JPS6029869Y2 - 人工培土 - Google Patents

人工培土

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Publication number
JPS6029869Y2
JPS6029869Y2 JP17776181U JP17776181U JPS6029869Y2 JP S6029869 Y2 JPS6029869 Y2 JP S6029869Y2 JP 17776181 U JP17776181 U JP 17776181U JP 17776181 U JP17776181 U JP 17776181U JP S6029869 Y2 JPS6029869 Y2 JP S6029869Y2
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JP
Japan
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water
artificial soil
based paint
present
foaming
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Expired
Application number
JP17776181U
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English (en)
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JPS5883253U (ja
Inventor
孟彦 浅野
Original Assignee
大成ポリマ−株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポリプロピレン、ポリエチレンのような熱可塑
性樹脂の解職系を基材とした、使用期間の長い、質、量
ともに安定供給できる人工培土に関する。
従来、植物育成において培土は使用期間が短かい、高価
である。
供給不安があるもの等が多くたとえば洋らん、観葉植物
等の育成に使用される天然水苔は程良い吸水性と保水性
を有しているが、1〜2年でその特性を失なう、高価で
ある、天然品に有り勝ちな供給不安を伴なっている等の
問題があった。
本考案はこれらの問題を解決するものであり、その要旨
は、熱可塑性樹脂解繊系に塗布後の加熱処理により発泡
した水性塗料を付着させてなる人工培土、である。
以下に図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の人工培±1の平面図、第2図は第1図
の■−■線断面図であるが、熱可塑性樹脂解繊系2に塗
布後の加熱処理により発泡した水性塗料3が付着して本
考案の人工培±1が構成される。
かくて本考案の人工培土は熱可塑性樹脂解職系の耐水性
、耐腐食性は勿論のこと網目構造で連結しているので空
気流通性、排水性、柔軟性を有し、水性塗料による吸水
性、保水性を兼備し、発泡により水性塗料が嵩高となっ
て吸水性、保水性を大きくする。
また、水性塗料に吸水剤を適宜配合したり、前記発泡後
に塗布してもよい。
本考案の人工培土はたとえば次のようにして製造できる
熱可塑性樹脂としてポリプロピレン、ポリエチレン等を
好ましくはこれらにエチレン酢酸ビニル共重合体けん化
物のような親水性熱可塑性樹脂をブレンドしたものを原
料としてフィルムを成形し、針歯ロールのような機械的
作用、発泡剤添加による発泡作用等により単繊維が連結
した解繊系を得る。
この解繊系に発泡剤を含む水性塗料を塗布するが、さら
に自然乾燥又は発泡剤が発泡しない温度で乾燥するのが
後記発泡が均一となるので好ましい。
次いでオーブン、赤外線ランプ、熱風、熱板、熱ロール
等を用いて加熱処理することにより前記発泡剤を含む水
性塗料を発泡させる。
なお、前述塗布、乾燥、発泡においては、発泡した水性
塗料が解繊系の網目を余り塞ぐことのないように配慮し
ないと培土としての空気流通性、排水性に悪影響する。
従ってたとえば解繊系のウェブを私用して網目を大きく
してロールで塗布したり、乾燥前に拡開して網目の塞が
りを解消するのがよい。
このようにして得られる本考案の人工培土は、腐敗劣化
しない成分からなり、解職系の網目構造による空気流通
性、排水性、柔軟性を有し、水性塗料による吸水性、保
水性を兼備腰また、発泡により水性塗料が嵩高になり吸
水性、保水性を大きくし、植物の吸水系に好適に対応で
き、使用期間の長い、質、量ともに安定供給できるもの
である。
以下に実施例を挙げて本考案をさらに詳細に説明する。
実施例 メルトクローレート5fJ/10m1nのポリプロピレ
ン10唾量部にアゾジカルボン酸アミドO0鍾量部をト
ライブレンドして、407rrInφ押出機先端の25
0mmφインフレーションダイから溶融押出して気泡の
破裂と引取りにより網目を有して各数百デニール位迄の
単繊維が連結したウェブ状の解繊系を製造した。
この解繊系に水性塗料(大日精化工業(掬製ダイフオー
ムEX50920 ;発泡性、アクリル酸エステル系樹
脂及びエチレン酢ビ系樹脂を主成分する)を解繊系の重
量の75%分だけ網目が塞がらない程度に塗布腰自然乾
燥3吋後に吸水処理剤(松本製薬工業(株製、AQ−6
;アクリル酸エステル部分ソーダ中和樹脂93wt%と
CAT−4Q;グリシジルエーテル2wt%の混合液)
を解繊系の重量で2%吹付け、自然乾燥3吋後にオーブ
ン内で140°C130秒加熱した上に、さらに水洗し
約24時間自然乾燥して人工培土を得た。
次いで観葉植物;ペペロミャの根の鉢中て腐敗している
状態の茎を切断した2本の各5cmの挿芽を、1本は本
考案の人工培±20yへて切口をくるみ、他の1本は市
販の天然水苔20gで切口をくるみ、各々鉢に入れ、初
日とその後は1週間隔で水100I!を各々与えた。
成育を4ケ月間観察したところ両者とも同様に発根し新
芽が生じ成育を続けることが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の人工培土の平面図、第2図は第1図の
■−■線断面図である。 1・・・人工培土、2・・・熱可塑性樹脂解繊系、3・
・・水性塗料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂解繊糸に塗布後の加熱処理により発泡した
    水性塗料を付着させてなる人工培土。
JP17776181U 1981-12-01 1981-12-01 人工培土 Expired JPS6029869Y2 (ja)

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JP17776181U JPS6029869Y2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 人工培土

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JP17776181U JPS6029869Y2 (ja) 1981-12-01 1981-12-01 人工培土

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JPS5883253U JPS5883253U (ja) 1983-06-06
JPS6029869Y2 true JPS6029869Y2 (ja) 1985-09-09

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JPS5883253U (ja) 1983-06-06

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