JPS6030840B2 - 推進管用注入材注入装置 - Google Patents

推進管用注入材注入装置

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JPS6030840B2
JPS6030840B2 JP55028044A JP2804480A JPS6030840B2 JP S6030840 B2 JPS6030840 B2 JP S6030840B2 JP 55028044 A JP55028044 A JP 55028044A JP 2804480 A JP2804480 A JP 2804480A JP S6030840 B2 JPS6030840 B2 JP S6030840B2
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JP
Japan
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injection
collar
propulsion
pipe
propulsion tube
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JP55028044A
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信夫 笠牟田
隆雄 入野
文男 辻本
俊明 秋葉
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は推進管用注入材注入装置に関するもので、さら
に詳しくは鋼管を地中に推進埋設する工事において、テ
ィルボィド‘こ潤滑材や裏込材を二次注入または三次注
入することを可能とした推進管用注入材注入装置に関す
るものである。
管を地中に推進埋設する工事においては、推進中の管周
囲のティルボィドに潤滑材や菱込材(以下の説明に於て
潤滑材や裏込材を総称して注入材という)を注入し推進
を容易にする必要がある。
従来ヒューム管の推進工事においては、第1図に示すよ
うに、推進されるヒューム管1の適当間隔に設けられた
注入口2に注入器(図示せず)の注入管3を挿入し二次
注入や三次注入を行っている。しかし鋼管4の推進工事
においては、鋼管4自体に注入口を穿設することが望ま
しくないため、通常は上記のような方法が実施されず、
第2図に示したように先導管5に穿設された注入口6よ
りの一次注入のみに頼っているため、長距離推進工事に
おいては後続管外周のティルボィド‘こ注入材が不足す
る。
従って鋼管の推進においても二次注入や三次注入が可能
になる方法が渇望されていた。
本発明はかかる要望に対処して創案されたもので、その
目的は鋼管の推進工事に際し、推進管と推進管の接合部
において、二次注入や三次注入を可能とする注入材注入
装置を提供することにある。
以下第3図乃至第5図を参照して本発明を詳述する。
第3図は本発明装置を鋼管4a,4bの接合部にセット
した状態を示す断面図で、7は先行する鋼管4aの後端
側管周に環装されたりングで、その上面はティルボィド
形成に都合よくするため先端側が縮摩された斜面7aが
形成されている。リング7の後端側の管周には内側から
順にそれぞれ所定幅W,,W2,W3の帯環よりなるヂ
ィスタントピース8、外装カラー9、ティルボィド形成
カラー10が同心状に環装されると共にこれら各部材の
先端面は図示のごとくリング7の後端面に固定されてい
る。外装カラー9は後行鋼管4bの先端側をカバ−可能
な幅W2を有し、その幅方向ほぼ中央の同一周上には所
定間隔をおいて複数個の所定蓬Dの注入口9aが螺刻さ
れ、後記するようにキャップ18を着脱自在に螺着可能
であり、又外装カラー9の後端部内面にはゴム等の防水
性弾性体による土砂流入防止帯9bが環装固定される。
後行する鋼管4bは先端面4b′より所定寸法L,離れ
た管外面に所定厚さt2の帯環状ストッパー11が固定
されており、その前方の鋼管4bと外装カラー9間に環
装されたパツキン12を堰止している。
前記した所定寸法L,は、後記する内装カラー13を第
3図の如く両鋼管間にセットしたとき、内装カラー13
の舷挿された孤座部の後端面13a′と±砂流入防止帯
9bとの間にストッパー11およびパッキン12が位置
するものであり、先行鋼管4a後端面4a′とディスタ
ントピース8の後端面との距離らとほぼ等しく設計され
ている。
内装カラー13は管軸方向に分割された複数個の円弧状
部材を環状に連結構成したもので、連結状態において両
端部が鋼管4a,4bの内面に密接状に筋入可能に形成
された所定幅W4を有する帯環13′と、該帯環13′
の幅方向中央部筒面の密接状に固定又は一体的に形成さ
れた所定幅W5、所定厚さt3の拡径された帯環13″
とを備えており、上記分割数は推進される鋼管4a,4
bの管径に応じて適宜選択される。内装カラー13の幅
W4方向ほぼ、中央の同一外周上には所定間隔をおいて
所定径Dの注入管用の注入孔13bが螺刻されていて、
外装カラー9の注入口9aと整合可能である。
又このとき内装カラー13の拡律状帯環部の前後面13
a,13a′と、鋼管4a,4bの前後面4a′,4b
′とがそれぞれ密接するよう設計されており、所定厚さ
t4のキャップ18はこれら注入口ga,13bと螺合
可能である。内装カラー13の中央部の厚さt5は、第
3図の如くセットしたとき内装カラー13外面と外装カ
ラー9内面との間に所定間隔W6がとれる寸法であり、
注入口9aと13bを整合させ、内装カラー13の綾部
の上面13c,13cを鋼管4a,4bの織部内面に密
接させて両側面13d,13dの隅を溶接等で固定させ
るとき、注入口9aと13bの周囲の間隙W8にパツキ
ン14を挟持しうるものとする。
本実施例の装置では、更に分割された内装カラー13と
同数程度に分割された帯環状の当て金15が用意される
当て金15は、鋼管4a,4bの外径よりやや大きい内
径で所定厚さk所定幅W7帯壕で、前記したように管軸
方向に適宜の数で分割されている。
幅W7は既述のL,,L2を加えたものよりやや小さく
、第5図二図の如くセットされたとき、その幅W7はデ
イスタントピース8とストッパー11の間に間挿され、
一方の側面がストッパー11との間にパツキン12を荻
持し適度に押圧する寸法である。
次に本実施例の使用法を説明する。
既述した装置、すなわち、リング7、ディスタントピー
ス8、外装カラー9、ティルボィド形成カラー10を固
定した先行鋼管4aの後部と、ストッパ−11、バツキ
ン12をそれぞれ固定および環装した後行する鋼管4b
の先部が対向するようにしてセットし推進する。
第4図イ図はその模様を示した断面図であり、口図はイ
図のA−A失視図であり内装カラー13が三分割された
ものを示し、16は内装カラー相互を連結する連結金具
であり、17は滑材等を示す。
これら所要箇所にセットされる1組のものについて第5
図にセットの詳細を示す。
既述のように先行鋼管4aの外装カラー9内に、先端部
にストッパー11、パッキン12を装着した後行鋼管4
bの管端を挿入し(予じめ外装カラー9の注入口9aに
キャップ18を螺着させておく)、鋼管4a,4bの両
管端を所要間隔に接近させ、注入口9a,13bの周囲
にパッキン14を荻着させてこれらを整合させ、両替端
間の間隙部に内装カラー13の舷軽部を鉄挿する。
内装カラー13の両緑の上面13c,13cと鋼管4a
,4bの管端部内面を密接させて側面13d,13dの
隅部を溶接等により固定する。(第3図参照)第5図イ
図はこのときの状態を示したもので、このように推進立
坑内でセットされた鋼管4a,4bは矢印の方向に推進
され、所要位置において、複数個の注入口9aのうち、
所要向きの単数または複数の注入口9aのキャップ18
を管内部より離脱し、注入口13bを経由して注入管3
(第5図においては図示せず)先端を注入口9aに螺着
する。
かくして注入機より滑村等を注入するとりング7および
ティルボィド形成カラー10により、これより後に形成
されたティルボィド‘こ容易に滑材等を注入することが
できる。所要量の注入を了すれば注入管3を離脱し、次
いで注入口9aに前記キャップ18を螺着して更に推進
を続行する。
推進管4先端が到達立坑に到達し、または推進管4先端
が到達立坑に到達しなくとも二次注入、三次注入等の必
要がなくなったとき、第5図口図の如く、管周すべての
内装カラー13およびパツキン14を離脱する。
次に鋼管4a,4bの管端間隙より複数筒すべての当て
金15を、先行鋼管4aの外面と外装カラー9内面との
間隙に環挿する。
このときの状態はハ図に示す。ニ図に示す如く後行鋼管
4bを所要量推進すれば、当て金15の残部の片側は鋼
管4bの外面と外装カラー9内面との間隙に環装され、
鋼管4a,4bの両管端面4a′,4b′が当接したと
き、当て金15の後端面はパッキン12を介してストッ
パー11と当援する。
次いで鋼管4a,4bの管端当接部を管内より溶接する
ことにより推進管の連結が終了する。
以上の如くして鋼管の推進工事が施工されるのであるが
、このような装置によればティルボイドが先導管4aの
刃□部で形成されるばかりでなく、二次注入、三次注入
等の直前で十分なティルボィドが再成されるので、所要
量の糟材等の注入が確実に行われるうえ、土砂流入防止
帯9b,パッキン12,14のため作業中に土砂や地下
水が流入して作業が妨げられることもなく、装置の着脱
も容易である。しかも本管に直接穿孔することがないの
で本管の品質を損うこともない。このように本装置は、
本管品質の多少の犠牲なくしては不可能であった鋼管推
進時の滑材等の二次注入、三次注入等を効率よく可能と
した優れた発明である。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は従来の注入方法を示す概略断面図
、第3,4,5図は本発明の一実施例を示すもので、第
3図は本発明装置を推進鋼管にセットした状態を示す断
面図、第4図イは実施例の装置を利用して鋼管推進時に
二次注入、三次注入を行う状態を示す断面図、同じく口
図はイ図のA−A方向矢視図、第5図は注入装置をセッ
トし、糟材等の注入を完了して先行、後行鋼管の管端を
溶接するまでの状態を示すもので、イ図は装置を先行、
後行鋼管の間にセットした状態を示す断面図、口図はイ
図の状態より内装カラーを離脱した状態を示す断面図、
ハ図は当て金を、両替端間隙より、先行鋼管と外装カラ
ーとの間に環装した状態を示す断面図、二図は後行鋼管
を漸進させ、鋼管管端を当俵して溶接を完了した状態を
示す断面図である。 1:ヒューム管、2:注入口、3:注入管、4:鋼管、
4a,4b:鋼管、4a′:後端面、4b′:先端面、
5:先導管、6:注入口、7:リング、7a:斜面、8
:デイスタントピース、9:外装カラー、9a:注入口
、9b:土砂流入防止帯、10:ティルボィド形成カラ
ー、11:ストッパー、12:パツキン、13:内装カ
ラー、13a:先端面、13を:後端面、13b:注入
口、13c:上面、13d:側面、14:パツキン、1
5:当て金、16:連結金具、17:溶材等、18:キ
ャップ、t,,t2,t3,t4,t5,t6:厚さ、
D:径、L,:寸法、セ:距離、W,,W2,W3,W
4,W5,W6,W,:幅。 第1図 第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先行推進管の後端外側に環装され後面外周側にボイ
    ドカラーを装着したリングと、先端面は該ボイドカラー
    内側のリング後面に装着され、ほぼ中央部に注入口を有
    し、後端側は後行推進管前端側外側をカバー可能に設け
    られた外装カラーと、管軸方向に分割された複数個の部
    材により一体に構成され、前後端はそれぞれ上記先行推
    進管後端縁および後行推進管前端縁に着脱可能に装着さ
    れ、かつ上記注入口に対応する中央所定位置に注入孔を
    有する内装カラーと、上記外装カラーと内装カラー間に
    介装されたパツキンとを備えたことを特徴とする推進管
    用注入材注入装置。
JP55028044A 1980-03-07 1980-03-07 推進管用注入材注入装置 Expired JPS6030840B2 (ja)

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