JPH01142606A - 固体撮像素子用カラーフィルタの製造方法 - Google Patents

固体撮像素子用カラーフィルタの製造方法

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JPH01142606A
JPH01142606A JP62301766A JP30176687A JPH01142606A JP H01142606 A JPH01142606 A JP H01142606A JP 62301766 A JP62301766 A JP 62301766A JP 30176687 A JP30176687 A JP 30176687A JP H01142606 A JPH01142606 A JP H01142606A
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JP
Japan
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rays
resin
natural protein
color filter
line
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JP62301766A
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English (en)
Inventor
Hirotake Marumichi
博毅 円道
Itsuo Yaguchi
矢口 逸夫
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Shinji Ito
伊藤 慎次
Tamahito Tani
瑞仁 谷
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は固体描像素子をカラー化するために用いられる
カラーフィルタの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 固体ti像素子のカラー化は固体場像素子の受光面に、
各画素の受光部に対応させて多数のカラーフィルタを設
置して各画素に入射する光の波長と強度を規則的にコン
トロールし各画素から得られる電気信号を演算処理して
1度信号と色信号を得ることによって達成される。
使用されるカラーフィルタは赤(R)、緑(G)、青(
B)の原色、シアン、マゼンタ、イエローの補色および
白(透明)から、通常3〜4種類が選ばれるがその分光
透過率と配置はビデオカメラの特性に大きく影響するの
で種々のカラー化方式が試みられている。
固体描像素子に用いられるカラーフィルタは、−船釣に
レリーフ染色法と呼ばれる、染色可能な樹脂で形成した
微細なレリーフパターンを染色して着色する工程を必要
な色数だけ繰り返す方法によって製造される。
この方法は染色可能な樹脂自体に感光性を持たせること
によって容易に微細パターンを形成でき、また着色には
染料を用いるので着色パターンは透明でシャープな分光
透過率曲線を示し、しかも染料は非常に多くの種類から
選択することができるので設計上の自由度も大きいとい
う、きわめて実用的な方法である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 レリーフ染色法に用いれる染色可能な感光性樹脂として
は、従来から、ゼラチン、カゼイン、フィシュグルー等
の天然タンパクの水溶液を重クロム酸塩で感光化したも
のが用いられている。
これらの感光性樹脂は、紫外から可視に至る広い波長範
囲に感度を持っており、露光用の光源としては超高圧水
銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、キセノン水銀灯等が用
いられる。
以上述べたようなカラーフィルタの製造においては、露
光装置として従来コンタクトアライナ−が使用されてき
た。しかしこの方式は、マスクとワークの接触に起因す
る欠陥が極めて多く、製造歩留まりが上がらないという
問題があった。これに加え、固体撮像素子の高集積化が
進んでより高度なアライメント精度が要求されるように
なり、コンタクトアライナ−によるカラーフィルタの製
造はほとんど不可能な状況となった。
かくしてカラーフィルタの製造に用いられる露光装置と
しては、現在、半導体製造において最も広く用いられて
いる。g線ステッパ(水銀灯の435nmの輝線を用い
た縮小投影露光装W)が用いられるようになった。カラ
ーフィルタの製造にg線ステッパを用いることにより、
コンタクトアライナ−に比べて高品質なカラーフィルタ
を製造することができるようになるが、この方法には、
2つの大きな問題がある。
まず第一に、天然タンパク/重クロム酸塩系の感光性樹
脂のg線における感度が極めて低く、そのため露光時間
が長くなってスループットが上がらないという生産性の
問題が挙げられる。露光時間が長いということは上記生
産性の問題のみならず、露光装置の光学系の温度上昇に
よる転写パターン品質の低下や、重クロム酸塩を用いた
感光性樹脂に特有の残反応と呼ばれる、露光後の進行反
応のために1枚のウェハ内における初期の露光ンヨノト
によるパターンと終期の露光ショットによるパターンに
差が生ずる等の問題が起こることさえある。
第二に、ハレーションと呼ばれる基材面での反射光の問
題がある0例えば固体撮像素子が形成されたシリコンウ
ェハ上にカラーフィルタを形成する場合、固体撮像素子
上に形成された金属(通常はアルミニウム)の配線また
は遮光パターンにおける乱反射が大きいために良好なパ
ターンを形成することができない。
一方、ガラス基板上にカラーフィルタを形成して後に固
体撮像素子と貼り合わせて用いるカラーフィルターの場
合においても、カラーフィルター製造時の露光光がガラ
スを透過してガラス基板を固定している吸引チャックで
反射することにより、ウェハ内にチャックのミゾのムラ
を生ずるという同様の問題が起こる。
このような問題は、露光装置としてコンタクトアライナ
−を用いる場合には露光光に遠紫外光を用いることによ
って容易に回避することができるが、g線ステッパを用
いた場合には回避することは極めて困難である。なぜな
らば、このような反射光を抑えるためには感光性樹脂の
下に露光光を吸収する層を設けることが最も効果的だが
、g H&ステンバでは435nmの可視光を用いてい
るために、反射防止層は必然的に着色していなければな
らず、カラーフィルタの機能が11なわれてしまうから
である。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、以上述べたような問題を解決し、生産
性良く高品質のカラーフィルタを製造することができる
方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち、本発明は、カラーフィルタを製造するにあた
り、基材に水銀灯の365nmの輝線であるi線の吸吸
を有する樹脂を塗布する工程と、上記樹脂上に重クロム
酸塩で感光化した天然タンパクの水溶液を塗布する工程
と、上記天然タンパクをi線を用いた縮小投影露光装置
を用いてパターニングする工程と、上記天然タンパクで
形成したレリーフを染色する工程を設定したものであり
、上記問題点を解決する固体撮像素子用カラーフィル夕
の製造方法である。
〈発明の詳述〉 第1図は、カゼインに重クロム酸アンモニウムを添加し
た感光性樹脂の吸収スペクトルを示したものであり、紫
外部から可視部に至る広い波長範囲に吸収を有するが、
g線付近での吸収に比べてi線付近の吸収が大きく、i
線を用いることにより高感度化が計れることを示唆して
いる。
このことはg線ステンバとi線ステッパとで感度を比較
することで実証できる。
表1は天然タンパク/重クロム酸塩系のレジストをg線
ステッパ(ウェハ面での露光照度380mW/ ctM
 )とi線ステッパ(ウェハ面での露光照度420mW
/cffl)でパターニングした際、十分な現像残膜と
シワ等のない良好なパターンの形成を達成するのに必要
な露光時間とエネルギーを比較して示したものであるが
、これらの感光性樹脂が、g線においては、感度が低く
、i線を用いることで感度が大幅に上昇することを示し
ている。
以上述べたように、i線ステッパを用いることによって
露光時間の短縮による大幅な生産性の向上を計ることが
できると同時に、パターンを形成する天然タンパク/重
クロム酸塩系の感光性樹脂層の下にi線の吸収層(すな
わち反射防止層)を設けることによってパターン端部の
ギザつきや、チャックムラのない品質の良いパターンを
形成することができる。
前述のように、g線ステッパを用いる場合は、g線の吸
収層の着色(通常は黄色の物が用いられる)が大きいた
めに、このような層は設けることができないが、i線は
紫外光であり、可視部に全く、あるいはほとんど着色を
与えることなく反射防止層の機能を持たせることができ
る。
このようなi線吸収層はi線に吸収を持つ物質を混入し
た樹脂を基材上に塗布しておけば良い。
紫外部に良好な吸収を有する物質が紫外線吸収剤として
多数市販されている。代表的なものを挙げると、サリチ
ル酸系のものでは、フェニルサリチラート、p−オクチ
ルサリチラート、モノグリコールサリチラート、p−t
ert−プチルフェニルサリチラート、ベンゾフェノン
系のものでは、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2.2
゛−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシ
ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール系では2−(2“
−ヒドロキシ−5°−メチルフェニル)ベンジトリアゾ
ール2−(2°−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル
−5゛−メチルフェニル)−5−クロロベンジトリアゾ
ール、2−(2’ ヒドロキシ−4゛−n−オクチルオ
キシフェニル)ベンジトリアゾール等がある。
また、上記以外にもナフタレンやスチルヘン等炭化水素
の誘導体に1線・吸収物質として使用できるものが多数
ある。
以下に、本発明の実施例を述べるが、これらによって本
発明が限定されるものではない。なお、実施例において
配合比は、全て重量比である。
〈実施例1〉 ポリケイ皮酸ビニル10部、セロソルブアセテート90
部からなる溶液に紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン0.5部を添加し、i線吸
収雇用の樹脂液(A液と呼ぶ)とした。
低分子量ゼラチン10部、水90部からなる溶液に重ク
ロム酸アンモニウム1部を加えてカラーフィルタ形成用
の樹脂液(B液と呼ぶ)とした。
さらに、下記組成でレッド、グリーン、ブルーの染色液
を用意した。
以上、染料は全て日本化薬■製である。
ガラスウェハ上にA液をスピンコードし、170℃で1
時間ベータしてi線吸収層とした。次いでB液をスピン
コードし、60°C1時間のベータののち、1線ステッ
パ照度420mW /ci、950m5ecのパターン
露光を行ない水で現像してゼチランのレリーフパターン
を形成した。次いでこのガラスウェハを60°Cのレッ
ド染色液に5分間浸して1色目のカラーフィルタ層を形
成した。
同様にA液塗布、B液塗布、パターニング、染色を2色
目グリーン、3色目ブルーについて行なったのも最終保
護層としてA液を塗布、ベークしてレッド、グリーン、
ブルーの3色からなるカラーフィルタを完成した。
〈実施例2〉 パターニング可能なi線吸収要用としてグリシジルメタ
クリレート−4−メタクロイロキシカルコン共重合体溶
液(富士薬品■製、商品名FVR:以下C液と呼ぶ)を
用意した。
カラーフィルタ形成用として重クロム酸アンモニウムで
感光化したカゼイン水溶液(以下Diと呼ぶ)を用意し
た。
さらに、下記組成でシアン、マゼンタ、イエローの染色
液を用意した。
固体撮像素子の形成されたシリコンウェハ上にC液をス
ビンコー し、70°C・1時間ベータした後、i線ス
テッパ、照度420mW / ctA : 550m5
ecのパターン露光を行ない、門EK /rPA =5
/1の混合液で現像してポンディングパッド部を露出さ
せ、さらに180 °Cで1時間ベータした。
次いでD液をスピンコードシ、60”a1時間のベータ
ののちi線ステッパで800m5ecの露光を与え・水
で現像して固体撮像素子の受光部上にカゼインのレリー
フパターンを作成した。
次いでこのウェハを60’Cのシアン染色液に5分浸し
たのら水洗して1色目のカラーフィルタ層を形成した。
同様にC液を塗布、パターニング、D液塗布、パターニ
ング、染色を2色目マゼンタ、3色目イエローについて
行なったのち、最終保護層としてC液を塗布、パターニ
ングしてシアン、マゼンタ、イエローの3色からなるカ
ラーフィルタの形成を終えた。
〈発明の効果〉 本発明の製造方法においては、i線ステッパの使用によ
りコンタクトマライナー使用時のようなマスクとウェハ
の接触に起因する欠陥がなく、またアライメントすn度
の良い高品質なカラーフィルタを形成できるが、さらに
天然タンパク/重クロム酸塩の感光性樹脂をパターニン
グするにあたりi線を用いることにより、g線に比べて
大幅に露光時間を短縮することができ、生産性が向上す
る。
さらに、天然タンパクの感光層の下にi線吸収層を設け
ることにより、下地の反射の影舌のない良好なパターン
を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、天然タンパク/重クロム酸塩系の感光性樹脂
の分光吸収スペクトルを示すグラフ図である。 特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材に、水銀灯の365nmの輝線であるi線に吸収を
    有する樹脂を塗布する工程と、上記樹脂上に重クロム酸
    塩で感光化した天然タンパクの水溶液を塗布する工程と
    、上記天然タンパクをi線を用いた縮小投影露光装置を
    用いてパターニングする工程と、上記天然タンパクで成
    形したレリーフを染色する工程を、少なくとも具備する
    ことを特徴とする固体撮像素子用カラーフィルタの製造
    方法。
JP62301766A 1987-11-30 1987-11-30 固体撮像素子用カラーフィルタの製造方法 Pending JPH01142606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5677380A (en) * 1991-07-16 1997-10-14 Tosoh Corporation Planarizing material and planarizing method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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