JPS6030286B2 - 酸性乳化化粧料 - Google Patents

酸性乳化化粧料

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JPS6030286B2
JPS6030286B2 JP3762679A JP3762679A JPS6030286B2 JP S6030286 B2 JPS6030286 B2 JP S6030286B2 JP 3762679 A JP3762679 A JP 3762679A JP 3762679 A JP3762679 A JP 3762679A JP S6030286 B2 JPS6030286 B2 JP S6030286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は長期保存してもpHの変動少なく、高度の緩衝
性を有し、かつ乳化安定性、粘度、硬度の安定性、保温
性、肌なじみ、感触等の良好な酸性乳化化粧料組成物に
関する。
最近、水性ェマルジョンの酸性化粧料は、肌に対して保
温効果と共にうるおし、を与え、肌なじみも良いと言わ
れているが、長期間pHの変動なく、酸性側に保持し、
かつ一定の粘度、硬度と共に均一安定な乳化状態を保持
することは処方上極めて困難である。
例えば従来慣用されている高級脂肪酸のアミン(例えば
トリェタノールアミン)塩ではアルカリ性の安定な乳化
系を形成し得るが、酸性のクリームや乳液等を製造する
ことができない。
一方高級アルコール硫酸ェステル塩等の中性塩型のアニ
オン界面活性剤では酸性側の乳化物が得られるが、長期
保存すると分離する傾向があり、また非イオン界面活性
剤では感触の良い乳化粉を得ることが難かしい。更に、
緩衝剤(例えばリン酸ソーダとクエン酸等)を併用する
とpHの変動が少なく比較的安定な乳化物が得られるが
、長期保存すると増粘したり、硬くなって、塗布時の“
のび”がわろくなりやすい。
また、高級脂肪酸をアルカリで部分的に中和して、酸性
の乳化物を調整しようとしても、乳化系がこわれたり、
高級脂肪酸の極性が出ず油相中に入り水側に酸性イオン
を示さないため、PH‘まアルカリ側に片寄りやすい等
の難点がある。
本発明者等は、上述の如き欠点を悉く改良せんとして、
鋭意研究した結果、乳化剤として高級アルコールポリオ
キシェチレーェーテルと高級アルコール硫酸ェステル塩
を併用し、その高級アルコールポリオキシェチレーェー
テルと高級脂肪酸と遊離カルボキシル基を有していない
油性物質と共に混和した油相成分と、高級アルコール硫
酸ェステル塩と少量のアルカリ金属水酸化物を含有する
水相成分を混合して乳化する場合は、高度の緩衝性を有
する均質安定な酸性乳化物を生成すること、その乳化物
は長期保存してもpH、乳化状態、粘度又は硬度等に実
質な変化を来たすことなく、極めて安定であり、しかも
使用時には肌に良好な保温効果、親和性(肌なじみ)及
びしっとりとしてフィーリングの良い感触を与えること
を見出し、本発明を完成した。
本発明の目的は、高度の緩衝性を有し、長期保存時の乳
化安定性、粘度安定性及び使用時の保温効果、肌なじみ
、感触等の良好な酸性乳化化粧料を提供するとにある。
すなわち、本発明は、一般式 R−○fCQC日20ナ日 (式中のRは炭素数12〜22のアルキル基、またはア
ルケニル基、nは5〜20の整数である。
)で表わされる高級アルコールポリオキシェチレンェー
テルを0.5〜5.の重量%(最終生成物の重量基準)
と高級脂肪酸1.0〜10.の重量%(最終生成物の重
量基準)と遊離カルボキシル基を有していない油性物質
と混和熔融物に、前記高級脂肪酸1モル当り0.1〜0
.4モルのアルカリ金属水酸化物及び高級アルコール硫
酸ェステル塩を含有する水溶液を混合してある酸性乳化
化粧料。以下、本発明の実態の態様を詳説する。
本発明に使用する高級アルコールポリオキシェチレンー
エーテルは、一般式 R−0★C比CH20ナnH (Rは炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニル
基、n‘ま5〜20の整数)で示される化合物であって
、その一つ又は二つ以上組合せて使用される。
その使用量は最終生成物(酸性乳化化粧料)の重量に対
して0.5〜5.の重量%好ましくは1.0〜4.の重
量%である。0.5重量%より少なくなると、長期保存
時の安定性、緩衝性〜使用時の保温性、肌なじみ、感触
等がわるくなり、かつPHがアルカリ側に移行しやすく
、また5.の重量%よりも多くなると前記同様にわろく
なる傾向がある。
そのオキシェチレンの重合度(n:エチレンオキシィド
の付加モル数)は5〜20、好ましくは8〜17である
5よりも小さくなると、または20よりも多くなると、
乳化物のpHがアルカリ側に移行したり「保存時の安定
性や緩衝性が低下しやすい。
アルカリ基又はアルケニル基の炭素数は12〜22であ
る。
12よりも小さくなると、また22よりも大きくなると
、乳化物のpHがアルカリ性側に移行したり、保存時の
安定性や緩衝性が低下しやすい。
特に前記のnが8〜17で、アルカリ基又はアルケニル
基がラウリル、ミリスチル、セチル「ステアリル、オレ
イル、べへニル基のものが最も好ましい。炭素数12〜
18の高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリス
チン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、オレィン酸等が
挙げられる。該高級脂肪酸の混合使用量は最終生成物の
重量に対して1.0〜10.の重量%、好ましくは2.
0〜7.の重量%である。1.0重量%よりも少ない場
合は酸性乳化物を生成し難く、1の重量%よりも多くな
ると乳化不安定となり、また使用感がわろくなりやすい
本発明に使用する遊離カルボキシル基を有していない油
性物質とは、液状またはペースト状の脂肪族高級炭化水
素、直鎖構造または分岐鎖構造の脂肪酸ェステル油、ワ
ックス類、動植物油、動植物油の水添物等があって、高
級アルコールおよび高級脂肪酸を包含しない。前記の液
状またはペースト状の高級炭化水素としては、例えば流
動パラフィン、スクワラン、プリスタン、液状ポリィソ
ブチレン、ベトロラータム等を挙げることができる。
直鎖構造の脂肪酸ェステル油としては、例えばブチルス
テアレート、ヘキシルラウレート、プチルパルミテート
、ブチルミリステート、ヘキシルステアレート、ヘキシ
ルパルミテート、ヘキシルミリステート、ブチルオレー
ト、ヘキシルオレート^へキサデシルパルミテート等を
挙げることができる。
分岐鎖構造の脂肪酸ェステル油としては、例えばイソプ
ロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、2ー
オクチルドデシルミリステート「へキシルデシルジメチ
ルオクタノヱード、ジー2エチルヘキシルサクシネート
、オクチルドデシルミリステート、イソプロピルイソス
テアレート、ジイソブロピルアジベート、ジイソプロピ
ルセ/ゞケート、ィソステアリルィソステアレート等を
挙げることができる。
動植物油としては、例えばアーモンド油、ゴマ油、サフ
ラワー油、アボガド油、ミンク油、ホホバ油等を挙げる
ことができる。
動植物油としては、例えば、硬化ヒマシ油、硬化油等を
、ワックス類としては、例えばカルナウバワックス、鯨
ロウ、ラノリン、液状ラノリン、密ロウ等を挙げること
ができる。前記の遊離カルボキシル基を有していない油
状物質の使用量(混合量)は最終生成物の重量に対して
10.0〜50.の重量%、好ましくは15〜40重量
%である。10.0重量%より少なくなると乳化安定性
がわろく、使用感触を良くない。
50.の重量%より多くなると保存安定性がわろくなる
本発明に使用する高級アルコール硫酸ェステル塩は、一
般式 ROS03A (Rは炭素数11〜18のアルキル基又はアルケニル基
、Aはナトリウム又はカリウムである)で表わされるも
のであって、例えばラウリルアルコール硫酸ェステル、
ミリスチルアルコール硫酸ェステル、セチルアルコール
硫酸ェステル、バルミチル硫酸ヱステル、オレィルアル
コール硫酸ェステル、ステアリルアルコール硫酸ェステ
ル等のナトリウム塩、又はカリウム塩を挙げることがで
きる。
高級アルコール硫酸ェステル塩は一種または二種以上組
合せて使用することができ、その使用量は最終生成物の
重量に対して0.1〜3.の重量%、好ましくは0.3
〜2.の重量%である。
0.1重量%より少なくなると乳化不安定になりやすく
、3.の重量%より多くなると乳化不安定になり、使用
感もわろくなりやすい。
本発明に使用するアルカリ金属水酸化物としては、水酸
化ナトリウム又は水酸化カリウムが好ましい。
アルカリ金属水酸化物の使用量は、使用する前記高級脂
肪酸の1モル当り0.1〜0.4モル(好ましくは0.
15〜0.35モル)相当量(割合)である。0.1モ
ルよりも少ないと、生成する乳化物の保存安定性の使用
時の感触、“のび”がわろくなり、0.4モルよりも多
くなると、pHがアルカリ性側に移行して、緩衝性、保
存安定性、感触などがわろくなりやすい。
水の使用量は30.0〜87.0重量%、好ましくは4
5.0〜80.7重量%である。
30.の重量%より少なくなると乳化不安定になり、8
0.り重量%より多くなると酸性乳化が出来ない。
本発明の酸性乳化化粧料は所要量と前記高級アルコール
ポリキシェチレンェーテルと高級脂肪酸と遊離のカルボ
キシル基を有していない油性物質を均一に混合し、約7
0〜85ooに加熱溶融した後、この油層(混和溶融液
)に所要量の高級アルコール硫酸ェステル塩及びアルカ
リ金属水酸化物を含有する水溶液(高級アルコール硫酸
ヱステル塩の水溶液とアルカリ金属水酸化物の水溶液、
又は高級アルコール硫酸ヱステル塩とアルカリ金属水酸
化物を含有する水溶液)(約70〜85℃)を蝿梓下に
混合して乳化し、その後香料、防腐剤等を添加して、室
温まで冷却、蝿拝する等の公知の方法によって製造され
る。
本発明は、高級アルコールポリオキシェチレンェーテル
、高級アルコール硫酸ェステル塩、高級脂肪酸及び少量
のアルカリ金属塩の併用によって、油性物質を均質安定
に乳化し、かつ高度の緩衝性、保存安定性を具備した酸
性乳化化粧料である。
その酸性乳化化粧料は、通常pH4.8〜6.5(好ま
しくは5.2〜6.2)の微酸性で肌目細かに乳白美麗
な外観を呈し、長期保存してもpHの変動や粘度、硬度
の変化が少なく、乳化安定性も良好で、しかも使用に際
しては肌に良好な保温効果と親和性(肌なじみ)と、し
っとりしたフィーリングの良い感触を与え得る商品価値
の高いものである。尚、本発明の酸性乳化化粧料(組成
物)は、例えばスキンクリーム、スキンミルク、ハンド
クリーム、ヘアクリーム、フアンデーシヨンクリーム、
マッサージクリーム、クレンジンクリーム、クレンジン
グミルク等として極めて有用である。以下、実施例につ
いて説明する。尚、実施例に示す%とは重量部、部とは
重量部を意味する。
実施例 1 ‘1’本発明の酸性スキンクリームの組成流動パラフィ
ン(セィボルト70、純分)15.碇部密ロウ(純分)
5.庇部ポリオキシエチレン
セチルエーテル(EO=15モル)
1.5部ステアリン酸(純分)
2.5部セチル硫酸ナトリウム(純分)
1.$部水酸化カリウム
0.2部ブチルパラベン 0.
1部香 料 03部水
74.4部計
10の都(注)
EOとはエチレンオキサイドで「その( )内の数字は
付加モル数である。
■ 本発明の酸性スキンクリームの製造 流動パラフィンと密ロゥとポリオキシェチレンセチルエ
ーテルとステアリン酸と防腐剤とを加え、7yo〜85
00に加熱した均一融解液風に、水とセチル硫酸ナトリ
ウムと水酸化カリウムを混合し溶解した75oo〜85
do均一水溶液脚を徐々に損拝しながら加えて乳化し、
室温まで冷却する。
その後香料を燈拝しながら混合する。実施例 2 {1} 本発明の酸性スキンクリームの組成へキシルミ
リステート(純分) 10.戊部ィソプロピルミ
リステート(純分) 5.$部ワセリン(純分)
5.碇部鯨ロウ(純分)
5.碇都ポリオキシエチレンステアリ
ルエーテル(EO=10モル)
2‐戊部ステアリン酸(純分)
5.戊部セチル硫酸ナトリウム(純分) 1
.5部水酸化ナトリウム(90%) 0.
3部ブチルパラベソ 0.1部
香 料 03部水
65.8部計
10碇部{3} 製
造法は実施例1に準じた。
実施例 3 (1’本発明の酸性スキンミルクの組成 スクワラン(純分) 13.の都密ロ
ウ(純分) 2.碇部ポリオキ
シエチレンミリスチルエーテル(EO=15モル)
2.$部パルミチン酸(純
分) 2.5部ラウリル硫酸カリウム
(純分) 0.5部水酸化カリウム(85%)
0.1部ブチルパラベン
0.1部香 料
0.都水
79.6部■ 製造法は実施例1に準じた。
比較例1〜比較例4 ■ 比較例1として、ポリオキシェチレソセチルエーテ
ル(EO=15モル)の代りにポリオキシェチレンセチ
ルェステル(EO=15モル)を使用する他は、本発明
実施例1と同様に行なった。
■ 比較例2として、セチル硫酸ナトリウムの代りにセ
チルリン酸ナトリウムを使用する他は、本発明実施例1
と同様に行なった。
■ 比較例3として、ステアリン酸の代りにステアリル
アルコールを使用する他は、本発明実施例1と同様に行
なった。
■ 比較例4として、ポリオキシェチレンセチルエーテ
ル(EO=15モル)の代りにポリオキシエチレンセチ
ルフエニルエーテル(EO=15モル)を使用する他は
、本発明実施例1と同様に5 行なつた。
次に本発明の実施例と、比較例の各乳化化粧料の保存安
定性、外観、官能試験(しっとり感、肌なじみ、保温性
)についてしらべた。
それ等の結果を第1表に示した。o 尚、第1表中の外
観は肉眼観察、保存安定性は−1oo0で2週間、45
00で2週間のサイクルで6ケ月間樋温室に保存した時
の状態が油がしみでたり、水分分りしたり、変色、変香
した場合は不安定、色も匂いも変化せず均一な酸性乳化
物の状態を安定とした。官能試験は1$ギ〜35才の女
性20名をパネルとして行ない、数字はよいと答えた人
数である。粘度は、ブルックスフィールド回転粘度計B
型を使用し、3000で測定したモンチポイズ(cpS
)値である。
pHは、ガラス電極のpHメーターで測定した。硬度は
、カードテンションメーターを使用し、30qoで測定
した値を示した。緩衝性は乳化物を欧質ガラス容器に入
れ1ケ月〜6ケ月に渡りpHを測定してしらべた。
pHの数値において、括弧( )内の数値は6カ月後の
pH値である。緩衝性(緩衝効果)を概念的にも表現た
が、その◎は極めて良好、0は良好、△は不良、×は極
めて不良を意味する。第1表この結果から明らかなよう
に、本発明の実施例1、2、3の酸性乳化組成物は、比
較例の該組成物に比鮫て保存安定性、官能性ぎ著しく優
れている。
そして、本発明の構成成分の代りに類縁成分を混用して
良好な酸性乳化組成物(化粧料)が得られない。実施例
4 ポリオキシエチレンセチルエーテル(EO=15モル)
の含有量を第2表の如く変化させ、かつ全量が10碇部
‘こなるように水量を調節する他は、本発明の実施例1
と同様に行なった。
その結果を第2表に示した。第2表 この結果から明らかなように、ポリオキシェチレンセチ
ルエーテルの使用量は0.5〜5.0%、好ましくは1
.0〜4.0%である。
実施例 5 ポリオキシエチレンセチルエーテル(EO:15モル)
のポリオキシェチレンの重合度(エチレンオキサィドの
付加モル数)を第3表の如く変化させる他は、本発明の
実施例1と同様に行なった。
その結果を第3表に示した。第3表 ボリオキシ 保存安 緩衝童謡益
講義 欄 F・H 性。
不安定憂色湊 90(9‐5)△5 安定目鼻要り63
(6‐5)◎ 8 6.1(6.2) ◎15
〃 〃 6.0(5.9) ◎17
5.8(6.o) ◎20
6.4(6.5) ◎25 不安定目準
;−字7‐8(8‐9)Xこの結果から明らかなように
、ポリオキシェチレンセチルエーテルのオキシェチレン
の重合度(n)が5〜2咳守ましくは8〜17である。
実施例 6ポリオキシエチレンセチルエーテルのR(ア
ルキル基又はァルケニル基)を第4表の如く変化させる
他は、本発明の実施例1と同機に行なった。
その結果を第4表に示した。第4表 R 稀葬義)外観 F.H 管 ノニル 不安定 憂色漢7‐5(95)Xラワリル 安
定 自負探り62(6‐3)◎R 年を療養)外観 P
.日 蟹ミモ事言〆安定 目鼻換言灸飴き鱈 ステアリル 5.8(6.0)
◎オイレル 60(6.2) ◎
べへ二ル 〃 〃 6.2(6.4)
◎セロチル 不安定 目色−李8−3(9・7)Xリー
ムこの結果からわかるように、ポリオキシェチレンアル
キルェーテルのアルキル基又はアルケニル基はC,2〜
C22が好ましい。
実施例 7 セチル硫酸ナトリウムの含有量を第5表の如く変化させ
、かつ全量が100部になるように水量を調節する他は
、本発明の実施例1と同様に行なった。
その結果を第5表に示した。第5表 セチル硫酸ナトリ 保存安定性 しっとり感 肌なワム
の含有量ゆ く6ヶ月後) 良い人 じみo
不安定 1 1o1 安 定 13
14 0.3 17 181.0
18 192.0
17 173.0
14 134.o 不安定 2
1この結果からわかるように、セチル硫酸ナト
リウム硫酸ナトリウムの使用量は0.1〜3.0%、好
ましくは0.3〜2.0%である。
実施例 8 ステアリン酸の使用量は第6表の如く変化させ、かつ全
量が10碇池こなるように水量を調節する他は、本発明
の実施例1と同様に行なった。
その結果を第6表に示した。第6表 壷藷毎瀞薪度 P.日 濯 0 不安定 8.8(9.7) ×10
安 定 6.3(6.5) ◎2.0 ″
6.2(6.4) ◎2.5 ″
6.0(5.9) ◎7.0 ″ 5.
7(5.5) ◎10.0 ″ 6.3(
6.5) ◎12.0 不安定 8.0(9.
5) ×この結果からわかるように、ステアリン酸の使
用量は1.0〜10.0%、好ましくは2.0〜7.0
%である。
実施例 9 水酸化カリウムの使用量を、ステアリン酸の1モル量当
り、0モル、0.1モル、0.15モル、0.25モル
、0.35モル、0.4モル及び0.5モルの割合にす
る他は、実施例1と同様に行なった。
その結果を第7表に示した。第7表 ステフリン酸 保存安 綾1モ
ルに対す 定性 外観 P.H 衝る水酸化カ
リ 6ケ月 性ワムの聡蛤 後
秋不筋参作状4.3(7.0)x〇.・ 安定矢宇湊
4.8(5.4)oo.15 〃 〃
6.0(5.9)◎0.25 〃 〃
6.1(6.0)◎0.35
6.2(6.5)◎0.4
6.3(6.5)◎。
・5 検定参流*7.5(95)Xこの結果から明ら
かなように、アルカリ金属水酸化物の使用量は、使用す
る高級脂肪酸1モルに対して0.1〜0.4モル、好ま
しくは0.15〜0.35モルの割合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 R−O−(CH_2CH_2O)_n−H(式中のRは
    炭素数12〜22のアルキル基またはアルケニル基、n
    は5〜20の整数である。 )で表わされる高級アルコールポリオキシエチレンエー
    テルを0.5〜5.0重量%(最終生成物の重量基準)
    と高級脂肪酸1.0〜10.0重量%(最終生成物の重
    量基準)と遊離カルボキシル基を有していない油性物質
    との混和溶融物に、前記高級脂肪酸1モル当り0.1〜
    0.4モルのアルカリ金属水酸化物及び高級アルコール
    硫酸エステル塩を含有する水溶液を混合してなる酸性乳
    化化粧料。2 遊離カルボキシル基を有していない油性
    物質が、液状またはペースト状の脂肪族高級炭化水素、
    直鎖構造の脂肪酸エステル油、分岐鎖構造の脂肪酸エス
    テル油、ワツクス類、植物油、動物油、植物油の水添物
    、動物油の水添物、あるいはそれらの組合せである特許
    請求の範囲第1項記載の化粧料。 3 遊離カルボキシル基を有していない油性物質が、最
    終生成物の重量に対して10.0〜50.0重量%使用
    される特許請求の範囲第1項記載の化粧料。 4 高級アルコール硫酸エステル塩が、 一般式 ROSO_3A (式中Rは炭素数11〜18のアルキル基またはアルケ
    ニル基、Aはカリウムまたはナトリウムである。 )で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の
    化粧料。 5 高級アルコール硫酸エステル塩が、最終生成物の重
    量に対して0.1〜3.0重量%使用される特許請求の
    範囲第1項記載の化粧料。 6 水が、最終生成物の重量に対して30.0〜87.
    0重量%使用される特許請求の範囲第1項記載の化粧料
    。 7 pHが4.8〜6.5である特許請求の範囲第1項
    記載の化粧料。
JP3762679A 1979-03-28 1979-03-28 酸性乳化化粧料 Expired JPS6030286B2 (ja)

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