JPS6028845A

JPS6028845A - 自動塗装機用塗装ブ−ス

Info

Publication number: JPS6028845A
Application number: JP58138595A
Authority: JP
Inventors: Joji Ito; 伊藤　錠二
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1983-07-28
Filing date: 1983-07-28
Publication date: 1985-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、自動塗装機が配設されている塗装ブースＯ）
＆良に関するものである。

従来１例えば、自動車４体をコンベア等の搬送装置でも
って連続的に搬送し、塗装ロボット及びベル型塗装機に
よって塗装する塗装ブースには。

第３図に示すような自動塗装機用塗装ブースが利用され
ている。

すなわち、トンネル状に形成された塗装ブース５１の空
間は、給気室５２．塗装室５３および排気室５４の王室
に形成されており、給気室５２と塗装室５３とは微細な
埃を除去するフィルタ５５によって区分され、塗装室５
３と排気室５４とは簀の子５６によって区分されている
。

そして、Ｅの子５６のＬ而には長手方向に向けてコンベ
ア５７が敷設されており、その両側に（よレール（図示
せず）が敷設されている。そして。

塗装室５３の両側方には、自動塗装機である室装ロボッ
ト５８．ベル型塗装機５８ａ、５８ｂが配設されており
、これら塗装機５８，５８ａ、５８ｂにはそれぞれにス
プレーガン５９，５９ａ、５９ｂが設けられている。そ
して９台車６０上の自動車４体Ｗがそれぞれの塗装機５
８．５８ａ、５８ｂの所に搬送されてきたとき、スプレ
ーガン５９，５９ａ、５９ｂによって塗料が吹き付けら
れて塗装皮膜が形成される。

また、給気室５２の天井壁５２ａには送気ダクト６１が
連設されており、この送気ダクト６１には給気ファン６
２と空気調和器６３が連設されている。そして、排気室
５４には塗料ミストを捕捉するフィルタ６４が配設され
た構成となっている。

そして、自動車４体Ｗの塗装時における塗装台数の増減
に対しては、自動車４体Ｗの搬送間隔が調整され、自動
車４体Ｗの搬送速度、塗料の吐出量及び塗装室５３への
空調茶気の給気量が一定とされている。例えば自動車４
体の塗装台数が多い場合には、搬送間隔が短くされ、塗
装台数が少ない場合には、搬送間隔が長くされて塗装作
業が行なわれている。

しかしながら、このような自動塗装機用塗装ブースにお
いては、コンベア５７による自動車４体Ｗの搬送間隔は
調整されても、自動車４体Ｗの搬送速度及び自動塗装機
５８，５８ａ、５８１＋による塗料の吐出量が一定と奄
れているため、自動車４体Ｗの表面に付着することなく
、塗装室５３内に飛散する塗料ミストの単位時間当りの
発生量は変らない。このため、自動車４体Ｗの塗装台数
が減少しても、塗装室５３内への空調空気の給気量を減
少させることができない不具合がある。

本発明は、上記の不具合を解消するためになされたもの
で、その目的は被塗装物の搬送速度に対応させて塗装室
内に供給される空調空気の給’Ａ　＞Ｊｔと＠科の吐出
量を調整することにより、被塗装物の塗装台数が減少し
た際における空調空気の給気量を低減させることができ
る自動虜装機用塗装ブースを提供することにある。

本発明の上記目的は、墜装ブース内の空間を。

フィルタと簀の子とをそれぞれ境界として、ヒ方から順
次給気室、塗装室及び排気室の圧室に形成せしめ、前記
給気室に空気調和器と給気ファンとが設けられている送
気ダクトを連設し、目４記塗装室の側方に自動塗装機を
配設すると共に、＠袋室の長手方向に該塗装室の内外を
１１Ｎ環する（役送装置を配設し、この搬送装置に該搬
送装置の搬送速度を可変とする駆動装置を設け、この搬
送装置の搬送速度に対応して、送気ダクトから供給され
る空調空気の給気量を調整すると共に、自動塗装機から
噴霧される潅科の吐出量を調整することを特徴とする自
！ＩＩ！Ｉ塗装機用塗装ブースによって達成される。

以下９本発明の一実施例を添付図面に従って詳細に説明
する。

第１図は本発明に係る自動塗装機用塗装ブースの側断面
図、第２図は第１図の…−ｎ線に沿った拡大断面図を示
す。第１図ないし第２図において。

ｌはトンネル状に形成されている塗装ブースであって、
この塗装ブースｌ内の茶間は、給気室２゜塗装室３およ
び排気室４の圧室に順次形成されており、給気室２と塗
装室３とは微細な埃を除去するフィルタ５を境界として
区分され、塗装室３と排気室４とは冴の子６を境界とし
て区分されている。

そして、給気室２には送気ダクト７が連設されており、
この送気ダクト７には給気ファン８と空気調和器９が連
設されている。また、Ｉ４装室３の簀の子６の−Ｌ面に
は塗装室３の中央部の長手方向に向けて、塗装室３の内
外を循環するコンベア１０が敷設されているとともに、
このコンベアｌＯには被塗装物である自動車車体Ｗを載
置して搬送するための台車１１に掛止するドグ１２が複
数個設けられている。そして、このコンベア１０の両側
にはレール１３，１３ａが敷設されており。

このレール１３．ｉ３ａによγ℃台車１１を案内するよ
うになっている。さらに、この両レール１３゜１３＆の
側方にはレシプロケータ、塗装ロボット等の自動塗装機
１４が配設されており、この自動塗装機１４のアーム１
４ａにはヒ下方向及び左右方向に移動して自動車車体Ｗ
に向かって塗料を噴霧するスプレーガン１５が設けられ
ている。

また、前述のコンベアｌＯは、塗装室３の人口側及び出
口側の両端で回転ローラ１６．　ｔｅｒａによって支持
されており、入口側の回転ローラ１６は床１７に固定さ
れている駆動用のモータ１８にチ−−ン１９に上って連
結されている。そして、コンベア１０はモータ１８の回
転によって、塗装室３の内外を環境すると共に、搬送速
度がｉＪ変となっている。

また、′１ｔの子６のド方には、（１Ｆ気室４の全体に
幅広にフィルタ２０が配設されており、このフィルタ２
０によって塗装室３からＤト出される塗料ミストが捕捉
されるようになっている。また、排気室４には排気ダク
ト２１が連設されており、その一端は大気に開放されて
いる。そして、この排気ダクト２１の途中には排気ファ
ン２２が設けられており、この排気）７ン２２によって
塗装室３の空調空気を吸引し、外部に排出するようにな
っている。

また、給気室２と塗装室３との境界に配設されているフ
ィルタ５のド流側には、給気室２からフィルタ５を通過
して塗装室３に供給される空調空気の風速を検知する第
１風速センサ２３が設けられており、排気室４に配設さ
れているフィルタ２０の下流側には、塗装室３からフィ
ルタ２ｏを通過して排気ダクト２１に排出される空調空
気の風速を検知する第２風速センサ２４が設けられてい
る。

また、塗装ブース１の室外には、送気ダクト７に設けら
れている給気ファン８の給気量を制御する第１制御装置
２５と、排気ダクト２１に設けられている排気ファン２
２の排ｔＡ量をｊト０御する第２制御装置２６と、コン
ベア１０の搬送速度を制御する第３制御装置２７とが配
設されている。そして、第１制御装置２５の入力側は導
線２８，２８ａによって第１風速センサ２３と第３制御
装ｖＩｔ２７のそれぞれの出力側に接続されており、出
力側は導線２４ｂによって給気ファン８のモータ８ａに
接続されている。また、第２制御装置１ｔ２６の入力端
は導線２８ｃ、２８ｄによって第２風速センサ２４と第
３制御装置２７のそれぞれの出力側に接続されており、
出力側は導線２８ｅによって排気ファン２２のモータ２
２ａに接続されている。さらに、第３制御装置２７の入
力側は導線２８ｆ　によってコンベアｌＯを駆動させる
モータ１８に接続されている。

さらに、塗装ブース１の室外には、自動塗装機１４のス
プレーガン１５からの噴霧される塗料の吐出ｆｆｉケ調
節する流量調節装置２９と、この流域調節装置２９をｉ
ｌｉ！Ｉ　ＩＩＩする第４制御装置！ｉ３０とが配設さ
れている。そｌノで、流量調節装置２９の入口側は塗料
タンク３１に通ずる供給管３２が接続されており、出口
側はスプレーガン１５に通ずる供給管３２ａが接続され
ている。また、第４制御装置３０の入力側は導線２８ｇ
によって第３制御装置２７の出力側に接続されており、
出力側は導線２８ｈによって流量調節装置２９の入力側
に接続されている。

上記のように構成された自動塗装機用塗装ブースにおい
て、塗装ブースｌの運転開始と同時に給気ファン８．空
気調和器９および排気ファン２２が作動する。給気ファ
ン８の作動により空気調和器９に外気が導入されると共
に、除塵され、かつ。

所定の温度、湿度に調整されて給気室２に供給される。

給気室２に供給された空調空気は、整流されてフィルタ
５を通過して塗装室３に均等に供給される。

また、コンベアｌＯによって搬送されてきた台車ｌｌ上
の自動車４体Ｗは、＠装置３の人口から内部に搬入され
る。そして、自動車４体Ｗが塗装室３の両側方に配設さ
れている自動塗装機１４の所に搬送されてきたとき、ス
プレーガン１５によって室料が吹き付けられて塗膜が形
成される。このように、自動半々体ＷはコンベアｌＯに
よって栄進されながら塗料が吹き付けられて塗装が終ｒ
すると共に、塗装室３の出口から次の工程に搬送される
。

そして、自動車４体Ｗの塗装時には、コンベアｌＯの搬
送速度が自動車４体Ｗの塗装台数によって決定され、第
３制呻装置２７によってモータ１８の回転数が調整され
てコンベアｌＯの搬送速度が設定される。そして、コン
ベアｌＯの搬送速度に応じた指示信号が第３制御装置２
７から、第１制御装置２５．第２制御装置２６及び第４
制御装＠３０に伝送される。

第１制御装置２５に伝送された指示信号は、第１風速セ
ンサ２３の風速値を電流に変換された値と比較され、第
３制御装置ａ２７からの指示信号と一致するように給気
ファン８のモータ８ａに電気信号が伝送されて回転数が
制御されると共に、空気調和器９からの空調空気の給気
ｈ１が調整される。

また、第２　＋＋ｉｌ　６ｍ装置！ｔ２　Ｇに伝送され
た指示信号は。

第２風速センサ２４の風速値を゛電流に変換された値と
比較され、第３制ｆ１１１装置２７からの指示信号と一
致するように排気ファン２２のモータ２２ａに電気信号
が伝送されて回転数が１同郡されると共に、排気ダクト
２１からの空調空気の排気量が調整される。一方、第４
　ｉｌｉす＋ｉｎ装置３０では、第３　ｆ１１１御装置
２７から伝送されてきた指示信号にもとすいて流量調節
装置ｔ１２９に制御ｈｓ　”ｒが伝送され、この制御信
号によって自動塗装機１４のスプレーガン１５から自動
車４体Ｗに向って噴霧される塗料の吐出量が調整される
。

例えば、自動車４体Ｗの塗装台数が多く、コンベア１０
の搬送速度が速い場合には、給気ファン８及び排気ファ
ン２２のモータ８ａ及び２２ａ　の回転数が増速され、
塗装室３に供給される空調空気及び排気室４から排出さ
れる空調空気の量が増加されると共に、自動塗装機１４
のスプレーガン１５からの塗料の吐出量が多くなる。一
方、自動車４体Ｗの塗装台数が少なく、コンベアｌＯσ
）搬送速度が遅い場合には、給気ファン８皮び排’Ａフ
ァン２２のモータ８ａ及び２２ａの回転成力；減】市さ
れ、墜袋室３に供給される茶請空気及び４１Ｆ　’Ａ装
室から排出される空調空気の量が減少されると共に、自
動迩装機１４のスプレーガン１５カシらの塗料の吐出量
が少なくなる。

そして、自動車４体Ｗに付置することなく、Ｃ（袋室３
内に飛散するｒ１１利ミストは、給気’４２　ｂ）ら供
給される空調空気によって青の子６を通過して排気室４
に排出される。そして、　ｆＪｌｉ気至４Ｉこ排ｕ４さ
れた塗料ミストを食付する空調空気は、フィルり２０を
通過する際に空調空気中から殖料ミストが除去されると
共に、塗料ミストが除去さＪＬｌ、ｍ空調空気は排気フ
ァン２２によって排気ダクト２１から外部に排出される
。

以、ヒ説明したように１本発明の自動塗装機用塗装ブー
スにおいては、被塗装物の塗装台数の増減□に対して、
被塗装物の搬送間隔を一定とすると共に搬送速度を変化
させ、その搬送速度に対応させて塗料の吐出量を増減さ
せると共に、塗装室に供給される空調空気の給気量を増
減させるようにしたから、被塗装物の塗装台数が少なく
、搬送装置の搬送速度が遅い場合には、＠袋室に供給さ
れる空調空気の給気量及び塗料の吐出量が減少されるの
で、給気室からフィルタを通過させて塗装室の全体に均
等に供給される空調空気の供給量を大幅低減することが
できる効果がある。

また、空調空気の供給量がずル減さ−れることによって
、空調のために使用される屯気、蒸気等のエネルギを低
減することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動塗装機用塗装ブースの側断面
図、第２図は第１図の証−離線に沿った拡大断面図、第
３図は従来の自動塗装機用塗装ブースの側断面図である
。ｌ・・・塗装ブース、２・・給気室、３・・・塗装室。４・・・排気室、５・・・フィルタ、６・・・簀の子。７・・・送気ダクト、８・・・給気ファン。８ａ・・・モータ、９・・・空気調和器、１０・・・コ
ンベア。１１・台車、１２・・・ドグ、１３．１３ａ・・・レー
ル。１４・・・自動塗装機、１４ａ・アーム。１５・・スプレーガン、１６．１６＆・・・回転ローラ
。１７　・床、１８・・モータ、１９・・チェーン。２０・・フィルタ、２１　・・ｊノＦ’Ａダクト。２２・・・排気ファン、２２ａ・・・モータ。２３・・第１風速センサ、２４・・第２風速センサ。２５・・・第１制御装置、２６・・・第２　ａｔ！Ｉ　
ｎ装置。２７・・第３制御装置。２８．２８ａ、２８ｂ、２８ｃ、２８ｄ、２８ｅ、２８
（。２８ｇ、２８ｈ・・・導線、２９・・・流量Ａ節装置。３０・・第４制御装置、３１・・塗料タンク。３２．３２ａ・・・供給管出願人トヨタ自動車株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

塗装ブース内の空間を、フィルタと簀の子とをそれぞれ
境界として、上方から順次給気室、塗装室及び排気室の
三至に形成せしめ、前記給気室に空気調和器と給気ファ
ンとが設けられている送気ダクトを連設し、ｊｉｉＮｃ
！塗装室の側方に自動塗装機を配設すると共に、塗装室
の長手方向に該塗装至の内外を循環する搬送装置を配設
し、この搬送装置に該搬送装置の搬送速度をＩＪＪ変と
する駆動装置を設け、この搬送装置の搬送速度に対応し
て、送気ダクトから供給される空調空気の給気斌を調整
すると共に、自動塗装機から噴稽される塗料の吐出量を
ｍ整することを特徴とする自動塗装機用塗装ブース。