JPS6029038Y2 - 防犯警報器 - Google Patents
防犯警報器Info
- Publication number
- JPS6029038Y2 JPS6029038Y2 JP4594878U JP4594878U JPS6029038Y2 JP S6029038 Y2 JPS6029038 Y2 JP S6029038Y2 JP 4594878 U JP4594878 U JP 4594878U JP 4594878 U JP4594878 U JP 4594878U JP S6029038 Y2 JPS6029038 Y2 JP S6029038Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- detection element
- concave mirror
- infrared
- infrared energy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、立体的な空間内での赤外線エネルギーの変化
を検出し、これにより人間の侵入などを検知する防犯警
報器の改良に関するものである。
を検出し、これにより人間の侵入などを検知する防犯警
報器の改良に関するものである。
従来のこの種防犯警報器に使用されている赤外線エネル
ギーの集束系（以下単に光学系という）は、複数の凹面
鏡を用いて各方向からの赤外線エネルギーをボロメータ
や熱電対などの赤外線検出素子に入射させるよう構成さ
れており、第１図に示すように、各凹面鏡１１，１２．
１３はその中心軸ａｔ ｂ、 ｃに関して略対称な形
のものが採用され、各中心軸ａ、 ｂ、 ｃの交わった
点Ｏにそれぞれの焦点が位置するようにされ、この点Ｏ
に赤外線検出素子２が配置されていた。
ギーの集束系（以下単に光学系という）は、複数の凹面
鏡を用いて各方向からの赤外線エネルギーをボロメータ
や熱電対などの赤外線検出素子に入射させるよう構成さ
れており、第１図に示すように、各凹面鏡１１，１２．
１３はその中心軸ａｔ ｂ、 ｃに関して略対称な形
のものが採用され、各中心軸ａ、 ｂ、 ｃの交わった
点Ｏにそれぞれの焦点が位置するようにされ、この点Ｏ
に赤外線検出素子２が配置されていた。
これによりＡ、 Ｂ、 Ｃ各方向の赤外線エネルギーが
赤外線検出素子２に集束され、その方向での赤外線エネ
ルギーの変化を検知できるようにされていた。
赤外線検出素子２に集束され、その方向での赤外線エネ
ルギーの変化を検知できるようにされていた。
この従来の構成では、各凹面鏡１１，１２．１３はその
中心軸に関して略対称であり、その中心軸上に焦点があ
り、赤外線検出素子２がその焦点にあるため、各凹面鏡
の収差が少なく各方向の集束範囲の境界が明確になる利
点はあるものの、赤外線検出素子２或いはその支持具な
どが各凹面鏡に入射する赤外線エネルギーをしゃ断する
ことになり、光学系としての能率が低い欠点があった。
中心軸に関して略対称であり、その中心軸上に焦点があ
り、赤外線検出素子２がその焦点にあるため、各凹面鏡
の収差が少なく各方向の集束範囲の境界が明確になる利
点はあるものの、赤外線検出素子２或いはその支持具な
どが各凹面鏡に入射する赤外線エネルギーをしゃ断する
ことになり、光学系としての能率が低い欠点があった。
この欠点は、機器の小型化を計ろうとして凹面鏡を小さ
くする場合に特に影響が大きくなる。
くする場合に特に影響が大きくなる。
即ち赤外線検出素子の大きさが限られているため凹面鏡
を小さくすると赤外線検出素子によりしゃ断される赤外
線エネルギーの割合が急激に増加し、凹面鏡の有効面積
が極端に少なくなって機器の小型化が困難となっていた
。
を小さくすると赤外線検出素子によりしゃ断される赤外
線エネルギーの割合が急激に増加し、凹面鏡の有効面積
が極端に少なくなって機器の小型化が困難となっていた
。
本考案は以上の欠点を除き、光学系の能率を向上させ、
小型の防犯警報器を提供することを目的として為された
ものである。
小型の防犯警報器を提供することを目的として為された
ものである。
以下本考案の一実施例について、図面により説明する。
第２図において３１．３２．３３はそれぞれ中心軸ａ、
ｂ、ｃをもつ凹面鏡であって、中心軸ａ、 ｂ、 ｃは
１点Ｏで交わるようにされ、かつ各凹面鏡の焦点は点Ｏ
に合致するようにされている。
ｂ、ｃをもつ凹面鏡であって、中心軸ａ、 ｂ、 ｃは
１点Ｏで交わるようにされ、かつ各凹面鏡の焦点は点Ｏ
に合致するようにされている。
４は不透明なケース５にもうけられた窓で、Ａ、 Ｂ、
Ｃ各方向からの赤外線エネルギーを各凹面鏡に導く。
Ｃ各方向からの赤外線エネルギーを各凹面鏡に導く。
赤外線検出素子２は点Ｏに置かれ、凹面鏡３１，３２．
３３で集束された各方向からの赤外線エネルギーは赤外
線検出素子２により電気信号に変換されて増幅回路（図
示省略）に供給される。
３３で集束された各方向からの赤外線エネルギーは赤外
線検出素子２により電気信号に変換されて増幅回路（図
示省略）に供給される。
このように構成すると、各方向からの赤外線エネルギー
は赤外線検出素子２によって全くしゃ断されず、各凹面
鏡３１，３２．３３は極めて有効に赤外線エネルギーを
集束することができる。
は赤外線検出素子２によって全くしゃ断されず、各凹面
鏡３１，３２．３３は極めて有効に赤外線エネルギーを
集束することができる。
又、各凹面鏡はその中心軸のすぐ近くの部分が使用され
ており、しかも主としてその中心軸に平行な赤外線エネ
ルギーのみを集束するため各凹面鏡による収差は無視で
き、この点からもこの光学系の能率は良くなる。
ており、しかも主としてその中心軸に平行な赤外線エネ
ルギーのみを集束するため各凹面鏡による収差は無視で
き、この点からもこの光学系の能率は良くなる。
この収差が少ないということは一面、赤外線エネルギー
の各集束範囲の境界が明確になるということであり、人
体などがその集束範囲に到来したときの赤外線エネルギ
ーの変化率が大きくなり、防犯警報器の感度が高くなる
という効果も得られる。
の各集束範囲の境界が明確になるということであり、人
体などがその集束範囲に到来したときの赤外線エネルギ
ーの変化率が大きくなり、防犯警報器の感度が高くなる
という効果も得られる。
各凹面鏡の代りに他の集束性曲面鏡たとえば放物面鏡が
使用可能で、その場合には一層収差が少なくなることは
自明である。
使用可能で、その場合には一層収差が少なくなることは
自明である。
又、収差をさほど重視しなければ、各凹面鏡は中心軸を
含んだもの（中心軸に関して略対称の形状のもの）が使
用でき、その場合は中心軸に斜めに入射する赤外線エネ
ルギーを赤外線検出素子に集束するように各凹面鏡の配
置角度を設定することにより目的を達することができる
。
含んだもの（中心軸に関して略対称の形状のもの）が使
用でき、その場合は中心軸に斜めに入射する赤外線エネ
ルギーを赤外線検出素子に集束するように各凹面鏡の配
置角度を設定することにより目的を達することができる
。
更に各凹面鏡の焦点距離をそれぞれ変え、各凹面鏡の配
列をたとえば窓から一定の距離に並べることも可能であ
る。
列をたとえば窓から一定の距離に並べることも可能であ
る。
又、赤外線検出素子を極く接近させて２つ以上配置し、
赤外線エネルギーの集束範囲の数を倍加することもでき
る。
赤外線エネルギーの集束範囲の数を倍加することもでき
る。
以上説明したように、本考案によれば、複数の集束性曲
面鏡の中心軸の交わった点Ｏにそれぞれの焦点を合致さ
せ、点Ｏに赤外線検出素子２を、点Ｏからはずれた位置
に窓４を配置した光学系を使用することにより、光学系
の能率を高め、防犯警報器を小型化することができる。
面鏡の中心軸の交わった点Ｏにそれぞれの焦点を合致さ
せ、点Ｏに赤外線検出素子２を、点Ｏからはずれた位置
に窓４を配置した光学系を使用することにより、光学系
の能率を高め、防犯警報器を小型化することができる。
第１図は従来の防犯警報器の光学系要部の断面図、第２
図は本考案による防犯警報器の光学系要部の断面図であ
る。 １１．１２，１３，３１，３２．３３・・・・・・凹面
鏡、２・・・・・・赤外線検出素子、４・・・・・・窓
、５・・・・・・ケース。
図は本考案による防犯警報器の光学系要部の断面図であ
る。 １１．１２，１３，３１，３２．３３・・・・・・凹面
鏡、２・・・・・・赤外線検出素子、４・・・・・・窓
、５・・・・・・ケース。
Claims (1)
- 複数の集束性曲面鏡の中心軸の交わった点Ｏに各曲面鏡
の焦点を合致させ、点Ｏに赤外線検出素子を配置し、各
曲面鏡は、それぞれ中心軸方向より入射するエネルギー
が前記赤外線検出素子により、しゃ断されないような部
分を使用し、点Ｏからはなれた位置に前記曲面鏡のそれ
ぞれの有効面がしゃ断されない大きさの窓を配置した光
学系を使用した防犯警報器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4594878U JPS6029038Y2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 防犯警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4594878U JPS6029038Y2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 防犯警報器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54148489U JPS54148489U (ja) | 1979-10-16 |
| JPS6029038Y2 true JPS6029038Y2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=28925155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4594878U Expired JPS6029038Y2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 防犯警報器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924226A (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 赤外線人体検知装置 |
-
1978
- 1978-04-07 JP JP4594878U patent/JPS6029038Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54148489U (ja) | 1979-10-16 |
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