを光源とし、Se、1%合金を感光体として用
いたものである。このHe −Neレーザーを光源にし
たものは、光源自体が比較的大型であるのでプリンタ自
体を小型化するのは困難であった。そのため半導体レー
ザーを光源として使用することの優位性が期待され検討
されてきたが、周知の如く半導体レーザーとして実用化
されているのは、例えばGaAtAsレーザーなどに見
られる如く、可視光の波長領域より長い波長すなわち7
60 nm以上の近赤外領域でレーザー発光するものば
かりである。
いたものである。このHe −Neレーザーを光源にし
たものは、光源自体が比較的大型であるのでプリンタ自
体を小型化するのは困難であった。そのため半導体レー
ザーを光源として使用することの優位性が期待され検討
されてきたが、周知の如く半導体レーザーとして実用化
されているのは、例えばGaAtAsレーザーなどに見
られる如く、可視光の波長領域より長い波長すなわち7
60 nm以上の近赤外領域でレーザー発光するものば
かりである。
しかしながらこのような波長領域でレーザー発光する半
導体レーザーを光源にした場合、従来のBe系合金の感
光体は極めて感度が低いので整合性は良くない。
導体レーザーを光源にした場合、従来のBe系合金の感
光体は極めて感度が低いので整合性は良くない。
一方本発明者らが提案した前記特開昭57−37352
号および特開昭57−78546号の各公報で開示され
た技術で得られるa−81感光体は、可視光領域のみな
らず波長830 nmに至る波長領域の光に対しても高
感度の光導電性を有するので、半導体レーザーを光源と
して使用することは可能となった。a−81感光体と半
導体レーザーを組み合わせたプリンタを製作し試験して
みたところ、印字濃度やパターン分解能を有しているこ
とが判明したが、次の問題点が生じた。プリンタの場合
、通常は反転現象法が用いられ、画像としては光の照射
された部分が黒化するので、レーザー光を全面に照射し
、いわゆるベタ黒をとって黒化度を測定してみた。He
−Noレーザー光源を用いてベタ ′黒をとったところ
、一様な黒化度を有するベタ黒が得られたが、790n
mでレーザー発光をする半導体レーザーを光源として用
いた場合には一様な黒化度を有するベタ黒ではなく、比
較的黒化度が高い所と低い所とが交互に縞目状としてあ
られれる、いわゆるモアレパターンが生じた。
号および特開昭57−78546号の各公報で開示され
た技術で得られるa−81感光体は、可視光領域のみな
らず波長830 nmに至る波長領域の光に対しても高
感度の光導電性を有するので、半導体レーザーを光源と
して使用することは可能となった。a−81感光体と半
導体レーザーを組み合わせたプリンタを製作し試験して
みたところ、印字濃度やパターン分解能を有しているこ
とが判明したが、次の問題点が生じた。プリンタの場合
、通常は反転現象法が用いられ、画像としては光の照射
された部分が黒化するので、レーザー光を全面に照射し
、いわゆるベタ黒をとって黒化度を測定してみた。He
−Noレーザー光源を用いてベタ ′黒をとったところ
、一様な黒化度を有するベタ黒が得られたが、790n
mでレーザー発光をする半導体レーザーを光源として用
いた場合には一様な黒化度を有するベタ黒ではなく、比
較的黒化度が高い所と低い所とが交互に縞目状としてあ
られれる、いわゆるモアレパターンが生じた。
このモアレパターンが生ずるといった問題点の原因を追
求したところ、レーザー光がコヒーレントであること、
a−8i座感光がこの波長領域での光吸収性が必ずしも
充分でないことの2つの理由で、入射光と基板面からの
反射光との干渉でモアレパターンが発生することが判明
したのである。
求したところ、レーザー光がコヒーレントであること、
a−8i座感光がこの波長領域での光吸収性が必ずしも
充分でないことの2つの理由で、入射光と基板面からの
反射光との干渉でモアレパターンが発生することが判明
したのである。
電子写真の感光体としての機能は、光吸収によってキャ
リヤが発生して光導電性を有することであるから、光の
吸収がない、或いは少ない領域では上記機能が発揮でき
ないわけである。a−8t膜はその基本的性質として約
850nm以上の長波長の光に対しては光導電性をもた
ず、可視光波長領域からこの波長(約850nm)まで
光の吸収性、従って光導電圧は低下してゆき、透過して
いく光量は増加していくことになる。
リヤが発生して光導電性を有することであるから、光の
吸収がない、或いは少ない領域では上記機能が発揮でき
ないわけである。a−8t膜はその基本的性質として約
850nm以上の長波長の光に対しては光導電性をもた
ず、可視光波長領域からこの波長(約850nm)まで
光の吸収性、従って光導電圧は低下してゆき、透過して
いく光量は増加していくことになる。
上記的790 nmにレーザー発光波長を有する半導体
レーザーにおいては、入射光の一部が透過し基板面から
正反射して、この反射光が入射光と干渉して干渉縞(す
なわちモアレ縞)を形成していたのである。特にレーザ
ー光はコヒーレント光であるため従来の金属基板表面の
ように鏡面で正反射面となるような場合には、この干渉
は避けられなかったのである。
レーザーにおいては、入射光の一部が透過し基板面から
正反射して、この反射光が入射光と干渉して干渉縞(す
なわちモアレ縞)を形成していたのである。特にレーザ
ー光はコヒーレント光であるため従来の金属基板表面の
ように鏡面で正反射面となるような場合には、この干渉
は避けられなかったのである。
この干渉の生ずる条件は、膜の屈折率をn1膜厚をd1
光波長をλとするとnd=m會7(m=1゜2.3・・
・)で表わされ、整数mの奇偶によって極性を変えるこ
とになる。従って膜厚dが変化する場合’2nの整数倍
毎に同一干渉条件が生じる。
光波長をλとするとnd=m會7(m=1゜2.3・・
・)で表わされ、整数mの奇偶によって極性を変えるこ
とになる。従って膜厚dが変化する場合’2nの整数倍
毎に同一干渉条件が生じる。
a−8l膜感光体に膜厚分布がある場合、光源波長をλ
= 79Onm s屈折率をn=3.4(製作条件によ
り多少異なる)として厚さ変化がπ” 116 nm(
−0,116μm)毎に同一干渉条件となるのである。
= 79Onm s屈折率をn=3.4(製作条件によ
り多少異なる)として厚さ変化がπ” 116 nm(
−0,116μm)毎に同一干渉条件となるのである。
感光体は光強度変化を電気的特性変化として捉え、画像
形成するものであるから、感光体に膜厚分布があれば、
入射光とその反射光との干渉性によって光波長に応じ膜
厚が等しい領域を結ぶ等高線がλ/ 2 n毎に同一濃
度の縞目状として発生してきていたのである。このよう
な干渉による縞目模様(モアレパターン)を発生させな
いためには、a−si膜で入射光を全部吸収させるか、
反射光を無視できるほどに少なくするか、または基板面
から正反射をなくするか厚み変化をなくすれば良いこと
になる。
形成するものであるから、感光体に膜厚分布があれば、
入射光とその反射光との干渉性によって光波長に応じ膜
厚が等しい領域を結ぶ等高線がλ/ 2 n毎に同一濃
度の縞目状として発生してきていたのである。このよう
な干渉による縞目模様(モアレパターン)を発生させな
いためには、a−si膜で入射光を全部吸収させるか、
反射光を無視できるほどに少なくするか、または基板面
から正反射をなくするか厚み変化をなくすれば良いこと
になる。
前述したように、a−81の光吸収係数は光が長波長に
なるに従い減少し、800nm近傍では可視領域に対し
吸収係数は1桁以上減少することが知られている。従っ
てa−8l膜厚が実用的に採用される20μm程度を考
えると、H・−Neレーザー光633nmの光はこの厚
さでは殆んど完全にa−8lに吸収されるが、実用化さ
れている半導体レーザー光790 nm近傍では光吸収
が充分でないのである。
なるに従い減少し、800nm近傍では可視領域に対し
吸収係数は1桁以上減少することが知られている。従っ
てa−8l膜厚が実用的に採用される20μm程度を考
えると、H・−Neレーザー光633nmの光はこの厚
さでは殆んど完全にa−8lに吸収されるが、実用化さ
れている半導体レーザー光790 nm近傍では光吸収
が充分でないのである。
従って半導体レーザー光を用いるには、a 81膜厚は
上記数値の少くとも数倍、約100μm以上あれば上記
モアレ像の発生は実用的に避けられることになる筈であ
る。しかしながら現状のa−8i成膜技術では60μm
以上は困難であり且つ生産性が悪くなる。
上記数値の少くとも数倍、約100μm以上あれば上記
モアレ像の発生は実用的に避けられることになる筈であ
る。しかしながら現状のa−8i成膜技術では60μm
以上は困難であり且つ生産性が悪くなる。
また膜厚変化をなくせば干渉縞は生じなくなるので、膜
厚のバラツキを先に述べた半分以下(すなわち約50n
m以下)にすることを望んだとしても、通常の膜厚20
μmに対し約0.25%以下に膜厚バラツキを感光体全
面で得ようとすることも、これまた現状の技術では困難
である。
厚のバラツキを先に述べた半分以下(すなわち約50n
m以下)にすることを望んだとしても、通常の膜厚20
μmに対し約0.25%以下に膜厚バラツキを感光体全
面で得ようとすることも、これまた現状の技術では困難
である。
従って実用的にモアレ像の発生の問題を解決するには入
射光と反射光の干渉をなくすことが有用な方法であり、
本発明はかかる問題を払拭した感光体を提供することに
ある。
射光と反射光の干渉をなくすことが有用な方法であり、
本発明はかかる問題を払拭した感光体を提供することに
ある。
この干渉縞(像の濃淡)を無くする本発明の具体的方法
を以下の実施例によって詳細に説明する。
を以下の実施例によって詳細に説明する。
実施例1
本発明を達成する方法の1つは金属基板の表面を故意に
表面粗さ0.058〜ISとするもので、その断面図を
第1図に示す。金属基板2の表面3を0.058〜IS
の粗さとし、その上にa−8lを主体とする感光層1を
10〜60μm形成したものとして示しである。この金
属基板表面を従来の鏡面である正反射面から粗くして拡
散反射面とし−て反射光の方向をランダムにし入射光と
の干渉をなくしたものである。
表面粗さ0.058〜ISとするもので、その断面図を
第1図に示す。金属基板2の表面3を0.058〜IS
の粗さとし、その上にa−8lを主体とする感光層1を
10〜60μm形成したものとして示しである。この金
属基板表面を従来の鏡面である正反射面から粗くして拡
散反射面とし−て反射光の方向をランダムにし入射光と
の干渉をなくしたものである。
拡散反射のための表面粗さの条件として0.05〜IS
が良い理由は、前述したように18以上の表面粗さでは
画質及び実用性として好ましくないためであること及び
光の拡散を良く行わせるためには使用光の波長(730
nm〜830nm)よりも表面粗さが大きいことが効果
的であることがらである。これらの点から実用的には0
.05〜1sが適当であり、より望ましくは0.1〜0
.58であることが判明した。
が良い理由は、前述したように18以上の表面粗さでは
画質及び実用性として好ましくないためであること及び
光の拡散を良く行わせるためには使用光の波長(730
nm〜830nm)よりも表面粗さが大きいことが効果
的であることがらである。これらの点から実用的には0
.05〜1sが適当であり、より望ましくは0.1〜0
.58であることが判明した。
金属基板の表面を粗くする方法としては、物理的或いは
機械的方法によるものと化学的方法によるものとがある
。例えば物理的方法としては、円筒状基板においては旋
盤、平面基板においてはフライス盤を用いて切削加工を
施す方法、アルミナ、スチール、カーボランダムなどの
粉末研磨剤による湿式または乾式のプラスト法或いはh
t、osやSiC等の研磨剤との擦り合せによるラッピ
ング法など何れの方法も採りうる。また化学的方法とし
ては、塩酸、硝酸、弗醗などの酸、苛性ソーダ溶液など
のアルカリを用いた湿式エツチング、塩化水素ガス、塩
素ガスなどを用いたドライエツチングなどが採りうる。
機械的方法によるものと化学的方法によるものとがある
。例えば物理的方法としては、円筒状基板においては旋
盤、平面基板においてはフライス盤を用いて切削加工を
施す方法、アルミナ、スチール、カーボランダムなどの
粉末研磨剤による湿式または乾式のプラスト法或いはh
t、osやSiC等の研磨剤との擦り合せによるラッピ
ング法など何れの方法も採りうる。また化学的方法とし
ては、塩酸、硝酸、弗醗などの酸、苛性ソーダ溶液など
のアルカリを用いた湿式エツチング、塩化水素ガス、塩
素ガスなどを用いたドライエツチングなどが採りうる。
エツチング作用は基板がアルミニウム合金であるような
場合、合金成分のエツチング速度の違いから微細な凹凸
を形成することができる。或いは一旦基板を陽極酸化に
よってアルミナ被膜を形成させ、再びその被膜を酸など
で除去する方法をとればより微細な表面凹凸が得られ本
発明の達成に効果を発揮する。
場合、合金成分のエツチング速度の違いから微細な凹凸
を形成することができる。或いは一旦基板を陽極酸化に
よってアルミナ被膜を形成させ、再びその被膜を酸など
で除去する方法をとればより微細な表面凹凸が得られ本
発明の達成に効果を発揮する。
この実施例に従った実用試験結果例■を次に述べる。
■ アルミニウム合金(JISA3003 )の円筒管
をダイヤモンド挽き旋盤により表面粗さ0.028の鏡
面仕上げにした外径120 wn r長さ506 tm
の円筒形基板(以下、ドラムという)を必要個数製作す
る。
をダイヤモンド挽き旋盤により表面粗さ0.028の鏡
面仕上げにした外径120 wn r長さ506 tm
の円筒形基板(以下、ドラムという)を必要個数製作す
る。
以下この条件で得られたドラムをサンプルAとし従来法
の基板ということになる。
の基板ということになる。
このサンプルAのドラムを本発明に従かい表面粗さを粗
くする。具体的にはドラムを回転させながら綿織布パッ
ドを1 ky/c1/lの圧力で接触させ、そこに液体
研磨剤(モース硬度9のα−A/!、sOsを含む)を
注入し全面を均一に研磨した。このドラムの表面粗さは
0.258であり、このドラムをサンプルBとする。
くする。具体的にはドラムを回転させながら綿織布パッ
ドを1 ky/c1/lの圧力で接触させ、そこに液体
研磨剤(モース硬度9のα−A/!、sOsを含む)を
注入し全面を均一に研磨した。このドラムの表面粗さは
0.258であり、このドラムをサンプルBとする。
サンプルA及びBを洗浄後、モノシラン(81H4)ガ
スを用い同一条件の下でプラズマCVD法で1.5時間
a−8i感光体膜を形成した。サンプルA、B共にa−
81膜厚は最高257+m、最低24am、平均25μ
mで成膜されていた。
スを用い同一条件の下でプラズマCVD法で1.5時間
a−8i感光体膜を形成した。サンプルA、B共にa−
81膜厚は最高257+m、最低24am、平均25μ
mで成膜されていた。
これらのドラムサンプルA、Bを試作された電子写真式
レーザープリンタに装着し、光源出力を一定にしてドラ
ム上を走査しベタ黒画像を得た。
レーザープリンタに装着し、光源出力を一定にしてドラ
ム上を走査しベタ黒画像を得た。
この際の条件は、レーザダイオードの出力が5mWで波
長は789nm、走査速度は1047 w/sea 、
ドラム周速176 mm/seeである0 画像の黒化度を調べたところ、サンプルAのドラムでは
濃度1.3と濃度0.6との領域が交互に縞目模様とし
て現われドラムの端部を除き15本の縞筋であった。一
方、サンプルBのドラムにおいては、全面が濃度1.0
の完全なベタ照像となり、入射光と基板からの反射光の
干渉によって生ずる縞目模様は全く認められなかった。
長は789nm、走査速度は1047 w/sea 、
ドラム周速176 mm/seeである0 画像の黒化度を調べたところ、サンプルAのドラムでは
濃度1.3と濃度0.6との領域が交互に縞目模様とし
て現われドラムの端部を除き15本の縞筋であった。一
方、サンプルBのドラムにおいては、全面が濃度1.0
の完全なベタ照像となり、入射光と基板からの反射光の
干渉によって生ずる縞目模様は全く認められなかった。
この拡散反射面を得るために1具体的実施方法として基
板表面を粗くすることを中心として述べてきたが、基板
表面そのものを加工するのではなく、第2図に示した如
く基板2表面に一旦0.058〜ISの表面粗さを有す
る金属薄層4(膜厚は10μm以下が望ましい)を形成
したのち、a−8tを主体とする感光層1を形成しても
本発明は達成できる。この金属薄層4は、具体的には適
当な粒度の金属粉を基板2上に焼結させたり結着剤と混
合して塗布乾燥させる方法などで得られる。
板表面を粗くすることを中心として述べてきたが、基板
表面そのものを加工するのではなく、第2図に示した如
く基板2表面に一旦0.058〜ISの表面粗さを有す
る金属薄層4(膜厚は10μm以下が望ましい)を形成
したのち、a−8tを主体とする感光層1を形成しても
本発明は達成できる。この金属薄層4は、具体的には適
当な粒度の金属粉を基板2上に焼結させたり結着剤と混
合して塗布乾燥させる方法などで得られる。
実施例2
本発明を達成する他の方法としては、基板表面を特に粗
くせず、従来の基板表面を保持しながら感光体の裏面を
拡散反射面にしようとするものである。具体的には第3
図に模式的に示したように基板2は0.02S以下の鏡
面のままとし、その上に感光層1の膜厚の約1/10以
下の膜厚でシリコンの微結晶を多く含むa−8i層或い
はシリコンの多結晶層5を形成し、その上に所定厚みの
a−8iを主体とする感光層1を製作するものである。
くせず、従来の基板表面を保持しながら感光体の裏面を
拡散反射面にしようとするものである。具体的には第3
図に模式的に示したように基板2は0.02S以下の鏡
面のままとし、その上に感光層1の膜厚の約1/10以
下の膜厚でシリコンの微結晶を多く含むa−8i層或い
はシリコンの多結晶層5を形成し、その上に所定厚みの
a−8iを主体とする感光層1を製作するものである。
この場合シリコンの結晶の大きさは1μm以下が良い。
この方法では基板面は鏡面であるから、感光体表面もほ
ぼ同じ表面粗さが保たれ前述したような画質、実用性の
低下といった派生的な問題も考慮する必要はなくなる。
ぼ同じ表面粗さが保たれ前述したような画質、実用性の
低下といった派生的な問題も考慮する必要はなくなる。
感光体としてのa−81膜と結晶シリコンとの屈折率の
違いと、ランダムに分散配置されている結晶粒界面によ
るランダムな反射とによって反射光を拡散させることが
可能となるのであり、この場合にも上述したようにシリ
コン粒径を1am程度以下とレーザー光波長よりも大き
くする方が効果的である。
違いと、ランダムに分散配置されている結晶粒界面によ
るランダムな反射とによって反射光を拡散させることが
可能となるのであり、この場合にも上述したようにシリ
コン粒径を1am程度以下とレーザー光波長よりも大き
くする方が効果的である。
この実質的に乱反射を起こすシリコン微結晶を多く含む
層5は、感光体の生産性を低下させることなく比較的容
易な方法で得ることができる。すなわち、プラズマCV
D法において通常のa −81膜を得る条件の中で、高
周波電力を大きくすることだけでこのシリコン微結晶を
多く含む層が得られる。この膜生成時に、不純物ガスと
してジボラン(lh)Is)を混入させればより効果的
である。
層5は、感光体の生産性を低下させることなく比較的容
易な方法で得ることができる。すなわち、プラズマCV
D法において通常のa −81膜を得る条件の中で、高
周波電力を大きくすることだけでこのシリコン微結晶を
多く含む層が得られる。この膜生成時に、不純物ガスと
してジボラン(lh)Is)を混入させればより効果的
である。
このシリコン微結晶を多く含む層を得る別な方法として
は、基板表面に予しめ結晶核となる物質を分散付着させ
ておき、しかるのち通常の高周波電力でa−81膜を得
ても達成することができる。
は、基板表面に予しめ結晶核となる物質を分散付着させ
ておき、しかるのち通常の高周波電力でa−81膜を得
ても達成することができる。
この実施例に従った実用試験結果例■を次に述べる。
■ 前記実鹸結果例■に述べた条件で作製されたドラム
サンプルAを洗浄し、その後モノシラン(SiH4)を
用いたプラズマCVD法によって基板面にシリコン微結
晶を多く含む層を2μm厚さで成膜した。この時の高周
波電力値とジボラン(BllH6)の導入量は、後のa
−81成膜条件の値よりそれぞれ1.5倍、3倍と大き
くしている。その後実験結果例■と同一条件でa−8l
膜を1時間20分成膜させ最高膜厚25μm1最低膜厚
22μm1平均膜厚24μmを得た。このドラムをサン
プルCとし■と同一条件で装置に装着し、ベタ黒画像を
得た。
サンプルAを洗浄し、その後モノシラン(SiH4)を
用いたプラズマCVD法によって基板面にシリコン微結
晶を多く含む層を2μm厚さで成膜した。この時の高周
波電力値とジボラン(BllH6)の導入量は、後のa
−81成膜条件の値よりそれぞれ1.5倍、3倍と大き
くしている。その後実験結果例■と同一条件でa−8l
膜を1時間20分成膜させ最高膜厚25μm1最低膜厚
22μm1平均膜厚24μmを得た。このドラムをサン
プルCとし■と同一条件で装置に装着し、ベタ黒画像を
得た。
この結果、本発明で得られたサンプルCのドラムを用い
た場合、黒化度は全面で濃度0.95の均一なベタ黒が
達成でき、干渉の結果である縞目模様は全く観測されな
かった。
た場合、黒化度は全面で濃度0.95の均一なベタ黒が
達成でき、干渉の結果である縞目模様は全く観測されな
かった。
実施例3
本発明を達成する更に他の方法は、基板と感光体との間
に光吸収層を設けることである。第4図はその断面図で
あり、表面粗さ0.02S以下の鏡面を有する金属基板
2の上に、一旦薄い吸収層6を設け、しかる後その上に
a−81を主体とする感光層1を設けたものである。
に光吸収層を設けることである。第4図はその断面図で
あり、表面粗さ0.02S以下の鏡面を有する金属基板
2の上に、一旦薄い吸収層6を設け、しかる後その上に
a−81を主体とする感光層1を設けたものである。
この光吸収層6の特性としては、長波長領域での光吸収
係数が大きいことが必要条件であって、1−81感光層
1の特性を損わないものであれば材料が限定されること
はない。例えばGan4をそのまま用いるかSiH4の
中に混入させるかしてアモルファスゲルマニウムまたは
アモルファスゲルマニウム・シリコン膜は上記要求を満
足するものである。
係数が大きいことが必要条件であって、1−81感光層
1の特性を損わないものであれば材料が限定されること
はない。例えばGan4をそのまま用いるかSiH4の
中に混入させるかしてアモルファスゲルマニウムまたは
アモルファスゲルマニウム・シリコン膜は上記要求を満
足するものである。
第4図に示される如く基板側に光吸収層を設けているが
1光吸収という機能だけに着目すればこの吸収層は表面
側或いはa−81膜内部にあっても良いのであるが、通
常では光吸収端が長波長側に移動する禁制帯幅の狭い物
質を表面側に設けると感光体として要求される帯電特性
や暗減衰特性を低下させるので好ましくない。従ってa
−81の電気的特性を損なわず光吸収の効果を上げるに
は、上述したように基板側に設けることが有効なのであ
る。ただこの光吸収層そのものは感光体の特性、例えば
帯電特性に対して特別な効果をもたないので、光吸収が
充分であればできるだけ薄い方が良く、実際には全膜厚
の1/10以下で良い。
1光吸収という機能だけに着目すればこの吸収層は表面
側或いはa−81膜内部にあっても良いのであるが、通
常では光吸収端が長波長側に移動する禁制帯幅の狭い物
質を表面側に設けると感光体として要求される帯電特性
や暗減衰特性を低下させるので好ましくない。従ってa
−81の電気的特性を損なわず光吸収の効果を上げるに
は、上述したように基板側に設けることが有効なのであ
る。ただこの光吸収層そのものは感光体の特性、例えば
帯電特性に対して特別な効果をもたないので、光吸収が
充分であればできるだけ薄い方が良く、実際には全膜厚
の1/10以下で良い。
この実施例に従った実用試験結果例■を次に述べる。
■ 前記実用試験結果■のドラムであるサンプルAを洗
浄した後、モノシランガス(81H4)とゲルマンガス
(Gan4)を1=1の混合比でプラズマCvDを行な
い、基板上にアモルファスシリコン・ゲルマニウム層を
3μm形成した。その後5IH4ガスのみとし■と同一
条件で1.5時間m−81膜を形成した。その時のa−
81膜厚は最高29μm1最低27μmz平均28μm
であった。このドラムをサンプルDとする。これを■と
同様に装置に実装し、ベタ黒画像をとってみた。この結
釆ドラム全面で均一濃度1.0の完全なベタ黒で、干渉
による縞目模様は全く観測されなかった。
浄した後、モノシランガス(81H4)とゲルマンガス
(Gan4)を1=1の混合比でプラズマCvDを行な
い、基板上にアモルファスシリコン・ゲルマニウム層を
3μm形成した。その後5IH4ガスのみとし■と同一
条件で1.5時間m−81膜を形成した。その時のa−
81膜厚は最高29μm1最低27μmz平均28μm
であった。このドラムをサンプルDとする。これを■と
同様に装置に実装し、ベタ黒画像をとってみた。この結
釆ドラム全面で均一濃度1.0の完全なベタ黒で、干渉
による縞目模様は全く観測されなかった。
以上、本発明をいくつかの実施例を中心に述べてきたが
、本発明は感光体が光源の使用波長領域で完全な光吸収
特性をもたず基板側からの反射光が存在する場合および
光源の光がコヒーレント(可干渉性)である場合に極め
て有効な方法であり、本発明を達成するためには実施例
に述べた何れの方法も有効である。それらの方法も独立
して用いられても良いが、組み合わせて用いられても良
いことは当然である。
、本発明は感光体が光源の使用波長領域で完全な光吸収
特性をもたず基板側からの反射光が存在する場合および
光源の光がコヒーレント(可干渉性)である場合に極め
て有効な方法であり、本発明を達成するためには実施例
に述べた何れの方法も有効である。それらの方法も独立
して用いられても良いが、組み合わせて用いられても良
いことは当然である。
また、本発明をa−81感光体に限って説明してきたが
、その性質上a−81に限らずあらゆる感光体に有効で
あることが理解されよう。
、その性質上a−81に限らずあらゆる感光体に有効で
あることが理解されよう。
さらに、半導体レーザーを光源として用いたプリンタを
例示して本発明の詳細な説明したのであるが、感光体は
半導体レーザープリンタのみに使用されるものではなく
、複写機であってもファクシミリであっても良く、本発
明の感光体は半導体レーザーによるプリンタに限られな
いことも勿論のことである。
例示して本発明の詳細な説明したのであるが、感光体は
半導体レーザープリンタのみに使用されるものではなく
、複写機であってもファクシミリであっても良く、本発
明の感光体は半導体レーザーによるプリンタに限られな
いことも勿論のことである。
干渉作用による縞目模様の発生原理はコヒーレントな光
を用いる限り存在するものなので、電子写真用感光体の
みならず光センサ−、光デバイスにも本発明を有効利用
することができる。
を用いる限り存在するものなので、電子写真用感光体の
みならず光センサ−、光デバイスにも本発明を有効利用
することができる。
第1図は本発明により基板表面を0.058〜ISの表
面粗さにした感光体の断面図。 第2図は本発明により0.02S以下の表面粗さを有す
る鏡面基板とa−81を主体とする感光層との間に0.
058〜ISの表面粗さをもつ薄層を設けた感光体の断
面図。 第3図は本発明により鏡面基板とa−81を主体とする
感光層との間に実質的にシリコン微結晶を含む層を設け
た感光体の断面図。 第4図は本発明により鏡面基板とa−81を主体とする
感光層との間に光吸収層を設けた感光体の断面図である
。 1・・・感光層;2・・・基板;6・・・基板表面;4
・・・金属薄層;5・・・多結晶層;6・・・光吸収層
。 特許出願人:スタンレー電気株式会社 同 :日本電気株式会社 代理人:弁理士海津保三 同 :弁理士 平 山 −幸 ネI図 ′$2図 $、5図
面粗さにした感光体の断面図。 第2図は本発明により0.02S以下の表面粗さを有す
る鏡面基板とa−81を主体とする感光層との間に0.
058〜ISの表面粗さをもつ薄層を設けた感光体の断
面図。 第3図は本発明により鏡面基板とa−81を主体とする
感光層との間に実質的にシリコン微結晶を含む層を設け
た感光体の断面図。 第4図は本発明により鏡面基板とa−81を主体とする
感光層との間に光吸収層を設けた感光体の断面図である
。 1・・・感光層;2・・・基板;6・・・基板表面;4
・・・金属薄層;5・・・多結晶層;6・・・光吸収層
。 特許出願人:スタンレー電気株式会社 同 :日本電気株式会社 代理人:弁理士海津保三 同 :弁理士 平 山 −幸 ネI図 ′$2図 $、5図
Claims (2)
- (1)基板上に感光層を設けた゛感光体において、この
感光体への入射光と基板面側からの反射光との干渉作用
を実質的になくするために、上記感光層と上記基板との
間に光学的拡散反射面または層、または光学的吸収面ま
たは層を設け、入射光に対し拡散反射または吸収を行な
うよう構成したことを特徴とする上記感光体。 - (2)基板上に感光層を設けた感光体であってこの感光
体への入射光と基板面からの反射光との干渉作用を実質
的になくした上記感光体と、上記入射光の波長が730
〜830 nmの範囲にありかつフヒーレントな入射光
となるような光源とを組み合わせてなることを特徴とす
る電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13939983A JPS6031144A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 感光体およびこれを用いた電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13939983A JPS6031144A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 感光体およびこれを用いた電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031144A true JPS6031144A (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=15244368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13939983A Pending JPS6031144A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | 感光体およびこれを用いた電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031144A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195657A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pb信号受信装置 |
JPS61238060A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | Canon Inc | 電子写真感光体及びその画像形成法 |
JPS6234565U (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-28 | ||
US4696883A (en) * | 1984-07-09 | 1987-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having light receiving layer with smoothly connected non-parallel interfaces and surface reflective layer |
US4696881A (en) * | 1984-07-10 | 1987-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having light receiving layer with smoothly connected interfaces |
US4696882A (en) * | 1984-07-12 | 1987-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having light receiving layer with smoothly interconnecting nonparallel interfaces |
US4701392A (en) * | 1984-04-06 | 1987-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having light receiving layer with nonparallel interfaces and antireflection layer |
US4705735A (en) * | 1984-06-07 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having substrate with protruding surface portions and light receiving layer with amorphous silicon matrix |
US4705732A (en) * | 1984-04-27 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having substrate with projecting portions at surface and light receiving layer of amorphous silicon |
US4705730A (en) * | 1984-06-04 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Light-receiving member |
US4705734A (en) * | 1984-06-05 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having substrate with irregular surface and light receiving layer of amorphous silicon |
US4705731A (en) * | 1984-06-05 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having substrate with protruding surface light receiving layer of amorphous silicon and surface reflective layer |
US4720443A (en) * | 1984-04-05 | 1988-01-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having light receiving layer with nonparallel interfaces |
JPS63200842U (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-23 | ||
US4797299A (en) * | 1985-11-01 | 1989-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Light receiving member having a-Si (Ge,Sn) photosensitive layer and a-Si (O,C,N) surface layer on a support having spherical dimples with inside faces having minute irregularities |
US4798776A (en) * | 1985-09-21 | 1989-01-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Light receiving members with spherically dimpled support |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS56107247A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-26 | Ricoh Co Ltd | Image recording method |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP13939983A patent/JPS6031144A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56107247A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-26 | Ricoh Co Ltd | Image recording method |
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US4705731A (en) * | 1984-06-05 | 1987-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Member having substrate with protruding surface light receiving layer of amorphous silicon and surface reflective layer |
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JPS6195657A (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Pb信号受信装置 |
JPS61238060A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-23 | Canon Inc | 電子写真感光体及びその画像形成法 |
JPH0547101B2 (ja) * | 1985-04-16 | 1993-07-15 | Canon Kk | |
JPS6234565U (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-28 | ||
US4798776A (en) * | 1985-09-21 | 1989-01-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Light receiving members with spherically dimpled support |
US4797299A (en) * | 1985-11-01 | 1989-01-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Light receiving member having a-Si (Ge,Sn) photosensitive layer and a-Si (O,C,N) surface layer on a support having spherical dimples with inside faces having minute irregularities |
JPS63200842U (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-23 |
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