JPS6029353Y2 - 小型直流モ−タの速度制御装置 - Google Patents
小型直流モ−タの速度制御装置Info
- Publication number
- JPS6029353Y2 JPS6029353Y2 JP1977031605U JP3160577U JPS6029353Y2 JP S6029353 Y2 JPS6029353 Y2 JP S6029353Y2 JP 1977031605 U JP1977031605 U JP 1977031605U JP 3160577 U JP3160577 U JP 3160577U JP S6029353 Y2 JPS6029353 Y2 JP S6029353Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブリッジ検出型の直流モータの速度制御装置に
おいて、直流モータの起動をより少ない構成部品点数で
容易ならしめるとともに、電流損失が皆無な起動装置を
提供するものである。
おいて、直流モータの起動をより少ない構成部品点数で
容易ならしめるとともに、電流損失が皆無な起動装置を
提供するものである。
従来より、この種の装置としては第1図に示すように、
給電線路間に抵抗とダイオードの直列回路による基準電
位点を設け、起動用のスイッチングトランジスタによっ
てモータ電圧を検出して、給電制御トランジスタに起動
用ベース電流を流すものが考えられている。
給電線路間に抵抗とダイオードの直列回路による基準電
位点を設け、起動用のスイッチングトランジスタによっ
てモータ電圧を検出して、給電制御トランジスタに起動
用ベース電流を流すものが考えられている。
ここで、第1図について動作の概要を説明すると、1は
速度を制御すべき直流モータの回転子、2および2′は
そのブラシ、3および3′は固定子磁石であり、この直
流モータのブラシ2および2′を含む回転子1と抵抗4
,5,6とでそれぞれを各辺とするブリッジ回路を構成
している。
速度を制御すべき直流モータの回転子、2および2′は
そのブラシ、3および3′は固定子磁石であり、この直
流モータのブラシ2および2′を含む回転子1と抵抗4
,5,6とでそれぞれを各辺とするブリッジ回路を構成
している。
いま、この直流モータの等価内部抵抗をRaとし、抵抗
4,5.6の抵抗値をそれぞれR1゜R6,R6とする
と、ブリッジの平衡条件R6・R5=R1・R6 が成立しているときには図中のブリッジ検出端子a−b
間の電圧は回転速度のみに依存する。
4,5.6の抵抗値をそれぞれR1゜R6,R6とする
と、ブリッジの平衡条件R6・R5=R1・R6 が成立しているときには図中のブリッジ検出端子a−b
間の電圧は回転速度のみに依存する。
したがって、この電圧と基準電圧用のダイオード8,9
の電圧値Esとの差電圧を検出用トランジスタ7により
検出し、直流モータの回転速度が上昇したときに、ブリ
ッジ回路と直流電源14の間に挿入した給電制御用トラ
ンジスタ10の内部抵抗が大きくなり、一方、回転速度
が下降したときには内部抵抗は小さくなるように、その
ベース電流を制御すれば直流モータの回転速度は一定に
保たれることになる。
の電圧値Esとの差電圧を検出用トランジスタ7により
検出し、直流モータの回転速度が上昇したときに、ブリ
ッジ回路と直流電源14の間に挿入した給電制御用トラ
ンジスタ10の内部抵抗が大きくなり、一方、回転速度
が下降したときには内部抵抗は小さくなるように、その
ベース電流を制御すれば直流モータの回転速度は一定に
保たれることになる。
この回路では、直流モータの回転速度が下降してときに
はa点の電位が下がるからトランジスタ7のベース電流
は増加し、これによってコレクタ電流も増加するからト
ランジスタ10の内部抵抗は小さくなり、直流モータの
回転速度を上昇させる方向に働く。
はa点の電位が下がるからトランジスタ7のベース電流
は増加し、これによってコレクタ電流も増加するからト
ランジスタ10の内部抵抗は小さくなり、直流モータの
回転速度を上昇させる方向に働く。
一方、直流モータの回転速度が上昇したときにはa点の
電位が上がるから、トランジスタ7のベース電流は減少
し、これによってコレクタ電流も減少するからトランジ
スタ10の内部抵抗は大きくなり、直流モータの回転速
度を下降させる方向に働く。
電位が上がるから、トランジスタ7のベース電流は減少
し、これによってコレクタ電流も減少するからトランジ
スタ10の内部抵抗は大きくなり、直流モータの回転速
度を下降させる方向に働く。
さて、第1図において、プラス側給電線路とマイナス側
給電線路の間には、抵抗15、ダイオード16.17が
直列に接続され、抵抗15とダイオード16の接続点に
は抵抗18を介して起動用トランジスタ12のベースが
接続されている。
給電線路の間には、抵抗15、ダイオード16.17が
直列に接続され、抵抗15とダイオード16の接続点に
は抵抗18を介して起動用トランジスタ12のベースが
接続されている。
また、前記起動用トランジスタ12のエミッタは検出ト
ランジスタ7のエミッタに、コレクタは給電制御用トラ
ンジスタ10のベースにそれぞれ接続されている。
ランジスタ7のエミッタに、コレクタは給電制御用トラ
ンジスタ10のベースにそれぞれ接続されている。
つぎに、これらの素子の効果を説明するためにいま、電
源スィッチ11をオン状態にして、直流電源14の電圧
値を零から徐々に上昇させていく場合について考える。
源スィッチ11をオン状態にして、直流電源14の電圧
値を零から徐々に上昇させていく場合について考える。
ただし、ダイオード16゜17、トランジスタ12のベ
ース・エミッタ間は全て完全な折れ線替性を有するもの
とし、それぞれの順方向電圧がV、、V8に達したとき
初めて電流が流れるものとする。
ース・エミッタ間は全て完全な折れ線替性を有するもの
とし、それぞれの順方向電圧がV、、V8に達したとき
初めて電流が流れるものとする。
さて、電源電圧E。
が、E o < V aのときはダイオード、トランジ
スタは全てオフ状態で、制御回路に電流は流れない。
スタは全てオフ状態で、制御回路に電流は流れない。
したがって抵抗13の両端の電圧も零である。
Eo≧VBとなったときトランジスタ12のベース・エ
ミッタ間に順方向電流、すなわちベース電流が流れるか
らコレクタ電流も流れ、これが給電制御用トランジスタ
10のベース電流となるから直流モータの両端には電圧
が現われる。
ミッタ間に順方向電流、すなわちベース電流が流れるか
らコレクタ電流も流れ、これが給電制御用トランジスタ
10のベース電流となるから直流モータの両端には電圧
が現われる。
2VF > E o≧■8の範囲ではダイオード16,
17はオフ状態を続けるが、EO≧2Vpとなるとダイ
オード16.17はオン状態になり、以後C点の電位は
2VFに保たれる。
17はオフ状態を続けるが、EO≧2Vpとなるとダイ
オード16.17はオン状態になり、以後C点の電位は
2VFに保たれる。
さらにEOが大きくなるにしたがって直流モータ両端の
電圧が高くなり、ダイオード8,9にも順方向電流が流
れるようになるが、直流モータ両端の電圧が(4VF−
VB)より大きくなったとき、トランジスタ12のベー
ス電流は流れなくなり、直流モータ両端の電圧がさらに
大きくなればトランジスタ12のベース・エミッタ間は
逆バイアスされ、ここに至って起動回路は完全に制御回
路から切り離される。
電圧が高くなり、ダイオード8,9にも順方向電流が流
れるようになるが、直流モータ両端の電圧が(4VF−
VB)より大きくなったとき、トランジスタ12のベー
ス電流は流れなくなり、直流モータ両端の電圧がさらに
大きくなればトランジスタ12のベース・エミッタ間は
逆バイアスされ、ここに至って起動回路は完全に制御回
路から切り離される。
しかしながら、このときにはトランジスタ10の導通状
態にあるから検出トランジスタ7のベース・エミッタ間
には順方向電流が流れ、電源電圧EOが規定値以上にな
ったときには、直流モータの回転速度を定速に制御する
ようにトランジスタ7および10は動作する。
態にあるから検出トランジスタ7のベース・エミッタ間
には順方向電流が流れ、電源電圧EOが規定値以上にな
ったときには、直流モータの回転速度を定速に制御する
ようにトランジスタ7および10は動作する。
尚、トランジスタ12のベース側に挿入された抵抗18
はトランジスタ12のベース・エミッタ間逆バイアスが
深くなりすぎたとき、なだれ降伏によって接合が破壊す
るのを防止するためのもので、プラス側給電線路と直流
モータのプラス側給電端子の間に挿入された抵抗19は
電圧特性補正用の抵抗であり、さらにトランジスタ10
のベース・エミッタ間に挿入された抵抗20は漏洩電流
補償用の抵抗である。
はトランジスタ12のベース・エミッタ間逆バイアスが
深くなりすぎたとき、なだれ降伏によって接合が破壊す
るのを防止するためのもので、プラス側給電線路と直流
モータのプラス側給電端子の間に挿入された抵抗19は
電圧特性補正用の抵抗であり、さらにトランジスタ10
のベース・エミッタ間に挿入された抵抗20は漏洩電流
補償用の抵抗である。
ところで、第1図の回路のうち、トランジスタ12、抵
抗15.1B、ダイオード16.17は起動用の素子で
あり、モータが正常に回転しているときには全く必要の
ない部品であるにもかかわらず、回路部品の総コストの
4分の1以上を占め部品点数でも総部品点数(モータ、
スイッチ、電源は除く。
抗15.1B、ダイオード16.17は起動用の素子で
あり、モータが正常に回転しているときには全く必要の
ない部品であるにもかかわらず、回路部品の総コストの
4分の1以上を占め部品点数でも総部品点数(モータ、
スイッチ、電源は除く。
)の3分のlを占めている。また、直流モータが起動し
た後もダイオード16.17には順方向電流が、トラン
ジスタ12のエミッタ・ベース間には逆方向電流が損失
電流となって流れる。
た後もダイオード16.17には順方向電流が、トラン
ジスタ12のエミッタ・ベース間には逆方向電流が損失
電流となって流れる。
さらには、この逆方向電流を少なくするために抵抗18
の値を大きくするとモータに必要な起動電流が流れなく
なったり、抵抗18の値が零であっても、起動時にトラ
ンジスタ12によってトランジスタ10のベースに流さ
れる電流はほぼダイオード16または17の両端の電圧
値を抵抗13の抵抗値で除した値であるため、直流モー
タの内部抵抗が小さい場合には直流モータが起動するに
充分な電圧がかからないなどの問題があった。
の値を大きくするとモータに必要な起動電流が流れなく
なったり、抵抗18の値が零であっても、起動時にトラ
ンジスタ12によってトランジスタ10のベースに流さ
れる電流はほぼダイオード16または17の両端の電圧
値を抵抗13の抵抗値で除した値であるため、直流モー
タの内部抵抗が小さい場合には直流モータが起動するに
充分な電圧がかからないなどの問題があった。
本考案の小型直流モータの速度制御装置は以上のような
問題を解消するものである。
問題を解消するものである。
第2図は本願考案に関連して構成された小型直流モータ
の速度制御装置の回路結線図を示したものである。
の速度制御装置の回路結線図を示したものである。
尚、第2図において、構成ならびに機能が第1図と同一
のものについては同一図番にて示し、説明は昇略する。
のものについては同一図番にて示し、説明は昇略する。
第2図では基準電圧用ダイオード9の代わりに起動用ス
イッチングトランジスタ21のベース・エミッタ間接合
がダイオード8と直列に接続され、前記トランジスタ2
1のコレクタとプラス側給電線路の間には起動用と電圧
補償用を兼ねた抵抗19が接続されるとともに前記トラ
ンジスタ21のコレクタと検出トランジスタ7のベース
の間には抵抗22が接続されている。
イッチングトランジスタ21のベース・エミッタ間接合
がダイオード8と直列に接続され、前記トランジスタ2
1のコレクタとプラス側給電線路の間には起動用と電圧
補償用を兼ねた抵抗19が接続されるとともに前記トラ
ンジスタ21のコレクタと検出トランジスタ7のベース
の間には抵抗22が接続されている。
さて、動作の概要を説明すると、スイッチ11を閉じて
直流電源14の電圧E。
直流電源14の電圧E。
を徐々に上昇させたとき、始めは直流モータのブラシ2
−2′間には電圧が現われないのでトランジスタ21は
オフ状態であるからトランジスタ7には抵抗19および
抵抗22を通してベース電流が流れる。
−2′間には電圧が現われないのでトランジスタ21は
オフ状態であるからトランジスタ7には抵抗19および
抵抗22を通してベース電流が流れる。
トランジスタ7にベース電流が流れ、これによってコレ
クタ電流も流れると、給電制御トランジスタ10にもベ
ース電流、コレクタ電流が流れるから、直流モータに給
電されて、前記直流モータが起動するようになる。
クタ電流も流れると、給電制御トランジスタ10にもベ
ース電流、コレクタ電流が流れるから、直流モータに給
電されて、前記直流モータが起動するようになる。
前記直流モータのブラシ2−2′間に電圧が現われると
、ダイオード8、トランジスタ21のベース・エミッタ
間には順方向電流が流れるから、前記トランジスタ21
はオン状態となり、そのコレクタ・エミッタ間の飽和電
圧はほぼ零であるのでトランジスタ7のベース・エミッ
タ間に抵抗22が接続され、同エミッタとプラス側給電
線路の間に電圧補償用の抵抗19が接続されたのと同じ
形となる。
、ダイオード8、トランジスタ21のベース・エミッタ
間には順方向電流が流れるから、前記トランジスタ21
はオン状態となり、そのコレクタ・エミッタ間の飽和電
圧はほぼ零であるのでトランジスタ7のベース・エミッ
タ間に抵抗22が接続され、同エミッタとプラス側給電
線路の間に電圧補償用の抵抗19が接続されたのと同じ
形となる。
これで起動回路の動作が完了した訳で、直流モータが起
動後は起動トランジスタ21はそのベース・エミッタ間
接合によって基準電圧用の素子として働き、抵抗19は
電圧補償用の抵抗として働き、さらに抵抗22はトラン
ジスタ7の漏洩電流補償用の抵抗として働く。
動後は起動トランジスタ21はそのベース・エミッタ間
接合によって基準電圧用の素子として働き、抵抗19は
電圧補償用の抵抗として働き、さらに抵抗22はトラン
ジスタ7の漏洩電流補償用の抵抗として働く。
したがって、第2図の装置では直流モータの起動後は制
御回路の動作に寄与しない素子は皆無であり、起動回路
の電流損失も皆無である。
御回路の動作に寄与しない素子は皆無であり、起動回路
の電流損失も皆無である。
ところで、第1図および第2図に示した装置の回転速度
の調節方法としては、一般に、ブリッジ回路の高抵抗辺
側に可変抵抗器を挿入する構成がとられ、具体的には、
抵抗5と抵抗6との間に可変抵抗器の両端を接続し、前
記可変抵抗器の中点をトランジスタ7のベースに接続す
る構成がとられている。
の調節方法としては、一般に、ブリッジ回路の高抵抗辺
側に可変抵抗器を挿入する構成がとられ、具体的には、
抵抗5と抵抗6との間に可変抵抗器の両端を接続し、前
記可変抵抗器の中点をトランジスタ7のベースに接続す
る構成がとられている。
しかしながら、直流モータの回転速度の調節のために前
記可変抵抗器の中点を移動させるとブリッジ回路の平衡
条件がくずれてしまい、制御特性が悪化することが多々
あった。
記可変抵抗器の中点を移動させるとブリッジ回路の平衡
条件がくずれてしまい、制御特性が悪化することが多々
あった。
この問題を解消する方法としては、従来からブリッジ回
路の検出端子間、すなわち、第1図のa点とb点の間に
固定抵抗と可変抵抗器の直列回路を接続して、前記可変
抵抗器の抵抗値を変化させて前記ブリッジ回路の検出端
子間に現われる電圧の減衰度を変化させて直流モータの
回転速度を変化させる方法が用いられてきた。
路の検出端子間、すなわち、第1図のa点とb点の間に
固定抵抗と可変抵抗器の直列回路を接続して、前記可変
抵抗器の抵抗値を変化させて前記ブリッジ回路の検出端
子間に現われる電圧の減衰度を変化させて直流モータの
回転速度を変化させる方法が用いられてきた。
この方法によれば、可変抵抗器の抵抗値を変化させても
ブリッジ回路の平衡条件はくずれないから、制御特性が
悪化することは殆んどない。
ブリッジ回路の平衡条件はくずれないから、制御特性が
悪化することは殆んどない。
しかしながら、この方法では固定抵抗が1側糸分に必要
になり、部品点数の増加を招くと云う不都合があった。
になり、部品点数の増加を招くと云う不都合があった。
本考案の小型直流モータの速度制御装置はこのような問
題を解消したものであり、第3図に本考案の実施例にお
ける回路結線図を示す。
題を解消したものであり、第3図に本考案の実施例にお
ける回路結線図を示す。
すなわち、起動用トランジスタ21のコレクタと検出ト
ランジスタのベースの間に抵抗22と可変抵抗器23の
直列回路を接続し、前記可変抵抗器23によって直流モ
ータの回転速度を調節するように構成している。
ランジスタのベースの間に抵抗22と可変抵抗器23の
直列回路を接続し、前記可変抵抗器23によって直流モ
ータの回転速度を調節するように構成している。
定速制御時にはダイオード8およびトランジスタ21の
ベース・エミッタ間の順方向電圧はほぼ一定値に保たれ
るから、可変抵抗器23によって検出電圧の減衰度を変
化させて直流モータの回転速度を制御特性を悪化させる
ことなく、つまり、ブリッジ回路の平衡条件をくずすこ
となく変化させることが出来る。
ベース・エミッタ間の順方向電圧はほぼ一定値に保たれ
るから、可変抵抗器23によって検出電圧の減衰度を変
化させて直流モータの回転速度を制御特性を悪化させる
ことなく、つまり、ブリッジ回路の平衡条件をくずすこ
となく変化させることが出来る。
また、前記可変抵抗器23に直列に接続される抵抗22
はもともと起動用あるいは漏洩電流補償用の抵抗として
存在していたものであるから部品点数が増加することも
ない。
はもともと起動用あるいは漏洩電流補償用の抵抗として
存在していたものであるから部品点数が増加することも
ない。
以上に示したように本考案の小型直流モータの速度制御
装置によれば、起動用のスイッチングトランジスタのベ
ース・エミッタ間を基準電圧として用い、前記起動用ス
イッチングトランジスタのコレクタに接続される抵抗を
電圧特性補償用抵抗あるいは漏洩電流補償用抵抗ならび
に回転速度調節用抵抗として用いているので、起動のた
めだけの部品点数を皆無にし、損失電流も皆無に出来る
など、大なる効果を奏する。
装置によれば、起動用のスイッチングトランジスタのベ
ース・エミッタ間を基準電圧として用い、前記起動用ス
イッチングトランジスタのコレクタに接続される抵抗を
電圧特性補償用抵抗あるいは漏洩電流補償用抵抗ならび
に回転速度調節用抵抗として用いているので、起動のた
めだけの部品点数を皆無にし、損失電流も皆無に出来る
など、大なる効果を奏する。
第1図は従来例を示す回路結線図であり、第2図は本考
案に関連して構成された速度制御装置の回路結線図であ
り、第3図は本考案の実施例における小型直流モータの
速度制御装置の回路結線図である。 1・・・・・・回転子、2,2′・・・・・・ブラシ、
7・・・・・・検出トランジスタ、8・・・・・・基準
電圧用ダイオード、19・・・・・・起動用抵抗、21
・・・・・・起動用トランジスタ、22・・・・・・抵
抗、23・・・・・・可変抵抗器。
案に関連して構成された速度制御装置の回路結線図であ
り、第3図は本考案の実施例における小型直流モータの
速度制御装置の回路結線図である。 1・・・・・・回転子、2,2′・・・・・・ブラシ、
7・・・・・・検出トランジスタ、8・・・・・・基準
電圧用ダイオード、19・・・・・・起動用抵抗、21
・・・・・・起動用トランジスタ、22・・・・・・抵
抗、23・・・・・・可変抵抗器。
Claims (1)
- 直流モータと、第1.第2.第3の抵抗によってブリッ
ジ回路を構成し、前記ブリッジ回路の一方の給電端子に
給電制御トランジスタのコレクタを接続し、前記給電制
御トランジスタのエミッタを一方の給電線路に接続し、
前記ブリッジ回路の他方の給電端子を他方の給電線路に
接続し、前記ブリッジ回路の前記直流モータを含まない
側の検出端子に検出トランジスタのベースを接続し、前
記検出トランジスタのコレクタを前記給電制御トランジ
スタのベースに接続するとともにエミッタを第4の抵抗
を介して他方の給電線路に接続し、前記ブリッジ回路の
前記直流モータを含む側の検出端子と前記検出トランジ
スタのエミッタの間に起動用スイッチングトランジスタ
のベース・エミッタ間を接続し、前記起動用スイッチン
グトランジスタのコレクタと一方の給電線路の間に第5
の抵抗をMし、前記起動用スイッチングトランジスタの
コレクタと前記検出トランジスタのベースの間に第6の
抵抗と回転速度調節用の可変抵抗器を接続してなる小型
直流モータの速度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977031605U JPS6029353Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 小型直流モ−タの速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977031605U JPS6029353Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 小型直流モ−タの速度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53125817U JPS53125817U (ja) | 1978-10-06 |
JPS6029353Y2 true JPS6029353Y2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=28883496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977031605U Expired JPS6029353Y2 (ja) | 1977-03-15 | 1977-03-15 | 小型直流モ−タの速度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029353Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-15 JP JP1977031605U patent/JPS6029353Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53125817U (ja) | 1978-10-06 |
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