JPS6140202B2 - - Google Patents

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JPS6140202B2
JPS6140202B2 JP55036880A JP3688080A JPS6140202B2 JP S6140202 B2 JPS6140202 B2 JP S6140202B2 JP 55036880 A JP55036880 A JP 55036880A JP 3688080 A JP3688080 A JP 3688080A JP S6140202 B2 JPS6140202 B2 JP S6140202B2
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JP
Japan
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fatty acid
composition
polyoxyethylene
fragrance
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JP55036880A
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Michiko Masuda
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T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
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Publication date
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  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、安定で、透明且つ優れた芳香性を有
し、各種香粧品、整髪料、それらの基剤、各種外
用薬基剤、例えば車内や室内芳香剤の如き芳香剤
類、等の広汎な用途において、優れた透明性美
観、芳香持続性、界面活性剤使用量の低減性、多
量の香料を含有してもその安定性及び透明性を確
保できる特性、広汎な香料の使用可能性、などの
諸利益を有し、更に、変質・着色・異臭化などの
トラブルの発生がなく、皮膚・毛髪などに対する
悪影響、さらには眼鏡のつる、櫛類、髪飾りなど
への劣化発生もなく且つ調製容易な透明な芳香性
ゲル組成物に関する。
更に詳しくは、 (イ) 高級脂肪酸をアルカノールアミンで、その50
%未満、好ましくは約45%〜30%を中和してな
る部分ケン化高級脂肪酸アルカノールアミン塩
からなるアニオン界面活性剤、 (ロ) ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、脂肪酸アルカノールアミド及びポリオキ
シエチレン脂肪酸アルカノールアミドより成る
群からえらばれた非イオン界面活性剤の少なく
とも一種、 (ハ) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン・
ブロツクポリマー系非イオン界面活性剤、 (ニ) 油脂・ワツクス類、 (ホ) 多価アルコール、 (ヘ) 香料、好ましくは、組成物重量に基いて約
0.5〜約15重量%の香料、及び (ト) 水 を含有してなり且つ上記(ロ)の非オン界面活性剤の
量は、上記(ロ)、(ヘ)及び(ト)の合計重量に基いて約5
重量%〜18重量%未満、好ましくは約5重量%〜
17重量%であることを特徴とする透明な芳香性ゲ
ル組成物に関する。
例えば、整髪料、局所消炎剤、軟膏の如き外用
薬学的局所的摩擦剤などの分野で、所望により、
微量の香料を包含した透明なゲル組成物或はゲル
状態を包含し得る組成物について、従来、いくつ
かの提案が知られている。しかしながら、満足す
べき安定性、品質再現性などとともに、そのまま
或は基材として整髪料以外の広い香粧料分野にま
で利用可能な充分量の香料を包含せしめ得る透明
な芳香性ゲル組成物を提供しようという提案は、
従来、なされたことがなかつた。
例えば、特公昭46―14359号には、透明整髪料
の製造方法が提案されている。この提案では、特
定のアニオン界面活性と特定の非イオン界面活性
剤の組み合わせの26〜35%、油を1〜15%、多価
アルコールを5〜15%、水35〜66%の4成分を混
和して透明な整髪料を製造する。この提案におい
て、上記アニオン界面活性剤はポリオキシエチレ
ン脂肪族アルコールエーテル燐酸エステル及びそ
の塩類に特定されている。又、この提案ではゲル
状半固体の形成については、とくには言及されて
おらず、事実、安定で透明な且つゲル状半固体の
形成は困難であり、とくに充分量の香料を配合し
ようとすると、そのトラブルは一層増大する。そ
の上に、上記特定のアニオン界面活性剤の使用に
よる異臭が回避できず、安定で芳香性の透明なゲ
ル組成物の形成は、実際上、きわめて困難であ
る。その上、上記特定のアニオン界面活性剤の利
用による品質再現性の悪さを伴う不利益がある。
又、例えば、特公昭46―2997号には、薬学的局
所的摩擦剤および類似物の提供を意図して、明る
い透明なかすみのないゲルを提供する提案がなさ
れている。この提案によれば、その目的の達成に
は、ゲルの本質的成分が非常に狭い%限界にある
ことを記載し、本質的成分として、水の43〜60重
量%、メントール、樟脳、ユーカリ油、ナツツメ
ツク油、ツエーデル油、チモール、サリチル酸メ
チルなどの如き芳香族油の5〜25重量%、表面活
性剤としてポリオキシエチレン脂肪族エーテル
(非イオン界面活性剤)(脂肪酸部分はステアリ
ル、パルミチル、ミリスチル、オレイル又はこれ
らの混合物)の3〜10重量%、およびポリオキシ
エチレン脂肪族エーテル(非イオン界面活性剤)
(脂肪酸部分はセチルまたはラウリル)の15〜20
%からなる透明ゲルが提案されている。この提案
においては、非イオン界面活性剤の組み合わせの
使用が必須であり且つその使用量は最低18重量%
の多量である。その上、この提案にも強調されて
いるように、使用成分の量に狭い%限界があり、
安定なゲルを品質再現性良く提供することが困難
であるし、種々の香料を充分な量で配合して透明
なゲル状物を得ることは、実際上、きわめて困難
である。
更に、例えば、特公昭46―5838号には透明ゲル
状整髪料の製法について提案されている。
この提案によれば、8〜20重量%の脂肪酸をア
ルカノールアミンで、その50〜100パーセントを
中和してなる部分ないし完全ケン化した脂肪酸ア
ルカノールアミン塩を主体として、10〜25%の液
状油を水中に透明ゲル状整髪料の製法が提案され
ている。しかしながら、この提案では該アルカノ
ールアミン塩のケン化度が高く、形成された該ア
ルカノールアミン塩自体のPHがアルカリ性側にか
たよることが避け難く、整髪料としての長期使用
に際して、皮膚、毛髪などに対する悪影響が無視
できない難点がある。更に、香料の種類、配合量
などにも制約をうける不利益があり、充分量の香
料を配合しようとすると、製品が透明性を失つた
り、ゲル状半固体状態を失つたりするトラブルが
あるし、利用する香料の種類によつては、アルカ
リ性による香料自体の不都合な変質、着色、異臭
化などのトラブルも生じ得ることがわかつた。更
に又、ゲルの安定性にも難点があり、たとえば約
60%前後のケン化物で半固体状態を形成せず、又
約80%前後のケン化物では、例えば40℃に約2日
間保持されると流動化して製品形状を失うなど、
ゲルの安定性の点でも問題のあることがわかつ
た。
本発明者等は、上述の如き提案の不利益を克服
した優れた透明な芳香性ゲル組成物を提供すべく
研究を行つた。その結果、高級脂肪酸をアルカノ
ールアミンで、その50%未満を中和した部分ケン
化高級脂肪酸アルカノールアミン塩からなるアニ
オン界面活性剤と、前記(ロ)及び(ハ)の組み合わせ非
イオン界面活性剤との組み合わせが、著るしく安
定な且つ透明性のすぐれたゲル組成物形成用の界
面活性剤として、前記(ニ)〜(ト)成分との併用に於て
優れた性能を示すことを発見した。
更に、一般には、上記ケン化度が増大するほ
ど、未ケン化脂肪酸量が低減するため、より安定
なゲル組成物を形成することが予期されるが、全
く意外なことに、上記(イ)〜(ト)の成分組み合わせに
おいては、中和が50%未満とくに約30〜約45の範
囲に顕著に安定なゲル組成物形成能を示すピーク
範囲があり、50%以上、例えば80%程度において
は、逆に、安定なゲル組成物が形成し難いという
事実を発見した。
又更に、上記(ロ)の非イオン界面活性剤の量は、
上記(ロ),(ヘ)及び(ト)の合計重量に基いて約5重量%
以上、18重量%未満とすることが上記(イ)〜(ト)の組
み合わせ組成物からなるゲルの安定化に必要であ
ることを知つた。
斯くして、広汎な用途分野において、優れた透
明性美観、芳香持続性、界面活性剤使用量の低減
性、香料を多量に配合してもゲルの安定性及び透
明性を確保できる特性、広汎な香料物質の使用可
能性などのすぐれた諸性質を兼備し、更に、変
質、着色、異臭化などのトラブルの発生や皮膚、
毛髪などに対する悪影響、さらには眼鏡のつる、
櫛類、髪飾りなどに対する劣化発生のおそれもな
く且つ調整容易な透明な芳香性ゲル組成物が提供
できることを知つた。
従つて、本発明の目的は上述の如き諸特性を有
する透明な脂肪性ゲル組成物を提供するにある。
本発明の上記目的ならびに更に多くの他の目的
ならびに利点は以下の記載から一層明らかとなる
であろう。
本発明で利用する上記(イ)アニオン界面活性剤に
於て高級脂肪酸の例としては、C12〜C18の飽和も
しくは不飽和の脂肪酸類が例示でき、これらは直
鎖もしくは分岐鎖の脂肪酸類であつてもよい。こ
のような高級脂肪酸類の具体例としては、例え
ば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸、イソパルミチン酸、
イソステアリン酸の如き脂肪酸類を例示すること
ができる。
又、上記(イ)アニオン界面活性剤に於て、上記例
示の如き高級脂肪酸の中和に用いるアルカノール
アミンの例としてはC2〜C6のアルカノールを含
有するアルカノールアミンを例示でき、このよう
なアルカノールアミンの具体例としては、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2
―アミノ―2―メチル、1,3―プロパンジオー
ル、2―アミノ―2―メチル―1―プロパノー
ル、などを挙げることができる。
(イ)アニオン界面活性剤は、例えば、上記例示の
如き高級脂肪酸とアルカノールアミンとを、例え
ば、高級脂肪酸を油相に、アルカノールアミノを
水相に溶解し、両相を加温時に混合し油―水界面
で高級脂肪酸類を部分ケン化することにより容易
に形成することができる。このような部分ケン化
に際して、本発明においては該高級脂肪酸の50%
未満、好ましくは約45%以下、たとえば約45〜約
30%を中和するような量及び条件アルカノールア
ミンを用いるのがよい。(イ)アニオン界面活性剤は
単独でも複数種併用してでも利用できる。
又、(ロ)非イオン界面活性剤としては、例えば、
約5〜約30モルのポリオキシエチレンが付加した
C12〜C22の飽和もしくは不飽和脂肪族アルコール
のエーテル類、約5〜約30モルのポリオキシエチ
レンが付加したソルビタンのC12〜C18の飽和もし
くは不飽和脂肪酸エステル類、C12〜C20の脂肪酸
のアルカノールアミド類約2〜約10モルのポリオ
キシエチレンが付加したC12〜C20の脂肪酸アルカ
ノールアミド類を例示することができる。これら
(ロ)非イオン界面活性剤は単独でも或は複数種併用
してでも利用できる。
更に、本発明においては、上記(ロ)非イオン界面
活性剤の少なくとも一種と(ハ)ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレン・ブロツクポリマー系非イ
オン界面活性剤を併用する。このような(ハ)非イオ
ン界面活性剤の好ましい例としては、エチレンオ
キサイド含量約10〜約70%程度の分子量約1100〜
約2800程度のポリプロピレングリコールのブロツ
クポリマーを例示することができる。
本発明においては、上記(イ)、(ロ)及び(ハ)からなる
界面活性剤の併用が必要であり、この際、上記(ロ)
の非イオン界面活性剤の量は、(ロ)非イオン界面活
性剤、(ヘ)香料及び(ト)水の合計重量に基いて約5重
量%以上で且つ18重量%未満の量で利用される。
該(ロ)非イオン界面活性剤の使用量が、上記範囲を
逸脱して過少にすぎると、充分量の香料を配合し
た場合、安定で透明な且つゲル状半固体の製品の
形成が困難である。また、過剰にすぎると、皮膚
や毛髪などに対して悪影響を与えるので、本発明
組成物においては、上記範囲量において適宜選択
利用される。
又、上記(イ)アニオン界面活性剤の使用量は適宜
に選択できるが、例えば、組成物重量に基いて、
約2重量%〜約12重量%の如き使用量を例示する
ことができる。さらに、上記(ハ)ブロツクポリマー
系非イオン界面活性剤の使用量も適宜に選択で
き、例えば、組成物重量に基いて約3重量%〜約
9重量%の如き使用量を例示することができる。
本発明において、これら界面活性剤(イ)〜(ハ)の総量
は、他の成分の種類、使用量などによつても適宜
に選択できるが、組成物重量に基いて約8重量%
〜約37重量%の使用量を例示することができる。
本発明組成物は、更に、(ニ)油脂・ワツクス類を
含有する。このような(ニ)油脂・ワツクス類の例と
しては、流動パラフイン、ワセリン、パラフイン
ワツクス、セレシン、スクワラン、イソパラフイ
ン、ケロシン、マイクロクリスタリンワツクス等
の如き炭化水素系油脂類もしくはワツクス類;ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、イソパルミチン酸、イソス
テアリン酸の如きC12〜C18の飽和もしくは不飽和
(直鎖もしくは分岐鎖)脂肪酸類;ラウリルアル
コール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコールなどのような直鎖アル
コール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデ
カノール、イソステアリルアルコールなどのよう
な側鎖アルコール、オレイルアルコールなどの不
飽和アルコール等の如きC12〜C20の高級脂肪酸族
アルコール類;オリーブ油、アボカド油、アルモ
ンド油、サフラワー油等の如き植物性油脂類;ラ
ノリンの如き動物性油脂類;カルナウバロウ、カ
ンデリラロウ、ミツロウ、鯨ロウの如き動植物性
ワツクス類;ミリスチン酸イソプロピル、イソス
テアリン酸イソプロピル、イソオクタン酸セチ
ル、アジピン酸イソプロピル等の如き高級脂肪酸
エステル類;などを例示することができる。これ
ら(ニ)油脂・ワツクス類も複数種併用することがで
きる。
このような(ニ)油脂・ワツクス類の使用量も適宜
に選択でき、例えば、組成物重量に基いて、約3
重量%〜約16重量%の如き使量を例示することが
できる。
更に、本発明組成物は(ホ)多価アルコールを含有
する。このような(ホ)多価アルコールの例として
は、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3―ブチレングリコール、ポリエチレン
グリコール(たとえば分子量約200〜約6000)、ジ
プロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコールを例示でき、
これらも複数種併用して差支えない。これら多価
アルコールの使用量としては組成物重量に基い
て、約2重量%〜約17重量%の如き使用量を例示
できる。
本発明の透明な芳香性ゲル組成物は、上記(イ)〜
(ホ)成分のほかに、(ヘ)香料及び(ト)水を含有する。本
発明組成物においては、(ヘ)香料を組成物重量に基
いて約15重量%或はそれ以上の多量に配合するこ
とが可能である。組成物重量に基いて約0.5〜約
15重量%の如き使用量がもつとも屡々採用され
る。また(ト)水の含有量も適宜に選択でき、例えば
組成物重量に基いて約42重量%〜約72.5重量%の
如き使用量を例示することができる。
本発明の透明な芳香性ゲル組成物は、上述の如
き成分(イ)〜(ト)を適宜に混合して形成することがで
き、その混合手段にとくべつ制約はなく、これら
成分を均質な混合し得る任意の混合手段が採用で
きる。例えば乳化物を製造する際、通常用いられ
る反応乳化法の如き混合手段を例示することがで
きる。
混合に際しては、例えば、香料を除いた油溶性
成分を油相に、水溶性成分を水相に溶解し、両相
を約90℃に加熱し、水相を油相に撹拌しながら
徐々に加える。その後、香料を85〜80℃で加え、
撹拌した後、容器に流し込んで冷却又は放冷して
製する。或は、そのまま冷却又は放冷して固化さ
せたものを容器に充填する。更に所望により、例
えば色素、防腐、殺菌剤、酸化防止剤、その他各
種の添加剤を含むことが可能である。
本発明組成物は種々の形態であることができ、
例えば香粧品、整髪料、それらの基剤類、外用薬
基剤類、芳香剤類など広い用途分野に適した形態
であることができる。
以下、実施例により、本発明組成物の数態様に
ついて、更に詳しく例示する。
実施例 1 透明化粧料及び透明頭髪料:− 油 相 重量%* イソパルミチン酸 16 ラウリン酸 2 オレイルアルコール 0.7 スクワラン 1 オリブ油 0.5 やし油ジエタノールアミド 1 ポリオキシエチレン(20モル) ベヘニルエーテル 2 ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレンブロツクポリマー (PPG分子量1200,E0%40%) 4 水 相 ポリエチレングリコール200 12.8 ジエタノールアミン 3.0 水 56 色素 適量 防腐剤 適量 香料 1 *色素、防腐剤を除外して合計100重量% 製 法 油相、水相をそれぞれ混合し、約90℃に加熱溶
解した後、水相を油相に撹拌しながら徐々に加え
る。香料はその直後85〜80℃で加え撹拌し、容器
に流し込んで冷却又は放冷する。或はそのまま冷
却又は放冷し固化させたものを容器に充填する。
組成物中のイソパルミチン酸及びラウリン酸の
ジエタノールアミン部分ケン化物の中和度は39%
で、且つ非イオン界面活性剤(ヤシ油ジエタノー
ルアミド及びポリオキシエチレンベヘニルエーテ
ル)の量は(ロ),(ヘ)及び(ト)の合計重量に基いて重量
%であつた。
実施例 2 透明クリーム香水:− 油 相 重量%* イソステアリン酸 10 オクチルドデカノール 2 流動パラフイン 6 ポリオキシエチレン(13モル) ステアリルエーテル 5 ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレンブロツクポリマー (PPG分子量1750,E0%40%) 4 ポリオキシエチレン(10モル) やし油脂肪酸モノエタノールアミド 1 水 相 プロピレングリコール 14.5 トリイソプロパノールアミン 2.5 水 49 色素 適量 防腐剤 適量 香料 6 *色素、防腐剤を除外して合計100重量% 製法は実施例1と同様に行つた。
組成物中のイソステアリン酸のトリイソプロパ
ノールアミン部分ケン化物の中和度は37%で且つ
非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレン(13モ
ル)ステアリルエーテル及びポリオキシエチレン
(10モル)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド)
の量は、(ロ),(ヘ)及び(ト)の合計重量に基づいて9.8
重量%であつた。
実施例 3 透明芳香剤:− 油 相 重量%* オレイン酸 4 ヘキサデシルアルコール 1 イソパラフイン 1 ポリオキシエチレン(15モル) セチルエーテル 10 ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノオレート 5 ポリオキシエチレンポリオキシ プロピレンブロツクポリマー (PPG分子量2250E0%50%) 6 水 相 エチレングリコール 3.15 トリエタノールアミン 0.85 水 54 色素 適量 防腐剤 適量 香料 15 *色素、防腐剤を除外して合計100重量%。
製法は実施例1と同様に行つた。
組成物中の、オレイン酸のトリエタノールアミ
ン部分ケン化物の中和度は40.1%で且つ非イオン
界面活性剤(ポリオキシエチレン(15モル)セチ
ルエーテル及びポリオキシエチレン(20モル)ソ
ルビタンモノオレート)の量は、(ロ),(ヘ)及び(ト)の
合計重量に基づいて17.9重量%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 高級脂肪酸をアルカノールアミンで、そ
    の50%未満を中和してなる部分ケン化高級脂肪
    酸アルカノールアミン塩から成るアニオン界面
    活性剤、 (ロ) ポリオキシエチレン脂肪族アルコールエーテ
    ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
    テル、脂肪酸アルカノールアミド及びポリオキ
    シエチレン脂肪酸アルカノールアミドより成る
    群からえらばれた非イオン界面活性剤の少なく
    とも一種、 (ハ) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン・
    ブロツクポリマー系非イオン界面活性剤、 (ニ) 油脂・ワツクス類、 (ホ) 多価アルコール、 (ヘ) 香料、及び (ト) 水 を含有してなり、且つ上記(ロ)の非イオン界面活性
    剤の量は上記(ロ)、(ヘ)及び(ト)の合計重量に基いて約
    5重量%〜18重量%未満であることを特徴とする
    透明な芳香性ゲル組成物。 2 該(イ)のアニオン界面活性剤が、高級脂肪酸を
    アルカノールアミンで、その約45%以下を中和し
    てなる部分ケン化高級脂肪酸アルカノールアミン
    塩からなるアニオン界面活性剤である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 3 該(ヘ)香料が該組成物重量に基いて、約0.5〜
    約15重量%である特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 4 該組成物が、香粧品、整髪料、それらの基剤
    類、外用薬基剤類及び芳香剤類よりなる群からえ
    らばれた形態である特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。
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