JPS6029924B2 - カラ−フィルタ−製造方法 - Google Patents

カラ−フィルタ−製造方法

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JPS6029924B2
JPS6029924B2 JP54021855A JP2185579A JPS6029924B2 JP S6029924 B2 JPS6029924 B2 JP S6029924B2 JP 54021855 A JP54021855 A JP 54021855A JP 2185579 A JP2185579 A JP 2185579A JP S6029924 B2 JPS6029924 B2 JP S6029924B2
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JP
Japan
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light
color filter
dyes
gelatin
photosensitive film
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JP54021855A
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忠男 金子
通晰 橋本
寿夫 中野
晃 笹野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to CA000346071A priority patent/CA1139150A/en
Priority to NL8001038A priority patent/NL8001038A/nl
Priority to GB8006440A priority patent/GB2045967B/en
Priority to DE3007616A priority patent/DE3007616C2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、凹凸のある基板、例えば固体撮像素子上に直
接カラーフィルターを形成する力ラーフィルター製造方
法に関する。
従来のカラーフィルターの製造方法は、例えば特公昭5
2一17375号に示されるように、ガラス基板などの
平坦な基板上に、感光性材料を塗布してのち、所定のパ
ターンのマスクを介して露光し、現像処理を行なってパ
ターンを形成し、これを染料を用いて染色して着色パタ
ーンを得ていた。
そしてこのフィルターの付いた基板を固体撮像素子の上
に配置して用いていた。しかしながらこのような方法で
は、例えば小型の素子上に微細なパターンのカラーフィ
ルターを配置すると、基板の厚みや、配置したカラーフ
ィルターの位置ずれなどによって撮像管としての解像度
を上げることが困難であった。また直接素子上にカラー
フィルターを作成しようとすると、基板となる素子表面
が平田でなく凹凸などの段部を有しているので、露光の
際基板に対して垂直に入射してきた紫外線は上記段部の
傾斜部で乱反射を起し、紫外線を遮光すべきパターンの
内側にまで回り込んでパターンの形状を正確に形成しな
い。この様子を第1図を用いて説明すると、露光マスク
1の透明なガラス部分6を透過してきた紫外線2は上記
マスク1の下にある基板7の斜面3で反射し、上記マス
ク1の遮光部4の下の感光性樹脂5に回り込むため、感
光性樹脂を所定のパターンに形成することができなくな
る。それ故、面体撮像素子などの上に直接カラーフィル
ターを微細なパ夕−ンで製造することは出来なかった。
本発明の目的は、凹凸面を有する基板上に微細なパタ−
ンのカラーフィルターを製造する方法を提供することに
ある。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、吸光性材料
を含有した感光性樹脂を用いて露光および現像処理を行
なうことにある。
すなわち感光性樹脂としては一般に透過度のよい増感剤
を用いるが、本発明では逆に光吸収剤を添加することに
よって従釆の問題点を解決したものである。本発明の方
法によると、反射して感光樹脂内を通過する光は吸光性
材料によって光が吸収もしくは弱められて急激に減衰し
、上記感光性樹脂を重合させることが少なくなり、実質
的に露光マスクに相当したパターンだけを正確に形成で
きる。
この吸光性材料としては直接染料、酸性染料、塩基性染
料、煤染染料、反応性染料などがあるが、次の特性を有
することが必要である。すなわち350から45瓜mの
光の一部を吸収することである。さらに特徴としては感
光性樹脂中に溶解し、フィル夕の分光透過特性を損わな
いためにパターン形成後現像処理を行なうことにより吸
光材料が除去されることが必要である。第2図には水溶
性ホトレジストとして一般的に使用されているネガタイ
プのホトレジスト(ゼラチン一重クロム酸アンモニウム
系ホトレジスト)中に紫外及び可視領域に吸収特性を有
する酸性染料の一種であるタートラジン(Tanraz
in:商品名:3ーカルボキシ−1−(p−スルホフヱ
ニル)−4(pースルホフエニルアゾ)一5−ヒドロキ
シピラゾール)を加えた場合の365nmにおける紫外
線の透過率を示す。この場合の膜厚はlAmである。第
2図より明らかなようにゼラチンに対して極〈徴量の吸
光剤であるタートラジンを添加することにより紫外線の
透過率は著しく減少する。タートラジンの量はゼラチン
に対する重量%である。また、第10図は、同じくター
トラジンを加えた系の43別血の波長の光の透過率であ
る。
このような吸光性材料としては、タートラジンの他に、
酸性染料であるフルオレツセィンナトリウム塩(カラー
インデックス地.45350:以下かっこ内同じ)、オ
レンジG(16230)及びオレンジ1(14600)
、塩基性染料であるアクリジンイェロー(46025)
、クリソイジン(11270)及びアクリジンオレンジ
(46005)、直接染料であるダイレクトピュアーィ
ェロ‐的(13920)並びに煤染染料であるクローム
イエロー(14095)などがある。感光性材料として
は、ゼラチン、ポリビニルアルコールなどの高分子材料
と、重クロム酸アンモニウム、ピスアジドなどの架橋剤
よりなる公知のものなどが用いられる。吸光性材料は、
その感光性樹脂を照射する紫外線のその波長における透
過率が80%以下、20%以上となるように加えること
が好ましい。
次に実際にN等からなる凹凸を有する固体撮像素子に上
記樹脂を塗布してマスク露光を行なった結果を示す。
露光マスク直下から光が回り込んで感光してしまう幅と
露光量の関係は、第3図に表わされる。図中aが吸光剤
を添加しない場合、bが吸光剤であるタートラジンをゼ
ラチンに対して3%添加した場合である。図から明らか
なように同一相当の露光量(吸光剤を加えることによっ
て通常感度低下がありホトレジストを同程度に感光させ
るには吸光剤の効果を加味する)では吸光剤を入れた場
合は反射によりマスクパターンの遮光部に回り込んで感
光する領域が非常に狭くなり、斜面における反射光によ
るパターン寸法精度の低下が非常に小さい。なお図中の
露光量とは次のような値である。ネガ形ホトレジストは
露光量とともに光架橋反応が進行し、現像液に対して不
溶解性となって被膜が残る。露光量が増加するにつれて
この被膜の厚さは増し、ある一定量以上の露光量ではホ
トレジストの塗布時の膜厚とほぼ一致する値となる。ホ
トレジストの塗膜全部が感光して被膜として残るように
なる最少露光量を最少必要露光量と一般に称し、通常露
光量の1単位とする。第3図の露光量とはこのような規
格した値である。次に実際の感光性樹脂の取り扱い方か
ら上記吸光剤の添加効果を説明する。
ネガ形ホトレジストでは光架橋して現像液に対して不溶
性となるが、架橋の程度が少ない場合には著しく被膜が
膨潤したり、剥離したりすることがある。そこで現像処
理中での膨潤や剥離防止のため一般に霧光まオーバに行
なう。通常露光量は2から3倍位がよいとされている。
第3図から露光量が3倍の時について吸光剤の効果を検
討してみると明らかなように、光の回り込みによって感
光する幅は添加すると約1/4になり、精度が著しく改
善される。これによって微細なパターンの形成ができる
ようになつた。以下実施例を用いてより詳しく説明する
第4図に示すような凹凸を有する固体撮像素子8上に水
溶性レジストであるゼラチン一重クロム酸アンモニウム
系ホトレジスト中に吸光剤であるタートラジン(ゼラチ
ンに対して3%)を添加し一様に塗布し、膜9とする。
これを乾燥した後、第5図に示すように第1色目に相当
する部分に紫外線10によりマスク11を介して露光を
行ない、温水で現像を行なってホトレジストの未露光部
分の除去を行なう。この際にタートラジンは溶出し、ゼ
ラチン膜の分光透過特性はタートラジンを添加しないも
のと同じ‘こなる。次に所定の分光特性を有する染料を
用いて第1色目12に相当する部分を染色し色フィル夕
を作成する。その後第6図に示すように涙色防止のため
の透明な中間層13を被覆する。更に2色目以後の色フ
ィル夕を形成するには、第1色目と同様な操作を第7図
、第8図に示したようにくり返せばよい。第9図は、膜
の分光特性を示すもので、93はゼラチン一重クロム酸
アンモニウム(5%、対ゼラチン)の膜の吸光度を、9
4はこの膜の露光現像後のそれを、91は、タートラジ
ン3%(対ゼラチン)混合した膜のそれを、92はこれ
を露光、現像(7万夕×/11秒、現像40℃/2分、
水洗2分)した膜のそれを示す。
このようにタートラジンは現像によってほぼ完全に溶出
する。以上本発明について述べてきたが感光性樹脂中に
吸光剤を添加し、感光性樹脂中の光の透過率を低下させ
ることにより、表面に凹凸のある反射率の高い基板表面
に微細なパターンを形成することができる。なお上述の
実施例においては感光性樹脂としてはゼラチン一重クロ
ム酸アンモニウム系ホトレジストを用いたがこれに限ら
ず水溶性の感光性樹脂が使用できることはいうまでもな
い。又吸光剤としてはタートラジンに限らず感光性樹脂
内に在って光を吸収させる性質の材料であり、さらに特
徴としてはパターン形成後現像処理を行なうことにより
吸光剤が除去されるものであれば本発明が適用できるこ
とはいうまでもない。以上詳述してきたように本発明は
吸光剤を含有した水溶性の感光性樹脂を用いて所定の露
光マスクに対応させ正確な色フィル夕を製造できるもの
で工業的利益大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第9図及び第10図は、本発
明を説明するための図、第4図、第5図、第6図、第7
図及び第8図は、本発明の一実施例を説明するための素
子の断面図である。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第10図 図 〇 船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光を吸収し、かつ溶媒により除去可能であるところ
    の直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒染染料及び反応
    性染料からなる群から選ばれた少なくとも一種の水溶性
    染料と、ゼラチン又はポリビニルアルコールと架橋剤と
    からなる水溶性感光性材料との混合物を、固体撮像素子
    のカラーフイルターを形成すべき面上に塗布して感光性
    膜とする工程と、該感光性膜に処定のパターンを有する
    光を照射する工程と、現象によつて上記感光性膜の溶解
    可能部分及び上記面上に残存する感光性膜中の上記染料
    を除去する工程と、感光膜を所望の色に染色する工程と
    よりなることを特徴とするカラーフイルター製造方法。 2 上記感光性材料は、ゼラチン・重クロム酸アンモニ
    ウム系材料である特許請求の範囲第1項記載のカラーフ
    イルター製造方法。
JP54021855A 1979-02-28 1979-02-28 カラ−フィルタ−製造方法 Expired JPS6029924B2 (ja)

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CA000346071A CA1139150A (en) 1979-02-28 1980-02-20 Method of producing color filters
NL8001038A NL8001038A (nl) 1979-02-28 1980-02-20 Werkwijze voor het vervaardigen van kleurfilters.
GB8006440A GB2045967B (en) 1979-02-28 1980-02-26 Method of producing colour filters
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