JPS5840435B2 - 小型直流モ−タの速度制御装置 - Google Patents

小型直流モ−タの速度制御装置

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JPS5840435B2
JPS5840435B2 JP51055865A JP5586576A JPS5840435B2 JP S5840435 B2 JPS5840435 B2 JP S5840435B2 JP 51055865 A JP51055865 A JP 51055865A JP 5586576 A JP5586576 A JP 5586576A JP S5840435 B2 JPS5840435 B2 JP S5840435B2
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JP
Japan
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motor
transistor
power supply
resistor
voltage
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JP51055865A
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English (en)
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JPS52138614A (en
Inventor
博 水口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブリッジ検出型の直流モータの速度制御装置に
おいて、モータの起動をより少ない構成部品点数で容易
ならしめるためになされたものである。
従来より、この種の装置としては第1図に示すように、
給電線路間に抵抗とダイオードの直列回路により基準電
位点を設け、起動用のスイッチングトランジスタによっ
てモータ電圧を検出して給電制御トランジスタに起動用
ベース電流を流すものが考えられている。
ここで、第1図について動作の概要を説明すると、1は
速度を制御すべき直流モータの回転子、2および2′は
そのブラシ、3および3′は固定子磁石であり、この直
流モータのブラシ2および2′を含む回転子1と抵抗4
,5,6とでそれぞれを各辺とするブリッジ回路を構成
している。
いま、この直流モータの等価内部抵抗をRaとし、抵抗
4,5.6の抵抗値をそれぞれ、R4,R5゜R6とす
ると、ブリッジの平衡条件 Ra−R5=R4・R6 が取立しているときには図中のブリッジ検出端子a −
b間の電圧は回転速度のみに依存する。
したがって、検出用トランジスタ7により、前記a −
b間電圧と基準電圧用のダイオード8,9の電圧値Es
との差電圧を検出し、直流モータの回転速度が上昇した
ときに、ブリッジ回路と直流電源14の間に挿入した給
電制御用トランジスタ10の内部抵抗が大きくなり、一
方、回転速度が下降したときには内部抵抗は小さくなる
ように、そのベース電流を制御すれば直流モータの回転
速度は一定に保たれることになる。
この回路では、直流モータの回転速度が下降したときに
はa点の電位が下がるからトランジスタ7のベース電流
は増加し、これによってコレクタ電流も増加するからト
ランジスタ10の内部抵抗は小さくなり、直流モータの
回転速度を上昇させる方向に働く。
一方、直流モータの回転速度が上昇したときにはa点の
電位が上がるから、トランジスタ7のベース電流は減少
し、これによってコレクタ電流も減少するからトランジ
スタ10の内部抵抗は大きくなり、直流モータの回転速
度を下降させる方向に働く。
さて、第1図において、プラス側給電線路とマイナス側
給電線路の間には、抵抗11、ダイオード12.13が
直列に接続され、抵抗とダイオードの接続点には抵抗1
4を介して起動用トランジスタ15のベースが接続され
ている。
また、前記起動用トランジスタ15のエミッタは検出ト
ランジスタ7のエミッタに、コレクタは給電制御用トラ
ンジスタ10のベースにそれぞれ接続されている○ つぎに、これらの素子の効果を説明するためにいま、電
源スィッチ16をオン状態にして、直流電源17の電圧
値を零から徐々に上昇させていく場合について考える。
ただし、ダイオード12゜13、トランジスタ15のベ
ース・エミッタ間は全て完全な折れ線特性を有するもの
とし、それぞれの順方向電圧がV、、、V8に達したと
き初めて電流が流れるものとする。
さて、電源電圧E。
が、Eoく■8のときはダイオード、トランジスタは全
てオフ状態で、制御回路に電流は流れない。
したがって抵抗18の両端の電圧も零である。
Eo≧■8となったときトランジスタ15のベース・エ
ミッタ間に順方向電流、すなわちベース電流が流れるか
らコレクタ電流も流れ、これが給電制御用トランジスタ
10のベース電流となるから直流モータの両端には電圧
が現われる。
2■F>Eo≧VBの範囲ではダイオード12゜13は
オフ状態を続けるが、Eo≧2V、となるとダイオード
12.13はオン状態になり、以後C点の電位は2V、
に保たれる。
さらにE。
力状きくなるにしたがって直流モータ両端の電圧が高く
なり、ダイオード8,9にも順方向電流が流れるように
なるが、直流モータ両端の電圧が(4V、−VB)より
も大きくなったとき、トランジスタ15のベース電流は
流れなくなり、直流モータ両端の電圧がさらに大きくな
れはトランジスタ15のベース・エミッタ間は逆バイア
スされ、ここに至って起動回路は完全に制御回路から切
り離される。
しかしながら、このときにはトランジスタ10は導通状
態にあるから検出トランジスタ7のベース・エミッタ間
には順方向電流が流れ、電源電圧E。
が規定値以上になったときには、直流モータの回転速度
を定速に制御するようにトランジスタ7および10は動
作する。
尚、トランジスタ15のベース側に挿入された抵抗14
はトランジスタ15のベース・エミッタ間逆バイアスが
深くなりすぎたとき、なだれ降伏によって接合が破壊す
るのを防止するためのもので、プラス側給電線路と直流
モータのプラス側給電端子の間に挿入された抵抗19は
電圧特性補正用の抵抗であり、さらにトランジスタ10
のベース・エミッタ間に挿入された抵抗20は漏洩電流
補償用の抵抗である。
ところで、第1図の回路のうち、トランジスタ15、抵
抗11,14、ダイオード12.13は起動用の素子で
あり、モータが正常に回転しているときには全く必要の
ない部品であるにもかかわらず回路部品の総コストの4
分の1以上を占め、部品点数でも総部品点数(モータ、
スイッチ、電源は除く)の3分の1を占めている。
これは必要以上に製品の原価をアップさせるだけでなく
、部品点数の増大になる信頼性の低下を招くなど、問題
が多かった。
本発明の小型直流モータの速度制御装置は部品点数を極
力少なくすることにより、かかる問題を低減したもので
ある。
第2図に本発明の一実施例における回路結線図を示す。
尚、第2図において、横取、機能が第1図と同一のもの
については同一図番にて示し、説明は省略する。
第2図ではプラス側給電線路とマイナス側給電線路の間
には抵抗11、スイッチングトランジスタ21のコレク
タ・エミッタ間が直列に接続され、前記スイッチングト
ランジスタ21のエミツタハマイナス側給電線路に接続
されるとともに、コレクタには一端を検出トランジスタ
7のベースに接続された抵抗6の他端が接続され、また
、前記検出トランジスタ7のエミッタとマイナス側給電
線路の間には抵抗18と抵抗22によって分割回路が横
取され、この分割点には前記スイッチングトランジスタ
21のベースが接続されている。
すなわち、直流モータを一辺に含ませて横取したブリッ
ジ回路の検出端子より、この直流モータの回転速度に比
例した電圧を得て、この電圧を検出トランジスタ7によ
りダイオード8,9によって得られる基準電圧と比較し
、前記検出トランジスタフの出力電流によって前記ブリ
ッジ回路のプラス側給電線路に挿入した給電制御トラン
ジスタ10を1駆動して直流モーフの回転速度が一定に
制御されるように構威し、さらに、前記ブリッジ回路の
直流モーフを含まない側の一辺は抵抗6とスイッチング
トランジスタ21のコレクタ・エミッタ間の直列回路に
よって構成し、前記スイッチングトランジスタ21のエ
ミッタはマイナス側給電線路に接続するとともに、コレ
クタとプラス側給電線路の間にも抵抗11を接続し、前
記スイッチングトランジスタ21のベースは直流モータ
の電位分割点であるところの抵抗18.22による分割
点に接続されている。
さて、動作の概要を説明すると、スイッチ16を閉じて
直流電源17の電圧E。
を徐々に上昇させたとき、始めは抵抗22の両端には重
上が現われないからスイッチングトランジスタ21はオ
フ状態であり、電圧E。
がある程度高くなった時点で、抵抗11、抵抗6を通っ
てトランジスタ7にベース電流が流れるようになる。
電圧E。
かさらに上昇し、直流モータが起動して抵抗22の両端
の電圧がスイッチングトランジスタ21のベース・エミ
ッタ間順方向電圧■8に達すると今度はスイッチングト
ランジスタ21にベース電流が流れて、オン状態になり
、コレクタ・エミッタ間の電圧は殆んど零となる。
ここに至ってスイッチングトランジスタ21、抵抗11
、抵抗22による起動回路の動作が完了したわけで、以
後は電源電圧E。
が変動してもスイッチングトランジスタ21のコレクタ
・エミッタ間が短絡状態にあるので制御に殆んど影響を
及ぼさない。
さらに、第3図は本発明の他の実施例を示した回路結線
図で、ブリッジ回路の給電端子間を抵抗23、抵抗22
によって分割し、その分割点にスイッチングトランジス
タ21のベースが接続されている。
尚、動作は第2図と全く同じである。
さて、第2図に示した小型直流モータの速度制御装置で
は、第1図の従来例に比べてダイオード2個分だけ起動
用の部品点数が減少しているので製品の原価も安くなり
、信頼性も向上する。
第3図の装置についても同様である。
以上のように本発明の小型直流モータの速度制御装置に
よれば従来の装置よりも少ない部品点数で起動回路を構
成することができるので、信頼性が向上し、製品原価も
安くできるなど、犬なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路結線図、第2図、第3図は本
発明の実施例における小型直流モータの速度制御装置の
回路結線図である。 1・・・・・・直流モータの回転子、4,5,6・・・
・・・抵抗、7・・・・・・検出用トランジスタ、8,
9・・・・・・ダイオード、10・・・・・・給電制御
トランジスタ、11゜18.22,23・・・・・・抵
抗、21・・・・・・スイッチングトランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流モータを一辺に含ませて構成したブリッジ回路
    の検出端子より前記直流モータの回転速度に比例した電
    圧を得て、この電圧を検出トランジスタにより基準電圧
    と比較し、前記検出トランジスタの出力電流によって前
    記ブリッジ回路の給電線路に挿入した給電制御トランジ
    スタを駆動して前記直流モータの回転速度が一定となる
    ように制御される装置において、前記ブリッジ回路の直
    流モータを含まない側の一辺は抵抗とスイッチングトラ
    ンジスタのコレクタ・エミッタ間の直列回路によって構
    成し、前記スイッチングトランジスタのエミッタは一方
    の給電線路に接続するとともに、コレクタと他方の給電
    線路の間にも抵抗を接続し、前記スイッチングトランジ
    スタのベースは前記直流モータの電位分割点あるいは前
    記ブリッジ回路の給電電位分割点に接続したことを特徴
    とする小型直流モータの速度制御装置。
JP51055865A 1976-05-14 1976-05-14 小型直流モ−タの速度制御装置 Expired JPS5840435B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51055865A JPS5840435B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 小型直流モ−タの速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS52138614A JPS52138614A (en) 1977-11-18
JPS5840435B2 true JPS5840435B2 (ja) 1983-09-06

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JP51055865A Expired JPS5840435B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 小型直流モ−タの速度制御装置

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