JPS6030873B2 - サ−モスタツト弁 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、弁ケーシングとサーモスタット装着体とを有
するサーモスタット弁であって、前記サーモスタット装
着体の差込み体脚部が端面に向って開かれたスリットを
有していてかつ支承面によって弁シャフトを取り囲むケ
ーシング突起の支持面にかぶせ漆められてし、てかつリ
ングによって取り囲まれており、該リングが鞄方向での
固定のためにストッパ面によって差込み体脚部の連行面
に当て付けられていてかつ調整装置を用いてケーシング
に対して相対的に軸方向に調節されるようになついてる
形式のものに関する。

前記形式の公知のサーモスタット弁（ドイツ連邦共和国
特許出願公開第３０２８６５８号明細書）のぱあし、に
はプラスチックからなる差込み体の脚部には鞠方向の通
気スリットが設けられている。

スリットによって分割された脚部区分は自由端部の近く
で半径方向で外方に突出するつばを有しており、該つば
の後には金属から成る止めナットの内側リブが係合する
。前記止めナットの内ねじ山は弁ケーシングの外ねじ山
にねじ鉄め可能でかっこのぱあし、差込み体脚部の端面
はケーシングに固定された対応する端面に押し付けられ
る。このようなサーモスタット弁のぱあし、軸方向のス
リットに基づいて半径方向力又は横方向力に対する安定
性は比較的わずかである。

スリットは、止めナットの内側リブを差込み体脚部のつ
ばを介して押しずらすことができるようにするため、ス
リットによって分割された脚部区分が内向きに十分ばね
弾性的であるように長くされねばならない。このばね弾
性特性は肉薄な差込み体脚部によって又は長いスリット
によって得られる。しかしながら差込み体脚部を肉薄に
することによって又はスリットを長くすることによって
安定性はわずかになる。本発明の課題は、サーモスタッ
ト装着体が該サーモスタット装着体軸線に対して横方向
で生ずる力に対して極めて申し分のない安定性を有する
ように、冒頭に述べた形式のサーモスタット弁を改良す
ることにある。

前記課題は、差込み体脚部がスリットと反対側に環状の
第２の支承面を有しており、ケーシング突起が第２の支
承面にまで達していてかつ第２の支承面のために第２の
支持面を形成していることによって解決された。

この構成では横方向力はすでに第２の支持面によって吸
収されるので、差込み体脚部のばね弾性的な区分は最早
著しく曲げ負荷されることはない。

比較的な大きな曲げモーメントも弁ケーシングに伝達す
ることができる。何故ならば両支承面は相対する側から
軸方向でずらされた支持面に圧着されかつリングはばね
弾性的な脚部区分の自由端部で生ずる特上げ力を吸収し
かつ押圧力として向き合って位置する側に伝達するから
である。このようにして、サーモスタット装着体が半径
方向で成人の体重によって負荷されたぱあし、でも肉薄
な差込み体脚部によってサーモスタット装着体を確実に
保持できることが実験で明らかとなった。有利にはリン
グは軸方向でほぼスリットの全長に百ってのびていてか
つ差込み体脚部をできるだけわずかな遊びを以つて取り
囲んでいる。このようにして第２の支持面の範囲におけ
る特上げ力もリングによって吸収されるので、特上げ力
は向かい合って位置する範囲で押圧力として作用する。
更に両支承面間のばね弾性的な差込み体区分の湾曲をも
ほぼ避けることができる。更に差込み体脚部の連行面と
りングのストツパ面とが円錐面であると有利である。

これによって差込み体脚部を軸方向で固定するぱあし、
にばね弾性的な部分が半径方向で内向きに少なくとも第
１の支承面に押し付けられるようになり、これによって
、遊びがなくなるため特に申し分のない安定性が得られ
る。有利な実施態様では、調整装置が、ケーシング突起
に配置されてリングによっておおわれた、軸方向の成分
をもたらす傾斜面を備えた溝と、この傾斜面と協働する
、リングによって調節可能に保持されたくさび体とを有
している。

このような調整装置によって、止めナットのぱあし、の
ように第１の支持面の接続部において弁ケーシングにね
じ山を設けることは不必要になる。この理由から第１の
支持面を弁座からわずかな間隔をおいて配置することが
できるので、突起を備えた弁ケーシングの全高は第２の
支持面が設けられるにもかかわらず通常の寸法範囲内に
ある。リングがほぼスリットにオ−バーラツプされてい
るぱあし、でも、リングは見た目の良い通常の幅を有す
る。差込み体の端部は弁ケーシングにかぶせ嫉めるため
申し分なく確認できる。この‘まあいりングに差込み体
脚部に対して相対的な事由方向の運動性を与える必要は
ない。極めて簡単な実施態様では、くさび体はリングの
半径方向にのびるねじ穴内に配置された、差込み体脚部
、特に差込み体脚部のスリットに貫通係合するねじの円
錐形の先端部から形成されている。

このようなねじの回動によって極めて確実な固定が得ら
れる。類似の利点を有する別の実施態様では、差込み体
脚部のスリット内でのびかつ軸方向でリングに支持され
かつリングの半径方向にのびるねじ穴内に配置されたね
じによって調節可能である部材にくさび体が形成されて
いる。

特にねじは多角形内孔を有するねじである。このような
ねじは、弁が自体接近し‘こくい個所に配置されている
‘よあいでも、箱スパナによって極めて簡単に調節でき
る。従って、ねじ回し又はパイプベンチでは最早接近で
きないような‘まあし、でも確実な固定を行なうことが
できる。溝が円錐形の傾斜面を有する環状簿として形成
されていると特に有利である。

こようにして弁ケーシングの組込み位置とは無関係にリ
ングを、ねじに特に良好に到達できるか又はくさび体が
上方も占めるように、常時調節することができる。これ
によって上方からサーモスタット装着体が負荷された‘
まあし、支持面に対する力伝達が改善される。有利には
リングに、差込み体脚部のスリット内に係合する突起が
設けられている。

これによって弁ケーシングにサーモスタット装着体を取
付ける前にすでにリングの所望の回転角度位置を確定で
きる。突起が傾斜綾部を有していると有利である。

このぱあし、差込み体脚部区分を弾性的にたわましてリ
ングをそれぞれ差込み体脚部スリットによって規定され
た新たな回転角度位置にもたらすことができ、このぱあ
いりングをサーモスタット装着体から取りはずす必要は
ない。むしろリングはルーズに取付けて差込み体脚部の
連行面にストツパ面を当て付けることによって落下を防
止される。更に、差込み体脚部が軸平向な案内リブを有
していて、該案内リプが少なくとも一方の支持面の対応
する溝内に係合していると有利である。これによって差
込み体の回転角度位置の不都合な移動が防止される。差
込み体は第２の支持面の範囲でも弁ケーシングの突起に
接触するので、別の実施態様では、第２の支承面の、ス
リットとは反対側に、間に切欠きを有する剛性的な差込
み体部分から成る熱遮断部が設けられている。

前記熱遮断部は剛性的な部材からのみ形成されているの
で、横方向力を第２の支持面にまで伝達するために、熱
遮断部は十分安定的に構成されている。このことは、熱
伝導が悪い理由から差込み体がプラスチックから形成さ
れているぱあし、にも当て鉄る。特に第２の支承面を有
する結合リングと鞠方向でずらされた取付けリングとの
間に肉薄な半径方向壁がのびている。

半径方向壁は横方向力に対して申し分のない強度を有し
ている。半径方向壁は、対流又は放射による熱排出を促
進する大きな表面をも有している。更に横方向補強のた
めに半径方向壁は内端に拡大部を有している。

次に図示の実施例につき本発明を説明する。

第１図のサーモスタット弁は弁ケーシング１とサーモス
タット装着体２とを有している。弁ケーシングーには弁
シャフトを取り囲む突起３が設けられており、該突起３
は第１の円筒状の支持面４とこの支持面に対して軸方向
にずらされて第２の円筒状の支持面５とを有している。
前記突起は通常の形式でシールを有しており、該シール
を介して弁シャフトを操作するピンが外方に案内されて
いる。サーモスタット装着体２は定置の差込み体７と回
転グリップ８とを有しており、該回転グリップ８は通常
の形式でサーモスタティックな作業部村を取り囲んでい
ってかつ調整装置を有している。

温度および目標値・調節に関連してピン６ひいては弁の
閉鎖部材を操作するために調節部材９が移動させられる
。差込み体７は差込み体脚部１０を有し、該差込み体脚
部は軸方向スリット１１を有しているので、多数の、本
実施例では４つのばね弾性的な脚部区分１２が生ずる、
脚部区分には鞠平行な案内リブ１３が設けられており、
該案内リブ１３はケーシング突起にかぶせ鉄めたぱあい
に支持面４内の対応する溝１４内に係合する。脚部区分
１２は環状面上に位置する連行面１５を有しており、該
連行面１５には、差込み体脚部の端面１８を弁ケーシン
グ１の肩１９に押し付けるために、シルミンのような金
属から成るリング１７の環状のストッパ面１６が係合す
る。調整装置２０はくさび体２４を備えたねじ２１と、
このくさび体と協働する傾斜面２６を備えた環状溝２５
とを有している。このぱあし、前記ねじ２１はリング１
７の半径方向にのびるねじ穴２２内にねじ込まれている
。このためリング１７はねじ２１の範囲において、締付
け力を吸収するために、補強されているか又は肉厚に形
成されている。更に前記ねじ２１は六角形内孔２３を有
するねじとして構成されていてかつ有利には４５ｏの角
度を以つた円錐形の傾斜面形状のくさび体２４を有して
おり、このくさび体は突起３の環状溝２５内に係合して
おり、該環状溝も同様に傾斜面２６を備えている。従っ
てねじ２１をねじ込んだぱあいりング１７ひいては差込
み体脚部１０は弁ケーシングの端面１９の方向にずらさ
れる。サーモスタット装着体２を弁ケーシングに取付け
る前にリング１７は第１図でみて左側から差込み体脚部
１０の傾斜面を介して押しずらされる。

従って、リング１７を連行面１６を有する前方の差込み
体脚部区分を介して押しずらす‘まあし、、脚部区分１
２が半径方向で内向きにばね弾性的にたわませられるよ
うにするために、鞠方向スリット１１は脚部区分を半径
方向で十分ばね弾性的にたわませるような長さを有して
いる。リング１７の軸方向長さは、軸方向スリット１１
をほぼ完全におおうように設計されている。ねじ穴２２
の範囲ではリング１７は係止突起２７を有しており、該
係止突起は鞠方向スリットの１つに係合している。更に
係止突起２７は傾斜面２８を有している。従ってサーモ
スタット装着体２がまだ弁ケーシング１にかぶせ鞍めら
れてし、ない状態で差込み体脚部にかぶせ鉄められたリ
ング１７を回動させたぱあし、、突起２７は傾斜面２８
を介して、半径方向で内向さもこ弾性的にたわむ当該脚
部区分上を滑動しかっリング１７を引続き９０ｏの角度
回動させたぱあし、に次の軸方向スリット１１内に係合
させられる。従ってリング１７をそれぞれ９００の角度
段階で回動させることができる。脚部区分１２の内周面
は第１の支持面４に戦設される第１の支承面２９を有し
ている。

脚部区分は結合リング３川こ一体に設けられており、該
結合リング３０の内周面は第２の支持面５に敷設される
第２の支承面３１を成している。従ってサーモスタット
装着体２に横方向力Ｐが作用したぱあし、には、第２の
支持面は押圧力ａによってかつ第１の支持面４は押圧力
Ｒによって負荷する。更にリング１７は、ばね弾性的な
脚部区分１２がかなりの程度突起３から特上げられるこ
とを防止する。従ってばね弾性的な脚部区分の曲げ負荷
および引張り負荷は極めてわずかである。極めて大さな
横方向Ｐのぱあし、ですら、例えば７５０ニュートンの
ぱあし、ですら差込み体脚部が肉薄でも十分な安定性が
保証される。結合リング３０と回転グリップに隣接する
取付けリング３２との間には肉薄な半径方向壁３３がの
びており、該半径方向壁３３は実施例では４５ｏの角度
間隔を有している。

半径方向壁３３の内端には横方向補強のために拡大部３
４が設けられている。結合リング３０は、半径方向壁３
３の確実な接続を保証するために、円筒状の突出部３５
を有している。このようにして差込み体脚部１０の接続
部において熱遮断部４１が得られる。更に差込み体脚部
１０と結合リング３０と円筒状の突出部３５と半径方向
壁３３と取付けリング３２とは、例えば射出成形法でプ
ラスチックから一体に製作されている。第１図および第
２図で図示されたサーモスタット弁では、弁ケーシング
ーにサーモスタット装着体２をかぶせ俵めた状態で、す
でに差込み体脚部にかぶせ懐められたリング１７に設け
られたねじ２１をねじ込むことによってリング１７はく
さび体２４と環状溝２５の傾斜面２６との協働によって
第１図でみて左向きに押される。

このぱあし、調節力は環状の連行面１５と環状のストッ
パ面１６とを介して差込み体脚部１０１こ伝達されるの
で、差込み体脚部は弁ケーシングの肩１９に当て付けら
れる。これによりサーモスタット装着体２は弁ケーシン
グーにしっかりと取付けられる。このぱあし、係止突起
２７は調節力を伝達するのに用いられるばかりでなく、
所定の角度位置でリングを固持するのにも用いられる。
第３図による実施例では第１図に相応する構成部材のた
めに１００だけ増した符号を用いている。

本実施例では環状溝１２５の傾斜面１２６と協働するく
さび体１２４として連行体に附加部が設けられており、
該連行体は軸方向スリット１１１内に挿入されていてか
つねじ１２１によって負荷されていてかつ突起１３７に
よってリングの凹所１３８内に係合している。ねじ１２
１を回動させたぱあいくさび体１２４は半径方向で内向
きに押され、これによってリングひいては差込み体脚部
１１川ま左向きに弁ケーシング１０１に当接するまでず
らされる。第４図による実施例では第１図および第２図
に較べて２００だけ増した符号を用いている。リング２
１７は止めナットとして構成されていてかつねじ山２３
９によって弁ケーシング２０１の外ねじ山２４０‘こ係
合している。本実施例では差込み体脚部２１０の連行面
２１５並びにリング２１７のストツパ面２１６は円錐面
として形成されている。従ってリング２１７をねじ締め
たぱあし、には脚部区分２１２は弁ケーシングに向って
引き寄せられるばかりでなく、半径方向で内向きに押さ
れるので、第１の支持面２０４における遊びのない接触
が生ずる。記述の固定装置は、サーモスタット装着体が
組込まれたフィーラ又はリモコンフイーラを有していよ
うが、液体又は固体の体積的な膨張又は蒸気圧による温
度に関連した調節が行なわれようが、サーモスタット装
着体がどのような原理に従って作業するかということと
は無関係に使用できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は弁
ケーシングに載設されたサーモスタット装着体を部分的
に断面して示した側面図、第２図はスナップ結合された
りングを有するサ−モスタット装着体の差込み体を左側
から見た図、第３図は固定個所の別の実施例の部分断面
図、第４図は固定個所の別の実施例の部分断面図である
。 １，１０１，２０１…弁ケーシング、２…サーモスタッ
ト装着体、３，１０３，２０３・・・突起、４，５，１
０４，１０６，２０４，２０５・・・支持面、７，１０
７，２０７・・・差込み体、８・・・回転グリップ、９
・・・調節部材、１０，１１０，２１０・・・差込み体
脚部、１１，１１１，２１１・・・鼠方向スリット、１
２，１１２，２１２・・・脚部区分、１３．．・案内リ
ブ、１４・・・溝、１５，１１５，２１５…連行面、１
６，１１６，２１６・・・ストッパ面、１７，１１７，
２１７・・・リング、１８・・・端面、１９・・・肩、
２０，１２０，２２０・・・調整装置、２１，１２１・
・・ねじ、２２・・・ねじ穴、２３…六角形内孔、２４
，１２４…くさび体、２５，１２５・・・環状溝、２６
，１２６・・・傾斜面、２７・・・係止突起、２８・・
・傾斜縁部、２９，３１，１３１，２３１・・・支承面
、３０，１３０，２３０・・・結合リング、３２・・・
取付けリング、３３，１３３，２３３・・・半径方向壁
、３４…拡大部、１３６・・・連行体、１３７・・・突
起、１３８・・・凹所、２３９・・・ねじ山、２４０・
・・外ねじ山、４１・・・熱遮断部。 Ｆｉｇ．１ Ｆｉｇ．２ Ｆｉｇ．３ Ｆｉｇ．４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 弁ケーシングとサーモスタツト装着体とを有するサ
   ーモスタツト弁であつて、前記サーモスタツト装着体の
   差込み体脚部が端面に向つて開かれたスリツトを有して
   いてかつ支承面によつて弁シヤフトを取り囲むケーシン
   グ突起の支持面にかぶせ嵌められていてかつリングによ
   つて取り囲まれており、該リングが軸方向での固定のた
   めにストツパ面によつて差込み体脚部の連行面に当て付
   けられていてかつ調整装置によつてケーシングに対して
   相対的に軸方向に調節されるようになつている形式のも
   のにおいて、差込み体脚部がスリツト１１，１１１，２
   １１とは反対側に環状の第２の支承面３１，１３１，２
   ３１を有しておりかつケーシング突起３，１０３，２０
   ３が第２の支承面の範囲にまで達していてかつ第２の支
   承面のために第２の支承面５，１０５，２０５を形成し
   ていることを特徴とするサーモスタツト弁。 ２ リング１７，１１７が軸方向でほぼスリツトの全長
   に亘つてのびていてかつ差込み体脚部をできるだけわず
   かな遊びを以つて取り囲んでいる特許請求の範囲第１項
   記載のサーモスタツト弁。 ３ 差込み体脚部の連行面２１５とリング２１７のスト
   ツパ面２１６とが円錐面である特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載のサーモスタツト弁。 ４ 調整装置２０，１２０がケーシング突起３，１０３
   に配置されてリング１７，１１７によつておおわれた、
   軸方向の成分をもたらす傾斜面２６，１２６を備えた溝
   ２５，１２５と、この傾斜面と協働する、リングによつ
   て調節可能に保持されたくさび体２４，１２４とを有し
   ている特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれか１項
   記載のサーモスタツト弁。 ５ くさび体２４がリング１７の半径方向にのびるねじ
   穴２２内に配置された、差込み体脚部に貫通係合するね
   じ２１の円錐形の先端部から形成されている特許請求の
   範囲第４項記載のサーモスタツト弁。 ６ ねじ２１が差込み体脚部のスリツト１１に貫通係合
   している特許請求の範囲第５項記載のサーモスタツト弁
   。 ７ 差込み体脚部のスリツト１１１内でのびかつ軸方向
   でリング１１７に支持されかつリングの半径方向にのび
   るねじ穴内に配置されたねじ１２１によつて調節可能で
   ある部材１３６、くさび体１２４が形成されている特許
   請求の範囲第４項記載のサーモスタツト弁。 ８ ねじ２１，１２１が多角形内孔２３，１２３を有す
   るねじである特許請求の範囲第５項乃至第７項のいずれ
   か１項記載のサーモスタツト弁。 ９ 溝２５，１２５が円錐形の傾斜面２６，１２６を有
   する環状溝として形成されている特許請求の範囲第４項
   乃至第８項のいずれか１項記載のサーモスタツト弁。 １０ リング１７に、差込み体脚部７のスリツト１１内
   に係合する突起２７が設けられている特許請求の範囲第
   １項乃至第９項のいずれか１項記載のサーモスタツト弁
   。 １１ 突起２７が傾斜縁部２８を有している特許請求の
   範囲第１０項記載のサーモスタツト弁。 １２ 差込み体脚部が軸平行な案内リブ１３を有してお
   り、該案内リブが少なくとも一方の支持面４の対応する
   溝１４内に係合している特許請求の範囲第１項乃至第１
   １項のいずれか１項記載のサーモスタツト弁。 １３ 第２の支承面３１，１３１，２３１の、スリツト
   １１とは反対側に、間に切欠きを有する剛性的な差込み
   体部分から成る熱遮断部４１が設けられている特許請求
   の範囲第１項乃至第１２項のいずれか１項記載のサーモ
   スタツト弁。 １４ 第２の支承面３１，１３１，２３１を有する結合
   リング３０，１３０，２３０と軸方向でずらされた取付
   けリング３２との間に肉薄な半径方向壁３３，１３３，
   ２３３がのびている特許請求の範囲第１３項記載のサー
   モスタツト弁。 １５ 半径方向壁３３が横方向補強のために内端に拡大
   部３４を有している特許請求の範囲第１４項記載のサー
   モスタツト弁。