JPS602918Y2 - 農業用光反射シ−ト - Google Patents
農業用光反射シ−トInfo
- Publication number
- JPS602918Y2 JPS602918Y2 JP17098978U JP17098978U JPS602918Y2 JP S602918 Y2 JPS602918 Y2 JP S602918Y2 JP 17098978 U JP17098978 U JP 17098978U JP 17098978 U JP17098978 U JP 17098978U JP S602918 Y2 JPS602918 Y2 JP S602918Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tapes
- film
- tape
- agricultural
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は農業用光反射シート、特に果樹周辺の地面に
敷いて果実に太陽光線の反射光を当てるための光反射シ
ートに関するものである。
敷いて果実に太陽光線の反射光を当てるための光反射シ
ートに関するものである。
このようなシートには、雨水等を排出するため、或いは
適度な通気性をもたせるために、シートを貫通する小孔
を適当な間隔で設けておくのが普通である。
適度な通気性をもたせるために、シートを貫通する小孔
を適当な間隔で設けておくのが普通である。
しかし、そのような小孔を設けるためには、シートを製
造したのち、更に孔空は作業が必要となり、製造に手間
がかかる欠点があった。
造したのち、更に孔空は作業が必要となり、製造に手間
がかかる欠点があった。
そこで、この考案は孔空は作業を必要とせず、シートの
製造と同時に適当な小孔ないしは間隙が形成される構造
の農業用光反射シートを提供することを目的とする。
製造と同時に適当な小孔ないしは間隙が形成される構造
の農業用光反射シートを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この考案に係る農業用光
反射シートは、熱可塑性合成樹脂製表面フィルムの下面
に金属蒸着層を形成し、その金属蒸着層に上記表面フィ
ルムよりも広幅の熱可塑性脅威樹脂製裏面フィルムを一
体化した積層体によってテープを形成し、上記テープの
多数を平面的にかつ間隙をおいて配列しこれらを交差状
に重ね合せ、重なり部において互に固着してシート状に
形成したものである。
反射シートは、熱可塑性合成樹脂製表面フィルムの下面
に金属蒸着層を形成し、その金属蒸着層に上記表面フィ
ルムよりも広幅の熱可塑性脅威樹脂製裏面フィルムを一
体化した積層体によってテープを形成し、上記テープの
多数を平面的にかつ間隙をおいて配列しこれらを交差状
に重ね合せ、重なり部において互に固着してシート状に
形成したものである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は、この考案のシートを構成するテープ1の長さ
方向に直角な面の断面を示している。
方向に直角な面の断面を示している。
表面フィルム2は、熱可塑性合成樹脂であって、その下
面にはアルミニウムなどの金属蒸着層3が形威されてい
る。
面にはアルミニウムなどの金属蒸着層3が形威されてい
る。
裏面フィルム4も熱可塑性合成樹脂であって、上記金属
蒸着層3と接着剤5を介して一体に貼り合わされている
。
蒸着層3と接着剤5を介して一体に貼り合わされている
。
この裏面フィルム4は、押出しによって直接金属蒸着層
3に一体化してもよい。
3に一体化してもよい。
表面フィルム2はアルミニウムなどの金属を真空蒸着で
きる熱可塑性脅威樹脂であればよい。
きる熱可塑性脅威樹脂であればよい。
例えば、ポリエステル、ポリカーボネート、延伸ポリプ
ロピレンなど、比較的高融点のものがよく、特にポリエ
チレンレフタレートは、安価で反射率のよい金属蒸着層
が得られる。
ロピレンなど、比較的高融点のものがよく、特にポリエ
チレンレフタレートは、安価で反射率のよい金属蒸着層
が得られる。
裏面フィルム4としては、例えばポリエチレン、無延伸
ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、アイオノマー樹
脂、ポリ塩化ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体等
があり、特にポリエチレン、無延伸ポリプロピレン等が
安価各つ低融点での熱接着が可能である点で有利である
。
ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、アイオノマー樹
脂、ポリ塩化ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体等
があり、特にポリエチレン、無延伸ポリプロピレン等が
安価各つ低融点での熱接着が可能である点で有利である
。
この裏面フィルム4は、裏面フィルム2より広幅に形成
し、裏面フィルム4が表面フィルム2の両側又は片側に
張出す。
し、裏面フィルム4が表面フィルム2の両側又は片側に
張出す。
図面に示す実施例の場合は、張出し部6が片側にのみ形
成されているものを示している。
成されているものを示している。
テープ1の幅は、5〜5−程度が一般的である。
第2図及び第3図は、上記のテープ1によって形成した
この考案の光反射シートを示している。
この考案の光反射シートを示している。
第2図に示すものは、テープ1を多少の間隔をおいて一
定方向に整列した上面グループAと、同様の下面グルー
プBとを直交状に重ね合せたものである。
定方向に整列した上面グループAと、同様の下面グルー
プBとを直交状に重ね合せたものである。
上下テープ1は、その重なり部分において、ヒートシー
ル又は接着剤により貼り合せて一体化しである。
ル又は接着剤により貼り合せて一体化しである。
テープ1間の間隔は、その間に間隙7が生じるよう適宜
法められる。
法められる。
なお、張出し部6を有する図示例の場合は、上下テープ
1の張出し部6相互が特に強く熱接着される利点がある
。
1の張出し部6相互が特に強く熱接着される利点がある
。
第3図に示すものは、テープ1を平織りしたものであっ
て、縦横のテープ1の重なり部分で、各テープ1は上記
の場合と同様に一体化されている。
て、縦横のテープ1の重なり部分で、各テープ1は上記
の場合と同様に一体化されている。
この場合も、各テープ1の重ならない部分に間隙7が形
成される。
成される。
この間隙7及び前記第2図の場合の間隙7の大きさは、
シート上の雨水が排出できるよう、また栽培物に押じて
光反射率が適当であるよう、適宜選択すればよい。
シート上の雨水が排出できるよう、また栽培物に押じて
光反射率が適当であるよう、適宜選択すればよい。
なお、織り組織によってシートを形成する場合は、第3
図のような平織りに限られることなく、綾織りその他の
変形織りが可能である。
図のような平織りに限られることなく、綾織りその他の
変形織りが可能である。
この考案の光反射シートは、以上のように光反射性シー
トを平面的にかつ間隙をおいて配列して交差状に重ね合
せ、その重ね合せ部分で一体化したシートであるから、
重ならない部分において間隙7が生じ、この間隙隙から
雨水等を排出することができ、またこれが通気孔ともな
る。
トを平面的にかつ間隙をおいて配列して交差状に重ね合
せ、その重ね合せ部分で一体化したシートであるから、
重ならない部分において間隙7が生じ、この間隙隙から
雨水等を排出することができ、またこれが通気孔ともな
る。
したがって、この考案によれば、シート製造後に改めて
孔空は作業をする必要がないので、作業能率が著しく改
善される。
孔空は作業をする必要がないので、作業能率が著しく改
善される。
また、テープは裏面フィルムが表面フィルムよりも広幅
であるので、重なり部分においては同材質の裏面フィル
ム相互が上下に重なって熱接着される。
であるので、重なり部分においては同材質の裏面フィル
ム相互が上下に重なって熱接着される。
したがって、異種フィルムの熱接着に比べて強固に熱接
着され、テープ相互のずれが防止されるため、間隙の大
きさが均等に維持される効果がある。
着され、テープ相互のずれが防止されるため、間隙の大
きさが均等に維持される効果がある。
また、テープは帯状シートの両側部を切落した際にでき
る耳屑を利用できるので、安価に提供できる。
る耳屑を利用できるので、安価に提供できる。
更に、この考案のシートは、2方尚の交差したテープで
構成されるため、テープの方向に強度のバランスがとれ
、且つ重なり部分があるので、全体の強度を大きくでき
る。
構成されるため、テープの方向に強度のバランスがとれ
、且つ重なり部分があるので、全体の強度を大きくでき
る。
なお、シート表面はテープの交差・重合によって凹凸面
となるので太陽光線を乱反射し、果実に万遍なく反射光
を当てる効果もある。
となるので太陽光線を乱反射し、果実に万遍なく反射光
を当てる効果もある。
第1図はテープの長さ方向に直角な面の一部省略拡大断
面図、第2図はこの考案のシートの一部を示す平面図、
第3図は他の例の一部を示す平面図である。 1・・・・・・テープ、2・・・・・・表面フィルム、
3・・・・・・金属薄膜層、4・・・・・・裏面フィル
ム、6・・・・・・張出し部、7・・・・・・間隙。
面図、第2図はこの考案のシートの一部を示す平面図、
第3図は他の例の一部を示す平面図である。 1・・・・・・テープ、2・・・・・・表面フィルム、
3・・・・・・金属薄膜層、4・・・・・・裏面フィル
ム、6・・・・・・張出し部、7・・・・・・間隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱可塑性合成樹脂製表面フィルムの下面に金属蒸着
層を形成し、その金属蒸着層に上記表面フィルムよりも
広幅の熱可塑性脅威樹脂製裏面フィルムを一体化した積
層体によってテープを形成し、上記テープの多数を平面
的にかつ間隙をおいて配列しこれらを交差状に重ね合せ
、重なり部において互に固着してシート状に形成した農
業用光反射シート。 2 上記裏面フィルムは表面フィルムよりも低融点であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の農業用光反射シ
ート。 3 上記テープを一定方向に適宜な間隔をおいて整列し
た上面グループと下面グループに形成し、両グループの
テープを交差状に重ね合で互に固着した実用新案登録請
求の範囲第1項又は第2項に記載の農業用光反射シート
。 4 上記テープを織ることによって交差状に重ね合せた
実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の農業
用光反射シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17098978U JPS602918Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 農業用光反射シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17098978U JPS602918Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 農業用光反射シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5581031U JPS5581031U (ja) | 1980-06-04 |
JPS602918Y2 true JPS602918Y2 (ja) | 1985-01-26 |
Family
ID=29174480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17098978U Expired JPS602918Y2 (ja) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | 農業用光反射シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602918Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737119B2 (ja) * | 1988-06-22 | 1995-04-26 | 萩原工業株式会社 | 金属蒸着複合シート状物 |
-
1978
- 1978-12-01 JP JP17098978U patent/JPS602918Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5581031U (ja) | 1980-06-04 |
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