JPH0421246Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0421246Y2 JPH0421246Y2 JP6942587U JP6942587U JPH0421246Y2 JP H0421246 Y2 JPH0421246 Y2 JP H0421246Y2 JP 6942587 U JP6942587 U JP 6942587U JP 6942587 U JP6942587 U JP 6942587U JP H0421246 Y2 JPH0421246 Y2 JP H0421246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lid
- weir
- battery
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims description 11
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 229910000978 Pb alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N haloperidol Chemical compound C1CC(O)(C=2C=CC(Cl)=CC=2)CCN1CCCC(=O)C1=CC=C(F)C=C1 LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は密閉型鉛蓄電池の端子部の改良に関す
るもので、密閉型鉛蓄電池に不可欠である気液密
性に優れた構造の端子部を提供するものである。
るもので、密閉型鉛蓄電池に不可欠である気液密
性に優れた構造の端子部を提供するものである。
従来の技術とその問題点
密閉型鉛蓄電池においては、電池特性上、電池
内部から水分および発生ガスが電池外部へ透過す
ることを制御することが不可欠である。
内部から水分および発生ガスが電池外部へ透過す
ることを制御することが不可欠である。
このため、従来の密閉型鉛蓄電池においては、
その電槽、蓋材料に良好な接着性を有するABS
樹脂を使用し、鉛合金からなる端子部とABS系
樹脂からなる蓋部分とを接着剤により気液密性構
造にする方法がとられてきた。
その電槽、蓋材料に良好な接着性を有するABS
樹脂を使用し、鉛合金からなる端子部とABS系
樹脂からなる蓋部分とを接着剤により気液密性構
造にする方法がとられてきた。
第2図は従来の密閉型鉛蓄電池の端子部の構造
であり、1は蓋、2は端子、3は鉛ブツシング、
4は蓋上面の端子2の周囲に設けられた堰、5は
堰4と端子2または鉛ブツシング3との間に形成
された間隙、6は間隙5に充填された合成ゴム、
エポキシ樹脂等、ABS系樹脂および鉛合金に対
して有効な接着力を有する電気絶縁性接着剤、7
は極柱である。
であり、1は蓋、2は端子、3は鉛ブツシング、
4は蓋上面の端子2の周囲に設けられた堰、5は
堰4と端子2または鉛ブツシング3との間に形成
された間隙、6は間隙5に充填された合成ゴム、
エポキシ樹脂等、ABS系樹脂および鉛合金に対
して有効な接着力を有する電気絶縁性接着剤、7
は極柱である。
このような構造の端子部は気液密性に優れてい
るが、ABS系樹脂は樹脂自体高価であり、且つ、
電槽と蓋との接合にも接着剤を使用せざるを得な
いため、電池製作上、コスト高にならざるを得な
いという欠点が有る。
るが、ABS系樹脂は樹脂自体高価であり、且つ、
電槽と蓋との接合にも接着剤を使用せざるを得な
いため、電池製作上、コスト高にならざるを得な
いという欠点が有る。
また、本構造の端子部において、蓋1の材料に
ポリオレフイン系樹脂を使用した場合、信頼性の
高いポリオレフイン系樹脂用の接着剤が、現在に
おいては開発されていないため、気液密性に優れ
た端子部は得られない。
ポリオレフイン系樹脂を使用した場合、信頼性の
高いポリオレフイン系樹脂用の接着剤が、現在に
おいては開発されていないため、気液密性に優れ
た端子部は得られない。
問題点を解決するための手段
本考案は前記の問題点を解決するため、蓋材料
にABS系樹脂に比較して廉価で、且つ、電槽と
蓋との接合も接着剤による接合と比較し、はるか
に容易で且つ信頼性の高い熱溶着が可能であるポ
リオレフイン系樹脂を使用しても気液密性に優れ
た構造の端子部を提供するものである。
にABS系樹脂に比較して廉価で、且つ、電槽と
蓋との接合も接着剤による接合と比較し、はるか
に容易で且つ信頼性の高い熱溶着が可能であるポ
リオレフイン系樹脂を使用しても気液密性に優れ
た構造の端子部を提供するものである。
即ち、本考案はポリオレフイン系樹脂製蓋の上
面に端子貫通部を囲む堰を設けると共に、該堰と
端子との間の蓋面にセラミツク製多孔体を熱溶着
し、前記堰内に接着剤を充填したことを特徴とす
るものであり、接着剤は蓋面に熱溶着されたセラ
ミツク製多孔体内にまで浸透し、極めて強固な接
着性と気液密性が得られるものである。
面に端子貫通部を囲む堰を設けると共に、該堰と
端子との間の蓋面にセラミツク製多孔体を熱溶着
し、前記堰内に接着剤を充填したことを特徴とす
るものであり、接着剤は蓋面に熱溶着されたセラ
ミツク製多孔体内にまで浸透し、極めて強固な接
着性と気液密性が得られるものである。
実施例
以下、本考案の端子部構造を図面を用いて説明
する。
する。
第1図は本考案の端子部構造の一実施例を示す
もので、1はポリオレフイン系樹脂製蓋、2は端
子、3は鉛フツシング、4は蓋上面の端子貫通部
を囲むように設けられた堰、5は堰4と端子2ま
たは鉛ブツシング3との間に形成された間隙、6
は間隙5に充填された合成ゴム、エポキシ樹脂
等、鉛合金に対して有効な接着力を有する電気絶
縁性接着剤、7は極柱、8は蓋に熱溶着された環
状のセラミツク製多孔体である。
もので、1はポリオレフイン系樹脂製蓋、2は端
子、3は鉛フツシング、4は蓋上面の端子貫通部
を囲むように設けられた堰、5は堰4と端子2ま
たは鉛ブツシング3との間に形成された間隙、6
は間隙5に充填された合成ゴム、エポキシ樹脂
等、鉛合金に対して有効な接着力を有する電気絶
縁性接着剤、7は極柱、8は蓋に熱溶着された環
状のセラミツク製多孔体である。
本考案においては鉛合金からなる端子部2の周
囲には接着剤6が充填されており、この部分は気
液密性を有し、また、蓋1には多孔体が熱溶着さ
れ且つ多孔体内に接着剤が浸透するため、この部
分においても優れた気液密性を有しており、端子
部全体として優れた気液密性を有する構造となつ
ている。
囲には接着剤6が充填されており、この部分は気
液密性を有し、また、蓋1には多孔体が熱溶着さ
れ且つ多孔体内に接着剤が浸透するため、この部
分においても優れた気液密性を有しており、端子
部全体として優れた気液密性を有する構造となつ
ている。
考案の効果
第3図は本考案の端子部構造を有する密閉型鉛
蓄電池a、電槽、蓋材料にABS系樹脂を使用し
た従来の密閉型鉛蓄電池bおよび電槽、蓋材料に
ポリオレフイン系樹脂を使用した従来の密閉型鉛
蓄電池cの寿命試験結果である。
蓄電池a、電槽、蓋材料にABS系樹脂を使用し
た従来の密閉型鉛蓄電池bおよび電槽、蓋材料に
ポリオレフイン系樹脂を使用した従来の密閉型鉛
蓄電池cの寿命試験結果である。
本考案電池aは従来の電池bとほぼ同等の結果
を、またをはるかに上回る結果を示している。
を、またをはるかに上回る結果を示している。
以上述べたように、本考案によれば廉価で、且
つ、優れた気液密性を有する密閉形蓄電池を得る
ことができる。
つ、優れた気液密性を有する密閉形蓄電池を得る
ことができる。
第1図は本考案による密閉型鉛蓄電池の端子部
の一実施例を示す断面図、第2図は従来の密閉型
鉛蓄電池の端子部の断面図、第3図は寿命試験結
果の一例である。 1……ポリオレフイン系樹脂製蓋、2……端
子、4……堰、6……接着剤、8……セラミツク
製多孔体。
の一実施例を示す断面図、第2図は従来の密閉型
鉛蓄電池の端子部の断面図、第3図は寿命試験結
果の一例である。 1……ポリオレフイン系樹脂製蓋、2……端
子、4……堰、6……接着剤、8……セラミツク
製多孔体。
Claims (1)
- ポリオレフイン系樹脂製蓋の上面に端子貫通部
を囲む堰を設けると共に、該堰と端子との間の蓋
面にセラミツク製多孔体を熱溶着し、前記堰内に
接着剤を充填したことを特徴とする密閉型鉛蓄電
池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6942587U JPH0421246Y2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6942587U JPH0421246Y2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63178059U JPS63178059U (ja) | 1988-11-17 |
JPH0421246Y2 true JPH0421246Y2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=30910152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6942587U Expired JPH0421246Y2 (ja) | 1987-05-09 | 1987-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421246Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-09 JP JP6942587U patent/JPH0421246Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63178059U (ja) | 1988-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0421246Y2 (ja) | ||
JP2005078856A (ja) | 鉛蓄電池の端子構造 | |
JPS61198550A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPS618847A (ja) | 鉛蓄電池接続端子部の製造法 | |
JP3221164B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JPS58151B2 (ja) | 蓄電池の端子導出部の製造方法 | |
JPS605067U (ja) | 積層電池 | |
JPS6228046Y2 (ja) | ||
JPS6210358U (ja) | ||
JPH0294511A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPS6228755Y2 (ja) | ||
JPS61204362U (ja) | ||
JPH0424258U (ja) | ||
JPS58924Y2 (ja) | 密閉式アルカリ電池 | |
JPS58150B2 (ja) | 蓄電池 | |
JPS6191855A (ja) | 密閉電池 | |
JP2571099B2 (ja) | 蓄電池の製造方法 | |
JPS6039967Y2 (ja) | 電池 | |
JPH0590813U (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JP2537969B2 (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPH01137570A (ja) | 密閉形鉛蓄電池の製造法 | |
JPH02223148A (ja) | 鉛蓄電池 | |
JPS60192362U (ja) | 角形密閉アルカリ蓄電池 | |
JPS62107360U (ja) | ||
JPS585277U (ja) | 偏平型密閉式電池 |