JPS6228051Y2 - - Google Patents

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JPS6228051Y2
JPS6228051Y2 JP13356679U JP13356679U JPS6228051Y2 JP S6228051 Y2 JPS6228051 Y2 JP S6228051Y2 JP 13356679 U JP13356679 U JP 13356679U JP 13356679 U JP13356679 U JP 13356679U JP S6228051 Y2 JPS6228051 Y2 JP S6228051Y2
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JP
Japan
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liquid
liquid level
storage battery
liquid injection
level regulating
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JP13356679U
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JPS5650062U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓄電池内の規定液面まで電解液あるい
は精製水を同時に注液する一括注液装置を備えた
蓄電池の改良に係るものである。
従来、蓄電池に一括注液する方式として例えば
特公昭44−13888号が提案されている。この注液
方式の原理について第1図Aによつて説明する。
1は電槽、2は電槽蓋にして、上面に立上り壁
3を設けて注液部4が形成され、下面には上端を
気密に取付けた液面規定管5が設けられ、電槽蓋
2を貫通せる上突出壁6、下突出壁7を有する注
液口8が設けられ、下突出壁7は液面規定管5内
に配置され、注液口8の上方には注液部4内の液
が自由に流入できるように下部に空隙を有する蔽
9がかぶせられている。10は液面規定管5の領
域外の電槽蓋2(電槽1でもよい)に設けられた
排気孔、11は蓄電池内の電解液である。この蓄
電池において、例えば電解液を注入する場合、注
液部4内に注入された液は、その液面が注液口8
の上突出壁6の上端以上に達すると、上突出壁
6、下突出壁7内を伝わつて蓄電池内に流下す
る。蓄電池内の電解液11の液面が液面規定管5
の下端に達すると、液面規定管5内の気圧は常圧
より上昇し蔽9内の液面を押えるようになり、蓄
電池内の電解液11の液面が液面規定管5の下端
よりh1の位置に達すると、液面規定管5内の電解
液11の液面も液面規定管5の下端よりh1′の位
置に達し、液面規定管5内の気圧上昇と均衡し
て、ついには注液部4内の液が注液口8より流下
することを停止する。この場合、第1図Aに示す
ように、注液部4内の液面と注液口8の上突出壁
6の上端との差h4は、蓄電池内の電解液11の液
面と液面規定管5の下端との差h1から液面規定管
5内の電解液11の液面と液面規定管5の下端と
の差h′1を差し引いた高さに等しくなる。すなわ
ちh4=h1−h′1の関係式が成り立つ。しかるに上
記方式では注液部4内に一度に多量の液を注入し
た場合、注液口8より蓄電池内に流下する液量が
極度に多くなり、その流下状態は液の表面張力に
より液の流れがひものように連続状態のもの(以
下「ひも状流下12」という)となる。かかる状
態で蓄電池内への液の注入が続けられ、蓄電池内
の電解液11の液面が上昇して液面規定管5の下
端よりh1の位置に達した時、液面規定管5内の電
解液11はひも状流下12で注液部4内の液と連
結しているために、液面規定管5内の電解液11
の液面にはh2の高さに相当する液圧がかかること
によつて、蓄電池内の電解液11の液面は液面規
定管5内の気圧と均衡せず、蓄電池内への液の流
下が更に続けられる。この理由をさらに明確にす
ると、第1図Aにおけるひも状流下12は第1図
Bにおいては液面規定管5内に電槽蓋2を貫通す
る液流下管12′(下端が液面規定管5のそれと
同じ高さに位置している)を設けたのに等しく、
従つて注液により液面規定管5内の液面が液面規
定管5の下端よりh′1の位置に達した後でも液面
規定管5内の液面には依然としてh2の高さに相当
する液圧がかかることになる。而して蓄電池内の
電解液11の液面が上昇して液面規定管5の下端
よりh3の位置に達すると、液面規定管5内の電解
液11の液面も液面規定管5の下端よりh′3の位
置に達し、この時、液面規定管内の気圧=常圧+
h3−h′3=h′2の関係式を満足して、蓄電池内への
液の流下は停止する。
なおこの時の注液部4内の液面と注液口8の上
突出壁6の上端との差h4の高さは変わらない。
かかる状態をさけるためには、実公昭52−
29225号が提案されている。その内容は注液口の
下突出壁下面に複数個の凹、凸部を設けて蓄電池
内への流下状態をひも状流下でなく、液の流れが
連続的でなく断片的状態のもの(以下「液滴状流
下」という)とするものである。しかしこの構造
の蓄電池においては、蓄電池内への液の流下がひ
も状流下となつた場合に、注液口の下突出壁下面
の複数個ある凸部の内、ひも状流下のほぼ真下部
分の凸部のみに分散する状態となるために、分散
した単位流下液量が多い時には液滴状流下となら
ないことによつて蓄電池内の電解液面は規定液面
に停止しないなどのおそれがあつた。
本考案はこのような欠点を除去するもので、第
2図および第3図によりこれを説明する。
13は注液口8の下端開口に取り付けた(取り
付けは注液口8と一体成形にしてもよい)底板
で、該底板13には蓄電池内に液を流入するため
の複数個の小孔14を設けている。
本考案は上記の如き構造を有しているので、蓄
電池内への注液の際に注液部4内に一度に多量の
液を注入したとしても液は注液口8内にその内壁
を伝わつて入るが注液口8の下端開口は底板13
でもつて閉鎖されているために注液口8内の底板
13上面に液が溜り、ここで複数個の小孔14に
分散されて蓄電池内に液滴状となつて流下するの
であるが、本願と同時に出願をした実開昭56−
50061号公報に見られる注液口の下端開口に、蓄
電池内電解液面側に複数個の突起を有し且つ該突
起に小孔を設けた底板を取り付けた注液装置は蓄
電池に比べて液滴の大きさがやゝ大きくなつて、
蓄電池内への電解液の流下にやゝ時間がかかる
が、複数個の小孔14によつて分散液の単位流下
液量が常に少量となる結果、常に液滴状流下とな
ることには変りなく、従つてひも状流下とはなら
ないことによつて蓄電池内の電解液は常に一定液
面に注液される。
本考案は上記説明したような効果を有する等実
用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは従来の蓄電池の原理図、第2図
は本考案蓄電池の要部断面図、第3図は第2図に
おける注液口下端開口に取り付けられている底板
の底面図である。 1は電槽、2は電槽蓋、4は注液部、5は液面
規定管、6は上突出壁、7は下突出壁、8は注液
口、9は蔽、10は排気孔、13は底板、14は
小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に注液部、下面に液面規定管を備えた電槽
    蓋に、注液部側には蔽を取り付けた上突出壁を有
    し且つ液面規定管内には下突出壁を有する注液口
    を設けると共に液面規定管の領域外の電槽または
    電槽蓋に排気孔を設けてなる一括注液装置付の蓄
    電池において、注液口の下端開口に複数個の小孔
    を設けた底板を取り付けてなる蓄電池。
JP13356679U 1979-09-27 1979-09-27 Expired JPS6228051Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13356679U JPS6228051Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

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JP13356679U JPS6228051Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS5650062U JPS5650062U (ja) 1981-05-02
JPS6228051Y2 true JPS6228051Y2 (ja) 1987-07-18

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ID=29365155

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JP13356679U Expired JPS6228051Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27

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JPS5650062U (ja) 1981-05-02

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