JPS603015Y2 - 自動二輪車のフエアリング装置 - Google Patents

自動二輪車のフエアリング装置

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Publication number
JPS603015Y2
JPS603015Y2 JP1980130140U JP13014080U JPS603015Y2 JP S603015 Y2 JPS603015 Y2 JP S603015Y2 JP 1980130140 U JP1980130140 U JP 1980130140U JP 13014080 U JP13014080 U JP 13014080U JP S603015 Y2 JPS603015 Y2 JP S603015Y2
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JP
Japan
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fairing
side plate
motorcycle
plate
rigidity
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980130140U
Other languages
English (en)
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JPS5753989U (ja
Inventor
隆志 工藤
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車の車体前部上部を覆う如く設ケられ
るフェアリング装置に関する。
自動二輪車の車体前部に風防、整流を目的としてフェア
リングが付設される。
かかるフェアリングは合成樹脂の薄板で成形され、全体
が流線形のシェル状をなし、従って全体としては薄板で
成形しつつ充分の剛性を付与することができる。
フェアリングを薄板で成形することは軽量化の上で必要
であり、且つ好ましく、上記の如く湾曲部や膨出部はそ
れ自体で剛性を高めることができる。
ところでフェアリングの側部は略直線状であるため薄板
材が平板状のまま起立したりし、ためにこの部分の剛性
は素材そのままとなり、しかも板状にある程度の面積を
有し、スペースマスも大きくなり、走行や車体振動でバ
タついたり振動したりする。
又上記薄板材がエツジのまま上向き等に露出したのでは
外観性の点で好ましくなく、又乗員やエツジを直接触っ
たりする点でも好ましくない。
そこで上記エツジ部にモール材を被冠することも考えら
れるが、異和感が生じ、外観性の点で最良とはいえず、
なによりもエツジ部の剛性向上にはモール材は関与する
ことがなく、前記問題は解決されない。
本考案は以上の如きフェアリングを改善すべく本考案を
なしたもので、その目的とする処は、フェアリングの平
板状部分のエツジ部に、フェアリングの内側部に配設し
た覆板の起立した部分を係止せしめ、フェアリングの軽
量化を追求しつつエツジ部の剛性を高め、風圧や振動に
強く、全体として各部の剛性を高め得るとともに、外観
上も良好であり、更にエツジ部を覆ってこれの直接の露
出を防止し得る如くした自動二輪車のフェアリング装置
を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は自動二輪車1の側面図で、フレーム2の前端の
へラドチューブ3に上下のブリッジ4を介して前車輪6
を支持するフロントフォーク5の上部を操向自在に枢着
し、トップブリッジ上にはハンドル7を設け、フレーム
2の前部には燃料タンク8を、又この下にはエンジン9
を搭載し、燃料タンク8の後部にはシート10を、これ
の両側下辺部にはりャカウル11が各付設されている。
フレームの後下部から後方には後車輪13を支持するリ
ヤフォーク12を枢設延設し、リャフオーり12とフレ
ーム間にはりャクッションユニット14が介設されてい
る。
自動二輪車1の前部にはフェアリング15が付設され、
フェアリング15は合成樹脂等で成形された本体16と
これの前部上方に傾斜立設されたウィンドスクリーン1
7とからなる。
本体16の前部16aは前車輪6上方でロフトフォーク
6上部の前方に臨んで流線形に形成され、前部上にウィ
ンドスクリーン17が傾斜立設され、前部16aの左右
からフロントフォーク上部左右、燃料タンク8の前部左
右に延出された中間部16bを備え、中間部16bの後
端にはエンジン後方に垂下した後部16cが連設されて
いる。
以上のフェアリング本体16はこれの内部に設けられた
取付ステー18で支持され、ステー18は左右に備えて
夫々は対称的な側面略り型のメインステー18aと、こ
れの中間部と平行するサブステー18bとからなり、メ
インステー18aの上方へ延出部18c間をクロスステ
ーで繋いで左右のステーを一体化し、各ステー18a、
18bはフレーム側に支持されている。
フェアリング本体16の前部乃至中間部の側板部16d
の断面は第5図に示す如くで、側部16dは平板状で中
間部乃至下部で幾分湾曲し、下端部から車体側に折曲さ
れて底片16eを形成し、側板部16dの上端16fは
エツジとして切り離されている。
この平板状側板部16dのエツジ部16fは図示例では
第1図の想像線の斜線部で示す前後方向のエリアAに設
けられる。
一方、フェアリングの側板部16dの内方にはフェアリ
ング本体16と同素材からなる覆板21を設けている。
この覆板21は開口を形成した水平部21aとこの水平
部21aのフェアリング本体16寄りの端部から立ち上
った起立部21bと、水平部21aの内方端から下方へ
延びる垂下部21cとからなり、起立部21bの上端部
には外側に折曲した係止部21dが形成され、該起立部
21bを側板部16dに側方から突き合てるようにして
係止部21dを上方からフェアリングのエツジ部16f
に被せて係合接着し、フェアリング側板部16dと覆板
21との間に物入れ等として用いることができる空間S
を形成するとともにフェアリング側方を断面ボックス状
とすることで剛性の向上を図るようにしている。
以上で明らかな如く本案によれば、フェアリングを軽量
化の目的で薄板により成形し、全体として剛性ともたせ
つつ用いた場合の平板部分のエツジ部の剛性不足、これ
に起因する風圧、エンジン振動によるバタつき、振動を
防止し、全体として剛性の高く良好なフェアリングを軽
量化を図りつつ得られ、一体感があって外観性の点で良
好であり、更にエツジ部が露出しないため触っても不都
合がない等多大な利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図は同正面図、−第3図は同平面図
、第4図は同背面図、第5図はフェアリング要部の縦断
正面図である。 尚図面中1は自動二輪車、16はフェアリング本体、1
6fはエツジ部、21は覆板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部を覆うフェアリングを付設した自動二輪車にお
    いて、フェアリングの側板部内方には側板部との間に空
    間を形威する覆板を設け、この覆板のフェアリング寄り
    の端部にフェアリング側板部に内側から当接する起立部
    を形威し、この起立部に設けた係止部を前記フェアリン
    グ側板部の上端エツジ部に保合接着せしめるようにした
    ことを特徴とする自動二輪車のフェアリング装置。
JP1980130140U 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置 Expired JPS603015Y2 (ja)

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JP1980130140U JPS603015Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

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JP1980130140U JPS603015Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

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JPS5753989U JPS5753989U (ja) 1982-03-29
JPS603015Y2 true JPS603015Y2 (ja) 1985-01-28

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ID=29490471

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JP1980130140U Expired JPS603015Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013139201A (ja) 2012-01-04 2013-07-18 Suzuki Motor Corp プロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216163A (en) * 1975-07-30 1977-02-07 Hitachi Ltd Waste removal method

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JPS5216163A (en) * 1975-07-30 1977-02-07 Hitachi Ltd Waste removal method

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JPS5753989U (ja) 1982-03-29

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