JPH0119328Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119328Y2 JPH0119328Y2 JP5335181U JP5335181U JPH0119328Y2 JP H0119328 Y2 JPH0119328 Y2 JP H0119328Y2 JP 5335181 U JP5335181 U JP 5335181U JP 5335181 U JP5335181 U JP 5335181U JP H0119328 Y2 JPH0119328 Y2 JP H0119328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- water inlet
- float
- supplementary
- cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 69
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 claims description 4
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数セルの各注液口を互いに連接した
一括補水路取付けた蓄電池において、各セルへの
注水口及び補水路口を開閉自在にして自動的に注
水を調整しうる蓄電池に関するものである。
一括補水路取付けた蓄電池において、各セルへの
注水口及び補水路口を開閉自在にして自動的に注
水を調整しうる蓄電池に関するものである。
一般に蓄電池に補水することは極めて重要なこ
とであり、特に組電池の場合にはセル数が多いた
め、各セルに補水することは最も面倒な保守作業
を要するものであつた。従つてこの作業を簡略化
するため種々の一括補水装置を取付けた蓄電池が
提案されているものである。その１例として第１
図に示す如きフロート方式による一括補水装置に
おいては、先端部にセルの注水口１を封口する止
水部２を設けたフロート３を挿着せるセル４内に
補水路５より該注水口１を介して補水され、その
液面が上昇して規定液面に達すると必然的にフロ
ート３も上昇して止水部２によつて注水口１を封
口し、補水路５からの水は次のセルへと順次補水
されるものである。
とであり、特に組電池の場合にはセル数が多いた
め、各セルに補水することは最も面倒な保守作業
を要するものであつた。従つてこの作業を簡略化
するため種々の一括補水装置を取付けた蓄電池が
提案されているものである。その１例として第１
図に示す如きフロート方式による一括補水装置に
おいては、先端部にセルの注水口１を封口する止
水部２を設けたフロート３を挿着せるセル４内に
補水路５より該注水口１を介して補水され、その
液面が上昇して規定液面に達すると必然的にフロ
ート３も上昇して止水部２によつて注水口１を封
口し、補水路５からの水は次のセルへと順次補水
されるものである。
然しながらこのような方式による場合フロート
３は自重と止水するための水圧をその浮力のみに
よつて注水口を密閉しなければならないため、ど
うしても止水部２はふらつきがちとなり、止水が
きちんと定まらないため、稍もすると規定液面を
越えるようなことになる。従つてこれを防止する
ためにフロート３の形状を必要以上に大型のもの
を使用するということになるが、大型にすること
によつて容量の小さなセル内に挿着が困難となり
且つその出し入れにも煩雑な手数を要するもので
あつた。
３は自重と止水するための水圧をその浮力のみに
よつて注水口を密閉しなければならないため、ど
うしても止水部２はふらつきがちとなり、止水が
きちんと定まらないため、稍もすると規定液面を
越えるようなことになる。従つてこれを防止する
ためにフロート３の形状を必要以上に大型のもの
を使用するということになるが、大型にすること
によつて容量の小さなセル内に挿着が困難となり
且つその出し入れにも煩雑な手数を要するもので
あつた。
本考案はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、フロートの浮力が小さくても十分
に止水しうる一括補水装置を設けた蓄電池を見出
したものである。即ち本考案は注水口を有する複
数個のセルを連接した組電池の各注水口に一括補
水路を取付けた蓄電池において該一括補水路中に
各セルの注水口の直上に位置し補水径路を変える
補水路口を設けると共に各セル内に電解液に浮遊
し該液面位により上下動するフロートを設け、該
フロートと一体に注水口をその下面より開閉する
自在弁と補水路口をその上面より開閉する自在弁
を取付けて該フロートの上下動により注水口を閉
じるとき補水路口を開くように互いに連動して開
閉するようにしたことを特徴とするものである。
を行つた結果、フロートの浮力が小さくても十分
に止水しうる一括補水装置を設けた蓄電池を見出
したものである。即ち本考案は注水口を有する複
数個のセルを連接した組電池の各注水口に一括補
水路を取付けた蓄電池において該一括補水路中に
各セルの注水口の直上に位置し補水径路を変える
補水路口を設けると共に各セル内に電解液に浮遊
し該液面位により上下動するフロートを設け、該
フロートと一体に注水口をその下面より開閉する
自在弁と補水路口をその上面より開閉する自在弁
を取付けて該フロートの上下動により注水口を閉
じるとき補水路口を開くように互いに連動して開
閉するようにしたことを特徴とするものである。
本考案の１例を図面により詳細に説明する。第
２図に示す如く複数個のセルを連接した組電池の
各セル４の注水口１を連接する横方向に延びる補
水路５に、該注水口１の直上に位置して該補水路
の径路を縦方向に変える補水路口８を設けると共
にセル４内にフロート３を設けた。そして該フロ
ート３の上部にはフロート３と一体に注水口１の
下方に位置して該注水口１を下面より開閉する開
閉自在弁６と、補水路口８の上方に位置して該補
水路口８の上面より開閉する開閉自在弁７を設け
た蓄電池である。
２図に示す如く複数個のセルを連接した組電池の
各セル４の注水口１を連接する横方向に延びる補
水路５に、該注水口１の直上に位置して該補水路
の径路を縦方向に変える補水路口８を設けると共
にセル４内にフロート３を設けた。そして該フロ
ート３の上部にはフロート３と一体に注水口１の
下方に位置して該注水口１を下面より開閉する開
閉自在弁６と、補水路口８の上方に位置して該補
水路口８の上面より開閉する開閉自在弁７を設け
た蓄電池である。
而して補水路５より注水された水は注水口１よ
りセル４内に補水される。するとセル４内の電解
液の液面は上昇し同時に該電解液に浮遊している
フロート３が液面の上昇に伴つて上昇する。そう
すると開閉自在弁６は注水口１に徐々に近づくと
共に補水路口８を閉塞していた開閉自在弁７は補
水路口８を開放し該補水路口８から徐々に遠ざか
るので水はその１部はセル４内に補水され残部は
補水路口８を介して次のセル（図示せず）に向か
う。そしてセル４内の電解液面が規定液面位まで
補水されると開閉自在弁６は注水口１をその下面
より閉塞する。そして水は全て次のセルに向かう
がこのとき開閉自在弁７は補水路中の全水圧を上
方向に受けるので開閉自在弁６はフロート３の浮
力と水圧とにより強く注水口１を閉塞することが
出来る。
りセル４内に補水される。するとセル４内の電解
液の液面は上昇し同時に該電解液に浮遊している
フロート３が液面の上昇に伴つて上昇する。そう
すると開閉自在弁６は注水口１に徐々に近づくと
共に補水路口８を閉塞していた開閉自在弁７は補
水路口８を開放し該補水路口８から徐々に遠ざか
るので水はその１部はセル４内に補水され残部は
補水路口８を介して次のセル（図示せず）に向か
う。そしてセル４内の電解液面が規定液面位まで
補水されると開閉自在弁６は注水口１をその下面
より閉塞する。そして水は全て次のセルに向かう
がこのとき開閉自在弁７は補水路中の全水圧を上
方向に受けるので開閉自在弁６はフロート３の浮
力と水圧とにより強く注水口１を閉塞することが
出来る。
このようにして本考案においては、注水口開閉
弁６と補水路開閉弁７との２個の開閉弁を設ける
ことにより補水作用と止水作用を従来の如くフロ
ートの浮力のみによつて行うことなく、補水にお
ける水圧とを併せて利用してセル内へ一括補水を
行つているものである。
弁６と補水路開閉弁７との２個の開閉弁を設ける
ことにより補水作用と止水作用を従来の如くフロ
ートの浮力のみによつて行うことなく、補水にお
ける水圧とを併せて利用してセル内へ一括補水を
行つているものである。
従つて本考案によれば次の如き効果を有するも
のである。
のである。
(1) 補水が止水した後フロートがふらつくことが
ないため注液口から水が流入しセル内の液面を
変動せしめることがない。
ないため注液口から水が流入しセル内の液面を
変動せしめることがない。
(2) 補水の止水作用がフロートの浮力と補水の水
圧とによるため、フロートは小型のものでよ
く、セル内への装着が極めて容易に行うことが
できる。
圧とによるため、フロートは小型のものでよ
く、セル内への装着が極めて容易に行うことが
できる。
(3) フロート止水方式であるため開放型にして製
作が容易である。
作が容易である。
第１図は従来の一括補水装置を設けた蓄電池の
１例を示す概略説明図、第２図は本考案蓄電池の
１例を示す概略説明図である。 １…注水口、２…止水部、３…フロート、４…
セル、５…補水路、６…注水口開閉弁、７…補水
路開閉弁、８…補水路口。
１例を示す概略説明図、第２図は本考案蓄電池の
１例を示す概略説明図である。 １…注水口、２…止水部、３…フロート、４…
セル、５…補水路、６…注水口開閉弁、７…補水
路開閉弁、８…補水路口。
Claims (1)
- 注水口を有する複数個のセルを連接した組電池
の各注水口に一括補水路を取付けた蓄電池におい
て、該一括補水路中に各セルの注水口の直上に位
置し補水径路を変える補水路口を設けると共に各
セル内に電解液に浮遊し該液面位により上下動す
るフロートを設け、且つ該フロートと一体に注水
口をその下面より開閉する自在弁と補水路口をそ
の上面より開閉する自在弁を取付けて該フロート
の上下動により注水口を閉じるとき補水路口を開
くように互いに連動して開閉するようにしたこと
を特徴とする蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335181U JPH0119328Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5335181U JPH0119328Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57164966U JPS57164966U (ja) | 1982-10-18 |
| JPH0119328Y2 true JPH0119328Y2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=29849994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5335181U Expired JPH0119328Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0119328Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9478790B2 (en) * | 2011-11-17 | 2016-10-25 | Gs Yuasa International Ltd. | Water addition plug for storage battery |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP5335181U patent/JPH0119328Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57164966U (ja) | 1982-10-18 |
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