JPS6028614Y2 - 表面が保護された合成樹脂板 - Google Patents

表面が保護された合成樹脂板

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Publication number
JPS6028614Y2
JPS6028614Y2 JP15269179U JP15269179U JPS6028614Y2 JP S6028614 Y2 JPS6028614 Y2 JP S6028614Y2 JP 15269179 U JP15269179 U JP 15269179U JP 15269179 U JP15269179 U JP 15269179U JP S6028614 Y2 JPS6028614 Y2 JP S6028614Y2
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JP
Japan
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synthetic resin
resin board
bonded
protective
paper
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Application number
JP15269179U
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English (en)
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JPS5669431U (ja
Inventor
良一 向井
満 石沢
雅勇 井上
Original Assignee
三菱レイヨン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、表面が保護された合成樹脂板に関するもので
、さらに詳しくは一方の面に保護紙かまたは他方の面に
保護フィルムが夫々接合されて保護されている合成樹脂
板に関し、特に合成樹脂板を多数積重ねて切断したりあ
るいは穿孔したりする場合の機械加工性に優れ、かつ印
刷やスタンプ適性に富んだ製品に係るものである。
従来、合成樹脂板就中メタクリル樹脂板やポリカーボネ
ート樹脂板、その表面を保護するため製造の最終過程で
保護紙や保護フィルムが接合され、さらにこれらを梱包
して出荷している。
そしてこれらの保護紙は、最終的には剥離されるものの
合成樹脂板の保管中は勿論各種の機械加工を受ける際に
もその表面を保護するため接合されたま)の状態で扱わ
れることが多い。
特に切断や穿孔等の機械加工時には、裁断屑が飛散して
合成樹脂板に傷をつけないようにするため、保護紙を貼
ったま)加工することが常識となっているりまた、この
ような機械加工は、その能率を高めるため、例えば第3
図の如く多数枚積重ねて同時に行なうとかきわめて多い
ところで従来の両面に保護紙が接合された合成樹脂板の
場合は、多数積重ねて機械加工する際、焼ケと称される
切断面の融着やカケと称される微細な破損が生じ易く、
機械加工の作業性の低下や外観の低下を招き易い憾みが
ある。
このため、例えば重合度の低いメタクリル樹脂板等の場
合は切断の速度を遅くしたり積重ね枚数を減らさなけれ
ばならないことがあった。
これに対し、両面に保護フィルムが接合された合成樹脂
板の場合は、上記の保護紙を接合したものに比べて焼ケ
や破損が発生しにくい面をもっているが、保護フィルム
表面の摩擦係数が低いため、積重ねたとき滑ったりズし
たりする虞れがあり、これによる作業性の低下が起る。
また、保護フィルムとしては通常透明のポリオレフィン
系のフィルムが用いられるため印刷性が良くなく、に製
造年月日や検査間等のスタンプを検査工程で押印する場
合ズしたり汚れたりする難点があった。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたもので、その
要旨とするところは、合成樹脂板1の一方の面に保護紙
2が接合され、他方の面に保護フイルム3が接合されて
いることを特徴とする表面が保護された合成樹脂板にあ
る。
以下、本考案を実施例の図面に従って説明する。
第1図は本考案の合成樹脂板を示すもので、1がメタク
リル樹脂板、ポリカーボネート樹脂板、ポリスチレン樹
脂板あるいは塩化ビニル樹脂板等の脅威樹脂板である。
この脅威樹脂板1は、鋳込み法、押出し法あるいはカレ
ンダー法等その製造方法の如何は問われないが、重合度
の低い例えば押出し法によって製造されたメタクリル樹
脂板に適用すると特に効果が大きい。
また、この合成樹脂板1は一般に平滑なものが多いが、
表面に微細な凹凸模様やパターンが形成されたものであ
ってもよい。
2が上記合成樹脂板1の一方の面に接合された保護紙で
、この保護紙2としては水溶性等の糊料を使用しクラフ
ト紙等の紙を用いて接合したものが多く、このような保
護紙2を用いた場合本考案の効果は特に顕著であるが予
め粘着剤を塗布した紙も用いられる。
一般にこの保護紙2には、商標名や製造メーカー等の印
刷3が施され、また、保護紙2の隅部には製造の都度製
造年月日や検査中等のスタンプ4が押される。
このような印刷3やスタンプ4は、クラフト紙等の紙に
はきわめて具合よく行なわれフィルムによる場合のよう
なトラブルはない。
3が合成樹脂板1の他方の面に接合された保護フィルム
で、ポリエチレンフィルムあるいはポリエチレンフィル
ムにエチレン−酢酸ビニルコポリマーを塗布したような
、感熱タイプあるいは感圧タイプのフィルムが用いられ
る。
このようなフィルムは上述したように印刷やスタンプに
対する適性が低いので、本考案においてはこの保護フィ
ルム3は生地のま)とし、必要に応じて印刷等は保護紙
2に施すことを特徴としている。
本考案の表面が保護された合成樹脂板は、以上の如き構
成から戒っていて、その接合の状態は第2図の拡大断面
図のようになっている。
すなわち脅威樹脂板1の一方の面には保護紙2が糊料等
によって接合されており、これと反対の他方の面には保
護フィルム3が接合されている。
したがってこの合成樹脂板を第3図のように多数枚積み
重ねて、鋸刃5等によって所謂重ね切りすると、合成樹
脂板1間には、最上面と最下面を除いて保護紙2と保護
フィルム3とが併存することとなり、両面保護紙のとき
のような焼ケや破損はほとんど起らず、また両面保護フ
ィルムのように滑ったリズしたりすることがなく、切断
作業のような機械加工を頗る能率よく行なうことができ
る。
また上述したように本考案の合成樹脂板の一方の面には
保護紙2が接合されているので印刷3やスタンプ4はこ
の保護紙に行えばよく、フィルムに行なつ場合のような
不都合はない。
なお、上述した機械加工としては、丸鋸切断、帯鋸切断
、糸鋸切断、ジグシー切断、ルータ−加工あるいはドリ
ルによる穿孔等が挙げられる 本考案は上述した如き構成からなるものであるから、表
面保護された合成樹脂板をそのま)多数枚積重ね、切断
や穿孔の機械加工時を施しても、焼ケや破損をほとんど
発生せず、しかも積重ね時にズしたり滑ったりすること
がなく、シたがってこれらの機械加工性が高く、さらに
保護紙の存在によって印刷やスタンプを具合よく行える
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂板の実施例を示すもので保護
紙および保護フィルムの一部を剥離した状態の斜視図、
第2図はその一部を拡大した断面図、第3図は積重ねて
切断する状態の概略説明図である。 1・・・・・・合成樹脂板、2・・・・・・保護紙、3
・・・・・・保護フィルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂板1の一方の面に保護紙2が接合され、他
    方の面に保護フィルム3が接合されていることを特徴と
    する表面が保護された合成樹脂板。 2 合成樹脂板1がメタクリル樹脂板であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の表面が保護
    された合成樹脂板。 3 合成樹脂板1がポリカーボネート樹脂板であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の表面
    が保護された合成樹脂板。
JP15269179U 1979-11-02 1979-11-02 表面が保護された合成樹脂板 Expired JPS6028614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15269179U JPS6028614Y2 (ja) 1979-11-02 1979-11-02 表面が保護された合成樹脂板

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Publication Number Publication Date
JPS5669431U JPS5669431U (ja) 1981-06-09
JPS6028614Y2 true JPS6028614Y2 (ja) 1985-08-30

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JPS5669431U (ja) 1981-06-09

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