JPS6030002B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents
テ−プレコ−ダInfo
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- JPS6030002B2 JPS6030002B2 JP14014678A JP14014678A JPS6030002B2 JP S6030002 B2 JPS6030002 B2 JP S6030002B2 JP 14014678 A JP14014678 A JP 14014678A JP 14014678 A JP14014678 A JP 14014678A JP S6030002 B2 JPS6030002 B2 JP S6030002B2
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Description
本発明は、自動バイアス調整装置を有するテープレコー
ダに関し、更に詳細には、比較的簡単な構成で自動バイ
アス調整を行うことが可能なテープレコーダに関する。 テープレコーダで信号をテープに記録する場合には、高
周波バイアス電流を磁気へッド‘こ流す。この記録バイ
アス電流はテープの種類によって異なるために、最近の
テープデッキでは普通の磁気テープ用バイアスとクロー
ム(Cの2)テープ用バイアスとの両方、又は更に多く
の種類の記録バイアス電流を設定することが出来るよう
に構成されている。ところが、一般の使用者はテ−プの
種類とバイアス設定との関係を理解するのに困難を伴い
、誤まったバイアスで使用することが時々ある。また同
一種類のテープでも最適バイアス値にバラツキがある。
上述の如き問題を解決するために、自動的にバイアス電
流を調整する装置が提案されている。ところが、バイア
ス電流を可変コンデンサ、又は可変抵抗器等で変化させ
る自動バイアス調整方式では、装置が大形になるのみな
らず、モータで可変コンデンサ又は可変抵抗器を操作す
るので、応答速度が遅いという欠点及び慣性による回転
で正確にバイアス電流を固定することが難しいという欠
点があった。またバイアス電流を電子回路を使用して変
化させる方式には、電源が遮断されてもバイアス電流を
所定値に保持するための記憶装置が要求され、装置が高
価になるという欠点があった。そこで、本発明の目的は
、自動バイアス調整装置に記憶部分を設けなくても差支
えないテープレコーダを提供することにある。 上記目的を達成するための本発明は、所定バイアス電流
値を電気的に保持する可変バイアス回路と、前言己可変
バイアス回路で供給する記録バイアス電流の変化によっ
て再生出力が変化する周波数帯城の周波数信号を発生す
る周波数信号発生回路と、前記周波数信号発生回路及び
前記可変バイアス回路に結合され、前記周波数信号をバ
イアス電流の変化を伴なつて磁気テープに記録する記録
ヘッドと、前記記録へッドーこよって前記磁気テープに
記録された前記周波数信号を再生する再生ヘッドと、前
記再生ヘッドの出力回路に結合され、前記周波数信号の
再生出力が所定レベルになったことを検出するレベル検
出回路と、前記周波数信号発生回路と前記記録ヘッドと
の間に設けられた自動バイアス調整時のみ前記周波数信
号を前記記録ヘッドに供給するための周波数信号供給制
御スイッチ回路と、前記再生ヘッドと前記レベル検出回
路との間に設けられた自動バイアス調整時のみ前詰周波
数信号の再生出力を前記レベル検出回路に供給するため
の再生出力供給制御スイッチ回路と、電源投入に応答し
て記録可能状態を設定する記録モード設定回路と、電源
投入に応答して前記周波数信号供給制御スイッチ回路を
周波数信号供給可態状態に転換すると共に前記再生出力
供給制御スイッチ回路をレベル検出可能状態に転換し、
且つ前記レベル検出回路の出力に応答して前記可変バイ
アス回路による記録バイアス電流の変化を停止させると
共に前記周波数信号供給制御スイッチ回路を周波数信号
供給遮断状態に転換し且つ前記再生出力供給制御スイッ
チ回路をレベル検出遮断状態に転換するバイアス調整制
御回路と、前記記録ヘッドで記録された前記周波数信号
が前記再生へツドで再生されるまでの遅れ時間に起因し
て前記周波数信号に無関係な信号が前記レベル検出回路
に送られることを阻止するために、前記周波数信号供給
制御スイッチ回路の周波数信号供給可能状態への転換よ
りも遅れて前記再生出力供給制御スイッチ回路がレベル
検出可能状態に転換するような遅れを前記再生出力供給
制御スイッチ回路に与える遅延回路と、を具備している
ことを特徴とするテープレコーダに係わるものである。 上記本発明によれば、電源が遮断されることによって所
定の記録バイアス電流を供給するための制御が不可能に
なっても、電源の投入によって自動的にバイアス調整が
開始され、再び所望の記録バイアス電流を供給すること
が可能になる。従って、タイマスイッチで電源を投入し
て記録を行う場合に極めて好都合となる。また電源遮断
中にバイアス電流を記憶しておくための記憶部を設ける
必要がなくなるので、装置の構成を簡略にしてコストの
低減を計ることができる。また、電源投入に応答して自
動的にバイアス調整が行われるので、信号の記録を迅速
に開発することができる。 また、遅延回路を設けて再生出力供給制御スイッチ回路
を遅延動作させるので、周波数信号に無関関係な信号に
よる誤まつたレベル検出出力の発生が防止される。以下
、図面を参照して本発明の実施例について述べる。 本発明の第1の実施例に係わるテープレコーダの一部を
ブロック的に示す第1図に設けられている周波数信号発
生回路1は、記録バイアス電流の変化によって再生出力
が変化する高周波帯城に属する10KH2の周波数信号
を発生するものである。この周波数信号発生回路1は半
固定可変抵抗器VR2を抵抗2と記録イコラィザ増幅回
路3とバイアストラップ回路4とを介して磁気記録ヘッ
ド5に結合されているので、バイアス調整時にミューテ
ィングトランジスタ6がオフになると、磁気テープ7に
10KH2の周波数信号が記録される。尚周波数信号供
給制御スイッチ回路として働くトランジスタ6は周波数
信号ラインと接地との間に接続されている。入力端子8
から付与され記録信号を増幅するための増幅回路9とィ
コラィザ増幅回路3との間にもミューテイングトランジ
スタ10が設けられ、トランジスタ6と10との切替え
によってヘッド5に10KHZ信号の記録信号とが選択
的に供給される。記録ヘッド5に記録した信号を再生す
るための再生ヘッド11の出力は再生ィコラィザ増幅回
路12と可変抵抗器VR3と抵抗13とを介してレベル
検出回路14に結合されている。 このため、レベル検出回路14の入力ライン15と接地
との間に接続されたミューティングトランジスタ16が
オフの場合のバイアス調整時には記録ヘッド5で記録さ
れた10KHZの周波数信号の再生出力がレベル検出回
路14の入力となる。再生ヘッド11及びィコラィザ増
幅回路12は通常の再生にも使用するために、再生出力
増幅回路17に接続されている。尚再生出力供給制御ス
イッチ回路として働くトランジスタ16がオンの時には
、レベル検出回路14への信号の伝達は遮断され、再生
出力増幅回路17にのみ再生出力が送られる。点線で囲
んで示す可変バイアス回路18は、IH2の発振器19
、この発振器19の出力ライン20がその入力に結合さ
れた4ビットのディジタルカウンタ21と、このデイジ
タルカウンタ21の4ビット出力に対応した4本の出力
ライン22,23,24,25に結合されたディジタル
・アナログ(D・A)変換回路26と、このD・A変換
回路26のアナログ出力ライン27に結合された100
KH2のバイアス発振器28と、バイアス発振器28の
出力を記録ヘッド5に結合するための半固定のコンデン
サ29と、IHz発振器19の出力を選択的にカゥンタ
21に供給するためにライン20と接地との間に設けら
れたバイアス電流固定用トランジスタ30とから成る。 そしてこの可変バイアス回路18はバイアス調整の開始
に応答して段階的に減少するバイアス電流を記録ヘッド
5に供給し、所望のバイアス電流値になったことがレベ
ル検出回路14で検出された時点から一定のバイアス電
流を供給する。点線で囲んで示すバイアス調整制御回路
31は、電源投入に応答して周波数信号供給制御用トラ
ンジスタ6をオフに転換すると共に再生出力供給制御ト
ランジスター6をオフに転換し、且つレベル検出回路1
4の出力に応答して可変バイアス回路18による記録バ
イアス電流の変化を停止させると共に周波数信号供給制
御用トランジスタ6をオンに転換し且つ再生出力供給制
御用トランジスター6をオンに転換するように構成され
ている。 このため、電源投入検出ライン32はバイアス調整自動
開始設定スイッチ33と整流回路97と電源スイッチ3
5とを介してテープレコーダの電源端子99、又は更に
タイマスイッチ34を介してタイマの電源端子36に接
続される。この電源投入検出ライン32はコンデンサ3
7と放電抵抗37aとから成る微分回路と抵抗38とを
介して電源投入検出用トランジスタ39のベースに接続
され、且つこのトランジスタ39のェミツタは接地され
、このコレクタは自動バイアス調整開始制御用フリップ
フロップ40のセット端子に接続されているので、電源
投入に同期してトランジスタ39がオンになり、低レベ
ル(接地レベル)のセット信号がフリツプフロップ4川
こ付与され、これがセットされる。尚手動操作によって
も自動バイアス調整を開始するために、フリツプフロッ
プ40のセット端子Sと接地との間に常開接点構成のバ
イアス調整スイッチ41が設けられている。従って、こ
のスイッチ41をオン操作してもフリップフロップ40
をセットしてバイアス調整を開始させることが出来る。
フリップフロップ40のQ出力端子は抵抗41を介して
バイアス調整開始制御用トランジスタ42のベースに接
続され、このトランジスタ42のェミッタは接地され、
このコレク夕と電源端子+Bとの間にリレーコイル43
が接続されているので、フリツプフロツプ40がセット
されてQ出力端子から高レベルの出力が発生すると、ト
ランジスタ42はオンになり、リレーコイル43が付勢
され、スイッチ44が接点aから接点bに切換えられる
。 尚トランジスタ42のベースは抵抗41と45とを介し
て電源端子+Bにも接続されているが、トランジスタ4
2のベースはライル61を介してスイッチ44の接点a
に接続されているので、フリツプフロツプ40がリセッ
トされている期間にはベースがスイッチ44で接地され
、このトランジスタ42は確実にオフに保たれる。また
トランジスタ42のベースと接地との間にコンデンサ4
6が接続されいるので、電源投入から少し遅れてトラン
ジスタ42がオンになる。このようにトランジスタ42
に少し遅れを持たせたのは「電源投入に同期してカウン
タ21を確実にリセットし、且つバイアス調整停止検出
用フリップフロップ47を確実にリセットするためであ
る。略最適バイアス電流値になった時に低レベルの一致
出力を送出するレベル検出回路14の出力ライン48は
フリツプフロツプ47のセット端子Sに接続されている
。このフリップフロップ47のセット端子Sは抵抗49
を介して電源端子十Bに接続されているので、常時は高
レベル状態に保たれているが、レベル検出回路14から
低レベルの一致出力が発生するとセットされ、このQ出
力端子が低レベルとなる。そしてフリップフロップ47
のQ出力端子はフリツプフロツプ40のリセット端子R
に接続されているので、フリップフロップ47のセット
に応答して低レベルのリセット信号が次段のフリップフ
ロップ40のリセット端子に付与され、このフリップフ
ロップ40がリセットされ、自動バイアス調整が終了す
る。停止検出用フリツプフロツプ47のリセット端子R
はトランジスタ50を介して接地され、このトランジス
タ50のベースは抵抗51とライン52とを介してスイ
ッチ44の接点bに接続され、且つ抵抗51と抵抗53
とを介して電源端子+Bに接続されているので、電源が
投入されるとこのトランジスタ50はオンになって低レ
ベルのリセット信号がフリツプフロツプFF,に与えら
れ、しかる後スイッチ44の接点のオンに応答してこの
トランジスタ5川まオフになり、リセツト信号が消滅す
る。 トランジスタ6のべ−スは抵抗54とダイオード55と
ライン56とライン52とを介してスイッチ44の接点
bに接続され、且つ抵抗53を介して電源端子+Bに接
続されている。従ってスイッチ44の接点bのオフの期
間はトランジスタ6はオンであり、10KH2の周波数
信号をミューティングする。しかし、自動バイアス調整
のために、スイッチ44の接点bをオンにすると、トラ
ンジスタ6のベースが接地され、このトランジスタ6は
オフになり、周波数信号が供給される。トランジスタ1
6のベースは抵抗57とコンデンサ58とから成る遅延
回路59とダイオード60とを介してスイッチ44の接
続され、且つ抵抗53を介して電源端子+Bに接続され
ている。 従ってスイッチ44の接点bがオフの期間はトランジス
タ16がオンであり、逆にスイッチ44の接点bがオン
の期間にはトランジスタ16のベースが接地されてオフ
になる。尚遅延回路59は、記録ヘッド5と再生ヘッド
11とが位置ずれしているために、記録ヘッド5で記録
した周波数信号が再生されるまでに、位置ずれ部分の雑
音信号が再生され、これがレベル検出回路14に送られ
るような事態を防ぐためである。従って、記録ヘッド5
で周波数信号の記録を開始してからいまらくしてトラン
ジスター6がオフになり、レベル検出回路14に再生信
号が入力する。このレベル検出を正確に行うことが可能
である。トランジスタ10のベースはライン62によつ
てスイッチ44の接点aに接続されている。 従って自動バイアス調整されていない期間はこのトラン
ジスタ10のベースがスイッチ44で接地され、オフに
保たれる。しかし、自動バイアス調整期間中は、スイッ
チ44による接地が解除され、フリツプフロツプ40の
Q出力端子から得られる高レベル出力に応答してオンに
なり、記録信号の伝達を遮断する。63は自動バイアス
調整スイッチであって、手動でバイアス調整する場合に
オン操作し、所望時間のみIHZ発振器19の出力をカ
ワンタ21に入力させるものである。 IH2発振器19とカウンタ21との間に設けられたト
ランジスタ30のベースはダイオード64を介して手動
バイアス調整スイッチ63に接続されているので、スイ
ッチ63のオンの期間はトランジスタ30がオフになり
、カウンタ20にIHZの信号が供給される。 またトランジスタ30のベースはライン67と抵抗65
を介してスイッチ44の接点bに接続されているので、
自動バイアス調整時にスイッチ44の接点がオンになる
と、トランジスタ30はオフになる。 従って、カウンタ21にIH2信号が入力する。しかし
、スイッチ63がオフの時、及びスイッチ44の接点b
がオフの時には、トランジスタ30のベースに、電源端
子十Bと抵抗53とライン52と抵抗65とライン67
とを介してベース電流が流れ、このトランジスタ30が
オンになるので、IHZの信号はカウンタ21に入力し
ない。カウン夕21のリセット端子Rはライン70と抵
抗66とを介して電源端子+Bに接続されていると共に
、ダイオード68を介してスイッチ44の接点bに接続
されている。 またこのリセット端子Rはコンデンサ67とダイオード
69とを介して手動バイアス調整スイッチ63に接続さ
れている。従って、電源が投入されると、電源端子+B
からカウンタ21のリセット端子Rに高レベルのリセッ
ト信号が供給され、しかる後、スイッチ44の接点bを
オンにするか、又はスイッチ63をオンにすると、リセ
ット端子Rが接地されて、リセット信号が消滅し、カゥ
ンタ21が動作を開始する。点線で囲んで示す記録モー
ド設定回路71は、テープ走行制御用のプレイ用フリツ
プフロップ72と、記録状態に切換制御するための記録
用フリツプフロツプ73とを含む。 プレイ用フリツプフロツプ73のセット端子Sは抵抗7
4を介して電源端子+Bに接続されていると共に、常開
接点構成のプレイスイッチ75を介して接地され、且つ
トランジスタ76を介して接地される。 従ってプレイスイッチ75をオンにした時、又はトラン
ジスタ76をオンにした時に低レベルのリセット信号が
入力し、フリツブフロツプ72はセットされる。このフ
リツプフロツプ72のリセット端子Rと接地との間には
常開接点構成の停止スイッチ77が接続されているので
、スイッチ77をオンにした時に低レベルのリセット信
号がフリップフロツプ72に付与される。記録用フリッ
プフロツプ73のセット端子Sは抵抗78を介して電源
端子十Bに接続されている。またこのセット端子Sと接
地との間に常開援点構成の記録スイッチ79、及びトラ
ンジスタ80が接続されている。従って、記録スイッチ
79をオンに操作した時及びトランジスタ80がオンに
なった時に低レベルのセット信号がフリップフロップ7
2に付与される。このフリップフロップ73のリセット
端子Rも停止スイッチ77に接続されているので、停止
スイッチ77をオン操作すると低レベルのリセット信号
が付与され、フリップフロツプ73はリセットされる。
トランジスタ76のベースは抵抗81とコンデンサ82
とライン83とを介してバイアス調整自動開始設定スイ
ッチ33の接点b‘こ接続され、またトランジスタ80
のベースは抵抗84とコンデンサ82とライン83とを
介してスイッチ33の接点bに接続されているので、テ
ープレコーダの電源スイッチ35が予めオンにされ。 且つスイッチ33の接点bが予めオンにされた状態でタ
イマスイッチ34がオンになり、ライン83に電圧が印
加されると、コンデンサ82を介して微分パルスがトラ
ンジスタ76及び8川こ付与され、このトランジスタ7
6及び80のオンにより、フリツプフロツプ72及び7
3にセット信号が付与され、テープレコーダは記録状態
になる。尚コンデンサ82に並列接続された抵抗85は
放電用である。プレイ用フリツプフロップ72はQ出力
は、巻取側リール86を駆動する巻取側モータ87を付
勢する。 スイッチングトランジスタ88をオンにし、またキヤブ
スタン89にピンチローラ90を転接させるためにプラ
ンジャソレノィド91を付勢するために使用され、更に
リール駆動機構のブレーキを解除するために使用される
。供給側リール92に結合されたモータ93は、電源端
子十Bとの間のトランジスタ94によって制御され、テ
ープ7のバックテンション付与又はテープ7の巻取りに
使用される。記録用フリツプフロップ73のQ出力は、
テープレコーダの電気回路を記録状態に切換えるために
使用される。 このテープレコーダを手動で記録モ−ド‘こ設定する場
合には、一般のテープレコーダと同様にプレイスイッチ
75と記録スイッチ79との両方を操作する。尚このテ
ープレコーダには、ライン96でヘッド5に供給するバ
イアス電流の量、及びバイアス調整の進行状態を知るた
めに、バイアス表示回路95がバイアス発振器28の出
力に結合されている。 第1図において整流回路97の出力ライン98は各電源
端子十Bに接続される。 また電源スイッチ35の前段の端子99は、テープレコ
ーダの電源プラグに相当する部分であり、タイマスイッ
チ34はこの実施例の場合、端子36と端子99との間
に外部回路として接続されている。従って、テープレコ
ーダの電源端子99を電源コンセントに接続し、タイマ
スイッチ34に無関係に使用することも勿論可能である
。第2図は第1図におけるレベル検出回路14を具体的
に示すものである。 入力ライン15と接地との間に接続された可変抵抗器V
R4に摺動端子は結合コンデンサC,を介して交流増幅
用トランジスタQ,のベースに接続され、トランジスタ
Q,のベースにはバイアス抵抗R,及びR2が接続され
、コレクタは抵抗R3を介して電源端子十B接続され、
ェミッタは抵抗R4で接地されているので、再生ヘッド
11の出力レベルはトランジスタQ,で増幅される。ト
ランジスタQ,のコレクタは結合コンデンサC2を介し
て整流用セットダイオードD,に接続され、ダイオード
D,の出力と接地との間に平滑用コンデンサC3が接続
されているので、平滑用コンデンサC3の両端に再生出
力に応じた直流レベルが得られる。ダイオードD,の出
力は抵抗R5を介してトランジスタQ2のベースに接続
され、トランジスタQ2のベースと接地との間の抵抗R
6が接続され、トランジスタQ2のコレクタと電源端子
十Bとの間に抵抗R7が接続され、このトランジスタQ
2のェミックと接地との間に抵抗R8が接続されている
ので、コンデンサC3の電圧が所定レベル(第5図のP
,点しベル)以上になるとトランジスタQ2がオンにな
る。トランジスタQ2のェミッタは次段のトランジスタ
Qのベースに接続され、トランジスタQ3のェミッ外ま
接地されているので、前段のトランジスタQ2がオンに
なると、次段のトランジスタQ3もオンになり、ライン
48‘こ接続された第1図のフリツプフロツプ47がセ
ットされる。尚このレベル検出回路14は標準テープを
使用して周波数信号を記録再生したときに得られる再生
出力レベルでトランジスタQ2,Q3がオンになるよう
に設定されている。第3図は第1図のD・A変換回路2
6と100KHZのバイアス発振器28とバイアス表示
回路95とを詳しく示すものである。 第1図のカウンタ21からD・A変換回路26にデジタ
ル信号を並列に入力させるための4本のデジタル信号ラ
イン22,23,24,25は、夫々抵抗R9,R,o
,R,.,R,2を介して、4つのトランジスタQ,Q
,Q6,Q7のベースに夫々接続されている。またェミ
ッタ接地された4つのトランジスタは〜Q7のコレクタ
と電源端子+Bとの間には4つのりレーコイルL,L,
L3,L4が夫々接続されている。バイアス発振器28
に接続されたアナログ出力ライン27と電源端子+Bと
の間には、デジタル信号をアナログ信号に変換するため
の公知の可変抵抗回路が接続されている。 この可変抵抗回路を更に詳しく述べると、電源端子十B
とライン27との間に抵抗R,3が接続され、この抵抗
R,8に4つのスイッチS,,S2,S3,S4を介し
て種々の抵抗が並列接続されている。尚スイッチS,〜
S4はリレーコイルL〜Lの付勢に応動して接点aから
接点bに切換わるものである。またスイッチS,〜S4
の接点aは電源端子+Bに夫々接続され、接点bは夫々
接地されている。またスイッチS,〜S4と抵抗R,8
,R,9,R2o,R乳直列接続ライン101との間に
抵抗R,4, R,5,R,6,R,7が接続され、こ
のライン101左端は抵抗R22で接地され、左端はラ
イン27に接続されている。尚抵抗R,8=R,9=R
2o=R2,=Rに設定され、R,4=R,5=R,6
=R,7=R22=球に設定されている。上述の如きD
・A変換回路26において、ライン22〜25に供給さ
れる4ビットのデジタル信号が
ダに関し、更に詳細には、比較的簡単な構成で自動バイ
アス調整を行うことが可能なテープレコーダに関する。 テープレコーダで信号をテープに記録する場合には、高
周波バイアス電流を磁気へッド‘こ流す。この記録バイ
アス電流はテープの種類によって異なるために、最近の
テープデッキでは普通の磁気テープ用バイアスとクロー
ム(Cの2)テープ用バイアスとの両方、又は更に多く
の種類の記録バイアス電流を設定することが出来るよう
に構成されている。ところが、一般の使用者はテ−プの
種類とバイアス設定との関係を理解するのに困難を伴い
、誤まったバイアスで使用することが時々ある。また同
一種類のテープでも最適バイアス値にバラツキがある。
上述の如き問題を解決するために、自動的にバイアス電
流を調整する装置が提案されている。ところが、バイア
ス電流を可変コンデンサ、又は可変抵抗器等で変化させ
る自動バイアス調整方式では、装置が大形になるのみな
らず、モータで可変コンデンサ又は可変抵抗器を操作す
るので、応答速度が遅いという欠点及び慣性による回転
で正確にバイアス電流を固定することが難しいという欠
点があった。またバイアス電流を電子回路を使用して変
化させる方式には、電源が遮断されてもバイアス電流を
所定値に保持するための記憶装置が要求され、装置が高
価になるという欠点があった。そこで、本発明の目的は
、自動バイアス調整装置に記憶部分を設けなくても差支
えないテープレコーダを提供することにある。 上記目的を達成するための本発明は、所定バイアス電流
値を電気的に保持する可変バイアス回路と、前言己可変
バイアス回路で供給する記録バイアス電流の変化によっ
て再生出力が変化する周波数帯城の周波数信号を発生す
る周波数信号発生回路と、前記周波数信号発生回路及び
前記可変バイアス回路に結合され、前記周波数信号をバ
イアス電流の変化を伴なつて磁気テープに記録する記録
ヘッドと、前記記録へッドーこよって前記磁気テープに
記録された前記周波数信号を再生する再生ヘッドと、前
記再生ヘッドの出力回路に結合され、前記周波数信号の
再生出力が所定レベルになったことを検出するレベル検
出回路と、前記周波数信号発生回路と前記記録ヘッドと
の間に設けられた自動バイアス調整時のみ前記周波数信
号を前記記録ヘッドに供給するための周波数信号供給制
御スイッチ回路と、前記再生ヘッドと前記レベル検出回
路との間に設けられた自動バイアス調整時のみ前詰周波
数信号の再生出力を前記レベル検出回路に供給するため
の再生出力供給制御スイッチ回路と、電源投入に応答し
て記録可能状態を設定する記録モード設定回路と、電源
投入に応答して前記周波数信号供給制御スイッチ回路を
周波数信号供給可態状態に転換すると共に前記再生出力
供給制御スイッチ回路をレベル検出可能状態に転換し、
且つ前記レベル検出回路の出力に応答して前記可変バイ
アス回路による記録バイアス電流の変化を停止させると
共に前記周波数信号供給制御スイッチ回路を周波数信号
供給遮断状態に転換し且つ前記再生出力供給制御スイッ
チ回路をレベル検出遮断状態に転換するバイアス調整制
御回路と、前記記録ヘッドで記録された前記周波数信号
が前記再生へツドで再生されるまでの遅れ時間に起因し
て前記周波数信号に無関係な信号が前記レベル検出回路
に送られることを阻止するために、前記周波数信号供給
制御スイッチ回路の周波数信号供給可能状態への転換よ
りも遅れて前記再生出力供給制御スイッチ回路がレベル
検出可能状態に転換するような遅れを前記再生出力供給
制御スイッチ回路に与える遅延回路と、を具備している
ことを特徴とするテープレコーダに係わるものである。 上記本発明によれば、電源が遮断されることによって所
定の記録バイアス電流を供給するための制御が不可能に
なっても、電源の投入によって自動的にバイアス調整が
開始され、再び所望の記録バイアス電流を供給すること
が可能になる。従って、タイマスイッチで電源を投入し
て記録を行う場合に極めて好都合となる。また電源遮断
中にバイアス電流を記憶しておくための記憶部を設ける
必要がなくなるので、装置の構成を簡略にしてコストの
低減を計ることができる。また、電源投入に応答して自
動的にバイアス調整が行われるので、信号の記録を迅速
に開発することができる。 また、遅延回路を設けて再生出力供給制御スイッチ回路
を遅延動作させるので、周波数信号に無関関係な信号に
よる誤まつたレベル検出出力の発生が防止される。以下
、図面を参照して本発明の実施例について述べる。 本発明の第1の実施例に係わるテープレコーダの一部を
ブロック的に示す第1図に設けられている周波数信号発
生回路1は、記録バイアス電流の変化によって再生出力
が変化する高周波帯城に属する10KH2の周波数信号
を発生するものである。この周波数信号発生回路1は半
固定可変抵抗器VR2を抵抗2と記録イコラィザ増幅回
路3とバイアストラップ回路4とを介して磁気記録ヘッ
ド5に結合されているので、バイアス調整時にミューテ
ィングトランジスタ6がオフになると、磁気テープ7に
10KH2の周波数信号が記録される。尚周波数信号供
給制御スイッチ回路として働くトランジスタ6は周波数
信号ラインと接地との間に接続されている。入力端子8
から付与され記録信号を増幅するための増幅回路9とィ
コラィザ増幅回路3との間にもミューテイングトランジ
スタ10が設けられ、トランジスタ6と10との切替え
によってヘッド5に10KHZ信号の記録信号とが選択
的に供給される。記録ヘッド5に記録した信号を再生す
るための再生ヘッド11の出力は再生ィコラィザ増幅回
路12と可変抵抗器VR3と抵抗13とを介してレベル
検出回路14に結合されている。 このため、レベル検出回路14の入力ライン15と接地
との間に接続されたミューティングトランジスタ16が
オフの場合のバイアス調整時には記録ヘッド5で記録さ
れた10KHZの周波数信号の再生出力がレベル検出回
路14の入力となる。再生ヘッド11及びィコラィザ増
幅回路12は通常の再生にも使用するために、再生出力
増幅回路17に接続されている。尚再生出力供給制御ス
イッチ回路として働くトランジスタ16がオンの時には
、レベル検出回路14への信号の伝達は遮断され、再生
出力増幅回路17にのみ再生出力が送られる。点線で囲
んで示す可変バイアス回路18は、IH2の発振器19
、この発振器19の出力ライン20がその入力に結合さ
れた4ビットのディジタルカウンタ21と、このデイジ
タルカウンタ21の4ビット出力に対応した4本の出力
ライン22,23,24,25に結合されたディジタル
・アナログ(D・A)変換回路26と、このD・A変換
回路26のアナログ出力ライン27に結合された100
KH2のバイアス発振器28と、バイアス発振器28の
出力を記録ヘッド5に結合するための半固定のコンデン
サ29と、IHz発振器19の出力を選択的にカゥンタ
21に供給するためにライン20と接地との間に設けら
れたバイアス電流固定用トランジスタ30とから成る。 そしてこの可変バイアス回路18はバイアス調整の開始
に応答して段階的に減少するバイアス電流を記録ヘッド
5に供給し、所望のバイアス電流値になったことがレベ
ル検出回路14で検出された時点から一定のバイアス電
流を供給する。点線で囲んで示すバイアス調整制御回路
31は、電源投入に応答して周波数信号供給制御用トラ
ンジスタ6をオフに転換すると共に再生出力供給制御ト
ランジスター6をオフに転換し、且つレベル検出回路1
4の出力に応答して可変バイアス回路18による記録バ
イアス電流の変化を停止させると共に周波数信号供給制
御用トランジスタ6をオンに転換し且つ再生出力供給制
御用トランジスター6をオンに転換するように構成され
ている。 このため、電源投入検出ライン32はバイアス調整自動
開始設定スイッチ33と整流回路97と電源スイッチ3
5とを介してテープレコーダの電源端子99、又は更に
タイマスイッチ34を介してタイマの電源端子36に接
続される。この電源投入検出ライン32はコンデンサ3
7と放電抵抗37aとから成る微分回路と抵抗38とを
介して電源投入検出用トランジスタ39のベースに接続
され、且つこのトランジスタ39のェミツタは接地され
、このコレクタは自動バイアス調整開始制御用フリップ
フロップ40のセット端子に接続されているので、電源
投入に同期してトランジスタ39がオンになり、低レベ
ル(接地レベル)のセット信号がフリツプフロップ4川
こ付与され、これがセットされる。尚手動操作によって
も自動バイアス調整を開始するために、フリツプフロッ
プ40のセット端子Sと接地との間に常開接点構成のバ
イアス調整スイッチ41が設けられている。従って、こ
のスイッチ41をオン操作してもフリップフロップ40
をセットしてバイアス調整を開始させることが出来る。
フリップフロップ40のQ出力端子は抵抗41を介して
バイアス調整開始制御用トランジスタ42のベースに接
続され、このトランジスタ42のェミッタは接地され、
このコレク夕と電源端子+Bとの間にリレーコイル43
が接続されているので、フリツプフロツプ40がセット
されてQ出力端子から高レベルの出力が発生すると、ト
ランジスタ42はオンになり、リレーコイル43が付勢
され、スイッチ44が接点aから接点bに切換えられる
。 尚トランジスタ42のベースは抵抗41と45とを介し
て電源端子+Bにも接続されているが、トランジスタ4
2のベースはライル61を介してスイッチ44の接点a
に接続されているので、フリツプフロツプ40がリセッ
トされている期間にはベースがスイッチ44で接地され
、このトランジスタ42は確実にオフに保たれる。また
トランジスタ42のベースと接地との間にコンデンサ4
6が接続されいるので、電源投入から少し遅れてトラン
ジスタ42がオンになる。このようにトランジスタ42
に少し遅れを持たせたのは「電源投入に同期してカウン
タ21を確実にリセットし、且つバイアス調整停止検出
用フリップフロップ47を確実にリセットするためであ
る。略最適バイアス電流値になった時に低レベルの一致
出力を送出するレベル検出回路14の出力ライン48は
フリツプフロツプ47のセット端子Sに接続されている
。このフリップフロップ47のセット端子Sは抵抗49
を介して電源端子十Bに接続されているので、常時は高
レベル状態に保たれているが、レベル検出回路14から
低レベルの一致出力が発生するとセットされ、このQ出
力端子が低レベルとなる。そしてフリップフロップ47
のQ出力端子はフリツプフロツプ40のリセット端子R
に接続されているので、フリップフロップ47のセット
に応答して低レベルのリセット信号が次段のフリップフ
ロップ40のリセット端子に付与され、このフリップフ
ロップ40がリセットされ、自動バイアス調整が終了す
る。停止検出用フリツプフロツプ47のリセット端子R
はトランジスタ50を介して接地され、このトランジス
タ50のベースは抵抗51とライン52とを介してスイ
ッチ44の接点bに接続され、且つ抵抗51と抵抗53
とを介して電源端子+Bに接続されているので、電源が
投入されるとこのトランジスタ50はオンになって低レ
ベルのリセット信号がフリツプフロツプFF,に与えら
れ、しかる後スイッチ44の接点のオンに応答してこの
トランジスタ5川まオフになり、リセツト信号が消滅す
る。 トランジスタ6のべ−スは抵抗54とダイオード55と
ライン56とライン52とを介してスイッチ44の接点
bに接続され、且つ抵抗53を介して電源端子+Bに接
続されている。従ってスイッチ44の接点bのオフの期
間はトランジスタ6はオンであり、10KH2の周波数
信号をミューティングする。しかし、自動バイアス調整
のために、スイッチ44の接点bをオンにすると、トラ
ンジスタ6のベースが接地され、このトランジスタ6は
オフになり、周波数信号が供給される。トランジスタ1
6のベースは抵抗57とコンデンサ58とから成る遅延
回路59とダイオード60とを介してスイッチ44の接
続され、且つ抵抗53を介して電源端子+Bに接続され
ている。 従ってスイッチ44の接点bがオフの期間はトランジス
タ16がオンであり、逆にスイッチ44の接点bがオン
の期間にはトランジスタ16のベースが接地されてオフ
になる。尚遅延回路59は、記録ヘッド5と再生ヘッド
11とが位置ずれしているために、記録ヘッド5で記録
した周波数信号が再生されるまでに、位置ずれ部分の雑
音信号が再生され、これがレベル検出回路14に送られ
るような事態を防ぐためである。従って、記録ヘッド5
で周波数信号の記録を開始してからいまらくしてトラン
ジスター6がオフになり、レベル検出回路14に再生信
号が入力する。このレベル検出を正確に行うことが可能
である。トランジスタ10のベースはライン62によつ
てスイッチ44の接点aに接続されている。 従って自動バイアス調整されていない期間はこのトラン
ジスタ10のベースがスイッチ44で接地され、オフに
保たれる。しかし、自動バイアス調整期間中は、スイッ
チ44による接地が解除され、フリツプフロツプ40の
Q出力端子から得られる高レベル出力に応答してオンに
なり、記録信号の伝達を遮断する。63は自動バイアス
調整スイッチであって、手動でバイアス調整する場合に
オン操作し、所望時間のみIHZ発振器19の出力をカ
ワンタ21に入力させるものである。 IH2発振器19とカウンタ21との間に設けられたト
ランジスタ30のベースはダイオード64を介して手動
バイアス調整スイッチ63に接続されているので、スイ
ッチ63のオンの期間はトランジスタ30がオフになり
、カウンタ20にIHZの信号が供給される。 またトランジスタ30のベースはライン67と抵抗65
を介してスイッチ44の接点bに接続されているので、
自動バイアス調整時にスイッチ44の接点がオンになる
と、トランジスタ30はオフになる。 従って、カウンタ21にIH2信号が入力する。しかし
、スイッチ63がオフの時、及びスイッチ44の接点b
がオフの時には、トランジスタ30のベースに、電源端
子十Bと抵抗53とライン52と抵抗65とライン67
とを介してベース電流が流れ、このトランジスタ30が
オンになるので、IHZの信号はカウンタ21に入力し
ない。カウン夕21のリセット端子Rはライン70と抵
抗66とを介して電源端子+Bに接続されていると共に
、ダイオード68を介してスイッチ44の接点bに接続
されている。 またこのリセット端子Rはコンデンサ67とダイオード
69とを介して手動バイアス調整スイッチ63に接続さ
れている。従って、電源が投入されると、電源端子+B
からカウンタ21のリセット端子Rに高レベルのリセッ
ト信号が供給され、しかる後、スイッチ44の接点bを
オンにするか、又はスイッチ63をオンにすると、リセ
ット端子Rが接地されて、リセット信号が消滅し、カゥ
ンタ21が動作を開始する。点線で囲んで示す記録モー
ド設定回路71は、テープ走行制御用のプレイ用フリツ
プフロップ72と、記録状態に切換制御するための記録
用フリツプフロツプ73とを含む。 プレイ用フリツプフロツプ73のセット端子Sは抵抗7
4を介して電源端子+Bに接続されていると共に、常開
接点構成のプレイスイッチ75を介して接地され、且つ
トランジスタ76を介して接地される。 従ってプレイスイッチ75をオンにした時、又はトラン
ジスタ76をオンにした時に低レベルのリセット信号が
入力し、フリツブフロツプ72はセットされる。このフ
リツプフロツプ72のリセット端子Rと接地との間には
常開接点構成の停止スイッチ77が接続されているので
、スイッチ77をオンにした時に低レベルのリセット信
号がフリップフロツプ72に付与される。記録用フリッ
プフロツプ73のセット端子Sは抵抗78を介して電源
端子十Bに接続されている。またこのセット端子Sと接
地との間に常開援点構成の記録スイッチ79、及びトラ
ンジスタ80が接続されている。従って、記録スイッチ
79をオンに操作した時及びトランジスタ80がオンに
なった時に低レベルのセット信号がフリップフロップ7
2に付与される。このフリップフロップ73のリセット
端子Rも停止スイッチ77に接続されているので、停止
スイッチ77をオン操作すると低レベルのリセット信号
が付与され、フリップフロツプ73はリセットされる。
トランジスタ76のベースは抵抗81とコンデンサ82
とライン83とを介してバイアス調整自動開始設定スイ
ッチ33の接点b‘こ接続され、またトランジスタ80
のベースは抵抗84とコンデンサ82とライン83とを
介してスイッチ33の接点bに接続されているので、テ
ープレコーダの電源スイッチ35が予めオンにされ。 且つスイッチ33の接点bが予めオンにされた状態でタ
イマスイッチ34がオンになり、ライン83に電圧が印
加されると、コンデンサ82を介して微分パルスがトラ
ンジスタ76及び8川こ付与され、このトランジスタ7
6及び80のオンにより、フリツプフロツプ72及び7
3にセット信号が付与され、テープレコーダは記録状態
になる。尚コンデンサ82に並列接続された抵抗85は
放電用である。プレイ用フリツプフロップ72はQ出力
は、巻取側リール86を駆動する巻取側モータ87を付
勢する。 スイッチングトランジスタ88をオンにし、またキヤブ
スタン89にピンチローラ90を転接させるためにプラ
ンジャソレノィド91を付勢するために使用され、更に
リール駆動機構のブレーキを解除するために使用される
。供給側リール92に結合されたモータ93は、電源端
子十Bとの間のトランジスタ94によって制御され、テ
ープ7のバックテンション付与又はテープ7の巻取りに
使用される。記録用フリツプフロップ73のQ出力は、
テープレコーダの電気回路を記録状態に切換えるために
使用される。 このテープレコーダを手動で記録モ−ド‘こ設定する場
合には、一般のテープレコーダと同様にプレイスイッチ
75と記録スイッチ79との両方を操作する。尚このテ
ープレコーダには、ライン96でヘッド5に供給するバ
イアス電流の量、及びバイアス調整の進行状態を知るた
めに、バイアス表示回路95がバイアス発振器28の出
力に結合されている。 第1図において整流回路97の出力ライン98は各電源
端子十Bに接続される。 また電源スイッチ35の前段の端子99は、テープレコ
ーダの電源プラグに相当する部分であり、タイマスイッ
チ34はこの実施例の場合、端子36と端子99との間
に外部回路として接続されている。従って、テープレコ
ーダの電源端子99を電源コンセントに接続し、タイマ
スイッチ34に無関係に使用することも勿論可能である
。第2図は第1図におけるレベル検出回路14を具体的
に示すものである。 入力ライン15と接地との間に接続された可変抵抗器V
R4に摺動端子は結合コンデンサC,を介して交流増幅
用トランジスタQ,のベースに接続され、トランジスタ
Q,のベースにはバイアス抵抗R,及びR2が接続され
、コレクタは抵抗R3を介して電源端子十B接続され、
ェミッタは抵抗R4で接地されているので、再生ヘッド
11の出力レベルはトランジスタQ,で増幅される。ト
ランジスタQ,のコレクタは結合コンデンサC2を介し
て整流用セットダイオードD,に接続され、ダイオード
D,の出力と接地との間に平滑用コンデンサC3が接続
されているので、平滑用コンデンサC3の両端に再生出
力に応じた直流レベルが得られる。ダイオードD,の出
力は抵抗R5を介してトランジスタQ2のベースに接続
され、トランジスタQ2のベースと接地との間の抵抗R
6が接続され、トランジスタQ2のコレクタと電源端子
十Bとの間に抵抗R7が接続され、このトランジスタQ
2のェミックと接地との間に抵抗R8が接続されている
ので、コンデンサC3の電圧が所定レベル(第5図のP
,点しベル)以上になるとトランジスタQ2がオンにな
る。トランジスタQ2のェミッタは次段のトランジスタ
Qのベースに接続され、トランジスタQ3のェミッ外ま
接地されているので、前段のトランジスタQ2がオンに
なると、次段のトランジスタQ3もオンになり、ライン
48‘こ接続された第1図のフリツプフロツプ47がセ
ットされる。尚このレベル検出回路14は標準テープを
使用して周波数信号を記録再生したときに得られる再生
出力レベルでトランジスタQ2,Q3がオンになるよう
に設定されている。第3図は第1図のD・A変換回路2
6と100KHZのバイアス発振器28とバイアス表示
回路95とを詳しく示すものである。 第1図のカウンタ21からD・A変換回路26にデジタ
ル信号を並列に入力させるための4本のデジタル信号ラ
イン22,23,24,25は、夫々抵抗R9,R,o
,R,.,R,2を介して、4つのトランジスタQ,Q
,Q6,Q7のベースに夫々接続されている。またェミ
ッタ接地された4つのトランジスタは〜Q7のコレクタ
と電源端子+Bとの間には4つのりレーコイルL,L,
L3,L4が夫々接続されている。バイアス発振器28
に接続されたアナログ出力ライン27と電源端子+Bと
の間には、デジタル信号をアナログ信号に変換するため
の公知の可変抵抗回路が接続されている。 この可変抵抗回路を更に詳しく述べると、電源端子十B
とライン27との間に抵抗R,3が接続され、この抵抗
R,8に4つのスイッチS,,S2,S3,S4を介し
て種々の抵抗が並列接続されている。尚スイッチS,〜
S4はリレーコイルL〜Lの付勢に応動して接点aから
接点bに切換わるものである。またスイッチS,〜S4
の接点aは電源端子+Bに夫々接続され、接点bは夫々
接地されている。またスイッチS,〜S4と抵抗R,8
,R,9,R2o,R乳直列接続ライン101との間に
抵抗R,4, R,5,R,6,R,7が接続され、こ
のライン101左端は抵抗R22で接地され、左端はラ
イン27に接続されている。尚抵抗R,8=R,9=R
2o=R2,=Rに設定され、R,4=R,5=R,6
=R,7=R22=球に設定されている。上述の如きD
・A変換回路26において、ライン22〜25に供給さ
れる4ビットのデジタル信号が
〔0000〕の場合には
、スイッチS,〜S4の接点aが夫々オンであり、逆に
接点bは夫々オフに保たれる。 従ってこの場合には、電源端子+B、スイッチS,、抵
抗R.4,R,8,R,9,R2o,Ra,及びライン
27から成る第1の抵抗回路、電源端子+B、スイッチ
S2、抵抗R,5,R,9,R柳R乳,及びライン27
から成る第2の抵抗回路、電源端子+B、スイッチS3
,抵抗R,6,R2o,R2,,及びライン27から成
る第3の抵抗回路、電源端子+B、スイッチS4,抵抗
R,7,R2,,ライン27から成る第4の抵抗回路が
形成され、第1〜4の低抗回路が抵抗R,3に夫々並列
接続される。このようにデジタル出力が
、スイッチS,〜S4の接点aが夫々オンであり、逆に
接点bは夫々オフに保たれる。 従ってこの場合には、電源端子+B、スイッチS,、抵
抗R.4,R,8,R,9,R2o,Ra,及びライン
27から成る第1の抵抗回路、電源端子+B、スイッチ
S2、抵抗R,5,R,9,R柳R乳,及びライン27
から成る第2の抵抗回路、電源端子+B、スイッチS3
,抵抗R,6,R2o,R2,,及びライン27から成
る第3の抵抗回路、電源端子+B、スイッチS4,抵抗
R,7,R2,,ライン27から成る第4の抵抗回路が
形成され、第1〜4の低抗回路が抵抗R,3に夫々並列
接続される。このようにデジタル出力が
〔0000〕で
第3図のように全部のスイッチS,〜S4接点bがオフ
で接点aがオンの時には合成抵抗値が最も小さくなり、
バイアス発振器28に供給されるアナログ出力電圧第4
図でV,で示す如く最も高くなる。次に〔0001〕の
デジタル信号が入力すると、ライン22のみが“1”即
ち高レベルとなり、トランジスタQ4がオンになり、リ
レーコイルL,に電流が流れてスイッチS,の接点bが
オンになる。 これにより、前述第1の抵抗回路が切り離され「合成抵
抗値が一段階高くなり、逆にアナログ出力電圧は第4図
に示す如く一段階低くなる。次にデジタル信号が〔00
10〕になるとスイッチS2の接点aがオフになり、第
2の抵抗回路が切り離され、アナログ出力電圧が更に一
段下る。カウンタ21は4ビットのデジタルを発生する
ので、1錠段階のアナログ出力電圧を第4図に示す如く
得ることが可能で、ディジタル信号が最大値の〔111
1〕になると、4つのスイッチS,〜S4の接点aが全
部オフになり、抵抗R,3のみで抵抗値が決定され、第
4図のV,6の電圧がバイアス発振器28に供給される
。バイアス発振器28の出力バイアス電流はアナログ出
力電圧に応じて階段状に変化する。 バイアス量を表示するためのバイアス表示回路95は、
バイアス発振器28の出力ラインに接続された増幅用ト
ランジスタQ8、これで増幅された信号を整流する整流
用ダイオードD2、平滑コンデンサC4、表示メーター
02等で形成されている。ところで上述のテープレコー
ダに対して、工場段階で次のような調整を行う。まず、
一般のテープレコーダにおいて行われている標準レベル
調整を行う。即ち、自動バイアス調整回路を切り離した
状態で、標準信号を標準条件で記録した標準テープを再
生することによって再生出力増幅回路17の後段又は前
段において所定のレベルが得られるように可変抵抗器V
R3を調整し、半固定にする。次に、記録系を調整する
ために、入力端子8に標準記録信号を入力させ、標準テ
ープに最適バイアス電流状態にて標準記録信号を記録し
、再生出力が前述の再生系調整時と同一の所定レベルと
なるように、可変抵抗器VR,を調整し、半固定とする
。尚この調整の際のバイアス電流値は、所定の周波数(
例えばIKHZ)信号を記録再生して再生出力が最大と
なる値である。またィコラィザは周波数特性が平担にな
るように調整される。以上は、テープレコーダの標準レ
ベル調整である。第1図〜第3図の実施例では上記の標
準レベル調整の他に、レベル検出回路14において第5
図に示す基準レベル103を得るために、10KHzの
周波数信号発生回路1から得られる周波数信号を可変抵
抗器VR2、抵抗2、ィコラィザ増幅回路3を介して記
録ヘッド5に供給し、これを標準テープに記録し、再生
ヘッド1 1で再生し、この再生出力レベルが前述の再
生系の調整時と同一の所定レベルとなるように可変抵抗
器VR2を調整し、半固定とする。またこの状態でレベ
ル検出回路14から一致出力が得られるように第2図に
示す可変抵抗器VR4を調整する。以上で工場での調整
は完了する。上述の如く調整されたテープレコーダで、
タイマを使用して所定時刻から記録を開始したい場合に
は、所定時刻よりいくらか前にタイマスイッチ34がオ
ンになるように設定し、電源スイッチ35を予めオンに
する。 またスイッチ33を予め接点bに投入する。この状態で
タイマスイッチ34がオンになると、整流回路98から
直流出力が得られ、微分パルス的にトランジスタ39,
76,80‘こベース電流が流れ、これ等がオンになり
、フリツプフロツプ40,72,73がセットされる。
このため、記録モード‘こよるテープ走行状態になり、
またリレーコイル43の付勢でスイッチ44の接点bが
オンになり、トランジスタ6がオフになり、逆にトラン
ジスタ10がオンになる。これにより10KHZの信号
の記録再生が開始する。またトランジスタ16はトラン
ジスタ6より少し遅れてオフになり、再生出力をレベル
検出回路14に送る。またスイッチ44の接点bがオン
になると、トランジスタ30がオフになり、更にカウン
タ21のリセット信号が消滅し、カウンタ21が動作を
開始する。このためバイアス発振器28からヘッド5に
供給する電流が、第4図のアナログ出力電圧に対応して
減少する。従ってバイアス電流の変化を伴なつて10K
HZの周波数信号の記録再生が行われる。バイアス電流
が第5図の最大値IMから最小値に向って減少すると、
再生出力は第5図の曲線l04で示すように変化する。 従って、バイアス電流がP,点則ちIBまで変化すると
、レベル検出回路14で設定されている基準レベル10
3に一致し、レベル検出回路14から一致出力が得られ
る。即ち、第2図のトランジスタQがオンになり、低レ
ベルの一致出力が発生する。これにより、第1図のフリ
ップフロツプ47がセットされ、逆にフリップフロップ
40がリセツトされる。この結果、スイッチ44の接点
bがオフになり、逆に接点aがオンになる。そして、ト
ランジスタ30がオンになり、カウンタ21の入力が遮
断され、カウンタ21の出力は一定値に固定され、アナ
ログ出力電圧が例えば第4図の電圧VBの状態の固定さ
れ、電圧VBに対応した第5図のバイアス電流IBが設
定される。またトランジスタ6及び16がオンになって
バイアス調整回路が切離され、逆にトランジスタ10が
オフになって通常の記録再生が可能な状態となる。 上述はタイマによる記録開始であるが、タイマを使用し
ないで記録を行うに先だって、バイアス調整をしたい場
合には、端子99を直接に電源に接続し、電源スイッチ
35をオンにする。 次に、スイッチ33の接点bをオンにする。これにより
、タイマによる記録時と全く同様に自動バイアス調整が
行われ、これが終了すると記録モ−ドとなる。また、電
源投入に同期して必ず自動バイアス調整を開始させた場
合には、スイッチ33の鞍点bを常にオンにしておく。 これにより、電源スイッチ35又はタイマスイッチ34
のオンに同期してバイアス調整が開始する。また電源投
入に無関係にバイアス調整したい場合には、スイッチ3
3の接点bをオフに保ち、スイッチ41とプレイスイッ
チ75と記録スイッチ79とを操作する。 これにより自動バイアス調整が開始し、自動的に終了し
、自動的に記録状態となる。手動でバイアス調整する場
合には、スイッチ33の接点bをオフに保ち、電源投入
後にスイッチ63をオンにする。 これにより、ダイオード64と抵抗65とを介してライ
ン52が接地レベルとなり、トランジスタ6及び16が
オフになり、10KHZの周波数信号の記録再生が開始
する。またライン67もダイオード64を介して接地さ
れてトランジスタ30がオフになるので、発振器19の
出力がカウンタ21に付与され、バイアス発振器28に
は自動調整時と同様に階段状の電圧が供給され、バイア
ス電流も階段状に減少する。バイアス電流はメーター0
2で知ることが出釆るので、所望のバイアス電流になっ
た時点でスイッチ63をオフにする。これにより、トラ
ンジスタ30がオフになって、カウンタ21には入力パ
ルスが付与されなくなり、バイアス電流が固定される。
上述から明らかなようにバイアス電流が所定値に設定又
は保持されていなくとも、電源投入に同期して自動バイ
アス調整が行われるので、特別な操作をしないで、略最
適バイアス状態を得ることが出来る。 また自動バイアス調整終了後に自動的に一般の記録状態
になるので、操作性がよい。 また可変バイアス回路18に保持機能が要求されないの
で、装置を低コストにすることが出来る。 尚この装置のィコラィザは、最適バイアス電流値での標
準テープの周波数特性が第6図の実線105で示すよう
に設定されている。 従って、この標準テープの再生出力レベルとこれから使
用するテープの再生出力テープとが10KH2で一致す
るようにバイアス電流を設定したということは、これか
ら使用するテ−プの抗磁力Hcが標準テープより大きい
場合には、第6図の点線106に示す周波数特性になる
ようにバイアス設定したことを意味し、またこれから使
用するテープの抗磁力Hcが標準テ−プより小さい場合
には、第6図の鎖線107で示す周波数特性にバイアス
設定したことを意味する。ところで、バイアス電流を変
化させても、周波数特性の低域には変化は生ぜず、高城
のみが変化する。 即ちバイアス電流を大きくすると高城で周波数特性曲線
が下り、バイアス電流を小さくすると高城で周波数特性
曲線が上る。また標準テープと高抗磁力テ−フ。との最
大感度差(再生出力レベルの差)及び標準テープと低抗
磁力テープとの最大感度差は約1.&旧であるので、第
1図〜第3図の装置で調整された高抗磁力テープの周波
数特性曲線は、低域において標準テープに対して1.9
B以下の再生出力レベル差(感度差)を有して平担であ
り、高域の10KHZにおいて標準テープの再生出力レ
ベルと一致する。また低抗磁力テープの場合は、高抗磁
力テープと逆になる。このため、高抗磁力テープ及び低
抗磁力テープの場合は、高城において周波数特性が平坦
にならないが、1.3B程度の変化であるので、実際上
問題とならない。そして、高又は低抗磁力テープのレベ
ルが標準テープのレベルに近づくことによって、ドルビ
ー方式(DolbySystem)が標準テープにて設
定されていても、高又は低抗磁力テープにおいてもドル
ビー方式による雑音低減効果が効果的に得られるという
利益が生じる。次に、本発明の別の実施例について述べ
る。 但し第1の実施例に比較し、一部が変形されているので
あるので、共適している部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。また第7図及び第8図にはテープレ
コーダの一部のみが示されている。本発明の第2の実施
例に係わるテープレコーダを示す第7図においては、レ
ベル検出回路14のみが変形されている。 即ち、比較回路110が設けられ、この一方の入力端子
と再生ィコラィザ増幅回路12との間に第1の整流回路
111が接続され、比較回路1 10の他方の入力端子
と10KH2周波数発出回路1との間に可変抵抗器VR
5と第2の整流回路112とが接続されている。そして
、第5図に示した基準レベル103に相当する再生出力
が比較回路の一方の入力端子に付与されたときに、一致
出力が得られるように可変抵抗器VR5が調整されてい
る。換言すれば、比較回路110の下側の入力端子には
第5図の基準レベル103に相当する基準信号が付与さ
れている。この装置においても、自動バイアス調整時に
、基準レベル103と再生出力レベルとが一致すれば、
比較回路110から一致出力が発生し、これにより、可
変バイアス動作が停止し、バイアス設定され、記録が開
始される。 従って、第1の実施例と同様な作用効果を得ることが出
来る。第8図に示す本発明の第3の実施例に係わるテー
プレコーダにおいては、周波数信号としてIKHZの信
号と10KHZの信号とを供給するために、IKHZの
発振器l aと10KHZの発振器lbとの2つが設け
られ、IKHZ信号と10KHZ信号とを混合して記録
するように構成されている。 また再生側においては、比較回路120が設けられ、ま
たIKH2と10KHZとの混合周波数信号の再生出力
からIKHZを分離し、直流信号とするIKHZ信号抽
出回路121と、1皿HZを分離し、直流信号とする1
0KHZ信号抽出回路1 22とが設けられ、IKHZ
再生出力と1皿HZ再生出力とが比較回路120で比較
され、一致した時に比較出力が反転するように構成され
ている。ところで、バイアス電流の変化によってIKH
Zの周波数信号の再生出力レベルは第9図の曲線123
で示すように変化し、また10KHZの周波数信号の再
生出力レベルは第9図の曲線124で示すように変化す
る。 このため、このテープレコーダでのバイアス調整時にバ
イアス電流が最大のIMから徐々に減少すると、IKH
Zの再生出力と10KHZの再生出力がP点則ちバイア
ス電流IB点で一致し、比較回路120から一致出力が
得られ、第1の実施例と同様にバイアス電流の変化が停
止し、バイアス電流はIBに設定される。 これにより、周波数特性が平担になるようにバイアス電
流が設定される。この実施例によっても第1の実施例と
ほぼ同様の作用効果を得ることが出来る。以上、本発明
の実施例について述べたが、本発明はは上述の実施例に
限定されるものではなく、更に変形可能なものである。 例えば、第7図の比較回路110の基準レベルを周波数
発生回路11からとらずに、独立した基準電源で付与す
るようにしてもよい。またカウンタ21を入力パルスが
入る毎にデジタル出力が減少する形式のダウン・カウン
タとし、D・A変換回路26の抵抗回路もデジタル信号
を減少に応じてアナログ出力電圧が低くなるようにして
もよい。またデジタル信号を規則正しく増大又は減少さ
せず、飛び越した状態に変化させてもよい。また抵抗回
路網を種々変形しても差支えない。また表示メーター0
2の代りに発光素子表示としてもよい。また、D・A変
換回路26における抵抗回路をバイアス発振器18の出
力ラインに接続し、この抵抗値の変化でバイアス電流を
変化させるようにしてもよい。またバイアス電流を徐々
に増大させてバイアス量調整を行ってもよい。 この場合には、第5図ではP,とP2との2つの交点が
生じるので、2番目の交点P,を略最適バイアス値とし
て選択する回路を設ける。即ちフリップフロップ47を
2番目の−致出力のみに応答するように構成する。また
、実施例では4ビットのカウンタ21を用いたが、更に
ビット数を増やしてバイアス電流の可変範囲を拡大した
り、又は階段を低くしたりしてもよい。 またバイアス調整用の周波数信号を10KHZ又はIK
H2以外の周波数信号としても勿論差支えない。 またIKHZ周波数信号の再生出力がピークとなる点を
最適バイアス値として検出してもよい。また第8図に示
すようなバイアス調整方式において、D・A変換回路2
6の可変抵抗回路26aに直列に抵抗130をスイッチ
131によって選択的に接続するようにしてもよい。こ
の場合、スイッチ131をリレー又は電子スイッチとし
、クロムCr02テープであることを示すテープカセッ
トの穴又は切欠きを光電的に検出した信号でスイッチ1
31を閉じるようにする。これによりクロムテープの時
には抵抗130が無関係になり、普通テープの場合にの
み抵抗130が薮綾される。このためバイアス電流の可
変範囲が大きくなる。また、カウン夕21をアップダウ
ン・カウンタし、記録ヘッド5と再生ヘッド11との位
置ずれに相当する値をダウンカウントによって補正する
ようにしてもよい。またスイッチ33の接点bが常にオ
ンの状態となるように、この部分を固定的接続としても
よし、。 またトランジスタ6,10,16を機械的スイッチにし
てもよい。またトランジスタ6,10,16の代りに切
替スイッチを設けてもよい。
第3図のように全部のスイッチS,〜S4接点bがオフ
で接点aがオンの時には合成抵抗値が最も小さくなり、
バイアス発振器28に供給されるアナログ出力電圧第4
図でV,で示す如く最も高くなる。次に〔0001〕の
デジタル信号が入力すると、ライン22のみが“1”即
ち高レベルとなり、トランジスタQ4がオンになり、リ
レーコイルL,に電流が流れてスイッチS,の接点bが
オンになる。 これにより、前述第1の抵抗回路が切り離され「合成抵
抗値が一段階高くなり、逆にアナログ出力電圧は第4図
に示す如く一段階低くなる。次にデジタル信号が〔00
10〕になるとスイッチS2の接点aがオフになり、第
2の抵抗回路が切り離され、アナログ出力電圧が更に一
段下る。カウンタ21は4ビットのデジタルを発生する
ので、1錠段階のアナログ出力電圧を第4図に示す如く
得ることが可能で、ディジタル信号が最大値の〔111
1〕になると、4つのスイッチS,〜S4の接点aが全
部オフになり、抵抗R,3のみで抵抗値が決定され、第
4図のV,6の電圧がバイアス発振器28に供給される
。バイアス発振器28の出力バイアス電流はアナログ出
力電圧に応じて階段状に変化する。 バイアス量を表示するためのバイアス表示回路95は、
バイアス発振器28の出力ラインに接続された増幅用ト
ランジスタQ8、これで増幅された信号を整流する整流
用ダイオードD2、平滑コンデンサC4、表示メーター
02等で形成されている。ところで上述のテープレコー
ダに対して、工場段階で次のような調整を行う。まず、
一般のテープレコーダにおいて行われている標準レベル
調整を行う。即ち、自動バイアス調整回路を切り離した
状態で、標準信号を標準条件で記録した標準テープを再
生することによって再生出力増幅回路17の後段又は前
段において所定のレベルが得られるように可変抵抗器V
R3を調整し、半固定にする。次に、記録系を調整する
ために、入力端子8に標準記録信号を入力させ、標準テ
ープに最適バイアス電流状態にて標準記録信号を記録し
、再生出力が前述の再生系調整時と同一の所定レベルと
なるように、可変抵抗器VR,を調整し、半固定とする
。尚この調整の際のバイアス電流値は、所定の周波数(
例えばIKHZ)信号を記録再生して再生出力が最大と
なる値である。またィコラィザは周波数特性が平担にな
るように調整される。以上は、テープレコーダの標準レ
ベル調整である。第1図〜第3図の実施例では上記の標
準レベル調整の他に、レベル検出回路14において第5
図に示す基準レベル103を得るために、10KHzの
周波数信号発生回路1から得られる周波数信号を可変抵
抗器VR2、抵抗2、ィコラィザ増幅回路3を介して記
録ヘッド5に供給し、これを標準テープに記録し、再生
ヘッド1 1で再生し、この再生出力レベルが前述の再
生系の調整時と同一の所定レベルとなるように可変抵抗
器VR2を調整し、半固定とする。またこの状態でレベ
ル検出回路14から一致出力が得られるように第2図に
示す可変抵抗器VR4を調整する。以上で工場での調整
は完了する。上述の如く調整されたテープレコーダで、
タイマを使用して所定時刻から記録を開始したい場合に
は、所定時刻よりいくらか前にタイマスイッチ34がオ
ンになるように設定し、電源スイッチ35を予めオンに
する。 またスイッチ33を予め接点bに投入する。この状態で
タイマスイッチ34がオンになると、整流回路98から
直流出力が得られ、微分パルス的にトランジスタ39,
76,80‘こベース電流が流れ、これ等がオンになり
、フリツプフロツプ40,72,73がセットされる。
このため、記録モード‘こよるテープ走行状態になり、
またリレーコイル43の付勢でスイッチ44の接点bが
オンになり、トランジスタ6がオフになり、逆にトラン
ジスタ10がオンになる。これにより10KHZの信号
の記録再生が開始する。またトランジスタ16はトラン
ジスタ6より少し遅れてオフになり、再生出力をレベル
検出回路14に送る。またスイッチ44の接点bがオン
になると、トランジスタ30がオフになり、更にカウン
タ21のリセット信号が消滅し、カウンタ21が動作を
開始する。このためバイアス発振器28からヘッド5に
供給する電流が、第4図のアナログ出力電圧に対応して
減少する。従ってバイアス電流の変化を伴なつて10K
HZの周波数信号の記録再生が行われる。バイアス電流
が第5図の最大値IMから最小値に向って減少すると、
再生出力は第5図の曲線l04で示すように変化する。 従って、バイアス電流がP,点則ちIBまで変化すると
、レベル検出回路14で設定されている基準レベル10
3に一致し、レベル検出回路14から一致出力が得られ
る。即ち、第2図のトランジスタQがオンになり、低レ
ベルの一致出力が発生する。これにより、第1図のフリ
ップフロツプ47がセットされ、逆にフリップフロップ
40がリセツトされる。この結果、スイッチ44の接点
bがオフになり、逆に接点aがオンになる。そして、ト
ランジスタ30がオンになり、カウンタ21の入力が遮
断され、カウンタ21の出力は一定値に固定され、アナ
ログ出力電圧が例えば第4図の電圧VBの状態の固定さ
れ、電圧VBに対応した第5図のバイアス電流IBが設
定される。またトランジスタ6及び16がオンになって
バイアス調整回路が切離され、逆にトランジスタ10が
オフになって通常の記録再生が可能な状態となる。 上述はタイマによる記録開始であるが、タイマを使用し
ないで記録を行うに先だって、バイアス調整をしたい場
合には、端子99を直接に電源に接続し、電源スイッチ
35をオンにする。 次に、スイッチ33の接点bをオンにする。これにより
、タイマによる記録時と全く同様に自動バイアス調整が
行われ、これが終了すると記録モ−ドとなる。また、電
源投入に同期して必ず自動バイアス調整を開始させた場
合には、スイッチ33の鞍点bを常にオンにしておく。 これにより、電源スイッチ35又はタイマスイッチ34
のオンに同期してバイアス調整が開始する。また電源投
入に無関係にバイアス調整したい場合には、スイッチ3
3の接点bをオフに保ち、スイッチ41とプレイスイッ
チ75と記録スイッチ79とを操作する。 これにより自動バイアス調整が開始し、自動的に終了し
、自動的に記録状態となる。手動でバイアス調整する場
合には、スイッチ33の接点bをオフに保ち、電源投入
後にスイッチ63をオンにする。 これにより、ダイオード64と抵抗65とを介してライ
ン52が接地レベルとなり、トランジスタ6及び16が
オフになり、10KHZの周波数信号の記録再生が開始
する。またライン67もダイオード64を介して接地さ
れてトランジスタ30がオフになるので、発振器19の
出力がカウンタ21に付与され、バイアス発振器28に
は自動調整時と同様に階段状の電圧が供給され、バイア
ス電流も階段状に減少する。バイアス電流はメーター0
2で知ることが出釆るので、所望のバイアス電流になっ
た時点でスイッチ63をオフにする。これにより、トラ
ンジスタ30がオフになって、カウンタ21には入力パ
ルスが付与されなくなり、バイアス電流が固定される。
上述から明らかなようにバイアス電流が所定値に設定又
は保持されていなくとも、電源投入に同期して自動バイ
アス調整が行われるので、特別な操作をしないで、略最
適バイアス状態を得ることが出来る。 また自動バイアス調整終了後に自動的に一般の記録状態
になるので、操作性がよい。 また可変バイアス回路18に保持機能が要求されないの
で、装置を低コストにすることが出来る。 尚この装置のィコラィザは、最適バイアス電流値での標
準テープの周波数特性が第6図の実線105で示すよう
に設定されている。 従って、この標準テープの再生出力レベルとこれから使
用するテープの再生出力テープとが10KH2で一致す
るようにバイアス電流を設定したということは、これか
ら使用するテ−プの抗磁力Hcが標準テープより大きい
場合には、第6図の点線106に示す周波数特性になる
ようにバイアス設定したことを意味し、またこれから使
用するテープの抗磁力Hcが標準テ−プより小さい場合
には、第6図の鎖線107で示す周波数特性にバイアス
設定したことを意味する。ところで、バイアス電流を変
化させても、周波数特性の低域には変化は生ぜず、高城
のみが変化する。 即ちバイアス電流を大きくすると高城で周波数特性曲線
が下り、バイアス電流を小さくすると高城で周波数特性
曲線が上る。また標準テープと高抗磁力テ−フ。との最
大感度差(再生出力レベルの差)及び標準テープと低抗
磁力テープとの最大感度差は約1.&旧であるので、第
1図〜第3図の装置で調整された高抗磁力テープの周波
数特性曲線は、低域において標準テープに対して1.9
B以下の再生出力レベル差(感度差)を有して平担であ
り、高域の10KHZにおいて標準テープの再生出力レ
ベルと一致する。また低抗磁力テープの場合は、高抗磁
力テープと逆になる。このため、高抗磁力テープ及び低
抗磁力テープの場合は、高城において周波数特性が平坦
にならないが、1.3B程度の変化であるので、実際上
問題とならない。そして、高又は低抗磁力テープのレベ
ルが標準テープのレベルに近づくことによって、ドルビ
ー方式(DolbySystem)が標準テープにて設
定されていても、高又は低抗磁力テープにおいてもドル
ビー方式による雑音低減効果が効果的に得られるという
利益が生じる。次に、本発明の別の実施例について述べ
る。 但し第1の実施例に比較し、一部が変形されているので
あるので、共適している部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。また第7図及び第8図にはテープレ
コーダの一部のみが示されている。本発明の第2の実施
例に係わるテープレコーダを示す第7図においては、レ
ベル検出回路14のみが変形されている。 即ち、比較回路110が設けられ、この一方の入力端子
と再生ィコラィザ増幅回路12との間に第1の整流回路
111が接続され、比較回路1 10の他方の入力端子
と10KH2周波数発出回路1との間に可変抵抗器VR
5と第2の整流回路112とが接続されている。そして
、第5図に示した基準レベル103に相当する再生出力
が比較回路の一方の入力端子に付与されたときに、一致
出力が得られるように可変抵抗器VR5が調整されてい
る。換言すれば、比較回路110の下側の入力端子には
第5図の基準レベル103に相当する基準信号が付与さ
れている。この装置においても、自動バイアス調整時に
、基準レベル103と再生出力レベルとが一致すれば、
比較回路110から一致出力が発生し、これにより、可
変バイアス動作が停止し、バイアス設定され、記録が開
始される。 従って、第1の実施例と同様な作用効果を得ることが出
来る。第8図に示す本発明の第3の実施例に係わるテー
プレコーダにおいては、周波数信号としてIKHZの信
号と10KHZの信号とを供給するために、IKHZの
発振器l aと10KHZの発振器lbとの2つが設け
られ、IKHZ信号と10KHZ信号とを混合して記録
するように構成されている。 また再生側においては、比較回路120が設けられ、ま
たIKH2と10KHZとの混合周波数信号の再生出力
からIKHZを分離し、直流信号とするIKHZ信号抽
出回路121と、1皿HZを分離し、直流信号とする1
0KHZ信号抽出回路1 22とが設けられ、IKHZ
再生出力と1皿HZ再生出力とが比較回路120で比較
され、一致した時に比較出力が反転するように構成され
ている。ところで、バイアス電流の変化によってIKH
Zの周波数信号の再生出力レベルは第9図の曲線123
で示すように変化し、また10KHZの周波数信号の再
生出力レベルは第9図の曲線124で示すように変化す
る。 このため、このテープレコーダでのバイアス調整時にバ
イアス電流が最大のIMから徐々に減少すると、IKH
Zの再生出力と10KHZの再生出力がP点則ちバイア
ス電流IB点で一致し、比較回路120から一致出力が
得られ、第1の実施例と同様にバイアス電流の変化が停
止し、バイアス電流はIBに設定される。 これにより、周波数特性が平担になるようにバイアス電
流が設定される。この実施例によっても第1の実施例と
ほぼ同様の作用効果を得ることが出来る。以上、本発明
の実施例について述べたが、本発明はは上述の実施例に
限定されるものではなく、更に変形可能なものである。 例えば、第7図の比較回路110の基準レベルを周波数
発生回路11からとらずに、独立した基準電源で付与す
るようにしてもよい。またカウンタ21を入力パルスが
入る毎にデジタル出力が減少する形式のダウン・カウン
タとし、D・A変換回路26の抵抗回路もデジタル信号
を減少に応じてアナログ出力電圧が低くなるようにして
もよい。またデジタル信号を規則正しく増大又は減少さ
せず、飛び越した状態に変化させてもよい。また抵抗回
路網を種々変形しても差支えない。また表示メーター0
2の代りに発光素子表示としてもよい。また、D・A変
換回路26における抵抗回路をバイアス発振器18の出
力ラインに接続し、この抵抗値の変化でバイアス電流を
変化させるようにしてもよい。またバイアス電流を徐々
に増大させてバイアス量調整を行ってもよい。 この場合には、第5図ではP,とP2との2つの交点が
生じるので、2番目の交点P,を略最適バイアス値とし
て選択する回路を設ける。即ちフリップフロップ47を
2番目の−致出力のみに応答するように構成する。また
、実施例では4ビットのカウンタ21を用いたが、更に
ビット数を増やしてバイアス電流の可変範囲を拡大した
り、又は階段を低くしたりしてもよい。 またバイアス調整用の周波数信号を10KHZ又はIK
H2以外の周波数信号としても勿論差支えない。 またIKHZ周波数信号の再生出力がピークとなる点を
最適バイアス値として検出してもよい。また第8図に示
すようなバイアス調整方式において、D・A変換回路2
6の可変抵抗回路26aに直列に抵抗130をスイッチ
131によって選択的に接続するようにしてもよい。こ
の場合、スイッチ131をリレー又は電子スイッチとし
、クロムCr02テープであることを示すテープカセッ
トの穴又は切欠きを光電的に検出した信号でスイッチ1
31を閉じるようにする。これによりクロムテープの時
には抵抗130が無関係になり、普通テープの場合にの
み抵抗130が薮綾される。このためバイアス電流の可
変範囲が大きくなる。また、カウン夕21をアップダウ
ン・カウンタし、記録ヘッド5と再生ヘッド11との位
置ずれに相当する値をダウンカウントによって補正する
ようにしてもよい。またスイッチ33の接点bが常にオ
ンの状態となるように、この部分を固定的接続としても
よし、。 またトランジスタ6,10,16を機械的スイッチにし
てもよい。またトランジスタ6,10,16の代りに切
替スイッチを設けてもよい。
第1図は本発明の第1の実施例に係わるテープレコーダ
のバイアス調整装置を示すブロック図、第2図は第1図
のレベル検出回路を詳しく示す回路図、第3図は第1図
の○・A変換回路とバイアス発振器とバイアス表示回路
とを詳しく示す回路図、第4図は第1図のD・A変換回
路の出力電圧の変化を示す波形図、第5図は第1図の装
置によるバイアス調整を説明するためのバイアス電流と
再生出力との特性曲線図、第6図は第1図の装置のバイ
アス調整で得られる周波数特性図、第7図は本発明の第
2の実施例に係わるテープレコーダの一部を示すブロッ
ク図、第8図は本発明の第3の実施例に係わるテープレ
コーダの一部を示すブロック図、第9図は第8図の装置
によってバイアス調整の原理を示すバイアス電流−再生
出力特性曲線図、第10図は変形された可変バイアス回
路のブロック図である。 尚図面に用いられている符号において、1は周波数信号
発生回路、5は記録ヘッド、7は磁気テープ、11は再
生ヘッド、14はしベル検出回路、18は可変バイアス
回路、26はD・A変換回路、28はバイアス発振器、
31はバイアス調整制御回路、39は電源投入検出用ト
ランジスタである。 第2図 図 舷 第3図 第4図 第5図 第6図 第9図 第10図 第7図 第8図
のバイアス調整装置を示すブロック図、第2図は第1図
のレベル検出回路を詳しく示す回路図、第3図は第1図
の○・A変換回路とバイアス発振器とバイアス表示回路
とを詳しく示す回路図、第4図は第1図のD・A変換回
路の出力電圧の変化を示す波形図、第5図は第1図の装
置によるバイアス調整を説明するためのバイアス電流と
再生出力との特性曲線図、第6図は第1図の装置のバイ
アス調整で得られる周波数特性図、第7図は本発明の第
2の実施例に係わるテープレコーダの一部を示すブロッ
ク図、第8図は本発明の第3の実施例に係わるテープレ
コーダの一部を示すブロック図、第9図は第8図の装置
によってバイアス調整の原理を示すバイアス電流−再生
出力特性曲線図、第10図は変形された可変バイアス回
路のブロック図である。 尚図面に用いられている符号において、1は周波数信号
発生回路、5は記録ヘッド、7は磁気テープ、11は再
生ヘッド、14はしベル検出回路、18は可変バイアス
回路、26はD・A変換回路、28はバイアス発振器、
31はバイアス調整制御回路、39は電源投入検出用ト
ランジスタである。 第2図 図 舷 第3図 第4図 第5図 第6図 第9図 第10図 第7図 第8図
Claims (1)
- 1 所定バイアス電流値を電気的に保持する可変バイア
ス回路と、 前記可変バイアス回路で供給する記録バイ
アス電流の変化によつて再生出力が変化する周波数帯域
の周波数信号を発生する周波数信号発生回路と、 前記
周波数信号発生回路及び前記可変バイアス回路に結合さ
れ、前記周波数信号をバイアス電流の変化を伴なつて磁
気テープに記録する記録ヘツドと、 前記記録ヘツドに
よつて前記磁気テープに記録された前記周波数信号を再
生する再生ヘツドと、 前記再生ヘツドの出力回路に結
合され、前記周波数信号の再生出力が所定レベルになつ
たことを検出する検出回路と、 前記周波数信号発生回
路と前記記録ヘツドとの間に設けられた自動バイアス調
整時のみ前記周波数信号を前記記録ヘツドに供給するた
めの周波数信号供給制御スイツチ回路と、 前記再生ヘ
ツドと前記レベル検出回路との間に設けられた自動バイ
アス調整時のみ前記周波数信号の再生出力を前記レベル
検出回路に供給するための再生出力供給制御スイツチ回
路と、 電源投入に応答して記録可能状態を設定する記
録モード設定回路と、 電源投入に応答して前記周波数
信号供給制御スイツチ回路を周波数信号供給可能状態に
転換すると共に前記再生出力供給制御スイツチ回路をレ
ベル検出可能状態に転換し、且つ前記周波数信号の再生
出力が所定レベルになつたことを示す出力が前記レベル
検出回路から得られる時に、この出力に応答して前記可
変バイアス回路による記録バイアス電流の変化を停止さ
せると共に前記周波数信号供給制御スイツチ回路を周波
数信号供給遮断状態に転換し且つ前記再生出力供給制御
スイツチ回路をレベル検出遮断状態に転換するバイアス
調整制御回路と、 前記記録ヘツドで記録された前記周
波数信号が前記再生ヘツドで再生されるまでの遅れ時間
に起因して前記周波数信号に無関係な信号が前記レベル
検出回路に送られることを阻止するために、前記周波数
信号供給制御スイツチ回路の周波数信号供給可能状態へ
の転換よりも遅れて前記再生出力供給制御スイツチ回路
がレベル検出可能状態に転換するような遅れを前記再生
出力供給制御スイツチ回路に与える遅延回路と、を具備
していることを特徴とするテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14014678A JPS6030002B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | テ−プレコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14014678A JPS6030002B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | テ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5567914A JPS5567914A (en) | 1980-05-22 |
JPS6030002B2 true JPS6030002B2 (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=15261934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14014678A Expired JPS6030002B2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | テ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030002B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200213A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ガス流量設定信号発生装置 |
-
1978
- 1978-11-14 JP JP14014678A patent/JPS6030002B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200213A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ガス流量設定信号発生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5567914A (en) | 1980-05-22 |
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