JPS6029241Y2 - 信号選択切換回路 - Google Patents

信号選択切換回路

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JPS6029241Y2
JPS6029241Y2 JP1978087127U JP8712778U JPS6029241Y2 JP S6029241 Y2 JPS6029241 Y2 JP S6029241Y2 JP 1978087127 U JP1978087127 U JP 1978087127U JP 8712778 U JP8712778 U JP 8712778U JP S6029241 Y2 JPS6029241 Y2 JP S6029241Y2
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JP
Japan
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amplifier
switch device
circuit
switch
input terminal
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JP1978087127U
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JPS555608U (ja
Inventor
実 荻田
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオーディオ信号などを切換える装置に使用し
て好適な信号選択切換回路に関するものである。
従来、オーディオ信号などのアナログ信号を切換え制御
するのに最も一般的な方法としてはリレーが使用される
第1図はリレーを用いた従来の信号選択切換回路の回路
図である。
増幅器1の出力回路は並列3系列に別れ、各回路にリレ
ー接点2at 2bt 2Cがそれぞれ直列に接続さ
れる。
このリレー接点2a* 2by 2cはリレーコイ
ル3a、3h、3Cの動作によってオン・オフされ、さ
らにリレーコイル3a、3b、3cには切換スイッチ4
によって選択的に電源5から電流が供給される。
入力端子6から入力された信号は増幅器1で増幅された
後、選択された出力端子?ay 1bq 7cのいずれ
かに出力される。
このような回路においては、リレーコイルを動作させる
ための電力が必要であり、またリレー接点によって回路
のオン・オフを行うので接点材料、接点構造、あるいは
取り扱う電力により雑音を発生したり、信号に歪を生じ
たりする欠点があった。
このような点を改良するためにリレー接点のかわりに半
導体スイッチを用いた回路が提案されている。
第2図は電界効果型トランジスタ(以下FETと略称す
る)を用いた信号選択切換回路の回路図である。
第1図と同一部品には同番号を付しである。
増幅器1の並列3系列の各出力回路にはFET8 a、
8 b、8 cのソース・ドレインがそれぞれ接続
される。
さらにFET8a、8b、8Cのゲートには切換スイッ
チ4によって選択的にB電源からゲート電圧が印加され
、これにより各ソース・ドレイン間を導通させるように
なっている。
入力端子6から入力された信号は増幅器1で増幅された
後、選択された出力端子?a、7b。
7cのいずれかに出力される。
この回路においては、機械接点によって起る問題はなく
なるが、FETのソース・ドレイン間は、一般に導通抵
抗が大きく信号が減衰してしまうこと、また非直線性を
有するために歪力状きくなることなどの問題があった。
FETのかわりにトランジスタを用いることもできるが
、この場合は、コレクタ・エミッタ間のオン時の直流オ
フセット電圧が大きいこと、および非直線歪があること
などの問題があり、また、ダイオードを用いた場合はア
ノード・カソード間のオン時の抵抗が大きいこと、非直
線歪が大きいこと、およびバイパスのためのオフセット
電圧が大きいことなどの問題があった。
また相補形MO3IC(C−MOS)アナログスイッチ
を用いた場合も同様にオン時の抵抗が大きくかつ非直線
歪も大きいなどの問題があった。
特に半導体スイッチを用いた回路においては、一般に非
直線歪が生じ易く、この影響が大きかった。
このような各問題があると、信号を通過させた際に切換
時にクリック音を生じたり、歪が増したり、またS/N
が劣化するなどの原因となり、高忠実度の信号伝達がで
きなくなるという欠点があった。
この考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、信号を雑音や歪がなく高忠実度に切
換えることができる信号選択切換回路を提供することに
ある。
この目的を遠戚するために、この考案は非反転入力端が
接地された増幅器の反転入力端の入力回路に直列に接続
された第1のスイッチ装置を含んで第1の負帰還回路を
構成し、さらにこれに並列に第2のスイッチを含んで第
2の負帰還回路を構成し、第1のスイッチ装置と第2の
スイッチ装置は互いに逆動作をするようにさせて相補切
換えするようにしたものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第3図はこの考案に係る信号選択切換回路の一実施例の
回路図である。
増幅器10の反転入力端と入力端子16との間の入力回
路には、半導体素子からなる第1のスイッチ装置12が
直列に接続され、増幅器10の出力端とスイッチ装置1
2の入力端との間には帰還概括B1が接続され、増幅器
10にはスイッチ装置12を含んで負帰還回路が構成さ
れる。
なお、11は増幅器10の出力端に接続された出力端子
である。
増幅器10の非反転入力端は抵抗を介して接地されてい
る。
一方、増幅器10の出力端と反転入力端との間には半導
体素子からなる第2のスイッチ装置13と帰還概括R2
の直列回路が接続され、増幅器10には前記第1の負帰
還回路に並列状にスイッチ装置13を含む第2の負帰還
回路が構成される。
このスイッチ装置12および13はド1ランジスタQ□
およびQ2からなる差動回路によって互いに逆動作する
ように相補切換えの制御がなされる。
すなわち、スイッチ14がオンしているときB電源から
のベース電流によりトランジスタQ□が導通状態になり
、このコレクタ電流によりエミッタ抵抗R3に生ずる電
囲差によってトランジスタQ2は非導通状態になる。
この場合には、スイッチ装置12はオフ状態になりスイ
ッチ装置13はオン状態となるため、増幅器10で増幅
された信号は出力端子11には出てこない。
次にスイッチ14がオフになると電源15がトランジス
タQ2のベースに接続されるので、トランジスタQ2は
大きなベース電流が流れて導通状態になり、このコレク
タ電流によりQlのエミッタ電位が上昇してトランジス
タQ1は非導通状態となる。
この場合には、スイッチ装置12はオン状態となりスイ
ッチ装置13はオフ状態となるため、入力端子16から
入り増幅器10の反転入力端に入力された信号は増幅器
10で増幅された後、スイッチ装置12を経て出力端子
11から出力される。
このとき、スイッチ装置12を含んで負帰還回路が形成
されているので、スイッチ装置12で発生する雑音や歪
は十分に除去される。
またスイッチ装置12がオフ状態に切換っても、スイッ
チ装置13を含む負帰還回路が同時に形成され、常に負
帰還回路が形成されていることになるので、増幅器40
の帰還回路がはずれて動作点の移動によるラッチアップ
によりクリック音が発威生するような現象は起らなくな
る。
さらに、増幅器10の入力側をスイッチ装置12でオン
・オフして出力をオン・オフしており、かつスイッチ装
置12がオフのとき、増幅器10をスイッチ装置13の
オンによってループゲイン1に保つとともに、出力電圧
を基準電位(例えばOv)に保つことができる。
また、増幅器10の入力側仮装接地点へのオン・オフを
行なう構成であるため、スイッチ装置12.13にはオ
ン・オフにかかわらず電流が流れず歪が発生しなくなる
第4図は他の実施例の回路図である。
図において、第3図と同一部品には同番号を付し説明は
省略する。
増幅器10の反転入力端から入力端子16at 16
b、16cに3個の並列系列の入力回路が形成され、各
入力回路には直列にスイッチ装置12a、12b、12
cがそれぞれ接続される。
そして、帰還抵抗R1a、g Rllu R1cを介し
てスイッチ装置12av 12bw 12cを含む
負帰還回路がそれぞれ並列に構成される。
スイッチ装置12a* 12by 12cはH電源
から切換スイッチ17を経て選択的に供給される。
゛H99レベルの信号によってオン状態に制御され、ス
イッチ装置13はレベルシフタ回路18aによって制御
されるようになっている。
図の状態では、スイッチ装置12aがオンになり、スイ
ッチ装置12b、12cはオフになっており、入力端子
16aからの信号のみが出力される。
第5図に、スイッチ装置のオン・オフ動作のタイムチャ
ートを示す。
図中、a、 b、 cおよびdは、それぞれスイッ
チ装置12a、12b、12cおよび13の各オン・オ
フ状態を示し、図eは第4図のe点の電位の波形を示す
このようにスイッチ装置がすべてオフ状態になることは
なくなる。
なお、レベルシフタ18aのかわりに切換スイッチ17
と連動する切換スイッチを設け、この切換スイッチによ
りスイッチ装置13をスイッチ装置12a、12b、1
2cと相補切換えすることもできる。
このようにこの考案に係る信号選択切換回路によると、
スイッチ装置を負帰還回路に含ませ、しかももう一つの
スイッチ装置による負帰還回路を接続して常に増幅器に
負帰還回路が形成されるようになしたことにより、クリ
ックやスイッチ装置の雑音、歪などを防止でき、高忠実
度に信号を切換え得る効果がある。
しかして、各種オーディオ信号等の切換えや、ミーティ
ング制御等に用いて好適である。
特にスイッチ装置の一端が増幅器の仮想接地点に接続さ
れているため、スイッチ装置のオフ状態では当然である
がオン状態でも電圧印加がなく電流も流れないので、非
直線歪が発生せず、きわめて低歪になすことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の信号選択切換回路の回路図
、第3図はこの考案に係る信号選択切換回路の一実施例
の回路図、第4図は他の実施例の回路図、第5図は第4
図の実施例のスイッチ装置のオン・オフ状態のタイムチ
ャートである。 10・・・・・・増幅器、11・・・・・・出力端子、
12・・・・・・第1のスイッチ装置、13・・・・・
・第2のスイッチ装置、14・・・・・・スイッチ、1
5・・・・・・を源、16・・・・・・入力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反転入力端、非反転入力端および出力端を有し、非反転
    入力端が接地された増幅器と、この増幅器の反転力端の
    入力回路に直列に接続された第1のスイッチ装置と、前
    記増幅器の出力端と前記第1のスイッチ装置の入力端と
    の間に接続された第1の負帰還回路と、前記増幅器の出
    力端と反転入力端との間に形成された第2の負帰還回路
    に直列に接続された第2のスイッチ装置と、前記第1の
    スイッチ装置と第2のスイッチ装置を互いに逆動作する
    ように切換える相補切換装置とを具備した信号選択切換
    回路。
JP1978087127U 1978-06-24 1978-06-24 信号選択切換回路 Expired JPS6029241Y2 (ja)

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JP1978087127U JPS6029241Y2 (ja) 1978-06-24 1978-06-24 信号選択切換回路

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JP1978087127U JPS6029241Y2 (ja) 1978-06-24 1978-06-24 信号選択切換回路

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JPS555608U JPS555608U (ja) 1980-01-14
JPS6029241Y2 true JPS6029241Y2 (ja) 1985-09-04

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ID=29012360

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969060U (ja) * 1972-09-29 1974-06-15
JPS523771A (en) * 1975-06-24 1977-01-12 Asea Ab Hydraulic press

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969060U (ja) * 1972-09-29 1974-06-15
JPS523771A (en) * 1975-06-24 1977-01-12 Asea Ab Hydraulic press

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JPS555608U (ja) 1980-01-14

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