JPS6029169Y2 - 蓄電池 - Google Patents

蓄電池

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Publication number
JPS6029169Y2
JPS6029169Y2 JP5987079U JP5987079U JPS6029169Y2 JP S6029169 Y2 JPS6029169 Y2 JP S6029169Y2 JP 5987079 U JP5987079 U JP 5987079U JP 5987079 U JP5987079 U JP 5987079U JP S6029169 Y2 JPS6029169 Y2 JP S6029169Y2
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JP
Japan
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adhesive
lid
upper lid
storage battery
filled
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Expired
Application number
JP5987079U
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English (en)
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JPS55160066U (ja
Inventor
孝 中嶋
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP5987079U priority Critical patent/JPS6029169Y2/ja
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    • Y02E60/12

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄電池、とくに据置用蓄電池の極柱引出し部あ
るいはセル間接続部を液密化するため熱硬化性接着剤で
封口し、接着剤上部が上ぶたで覆われるたの改良に関し
、ふたに形成される接着剤充填プールの壁面の上部に上
ぶた受は面よりわずかに下方へ下って段付部を設けるこ
とで、接着剤の硬化に伴う上ぶたの持ち上がりを防止す
ることを目的とするものである。
ここでの上ぶたは、極柱引出し部あるいはセル間接続部
を充填して封口する接着剤が蓄電池の外観から見えない
ように覆うとともに、排気用ゴム弁との間に規定のすき
まを保持して固定するものであり、超音波溶着等で固定
される。
従来、この種据置用蓄電池のふた1の極柱引出し部等の
液密化のために接着剤を充填する接着相充填プール壁2
の構造は、第6図、第7図、第8図の部分断面図に示す
ごとき、上ぶた受は面3までストレートに延びる壁面で
あった。
そのため、封口作業者が習熟していても接着剤4の充填
量のバラツキ等により最悪の場合、第7図のごとき上ぶ
た受は面3とプール壁2との境界辺まで接着剤を充填し
て封口することが多々ある。
接着剤はその硬化以前に第6図、第8図及び第9図のご
とき、上ぶた受は面3に一部が流出しそのまま硬化する
ため上ぶた5が持ち上がる不具合を発生していた。
なお、接着剤4が第7図の表面張力の平衡状態から上ぶ
た受は面3に広がる原因は、接着剤自体のもつ特性によ
るものである。
すなわち、接着剤はその硬化開始時に常態の粘度の約9
0%となることに起因し、所定の保たれた表面張力状態
が破られ、流動する一部の接着剤が上ぶた受は面3に流
れ出す。
その後接着剤は収縮しつつ完全硬化するが、上ぶた受は
面3への流出分だけ減量するため、硬化完了時の接着剤
表面は第8図のごとき、低下する。
従って、上ぶた受は面3に流れ出してそのまま硬化した
接着剤4aによって上ぶた5が持ち上がったまま接着剤
充填部を覆わなければならないという問題が残されてい
た。
本考案は、据置用蓄電池にとって重要な極柱引出し部等
の液密化のためにふたに施される接着剤の充填封口作業
において、接着剤流出及び上ぶた持ち上がりの欠点を除
去したものである。
以下図面に示す実施例により説明する。
第1図、第2図、第3図および第4図は本考案の蓄電池
のふたの実施例を示すものであって、1は蓄電池のふた
、4は前記と同じ熱硬化性樹脂接着剤、6は電槽、7は
セル間接続バー、8は極性、9は溶接ろうあるいはハン
ダ、10は極板、11はスペーサ、12は排気用ゴム弁
である。
第2図の蓄電池のセル間接続端子の部分断面図は接着剤
充填プール13に接着剤4を充填した直後の状態を示す
接着剤4の表面は、本考案の特徴である接着剤プール壁
面2の上部に設けた浅く幅せまい段付部14にて、表面
張力により盛り上がった状態で保持されている。
その後硬化が開始し、完全に硬化した後の状態が、第3
図である。
接着剤4は前述のごときプロセスを経て硬化するため、
一部の接着剤は壁面に設けた段付部14の上部に流出す
る。
しかし、流出接着剤は段付部で収容されて上ぶた受は面
3への接着剤の流には到らない。
第3図に示す封口部の平面図を第4図に示す。
本考案における極柱引出し部及びセル間接続部は以上の
ような接着剤充填プールの壁面上部に流出接着剤を受容
する段付部を設けた構造になっているため、上ぶた5の
嵌合においても、流出接着剤の影響による上ぶた受は面
3への接着剤の不要な流出はなく、上ぶた5の持ち上が
りと云う不具合は皆無となる。
本考案における蓄電池ふたの接着剤充填プールの壁面に
設けた段付部の効果は前述した上ぶたの持ち上がり防止
するとともに、上ぶた受は面への接着剤の流出を阻止す
ることから上ぶた受は面を接着剤充填プールの上方にこ
れと接近した状態で設けることができて、ふたの高さを
低くすることが可能であり、蓄電池の軽量、小形化の中
にあって、蓄電池総高を最小に設計する上で極めて有効
なものである。
なお段付部14の形状としては通常の平担な階段状の外
、第5図に示す如く上向きのクサビ形14′としても同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における蓄電池の上ぶたで接着
剤充填部が覆われたふたの断面図、第2図は同ふたの接
着剤充填プールへ接着剤を充填した直後の断面図、第3
図は同接着剤が硬化を完了した際の断面図、第4図は第
3図のふたの平面図、第5図は本考案のふたの他の例を
示す断面図、第6図は従来の蓄電池の上ぶたで接着剤充
填部が覆われたふたの断面図、第7図は従来のふたに接
着剤を充填した直後の断面図、第8図は同接着剤が硬化
を完了した際の断面図、第9図は第8図のふたの平面図
である。 1・・・・・・ふた、2・・・・・・接着剤充填プール
の壁面、3・・・・・・上ぶた受は面、4・・・・・・
接着剤、5・・・・・・上ぶた、7・・・・・・セル間
接続バー、訃・・・・・極柱、13・・・・・・接着剤
充填プール、14.14’・・・・・・段付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ふたの極柱引出し部あるいはセル間接続部を熱硬化性接
    着剤で充填して封口し、接着剤上部を上ぶたで覆った蓄
    電池であって、前記ふたの上部に上ぶた取付後に上ぶた
    上面がふた上面と同一高さとなるように上ぶた受は面を
    設け、この上ぶた受は面に囲まれて形成される接着剤充
    填プール壁面の上部に段付部を設け、この段付部まで前
    記接着剤を充填してなる蓄電池。
JP5987079U 1979-05-04 1979-05-04 蓄電池 Expired JPS6029169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5987079U JPS6029169Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 蓄電池

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JP5987079U JPS6029169Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 蓄電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55160066U JPS55160066U (ja) 1980-11-17
JPS6029169Y2 true JPS6029169Y2 (ja) 1985-09-04

Family

ID=29293853

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JP5987079U Expired JPS6029169Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 蓄電池

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JPS55160066U (ja) 1980-11-17

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