JPH07123574A - 複合管とその接続方法 - Google Patents

複合管とその接続方法

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JPH07123574A
JPH07123574A JP5272173A JP27217393A JPH07123574A JP H07123574 A JPH07123574 A JP H07123574A JP 5272173 A JP5272173 A JP 5272173A JP 27217393 A JP27217393 A JP 27217393A JP H07123574 A JPH07123574 A JP H07123574A
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JP
Japan
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pipe
composite
protective
composite pipe
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP5272173A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hashizume
好一 橋爪
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で低コストで作成でき、敷設時の
接続が容易なこと。 【構成】 複合管1には複数の孔部32bが軸方向に形
成され、保護管2が遊挿されている。保護管2の一端部
2aは大径な受口3とされ、他の複合管1に設けられた
保護管2の挿口2bが挿入自在である。接続時には、敷
設しようとする複合管1に設けられた保護管2の一端部
2aを押圧して他端部の挿口2bを敷設された複合管1
の保護管2の受口3に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設されケーブ
ル等を収容する複合管の改良および、該複合管の敷設時
の他の複合管との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6は、従来の複合管を示す図で
あり、図4は正面図、図5は図4のA−A線側断面図、
図6は、接合した状態の部分拡大断面図である。図示の
複合管30は、その管本体45の管壁45aが円筒形状
に形成され、硬質コンクリート材の外層部31内に、軟
質コンクリート材の内層部32が形成されてなる。内層
部32の中央には、軸方向に圧力抜きのための開口部3
2aが形成されるとともに、この開口部32aの周囲に
は、軸方向に複数の孔部32bが開口され、この孔部3
2bには、硬質塩化ビニール管のプラスチック管33が
固設されている。
【0003】複合管30の一端部30aには、他の複合
管の他端部30bが接続自在であり、一端部30aは、
鋼性のカラー34が外嵌されていて、やや小径に形成さ
れた他端部30bの挿入時の位置決めを行う。カラー3
4の内周には1次止水ゴム35aが設けられる。また、
管軸方向には、ローリング防止溝36および滑材注入管
37が設けられる。滑材注入管37には、軸方向略中央
部の滑材注入口37aから滑材が注入される。
【0004】プラスチック管33は、両端部がそれぞれ
大径な受口33aとされ、この受口33aにはケーブル
管継手40が差し込まれる。上記複合管30の敷設は、
地中に複合管30の外径に対応した穴を掘った後、この
穴に複合管30を推進工法により押し入れて行う。この
とき、複数の複合管30を順次接続するものであるが、
図6に示すように、既に敷設した複合管30Aの一端部
30aに対し、これから敷設しようとする複合管30B
の他端部30bを接合させた状態で押し入れるようにな
っている。この接続時、複合管30A,30B間には、
クッション材38が介挿される。
【0005】このとき、隣接するプラスチック管33の
受口33a部分には、管継手40を挿入し、プラスチッ
ク管33同士が接続されるようになっている。また、プ
ラスチック管33同士の接合面には、2次止水ゴム35
bが設けられる。さらに、プラスチック管33と管継手
40の間には、3次止水ゴム35cが設けられる。これ
により、プラスチック管33内への水の侵入が防止され
ている。
【0006】接続された所定長の複合管30内には、各
プラスチック管33内に夫々通信ケーブルや、電力線等
が介挿されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の複
合管30は、プラスチック管33同士の接続に手間がか
かるものであった。即ち、プラスチック管33端部に別
部材の管継手40を差し込む必要があり、複数のプラス
チック管33の接続作業に時間がかかった。また、プラ
スチック管33は、予め両端部33aを大径に形成する
必要があり、費用がかかるものであった。
【0008】さらに、管継手40は、隣接するいずれの
プラスチック管33に対しても別の部材であるため、プ
ラスチック管33同士の継目からの水の侵入を防止する
ために、図示の如く複数の止水ゴム35b,35cが必
要であり、コスト高となった。しかもこの止水ゴム35
cを複数個用いても、隣接するプラスチック管33同士
の軸線がずれていた場合や、プラスチック管33に対し
取付時に管継手40が傾く場合があり、この際にはいず
れも隙間から水が侵入する不具合が生じた。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、構造が簡単で低コストで作成でき、接
続が容易な複合管とその接続方法を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の複合管は、管本体10の管壁11内に、管
軸方向に貫通して保護管2が設けられた複合管1におい
て、前記保護管2は、その一端を受口3とし、他端を該
受口3内に挿入して接続される挿口2bとするととも
に、前記管本体10の管壁11に対して管軸方向に移動
自在とされていることを特徴としている。
【0011】また、本発明の複合管の接続方法は、管本
体10の管壁11内に管軸方向に貫通して保護管2が設
けられた複合管1を順次接続する複合管の接続方法にお
いて、複合管1Aの一端部1aに他の複合管1Bの他端
部1bを接合させた後、複合管1Bの保護管2Bの一端
部を前記他の複合管1Aの方向に押圧することにより、
保護管2Bの挿口2bが前記他の複合管1Aの保護管2
Aの受口3に挿入され、保護管2A,2B同士が接続さ
れることを特徴としている。
【0012】
【作用】複合管1は、管軸方向に複数の孔部32bが形
成され、各孔部32bにそれぞれケーブル等を挿通させ
るための保護管2が設けられている。この保護管2は、
各孔部32b内に遊挿されており、管軸方向に移動自在
である。そして、保護管2の一端部2aは大径な受口3
とされている。複合管1,1同士の接続時には、複合管
1Aの一端部1aに他の複合管1Bの他端部1bを接合
させた後、複合管1Bの保護管2Bの一端部2aの受口
3を前記複合管1Aの方向に押圧して行う。これによ
り、保護管2Bの挿口2bが前記複合管1Aの保護管2
Aの受口3に挿入され、ケーブル管2A,2B同士を接
続することができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の複合管1を示す側断面図で
ある。この図は、前記従来例と同様の断面状態である。
そして従来例と同一箇所には同一符号を付して説明を省
略してある。
【0014】管本体10の管壁11には管軸方向に貫通
する複数の孔部32bが形成される。この孔部32b内
には、孔部32bより所定長さ突出する保護管2が遊挿
されている。保護管2は、プラスチック(例えば硬質塩
化ビニル管)あるいは金属管等によりなる。保護管2の
一端2aには大径の受口3が形成されている。受口3の
内径は、保護管2の他端部(挿口)2bの外径よりやや
大きく形成されている。
【0015】受口3の略中央位置には、円周方向の外方
に連続した突起部5が形成され、この突起部5の内周に
は、止水ゴム6が設けられている。受口3が設けられた
側の孔部32b端部には、テーパー部32baが形成さ
れ、突起部5に係合する。保護管2の突起部5がテーパ
ー部32baに係合した状態でこの保護管2は、図中1
点鎖線で示す如く孔部32bから挿口2bが突出自在で
ある。この突出長さは、受口3の長さとほぼ同一長さで
ある。
【0016】上記管本体45の製造時には、予め保護管
2を管壁45aの各所定位置に配置した後に、コンクリ
ート材を型内に注入して製造することにより、該保護管
2がそのまま成形芯型として使用でき、成形工程が短縮
されコスト低減を可能としている。
【0017】次に、上記構成の複合管1の敷設時の接続
動作を説明する。敷設前の搬入時には、保護管2の一端
部2a、すなわち受口3を突出させた状態(挿口2bを
孔部32b内に収容した状態)で運搬する。これによ
り、保護管2の一端部2aの受口3は、カラー34内に
収容された状態であり、保護されるとともに、挿口2b
も孔部32b内に収容されるので破損が防止できる。
【0018】次に、図2の動作図に示す如く、既に推進
工法により敷設してある複合管1Aは、一端部1aのカ
ラー34が表出した状態である。次に、敷設しようとす
る複合管1Bの他端部1bを複合管1Aの一端部1aに
嵌合させる(図中矢印方向)。このとき、接続部は、カ
ラー34により両複合管1,1の一端部1aと他端部1
bとが位置決めされた状態でクッション材38を挟み互
いに接触する。同時に、止水ゴム35aによりカラー3
4と他端部1bとの間が止水され、接続部外部からの水
の侵入が防止される。
【0019】次に、図3に示すように、複合管1Bに設
けられた保護管2Bを夫々複合管1Aの保護管2A方向
(図中矢印方向)に移動させて保護管2Bの挿口2bを
保護管2Aの受口3内に挿入する。この挿入動作は、複
合管1Bの保護管2Bの一端部である挿口2a(不図
示)を複合管1B方向に押圧することにより行える。こ
のため、推進工法による敷設時には、敷設しようとする
複合管1Bの表出している面から突出した保護管2Bの
受口2aを複合管1Bの内部に押し込むのみで保護管2
A,2B同士の接続を確実に行える。
【0020】このとき、保護管2Bの挿口2bは、保護
管2Aの受口3内部奥方の段差位置まで挿入される。こ
れにより、保護管2A,2B同士が接続され、止水ゴム
6により保護管2Bの挿口2bと保護管2Aの受口3と
の間が止水される。
【0021】上記した隣接する複合管1A,1B同士の
接続を繰り返すことにより、複合管1の接続体を順次形
成していくことができ、所定長さの敷設作業を行える。
【0022】上記構成によれば、従来用いていた別部材
の管継手40を不要にでき、部品点数を少なくすること
ができるとともに、敷設作業も短時間で容易に行うこと
ができる。保護管2は、ゴム輪受口片受直管の構造であ
る為、水密性に優れ、接合が容易である。また、挿口2
a形状をヒップアップにすることにより、保護管2の曲
がりに対しても許容可能である。また、隣接する保護管
2A,2B同士の接続部に用いられる止水ゴム6は、接
続部1か所につき1個を用いるのみで確実に止水でき、
従来3次止水ゴム35bを2個用いていたのに対し個数
を減らすことができる。
【0023】また、上記実施例では、保護管の一端部に
大径な受口を形成し、他の保護管の他端部(挿口)が挿
入される構成としたが、他、保護管の一端部を小径な受
口として形成し、他の保護管の他端部(挿口)が挿入さ
れる構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の複合管によれば、各孔部にそれ
ぞれ保護管が遊挿され管軸方向に移動自在とされ、保護
管の一端部には挿口が形成された構成であるため、保護
管同士を管継手を用いずとも容易に接続することがで
き、複合管の構成を簡素化できる。また、複合管同士の
接続は、一方の複合管に設けられた保護管の挿口を軸方
向に移動させて他方の複合管の受口に挿入することがで
きるため、敷設しようとする複合管の保護管の一端部を
押すのみで、敷設された複合管の保護管の受口に挿入で
きる。即ち、推進工法による敷設時には、敷設しようと
する複合管の表出している面から突出した保護管を内部
に押し込むのみで保護管同士の接続を確実に行うことが
できるため、敷設作業の容易化および効率化を達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合管の側断面図。
【図2】同複合管の接続動作を示す部分拡大断面図。
【図3】同複合管の接続動作を示す部分拡大断面図。
【図4】従来の複合管を示す正面図。
【図5】図4のA−A線側断面図。
【図6】接合した状態の部分拡大断面図。
【符号の説明】
1(1A,1B)…複合管、2(2A,2B)…保護
管、2a…保護管の一端部、2b…保護管の他端部(挿
口)、3…受口、5…突起部、6…止水ゴム、10…管
本体、11…管壁、32ba…テーパー部、34…カラ
ー、35a…止水ゴム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管本体(10)の管壁(11)内に、管
    軸方向に貫通して保護管(2)が設けられた複合管
    (1)において、 前記保護管は、その一端を受口(3)とし、他端を該受
    口内に挿入して接続される挿口(2b)とするととも
    に、前記管本体の管壁に対して管軸方向に移動自在とさ
    れていることを特徴とする複合管。
  2. 【請求項2】 管本体(10)の管壁(11)内に管軸
    方向に貫通して保護管(2)が設けられた複合管(1)
    を順次接続する複合管の接続方法において、 複合管(1A)の一端部(1a)に他の複合管(1B)
    の他端部(1b)を接合させた後、 複合管(1B)の保護管(2B)の一端部を前記他の複
    合管(1A)の方向に押圧することにより、保護管(2
    B)の挿口(2b)が前記他の複合管(1A)の保護管
    (2A)の受口(3)に挿入され、保護管(2A),
    (2B)同士が接続されることを特徴とする複合管の接
    続方法。
JP5272173A 1993-10-29 1993-10-29 複合管とその接続方法 Pending JPH07123574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09125351A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Haneda Concrete Kogyo Kk プレキャストコンクリート多孔管の連結方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09125351A (ja) * 1995-11-01 1997-05-13 Haneda Concrete Kogyo Kk プレキャストコンクリート多孔管の連結方法

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