JPH11344180A - ケーブル防護管用接続継手 - Google Patents

ケーブル防護管用接続継手

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Publication number
JPH11344180A
JPH11344180A JP15115598A JP15115598A JPH11344180A JP H11344180 A JPH11344180 A JP H11344180A JP 15115598 A JP15115598 A JP 15115598A JP 15115598 A JP15115598 A JP 15115598A JP H11344180 A JPH11344180 A JP H11344180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
cable protection
pipe
fitting
cable protecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP15115598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Morikawa
憲一 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Kanzai Technics KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Sekisui Kanzai Technics KK filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP15115598A priority Critical patent/JPH11344180A/ja
Publication of JPH11344180A publication Critical patent/JPH11344180A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】狭い空間で作業性よく接続作業を行うことがで
き、水密性能を安定的に確保することができるケーブル
防護管用接続継手を提供する。 【解決手段】継手本体の両端部に、相対する接続すべき
ケーブル防護管の端部部をそれぞれ接続するシール用ゴ
ムパッキングが装着された受口1A,1Bを備えた継手
1と、該継手1により接続された両ケーブル防護管3,
31上の、該継手の受口1A,1Bの開口端に隣接した
部分に固定される固定リング2とからなるケーブル防護
管用接続継手である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設される
電力・通信ケーブル防護管同士を接続するのに用いられ
るケーブル防護管用接続継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設される電力・通信ケーブル
を、防護管内にて保護した状態にて地中に埋設する方法
としては、現在単管路集合方式が一般に採用されてい
る。この単管路集合方式とは、単管として硬質塩化ビニ
ル管、強化樹脂複合管、鋼管、コンクリート管等を用い
て、この単管を管台等で所定間隔毎に支持しながら継手
にて接続して単管路を敷設し、この単管路の中に、電力
・通信ケーブルを挿入していく方法である。
【0003】特に単管として硬質塩化ビニル管、強化樹
脂複合管を用いてマンホール間に単管路を形成する場
合、発進側マンホールより単管を受口・挿口方式にて接
続していって、到達側マンホールに接続する単管を現場
にて所定の長さに切断し、互いの単管の管端部同士を挿
口状態にて突き合わせ、両管端部同士にまたがるように
図6に示すようなゴム筒状体aを被せ、その上を図7に
示すような二つ割り継手bにて締め付けるようにして接
続していた。
【0004】このような従来の接続方法の場合には、二
つ割り継手bによる両管端部に対するゴム筒状体aの締
付けが不均一となって、水密性能を安定的に確保するこ
とができないという問題点があった。又、狭い空間でゴ
ム筒状体aを均一に締め付ける接続作業に手間がかかる
という問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のものの問題点を解消し、狭い空間で作業性よく
接続作業を行うことができ、水密性能を安定的に確保す
ることができるケーブル防護管用接続継手を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、継手本体の両
端部に、相対する接続すべきケーブル防護管の管端部を
それぞれ接続するシール用ゴムパッキングが装着された
受口を備えた継手と、該継手にて接続された両ケーブル
防護管の管端部上の、該継手の受口の開口端に隣接した
部分に固定される固定リングとからなるケーブル防護管
用接続継手である。
【0007】本発明において、継手本体の材質として
は、地中埋設強度を有するものが望ましく、例えば、硬
質塩化ビニル樹脂、繊維強化樹脂、ポリエチレン、ステ
ンレス等が挙げられる。
【0008】本発明において、受口内に装着されるシー
ル用ゴムパッキングは、継手本体を相対する接続すべき
ケーブル防護管の管端部にまたがるように摺動させるこ
とができる程度の圧縮力が確保されていればよく、シー
ル用ゴムパッキングは受口内に予め接着されていてもよ
いし、接着されることなく着脱自在とされていてもよ
い。
【0009】本発明において、固定リングの材質として
は、ステンレスや防錆処理した金属材料等の剛性材料が
好ましい。固定リングの固定方法としては、ボルト締め
もしくはリング自体の締め付け力を利用したものが好ま
しい。
【0010】
【作用】本発明のケーブル防護管用接続継手は、継手本
体の両端部に、相対する接続すべきケーブル防護管の管
端部をそれぞれ接続するシール用ゴムパッキングが装着
された受口を備えた継手と、該継手にて接続された両ケ
ーブル防護管の管端部上の、該継手の受口の開口端に隣
接した部分に固定される固定リングとからなることによ
り、ケーブル防護管の管端部同士を挿口状態にて突き合
わせ、その両管端部にまたがるように継手をシール用ゴ
ムパッキングを摺動させるようにして被せ、継手の両受
口の開口端に隣接した部分に、固定リングを外側から被
せて固定するだけで、狭い空間でも作業性よく、両管端
部間をシール用ゴムパッキングにて均一にシールするこ
とができ、継手に外力が作用した場合にも、その端縁が
固定リングに突き当たってそれ以上継手がずれることが
ないので、両管端部間の接続部の水密性が確保される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2は、本発明のケーブ
ル防護管用接続継手の一例を示す説明図である。図1及
び図2に示すように、この例のケーブル防護管用接続継
手は、継手1と固定リング2とからなる。
【0012】図1に示すように、継手1は、接続すべき
ケーブル防護管の管端部の外径よりもやや大きい外径を
有するカラー管からなる継手本体11の両端部に、端面
から内周面にかけてシール用ゴムパッキング12,12
が装着されて、受口1A,1Bが形成されている。シー
ル用ゴムパッキング12,12の内周面には、周方向に
沿って内方に突出する多数の突条121,121が設け
られている。
【0013】図2に示すように、固定リング2は、接続
すべきケーブル防護管の管端部の外径と略同一がやや小
さい内径を有するリングが二つ割りとれたリング片2
1,21の両端部の外方に向かって鍔部22,22,2
2,22が設けられ、相対する鍔部22,22間を締付
け手段23にて締め付けることによって、接続すべきケ
ーブル防護管の管端部上に固定することができるように
なっている。
【0014】以下、図1及び図2に示すケーブル防護管
用接続継手を用いて、ケーブル防護管を接続する工程を
図3を参照して説明する。まず、最初に、図3(a)に
示すように、発進側マンホールQ1より管3を受口・挿
口方式にてケーブル保護管3を接続しつつ、砂基礎4上
に管台5を介して敷設していって、到達側マンホールQ
2に接続するケーブル防護管31を現場にて所定の長さ
に切断し、互いのケーブル防護管3,31の管端部同士
を挿口状態にて突き合わせる。このとき、一方のケーブ
ル防護管3の管端部上に継手1を装着しておく。
【0015】次に、図3(b)に示すように、両ケーブ
ル防護管3,31の両管端部にまたがるように継手1を
シール用ゴムパッキングを摺動させるようにして被せ
る。最後に、図3(c)に示すように、ケーブル防護管
3,31の両管端部上の、継手1の受口1A,1Bの開
口端に隣接した部分に、固定リング2,2を外側から被
せ、相対する鍔部間を締付け手段23にて締め付けて固
定する。
【0016】これにより、継手1に外力が作用しても、
その端縁が固定リング2,2に突き当たってそれ以上継
手1がずれることがないので、両管3,31の両管端部
間の接続部の水密性が確保される。
【0017】図4及び図5は、本発明のケーブル防護管
用接続継手の一例を示す説明図である。図4及び図5に
示すように、この例のケーブル防護管用接続継手は、継
手6と固定リング7とからなる。
【0018】図4に示すように、継手6は、ソケット型
の継手であって、接続すべきケーブル防護管の管端部の
外径よりもやや大きい外径を有する継手本体61の両端
部に受口6A,6Bが設けられており、受口6A,6B
にはそれぞれ内面に周方向に沿って凹溝61,61が設
けられ、凹溝61,61内にはシール用ゴムパッキング
62,62が装着されている。シール用ゴムパッキング
62,62の内周面には、周方向に沿って内方に突出す
る多数の突条621,621が設けられている。継手6
の受口6A,6B内には、接続すべきケーブル保護管を
水密に接続できるようになっている。
【0019】図5に示すように、固定リング7は、剛性
材料製であって、一部に開口部71を有し、固定すべき
ケーブル保護管の外径よりもやや小さい内径を有する環
状体からなり、開口部71の部分をひらくようにして、
固定すべきケーブル保護管の管端部に外側から固定する
ことができるようにされている。
【0020】このケーブル保護管用接続継手を用いて、
ケーブル保護管を接続するには、図3を参照して説明し
たのと同様に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の本発明のケーブル防護管用接続
継手は、上記のとおりとされているので、狭い空間でも
作業性よく、両管端部間をシール用ゴムパッキングにて
均一にシールすることができ、継手に外力が作用した場
合にも、両管端部間の接続部の水密性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル防護管用接続継手の一例に使
用される継手の説明図であり、(a)はその一部断面
図、(b)はその側面図である。
【図2】本発明のケーブル防護管用接続継手の一例に使
用される固定リングの説明図であり、(a)はその正面
図、(b)はその側面図である。
【図3】図1及び図2に示すケーブル防護管用接続継手
を用いて、ケーブル保護管を接続する工程を説明する説
明図であり、(a)は最初の工程を示す一部断面図、
(b)は第2の工程を説明する一部断面図、(c)は最
後の工程を説明する一部断面図である。
【図4】本発明のケーブル防護管用接続継手の別の例に
使用される継手の説明図であり、(a)はその一部断面
図、(b)はその側面図である。
【図5】本発明のケーブル防護管用接続継手の別の例に
使用される固定リングの説明図であり、(a)はその正
面図、(b)はその側面図である。
【図6】従来の継手に使用されるゴム筒状体を示す説明
図であり、(a)はその一部断面図、(b)はその側面
図である。
【図7】従来の継手に使用される二つ割り継手を示す説
明図であり、(a)はその正面図、(b)はその側面図
である。
【符号の説明】
1,6 継手 2,7 固定リング 11,61 継手本体 12,62 シール用ゴムパッキング 21 リング片 22 鍔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体の両端部に、相対する接続すべ
    きケーブル防護管の管端部をそれぞれ接続するシール用
    ゴムパッキングが装着された受口を備えた継手と、該継
    手にて接続された両ケーブル防護管の管端部上の、該継
    手の受口の開口端に隣接した部分に固定される固定リン
    グとからなることを特徴とするケーブル防護管用接続継
    手。
JP15115598A 1998-06-01 1998-06-01 ケーブル防護管用接続継手 Pending JPH11344180A (ja)

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JP15115598A JPH11344180A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ケーブル防護管用接続継手

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JP15115598A JPH11344180A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ケーブル防護管用接続継手

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