JPH0412612Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0412612Y2
JPH0412612Y2 JP5908786U JP5908786U JPH0412612Y2 JP H0412612 Y2 JPH0412612 Y2 JP H0412612Y2 JP 5908786 U JP5908786 U JP 5908786U JP 5908786 U JP5908786 U JP 5908786U JP H0412612 Y2 JPH0412612 Y2 JP H0412612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
splash
slit
proof
box body
storage battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5908786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62169471U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5908786U priority Critical patent/JPH0412612Y2/ja
Publication of JPS62169471U publication Critical patent/JPS62169471U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0412612Y2 publication Critical patent/JPH0412612Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、蓄電池用液口栓の改良に関するもの
である。
従来の技術 従来の液口栓の構造は第3図に示す様に、液口
栓本体16と防沫装置17との組合せにより内部
に迷路構造を設けることによつて、電解液の防沫
機能及び溢出防止機能を実現させている。すなわ
ち、電解液が外部のスリツト12から浸入してき
ても、防沫装置17内へ浸入しない様に外部のス
リツト12と反対側に防沫装置のスリツト18を
設け、電池内のガスを排出する構造としていた。
しかし、この構造でも外部のスリツト12から直
接浸入してきた電解液が内壁19で跳ね返つて、
防沫装置17内に浸入し易く、この浸入してきた
電解液が排気ガスと共に真上にある排気口20か
ら溢出するという欠点を有していた。この欠点を
解決するために、液口栓16の上部に封口板13
を設け、電解液を含んだ排気ガスが直接排気口2
0に達しない、いわゆる迂回路を設ける構造とし
ていた。
考案が解決しようとする課題 前記封口板13を液口栓16の上部に設置する
と、液口栓16の構造が複雑となり、コスト・ア
ツプの要因となる問題点を有していた。また、前
記封口板13の前記液口栓16への取付け部分か
ら酸滴が滲み出るという問題点も有し、さらに封
口板13の下方にフイルターを配すると、該フイ
ルターに酸滴がたまり、やがて、封口板13の下
部まで電解液が溜まり、排気口20から電解液が
溢出するという問題点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、電解液が溢出し
ない、簡単な構造の蓄電池用液口栓を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 本考案の蓄電池用液口栓は、防沫体6と、防沫
筒8とを有し、 前記防沫体6は、上面が開口した箱体6′と、
該箱体6′の第1の底面3から垂下した防沫板4
と、該防沫板4の下端に略円筒状の第2の底面5
とを有するものであり、 前記防沫筒8は、略円筒形の外周面に第2のス
リツト7と第3のスリツト14とを有し、該第2
のスリツト7が第3のスリツト14の上方に位置
するものであり、 前記箱体6′は、側面に第1のスリツト2を有
し、第1の底面3が該第1のスリツト2の側に向
かつて下方に傾斜するものであり、 前記第2の底面5は、前記第1の底面3と逆方
向に傾斜するものであり、 前記防沫体6は、前記第2の底面5の下方が前
記第3のスリツト14の下部に位置するように前
記防沫筒8の内部に配置され、前記第2の底面5
が前記防沫筒8の下部を塞ぐことを特徴とするも
のである。
作 用 第2のスリツト7と第3のスリツト14から直
接浸入してきた電解液は、防沫板4によつて跳ね
返つて落下し、第2の底面5に沿つて第3のスリ
ツト14から液口栓1の外部に還流される。ま
た、酸霧を伴つたガスは、第3のスリツト14か
ら浸入しても、防沫板4によつて跳ね返つて、第
2のスリツト7から電池内に還流される。さら
に、酸霧を伴つたガスは、液口栓1の内部まで浸
入しても、防沫筒8の内部には防沫体4を配置し
迷路構造としているので、酸霧が凝結して第1の
底面3と第2の底面5に沿つて第3のスリツト1
4から液口栓1の外部に還流される。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づき詳述する。
第1図は本考案蓄電池用液口栓の側断面図、第
2図は同正断面図であり、液口栓1は、略円筒形
の防沫筒8と、その内部に防沫体6とフイルター
9が配されている。該防沫体6は、上面が開口し
た円筒形の箱体6′とこの箱体6′の第1の底面3
から垂下した防沫板4とこの防沫板4の下端に円
板状の第2の底面5を有している。前記箱体6′
の側面に第1のスリツト2が設けられ、該スリツ
ト2の方向にむかつて前記第1の底面3が下方に
傾斜している。そして、前記第2の底面5が該第
1の底面3と逆方向に傾斜している。
前記防沫筒8は、外周面の上部に第2のスリツ
ト7を、下部に第3のスリツト14を有してお
り、さらに上方には電池の注液口と嵌合した時、
密封出来るようゴムパツキング10を設けてい
る。
前記防沫体6を前記防沫筒8の内部に配置する
には、防沫筒8の下方から防沫体6を挿入し、該
防沫体6の第2の底面5が防沫筒8の下部に形成
した段部15と嵌合した状態で接続すればよい。
この時、第2の底面5の上面が第3のスリツト1
4の下部に位置するようにすれば、液口栓1内に
浸入してきた電解液が第2の底面5に沿つて、電
池内へスムーズに還流出来る。
なお、第1のスリツト2は、第2のスリツト7
の略反対側に設けられている。また,防沫板4の
横巾は、第2及び第3のスリツト7,14の横巾
より大きく設定されている。11は電池内のガス
を排出する排気口である。
考案の効果 本考案は、上述の通り構成されているので、次
に示す効果を奏する。
(1) 防沫板を設けるという簡単な構造で電解液の
浸入を阻止できる。
(2) 防沫筒の上下2箇所にスリツトを設け、下部
のスリツトから浸入した酸霧を伴つたガスを上
部のスリツトから還流できるので、防沫体内に
酸霧を伴つたガスが浸入するのを防止出来、電
解液が溢出しなくなる。
(3) 防沫体の上部にフイルターを設けても電解液
が溜まることがないため、排気口から電解液が
溢出しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案蓄電池用液口栓の側断面図、第
2図は同要部正断面図、第3図は従来の液口栓の
側断面図である。 1……蓄電池用液口栓、2……第1のスリツ
ト、3……第1の底面、4……防沫板、5……第
2の底面、6……防沫体、6′……箱体、7……
第2のスリツト、8……防沫筒、14……第3の
スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防沫体6と、防沫筒8とを有する蓄電池用液口
    栓1であつて、 前記防沫体6は、上面が開口した箱体6′と、
    該箱体6′の第1の底面3から垂下した防沫板4
    と、該防沫板4の下端に略円板状の第2の底面5
    とを有するものであり、 前記防沫筒8は、略円筒形の外周面に第2のス
    リツト7と第3のスリツト14とを有し、該第2
    のスリツト7が第3のスリツト14の上方に位置
    するものであり、 前記箱体6′は、側面に第1のスリツト2を有
    し、第1の底面3が該第1のスリツト2の側に向
    かつて下方に傾斜するものであり、 前記第2の底面5は、前記第1の底面3と逆方
    向に傾斜するものであり、 前記防沫体6は、前記第2の底面5の下方が前
    記第3のスリツト14の下部に位置するように前
    記防沫筒8の内部に配置され、前記第2の底面5
    が前記防沫筒8の下部を塞ぐことを特徴とする、 蓄電池用液口栓。
JP5908786U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0412612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5908786U JPH0412612Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5908786U JPH0412612Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62169471U JPS62169471U (ja) 1987-10-27
JPH0412612Y2 true JPH0412612Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=30890251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5908786U Expired JPH0412612Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0412612Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62169471U (ja) 1987-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4298145A (en) Adapter for a container
JPH0412612Y2 (ja)
JPH0416376Y2 (ja)
JP5168975B2 (ja) 蓄電池
JPS6228646Y2 (ja)
JPH0729574Y2 (ja) 蓄電池
US2871895A (en) Liquid filling device
US6446681B1 (en) Filler unit for topping up a container with liquid
JPS5831316Y2 (ja) 蓄電池
JPH041647Y2 (ja)
JPS6330700Y2 (ja)
JP2531987Y2 (ja) 計量筒壁を備えた容器蓋
GB1465356A (en) Vapour-liquid separator
JPH0539081Y2 (ja)
JPS5812678Y2 (ja) エア−ポツトの注出部構造
JPS6018617Y2 (ja) 内燃機関における燃料供給経路からの空気抜き装置
JPH0415667Y2 (ja)
JPH0333650Y2 (ja)
CN208870857U (zh) 一种带透气装置的汽车油壶
KR960003986Y1 (ko) 오일 넘침 방지용 오일캡 조립체
JPH066459Y2 (ja) 蓄電池用液口栓
JPH062559U (ja) 鉛蓄電池用液口栓
JPH0516121Y2 (ja)
JPS5919332Y2 (ja) 蓄電池用排気栓
JPH0218522Y2 (ja)